ホームカミング シーズン1 Amazon配信ドラマのあらすじ ネタバレ 登場人物を紹介

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写真出典:IMDb

Amazonプライムオリジナルドラマ「ホームカミング」を紹介します。

「ホームカミング移行支援センター」と呼ばれる帰還兵支援施設にカウンセラーとして勤めるハイディ。彼女が施設での仕事を辞めてから4年。施設で起きたことについて調べているという国防省の職員がやってきますが、ハイディは施設の場所や仕事の内容について覚えていません。どういうことでしょう。帰還兵の社会復帰を支援する施設を舞台に描かれるスリラードラマです。

主人公ハイディを演じるのはジュリア・ロバーツ。ドラマ初主演作になりました。ジュリア・ロバーツさんといえば映画「プリティ・ウーマン」ですが、当時映画館で見ました。1990年の公開だそうです。もう30年前か、と過去を振り返りつつ、全10回、1話辺り30分程度なので、ちょっとした空き時間なんかに見ることができるのもうれしいです。ということで見てみました。

ホームカミング 概要

「ホームカミング移行支援センター」と呼ばれる、帰還兵の社会復帰を支援する施設を舞台に描かれるスリラードラマです。原作はポッドキャストで配信された同名のドラマで、ドラマ「MR.ROBOT/ミスター・ロボット」のエスメイル監督がシリーズ化しました。

制作:Amazonスタジオ
配信:2018年11月(国内2019年2月)
全10回(各話30分程度)
監督:サム・エスメイル
出演:ジュリア・ロバーツ、ボビー・カナヴェイル、ステファン・ジェームズほか
対象年齢:16歳以上

2019年のゴールデン・グローブ賞ドラマ部門では作品賞、主演女優賞、主演男優賞にノミネートされました。シーズン2の制作が決まっており、2020年の配信が予定されています。

残虐なシーンや露骨な性描写はありません。

全10話です。各話30分程度なのでおよそ5時間。過去と現在、ふたつの時間軸が丁寧に描かれますが、どんでん返しのような意外な展開はないので、少し物足りないかも。

シーズン2はこちらで紹介しています。

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ホームカミング あらすじ

2018年。米フロリダ州タンパにある帰還兵の支援施設「ホームカミング移行支援センター」に勤めるハイディ・バーグマンは、頻繁に電話してきては一方的に指図してくる上司・コリンに悩まされつつ、ウォルター・クルーズの治療にあたります。

それから4年後。ハイディは町の食堂でウェイトレスとして働いていました。あるとき、国防省の審査官トーマス・カラスコが訪ねてくると、「ホームカミング移行支援センター」に関する苦情を調査しているといいます。施設を辞めた理由を聞かれたハイディは、母親の介護のためと嘘を付きました。実は辞めた理由を覚えていないのです。そして、辞職理由どころか、自分が施設で従事していた仕事の内容や、カウンセリングした帰還兵のことも覚えていないことに気付きます。

ハイディは、4年前の自分に何があったのか。なぜ何も覚えていないのかを調べはじめます。

ジュリア・ロバーツさんはどうやら左利きのようです。そして途中、封筒に宛名書きするシーンがあるのですが、アルファベットや数字を横向きというか寝かせて、縦書きします。欧米であのような書き方をする人は多いのでしょうか。器用だなと思いました。

ホームカミング ネタバレ

ハイディは、「ホームカミング移行支援センター」のことを、PTSDに悩む帰還兵を支援し、社会復帰させる施設と考えていました。しかし治療を続けていくうちに、ウォルターが記憶を失っていくことに気付きます。施設の本当の目的は、帰還兵の社会復帰ではなく、薬物によって記憶を消去し、再び戦場へ送ることだったのです。

罪悪感を抱いたハイディは、過剰な薬物をウォルターに与えます。ウォルターは副作用によって倒れ、軍に復帰することが不可能になりました。ハイディは、自分も薬物を接種して退職。記憶を失います。

