私立探偵ストライク Amazon配信ドラマのあらすじ ネタバレ 登場人物を紹介 | C. B. Strike

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写真出典:IMDb

「ハリー・ポッター」シリーズの作者J. K. ローリングが男性名で発表して話題になったミステリー小説のドラマ化作品です。Amazonプライムで配信されていたので見てみました。

カッコウは英語でもカッコウ(cuckoo)なんだなというか、カッコウって英語だったことを知りました。

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私立探偵ストライク 概要

2013年に英国で発売されたミステリー小説を映像化した作品。原作者はロバート・ガルブレイス。彼は無名の新人作家でしたが、作品のクオリティの高さに驚いた新聞社が調査すると、「ハリー・ポッター」シリーズの作者J. K. ローリングの別名だったことが判明。日本でもニュースになるほど世間を騒がせました。

義足の私立探偵コーモラン・ストライクの活躍を描いた探偵モノですが、ファンタジー世界を描いた「ハリー・ポッター」や「ファンタスティック・ビースト」とはまったく異なり、ロンドンを舞台に複雑な人間関係と薬物中毒や幼児虐待、性犯罪などの問題を抱えた現代社会が描かれます。

ドラマの制作には総指揮としてJ. K. ローリングも参加。原作シリーズの3作目までが全7話のミニシリーズ映像化され、2017年から2018年初頭にかけて「Strike」というタイトルで英BBCで放映されました。その後タイトルを「C. B. Strike」と改めて米ケーブル局Cinemaxで放送。日本では、「私立探偵ストライク」のタイトルで2018年にスターチャンネルなどで放映されました。2019年4月現在、原作は4作目がすでに発売されており、ドラマ化も発表されています。

主人公の探偵コーモラン・ストライクを演じているのは歴史ドラマ「マスケティアーズ」で三銃士の一人アトス役のトム・バーク。パートナーのロビンを、映画「シンデレラ」でアナスタシアを演じたホリデイ・グレインジャーが担当しています。

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私立探偵ストライク 主な登場人物

コーモラン・ストライク

演:トム・バーク

頭脳明晰ながら生活はだらしなく、どこかぱっとしない私立探偵。

名門オックスフォード大学を中退して従軍。アフガン戦争で片足を失い帰国。軍での経験を生かして探偵業をはじめました。ドラマ開始時は探偵業が軌道に乗っておらず、借金に追われています。ルーラの自殺事件(第1シリーズ「カッコウの呼び声」で語られる事件)によって評価されるようになります。

複雑な家庭環境で育ちました。父親ジョニー・ロークビーは有名なロックスターですが、2回しか会ったことがありません。母親レダはモデルですが、有名なグルーピー(追っかけ)でもあり、コーモランが20歳のときに薬物中毒で亡くなっています。両親が有名人であるため、コーモラン自身も世間的に顔を知られています。母親の異なる弟アルと父親が異なる妹ルーシーがいます。

ロビン・エラコット

演:ホリデイ・グレイジャー

短期契約の秘書としてストライクのもとに派遣されてきます。利発で探偵業に興味を持っていましたが、ストライクの事務所で働くことで正式な探偵として雇用されることに意欲を見せます。

婚約者のマットと同棲中。大学在学中、男に襲われ、そのことが原因で大学を中退しています。

演じるホリデイ・グレイジャーさんはドラマ「エレクトリック・ドリームズ」第5話「フード・メーカー」に出演しています。

マット・カンリフ

演:カー・ローガン

ロビンの婚約者。ロビンが大学在学中から付き合っており、彼女と同棲しています。職業は会計士で、ロビンが従事する探偵業とコーモランの人柄に不信感を抱いています。

ウォードル

演:キリアン・スコット

ロンドン警視庁の刑事。ルーラの事件(第1話〜第3話「カッコウの呼び声」で語られる事件)でストライクと知り合います。

シャンカー

演:ベン・クロンプトン

ストライクの友人。裏世界に通じる何でも屋。

演じるベン・クロンプトさんは、ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」でナイツウォッチのエディソン・トレットを演じています。

