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私立探偵ストライク | C. B. Strike あらすじ 感想 ハリポタの作者が素性を隠して書いたミステリー


「ハリー・ポッター」シリーズの作者J. K. ローリングが男性名で発表して話題になったミステリー小説のドラマ化作品です。Amazonプライムで配信されていたので見てみました。

カッコウは英語でもカッコウ(cuckoo)なんだなというか、カッコウって英語だったことを知りました。

私立探偵ストライク 概要

2013年に英国で発売されたミステリー小説を映像化した作品。原作者はロバート・ガルブレイス。彼は無名の新人作家でしたが、作品のクオリティの高さに驚いた新聞社が調査すると、「ハリー・ポッター」シリーズの作者J. K. ローリングの別名だったことが判明。日本でもニュースになるほど世間を騒がせました。

義足の私立探偵コーモラン・ストライクの活躍を描いた探偵モノですが、ファンタジー世界を描いた「ハリー・ポッター」や「ファンタスティック・ビースト」とはまったく異なり、ロンドンを舞台に複雑な人間関係と薬物中毒や幼児虐待、性犯罪などの問題を抱えた現代社会が描かれます。

ドラマの制作には総指揮としてJ. K. ローリングも参加。原作シリーズの3作目までが全7話のミニシリーズ映像化され、2017年から2018年初頭にかけて「Strike」というタイトルで英BBCで放映されました。その後タイトルを「C. B. Strike」と改めて米ケーブル局Cinemaxで放送。日本では、「私立探偵ストライク」のタイトルで2018年にスターチャンネルなどで放映されました。2019年4月現在、原作は4作目がすでに発売されており、ドラマ化も発表されています。

主人公の探偵コーモラン・ストライクを演じているのは歴史ドラマ「マスケティアーズ」で三銃士の一人アトス役のトム・バーク。パートナーのロビンを、映画「シンデレラ」でアナスタシアを演じたホリデイ・グレインジャーが担当しています。

私立探偵ストライク 主な登場人物

コーモラン・ストライク

トム・バーク
頭脳明晰ながら生活はだらしなく、どこかぱっとしない私立探偵。
名門オックスフォード大学を中退して従軍。アフガン戦争で片足を失い帰国。軍での経験を生かして探偵業をはじめました。ドラマ開始時は探偵業が軌道に乗っておらず、借金に追われています。ルーラの自殺事件(第1シリーズ「カッコウの呼び声」で語られる事件)によって評価されるようになります。
複雑な家庭環境で育ちました。父親は有名なロックスターですが、2回しか会ったことがありません。母親はモデルですが、有名なグルーピー(追っかけ)でもあり、コーモランが20歳のときに薬物中毒で亡くなっています。両親が有名人であるため、コーモラン自身も世間的に顔を知られています。母親の異なる弟と父親が異なる妹がいます。

ロビン・エラコット

ホリデイ・グレイジャー
短期契約の秘書としてストライクのもとに派遣されてきます。利発で探偵業に興味を持っていましたが、ストライクの事務所で働くことで正式な探偵として雇用されることに意欲を見せます。婚約者のロビンと同棲中。過去に起きた事件で大学を中退しています。

マット・カンリフ

カー・ローガン
ロビンの婚約者。ロビンが大学在学中から付き合っており、彼女と同棲しています。職業は会計士で、ロビンが探偵として働くことに反対しています。

ウォードル

キリアン・スコット
ロンドン警視庁の刑事。ルーラの事件(「カッコウの呼び声」で語られる事件)でストライクと知り合います。

シャンカー

ベン・クロンプトン
ストライクの友人。裏世界に通じる何でも屋。

C. B. Strike 事件の概要と感想

第1作 カッコウの呼び声

事件の概要

第1話〜第3話。スーパーモデルのルーラ・ランドリーが自宅マンションで死体として発見された。警察は自殺と判断するが、警察の報告に疑念を抱いたルーラの義兄であるジョン・ブリストウは、私立探偵コーモラン・ストライクを訪ねる。

感想

無精ひげを生やし、洗っているのかどうかもわからない同じ服をいつも着ている、ぱっとしない私立探偵。事務所には書類やゴミが散らかっていて借金まみれ。問題ありの彼のもとに短期で派遣されてきた秘書は若くきれいで聡明な女性。なんとなくドラマ「エレメンタリー」を彷彿させます。ありがちな設定ということかもしれません。

エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY あらすじ 感想 シーズン1
出典:CBS 現代版シャーロック・ホームズ。スマホやSNSを使って事件を解決していく姿はBBC版「SHERLOCK」に通じるところがありますが、舞台を霧深きロンドンからビッグアップル ニューヨークに移し、ホームズの助手であるワトソン博士...