施設の記録では、ウォルターの退所理由は暴力事件、ハイディの退職理由は入院と記録されていましたが、クレイグが改ざんしたものです。

施設に関する苦情を出したのは、息子ウォルターを施設から取り戻そうとした母グロリアです。

4年経ち、自分の記憶を取り戻す調査をはじめたハイディは、施設があった場所を訪れ、ペリカンの鳴き声がきっかけとなって記憶を取り戻します。かつてウォルターがイタズラでペリカンを捕まえ、ハイディを驚かせたことがありました。ハイディにとって、記憶を呼び戻すほど印象に残るイベントでした。

記憶を取り戻したハイディの証言により、施設では本人に無断で薬物による記憶の消去を行っていたことが判明します。トーマスは報告書を提出し、ロンとコリンは責任を取らされます。

その後ハイディは、ウォルターが大切にしていたロードマップを片手に長距離のドライブに出かけます。地図に記された町にやってくると、立ち寄った店でウォルターに再会しました。ウォルターはハイディのことを覚えていませんでしたが、幸せそうでした。記憶に結びつくものを見せると、失われた記憶がよみがえることがあります。ハイディは、ウォルターの持ち物だった地図を見せることを考えますが、思いとどまりました。戦場での記憶まで戻ってしまうことを恐れたためです。
ウォルターが店をあとにすると、ハイディは寂しそうに見送ります。

施設を運営するガイスト社の「ガイスト(geist)」とはドイツ語で幽霊のことで、英語のゴースト(ghost)にあたります。
第9話でオフィスのプレートに「MANCHINEEL(マンチニール)」と書かれています。マンチニールは猛毒性の植物で、ギネスでも世界一危険な植物と認定されています。
ハイディとウォルターは、お互いに恋愛感情を抱いています。ハイディ演じるジュリア・ロバーツさんはきれいな方だと思いますが、ドラマ配信時は50代。20代の青年との恋愛にはちょっと違和感がありました。
トーマスの上司パムが、トーマスから報告を受けたあと、ガイスト社へ連絡を取りました。何かつながりがあるようですが、どのような影響があったのかわかりませんでした。ガイスト社はパムからの連絡により、本格的な調査が入る前に施設を解散させたのかもしれません。
最終話エンドロールのあと、オマケシーンがあります。コリンが退室したあと、もと受付係のオードリーが手首に薬物を塗る場面です。ガイスト社は薬物を作り続けているようですが、オードリーが使った薬物にどのような作用があったのか、よくわかりませんでした。

次:シーズン2

ホームカミング 登場人物

ハイディ・バーグマン

演:ジュリア・ロバーツ
「ホームカミング移行支援センター」のカウンセラー。施設を辞職後、町の食堂「ファット・モーガンズ」でウェイトレスとして働いていますが、施設を辞めた理由や業務内容を覚えていません。

ウォルター・クルーズ

演:ステファン・ジェームズ
ハイディが担当することになった帰還兵。

コリン・ベルファスト

演:ボビー・カナヴェイル
施設を運営するガイスト社の社員。ハイディの上司。ハイディに頻繁に電話してきます。

トーマス・カラスコ

演:シェー・ウィガム
国防省の職員。「ホームカミング移行支援センター」に関する苦情を受け、事実関係を調査します。

エレン・バーグマン

演:シシー・スペイセク
ハイディの母。

グロリア・モリソー

演:マリアンヌ・ジャン=バプティスト
ウォルター・クルーズの母。「ホームカミング移行支援センター」が国や軍と関係のない民間施設と知り、不信感を募らせます。

アンソニー

演:ダーモット・マローニー
2018年当時、ハイディが同棲していた恋人。

ロン

演:フラン・クランツ
ガイスト社の役員。コリンの上司。

パム・ベイリー

演:ブルック・ブルーム
国防省の職員。トーマスの上司。

ダーラ

演:フランキー・ショウ
食堂の従業員。ハイディの仕事仲間。

ジョセフ・シュライア

演:ジェレミー・アレン・ホワイト
ウォルター・クルーズと同じ隊に所属していた兵士。施設でウォルターと相部屋になりますが、施設の支援に疑問を抱きます。

クレイグ

演:アレックス・カルポフスキー
施設の従業員。

レイナ

演:アイデン・メイエリ
「ホームカミング移行支援センター」の受付係。

オードリー

演:ホン・チャウ
ガイスト社の受付係。

ホームカミングを見る

「ホームカミング」はAmazonで配信されています。プライム会員は追加料金なしで視聴できます。

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