ナイツウォッチ | ゲーム・オブ・スローンズの相関図 我は暗闇に生きる剣士なり 我は壁の見張り人なり
写真出典:HBO 「ゲーム・オブ・スローンズ」にはたくさんの登場人物が登場します。人間関係がややこしいので勢力……

ルーシー

演:サラ・スウェニー
コーモランの異父妹。すでに結婚しており、子どもがいます。コーモランの理解者のひとり。

アル・ロークビー

演:ジョーイ・ベイティ
コーモランの異母弟。音楽活動をしているようです。

演じるジョーイ・ベイティさんは、ドラマ「ウィッチャー」でヤスキエルを演じています。

第1作 カッコウの呼び声

第1話〜第3話

雪降る夜、スーパーモデルのルーラ・ランドリーが自宅の高級マンションの外で遺体となって見つかります。警察は、飛び降り自殺と判断しました。

派遣社員のロビンがコーモラン探偵事務所にやってくると、恋人シャーロットと喧嘩別れした直後で、無精ひげを生やしただらしない姿のコーモランが待っていました。コーモランは探偵業をはじめたばかりで依頼らしい依頼はありません。事務所は散らかり放題、借金の催促状が山積みです。

そこへジョン・ブリストウがやってきます。彼はコーモランの友人チャーリーの兄でした。しかしチャーリーは事故で亡くなっており、コーモランもジョンのことはあまり覚えていません。
そして自殺したとみられるルーラは、ジョンの義理の妹だといいます。チャーリーが亡くなったあと、養子に迎えられたのです。ジョンは彼女の自殺に疑念を抱いていました。そこで亡き弟チャーリーの友人だったコーモランが探偵業をはじめたと知り、訪ねてきたのです。そして、防犯カメラに写った不審な人物を探して欲しいと依頼します。

コーモランが調査をはじめると、ルーラの運転手ニコの証言から、事件の日、ルーラは友人のロシェルと高級ブティックに寄ったあとマンションへ帰ったこと、そして車の中で書類を見ていたことがわかります。

また、コーモランの友人であるウォードル警部からの情報では、事件の日、ルーラは1人で部屋に戻ったことがわかります。マンションは4階建てで、1階は受付、2階にはベスティングィ夫妻が住んでおり、4階がルーラの部屋です。3階は空き部屋ですが、ディービー・マックが使う予定でした。
ディービ・マックは、ルーラの気を引こうとしていた音楽家です。
そしてマンションの守衛デラックの話では、2階に住むタンジー・ベスティングィが上の階で争う声を聞いたあと、ルーラが落ちる姿を見たといいます。しかしウォードルの話では、タンジーは証言を撤回しています。

マンションのベランダはオートロックで外から開けることはできません。また、部屋は防音されており、外の音は聞こえません。タンジーが争う声を聞いたとすれば、彼女は雪降る夜にベランダに出ていたことになります。
コーモランがタンジーに詳しい話を聞くため約束をすると、現れたのはベスティングィ家の顧問弁護士であり、ジョンとルーラの叔父であるトニー・ランドリーでした。彼はタンジーの調査から手を引くように警告してきます。

一方、ロビンが情報収集と分析に関して高い能力を持っていることがわかると、コーモランは彼女を捜査に同行させます。

コーモランはルーラの友人ロシェルに接触を試みますが、彼女はホステルで遺体となって発見されました。

ホステルは、トイレやキッチンが共同の、長期滞在者向けの宿泊施設です。

その後、ルーラが知人たちから「カッコウ」と呼ばれ、実の親を探していたことがわかります。

カッコウは、ほかの鳥に子どもを世話させる「托卵」という習性で有名です。

ルーラの恋人エヴァンからは、フレディ・ベスティングィが自伝映画にルーラの出演を依頼しましたが、ブリストウ家に断られたことを聞き出しました。また、フレディの妻タンジーはコカインの常用癖があるといいます。

コーモランがタンジーを尾行すると、彼女はトニーと浮気していました。コーモランが問い詰めると、事件のあった日、タンジーはコカインを吸っていたところを夫フレディに見つかり、罰として部屋の外に閉め出されていました。そして部屋の外に出ていたため争う声を聞いたことを認めます。