自殺と思われた事件はどうやら他殺、話が進むにつれて見えてくる主人公コーモランが片足である理由や複雑な家庭環境。そんな展開も王道といえば王道でしょうか。事件も人物たちの設定も新鮮味はないけれど、見ているうちに引き込まれるのも確か。ドラマとしてはおもしろい。証人が証言をくつがえしたのはなぜか。被害者の身に何が起きたのか。トム・バーク演じるコーモラン・ストライクがいい味を出しているし、なんといってもロビンがかわいい。

片足が義足のコーモランが走る姿は痛そう。

舞台は現代のロンドンです。イギリスは車の走行車線が日本と同じ左側なので見ていて安心。アメリカなんかが舞台だと車が反対車線を走っているようで怖いのです。

第2作 カイコの紡ぐ嘘

事件の概要

第4話、第5話。ストライクは、失踪した小説家オーウェンの妻からオーウェンの捜索を依頼される。しかしオーウェンは死体となって見つかる。その姿は、彼が執筆した小説「ボンビックス・モリ(ラテン語でカイコの意味)」に書かれている陰惨な姿だった。

感想

鋭利な刃物で切り裂くとか、針を刺すとか、痛そうなシーンが苦手です。

イギリスの車は左車線を走るから見ていて安心とかいいましたが、ロビンに運転を任せる場合は注意が必要です。

第3作 悪しき者たち

事件の概要

第6話、第7話。ある日、事務所のロビン宛てに小包が届く。中には切断された少女の足が入っていた。その足の痕跡から過去に自分が関わった事件を連想したストライクは、自分に恨みを持つ者たちの足跡を追う。

感想

ドラマに登場する男女の関係が恋愛に発展するかどうかというのは外せない要素なのだと思います。そして多くの場合、二人の間に障害があります。親の反対だったり年の差だったり亡き恋人が忘れられなかったり。本作でもストライクとロビンが、なんとなくくっつきそうな雰囲気があります。どうせ二人はくっつくんだろ。なんだかなあ。ロビンにはマットという婚約者がいるんだからそれでいいじゃないか。ストライクとは仕事上の相棒であって欲しい。なんかマットを嫌なやつに描こうとしているように思えます。そんなにストライクとロビンをくっつけたいのか!

と思っていたのですが、なかなか予想外というか、こちらの気勢をそぐ攻撃(展開)をしてきました。あれ、いいのか、それで。って僕はロビンにストライクとくっついて欲しいのかマットとくっついて欲しいのか。
といった感じで、事件は事件で大いに気になるのですが、ストライクとロビン、マットがどうなるのかも非常に気になります。早く第4話が見たい。

私立探偵ストライクの配信ドラマを見る

「私立探偵ストライク」はAmazonプライムビデオで視聴できます。

Amazonプライムビデオ

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私立探偵ストライクの原作を読む

ドラマでは1つの事件を2、3時間でまとめていますが、原作は長編です。「カッコウの呼び声」も上下巻合わせると700ページ以上あります。ドラマでは急ぎ足で語られた事件の詳細やコーモランやロビンの生い立ちなどが丁寧に描かれているそうです。
なお、2019年4月現在、3作目「悪しき者たち(原題 Career of Evil)」はまだ翻訳されていません。海外では4作目「リーサル・ホワイト(原題 Lethal White)」まで発売されています。

カッコウの呼び声

私立探偵コーモラン・ストライクシリーズ第1作 原題 The Cuckoo’s Calling

悩みを抱えたスーパー・モデルが、ある雪の日に高級住宅街のバルコニーから墜落死した。自殺と断定した警察を疑った兄は、私立探偵コーモラン・ストライクに調査を依頼する。ストライクはオックスフォードを中退後従軍し、アフガン戦争で片足切断、借金まみれでフィアンセにも逃げられ、最低の人生を送っていた。これは大きなヤマだ。この事件が運命を変えるきっかけになるかもしれない……。しがない私立探偵の大活躍!

関係者を次々に訪れて話を聞くストライク。少しずつ少しずつ、証言の矛盾が明らかとなる。しかし、若いモデルの世界に足を踏み入れれば踏み入れるほど先行きは不透明になり、核心に近づけば近づくほど危険が増してゆく……。
J.K.ローリングが、「ロバート・ガルブレイス」のペンネームで発表した息もつかせぬ正統傑作ミステリー。
新しいヒーローの登場! 無敵のミステリー・シリーズ、今ここに誕生!

カイコの紡ぐ嘘

私立探偵コーモラン・ストライクシリーズ第2作 原題 The Silkworm

私立探偵コーモラン・ストライクシリーズ第二弾! 小説家オーウェン・クワインが行方不明になった。当初夫人は、2~3日ふらっと出かけただけだと思っていた。以前にも同じようなことがあったので、ストライクに探してもらえばいいと考えていた。しかしストライクが捜査するうち、クワインの失踪は夫人の想像ほど単純なことではないことが明らかになってゆく……

クワインは原稿を仕上げたばかりだった。原稿は出版界の知人たちを、その人の人生が破滅してしまうほど悪意に満ちた筆で描かれていた。ということは、クワインを黙らせようとする人間が大勢いてもおかしくはない。やがて異様な状況下で惨殺されたクワインの遺体が発見される。この冷酷な殺人者の動機とは? ストライクがこれほど奇異な殺人に遭遇したのは初めてだった・・・・・・

その他おすすめドラマ

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