トニーが捜査を辞めるように警告してきたのは、タンジーとの浮気がばれることを恐れていたためのようです。

さらに防犯カメラの映像から、事件前の映像では素手だった不審人物が、事件後では手袋をしていることに気付きます。事件の前後で人が変わったのです。

一方ロビンは、ルーラが寄ったという高級ブティックで客になりすますと、事件の日、ルーラがロシェルと交わした会話を店員が盗み聞きしたことを突き止めました。店員は、ルーラが誰かと会う約束をしていたといいます。そして相手は浮気相手のディービーに違いないといいます。

ギー・ソメのアトリエへやってきたコーモランは、不審人物の手袋がギー・ソメのデザインによる未発表のものであることを確認します。そしてギー・ソメがその手袋と衣装をディービーに贈ったことがわかります。

防犯カメラに写っていた人物はやはりディービーなのでしょうか。

そんな中、ルーラは実の父親が学者だということを知り、SOAS(東洋アフリカ研究学院/ロンドンにあるアジア・アフリカ地域に特化した研究機関)で彼について調べていたこともわかりました。

ロビンはSOASへ行くと、ルーラの閲覧記録を確認。ルーラはジョサイア・アギュマン博士の論文を探していました。博士がルーラの実の父親と考えられますが、彼はすでに亡くなっています。しかし息子のジョナが生存していることがわかりました。

ルーラが会う約束していたのは、ディービーではなく、異母弟ジョナだった可能性があります。コーモランが軍に所属しているジョナに面会すると、案の定、彼はルーラと会う約束をしていました。そして防犯カメラに写っていた人物が自分であることを認めました。しかし彼はルーラに会っていません。父の浮気を信じたくなかった上、母親にも知られたくなかったのです。事件の夜、ジョナはルーラに会うのを逡巡し、マンションの周りをうろついていただけでした。
そして、ルーラが全財産をジョナに譲るという遺言書を書いたこともわかります。

コーモランはブリストウ家にやってくると、イヴェット夫人が葬儀の際に持ち帰ったルーラの遺品から遺言書を見つけます。

その夜、コーモラン探偵事務所にジョン・ブリストウがやってきます。防犯カメラに写っていた不審人物がジョナであることがわかり、依頼が達成されたため報酬を持ってきたのです。
しかしコーモランは、ルーラ殺しの犯人がジョンであることを指摘しました。

事件の夜、ジョナのことでジョンとルーラは口論になりました。怒って部屋を飛び出たジョンは、3階の空き部屋の扉が開いていることに気付くと、忍び込んで置いてあった花束と手袋、衣装を盗みました。そしてルーラの部屋に戻って彼女をベランダから突き落とし、変装して逃げたのです。

ロシェルを殺したのもジョンでした。ロシェルは遺言書のことを知っていた(車の中でルーラと話していた)ので、ジョンを脅迫していました。ジョンは犯行を否定しますが、コーモランはシャンカーを使ってジョンの車のナビ記録を調べさせ、ジョンがロシェルの家に行ったことも判明しています。
さらに、チャーリーを採石場に落として殺したのもジョンでした。
すべては嫉妬と財産の独占欲にかられたジョンの計画でした。

もともとジョンはジョナをルーラ殺しの犯人に仕立て上げようとしていました。そのため、コーモランを雇ってジョナを探させたのです。

真相は暴かれ、ジョンは逮捕されます。

ルーラの遺産はジョナに譲られ、イヴェッタ夫人は亡くなったことがトニーから語られます。

ロビンは企業の内定をもらっていましたが辞退していました。探偵という仕事にやりがいを感じ、興味を抱いていたのです。事件を解決して報酬を得たことで借金を返済したコーモランは、ロビンを正式に雇います。

依頼人が犯人という、ある意味もっとも犯人ではなさそうな人物を犯人にしたおもしろいドラマでした。
しかし手袋に残っていた皮脂が証拠になるというのは、拾ったエヴァンも使っていたので決定打に欠ける気がします。
また、ジョンが偶然3階の空き部屋で花束と手袋、衣装を見つけるというのも都合良すぎる気がしました。また、マンションの外をうろついていたジョナと同じような服装を入手できたのというのもちょっと不自然な気がします。
チャーリーを殺したのがなぜジョンだとわかったのかもよくわかりません。原作では丁寧に描かれているのかもしれません。
原作では、チャーリー、ジョン、ルーラの3人は全員養子です。アレック(ドラマ未登場)とイヴェッタ夫妻には子どもがいなかったので、3人の子どもを養子に迎えたそうです。ドラマでもその辺の説明が欲しかった。
ロビンがかわいい。
片足が義足のコーモランが走る姿は痛そう。
舞台は現代のロンドンです。イギリスは車の走行車線が日本と同じ左側なので見ていて安心。アメリカなんかが舞台だと車が反対車線を走っているようで怖いのです。

ルーラ・ランドリー


演:エラリカ・ジョンソン
マンションから飛び降り自殺したと見られる女性
ジョン・ブリストウの義理の妹
スーパーモデルという華々しい生活とは裏腹に、家族や友人環境には恵まれていません。
チャーリーが亡くなったあとイヴェット・ブリストウの養子となりましたが、イヴェットの旧姓であるランドリー姓で活動しています。

ジョン・ブリストウ


演:レオ・ビル
ルーラの義理の兄。コーモランの友人だったチャーリーの兄

トニー・ランドリー


演:マーティン・ショウ
ジョンの叔父。ルーラの義理の叔父
ベスティングィ夫妻の顧問弁護士
チャーリーの死を不審に思っていたトニーは、ルーラを養子に迎えることに不安を抱いていました。

イヴェット・ブリストウ


演:サラ・フィリップス
ジョンの母親。ルーラの義母。
癌を患っており、自宅で療養生活を送っています。

デリック


演:ブライアン・ボベル
マンションの守衛
仕事や家庭のストレスを発散するため、ときどき仕事をさぼってプールで泳いでいます。

エヴァン・ダフィールド


演:ブロンソン・ウェブ
ルーラの恋人

ディービー・マック


演:ジャズ・カルティエ
ルーラの気を引こうとしているラッパー

ギー・ソメ


演:カディフ・カーワン
デザイナー

ロシェル


演:テズリム・シニア=サクツ
ルーラの友人。しかしロシェルはルーラのことを金づると考えています。

キアラ


演:アンバー・アンダーソン
ルーラの友人のモデル

タンジー


演:タラ・フィッツジェラルド
ルーラの住んでいたマンションの住人。
夫フレディから監視され、束縛される生活を送ってきました。ストレスから薬物に手を出し、トニーと浮気してしまいます。

フレディ


演:ケビン・フラー
映画制作のプロデューサーでタンジーの夫。

ジョナ


演:アブバカル・サリム
ガーナの学者ジョサイア・アギュマンの息子

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第2作 カイコの紡ぐ嘘

第4話、第5話

ルーラの事件を解決したコーモランの探偵事務所は仕事の依頼が増え、日々忙しくなってきました。
そんな中、失踪した小説家オーウェン・クワインの妻レオノーラから、オーウェンの捜索依頼が舞い込みます。

オーウェンは、彼が書いた小説「ボンビックス・モリ(ラテン語でカイコの意味)」の内容を巡り、作家仲間や出版関係者たちから強い反感を買っていました。
単なる失踪とは思えません。

小説のタイトルは、「生きたままゆでられるカイコ」をなぞらえたそうです。

コーモランが小説の原稿を読んでみると、怪物たちが登場し、悪魔の儀式のような行為が繰り返される不気味な内容です。しかし捜査を進めていくうちに、小説に登場する怪物たちはオーウェンの作家仲間や出版関係者を模したものであり、彼らの過去を暴く内容であることがわかります。

そして、オーウェンと作家仲間アンドリューが共同で所有する別宅を捜索すると、オーウェンの死体が見つかりました。その姿は内蔵がえぐられた凄惨なもので、「ボンビックス・モリ」に書かれている内容を見立てたものでした。

遺体が発見され、警察はオーウェンの妻レオノーラを容疑者として逮捕します。彼女は事件現場である別宅の鍵を持っており、夫の浮気に悩んでいたためです。

レオノーラが犯人と信じられないコーモランが捜査を続けると、出版社の社長ダニエルは、「ボンビックス・モリ」には共著者がいるといいます。文体はオーウェンのものですが、オーウェンが知り得ないことが書かれているというのです。
また、編集者ジェリーも共著の可能性を否定しませんでした。

かつてアンドリューはオーウェンが書いたパロディ小説がもとで妻エリーを亡くしました。コーモランは、オーウェンに恨みがあるアンドリューの犯行を疑います。
そして、アンドリューの亡き妻エリーの墓にかつてオーウェンが書いたパロディ小説が貼られているのを発見します。

その後ロビンは、オーウェンの娘オーランドーが宝物を入れている袋から、オーウェンが執筆時に使ったタイプライターのインクリボンを発見しました。

インクリボンに残されている文章と原稿には、内容に違いがありました。また、小説「ボンビックス・モリ」とパロディ小説は文章のクセや構成が同じであることがわかります。それはオーウェンのものではありません。つまり、いずれもオーウェンとは別の人物が書いたものであることが判明します。

コーモランは関係者が集まっている場所へやってくると、リズを糾弾します。
かつてリズはアンドリューを愛しました。しかし見向きもされず、小説家としても酷評されました。アンドリューを恨み、彼の妻エリーに嫉妬したリズは、オーウェンを騙ってエリーのパロディ小説を書いたのです。
結果、傷付いたエリーは自殺しました。しかしオーウェンはそのことを知っていました。
リズは表向きはオーウェンを金銭的に援助しながら、実際は口止め料を払い続けていたことを指摘します。
そして「ボンビックス・モリ」の原稿を真っ先に手に入れたリズは、改編して出版したのです。
レストランでリズとオーウェンが口論したのは、話第作りのためにリズが仕組んだ芝居でした。
リズがすべてを認めて逃げ出すと、ロビンが追跡して捕まえます。

リズは逮捕され、本物の原稿はリズの家から発見されます。また、オーウェンの内蔵は、犬に与えていたことがわかります。

一方、ロビンの婚約者マットは、探偵業という仕事とコーモランの人柄に不信感を抱いていました。しかし探偵業がロビンの幼いころからの夢であり、ロビンが本気で仕事に取り組もうとしていることを知ると、協力しようと努めます。
また、コーモランは私生活に影響の出る探偵業はロビンには難しいと考えていました。ロビンにはマットと幸せになって欲しいのです。
しかしロビンの意欲を知ると、彼女を助手ではなくパートナーと認め、探偵学校へ通わせることにします。

犯人はオーウェンの代理人リズでした。しかしよくわからないこともいくつかあります。
リズはなぜオーウェンを殺したのでしょう。かつてパロディ小説を書いたことへの口封じだとしたら、30年も前のことであり、やや今更感があります。
小説を通してアンドリューの過去の所業を暴露し、さらに殺人犯に仕立て上げたかったということなのかもしれません。
アンドリューの妻エリーの墓にパロディ小説を貼り付けたのもリズなのだと思いますが、意図はなんだったのでしょう。
アンドリューにオーウェンへの恨みを思い出させたかったのでしょうか。
冒頭でジェリーが辞職しました。あれはなんだったのでしょう。「ボンビックス・モリ」が発表され、出版業界にいられなくなったのでしょうか。
出版社社長ダニエルは、わざと足を怪我したみたいなことをいわれていました。あれもよくわかりませんでした。怪我を口実に田舎に引っ込んだということなのかもしれません。でも直後にパーティ開いてるんですよね。
イギリスの車は左車線を走るから見ていて安心といいましたが、ロビンに運転を任せる場合は注意が必要です。

レオノーラ・クワイン


演:モニカ・ドーラン
オーウェンの妻。第一容疑者として逮捕されます。

オーランドー・クワイン


演:サラ・ゴルビー
愛称はドードー。オーウェンとレオノーラの娘。知的障害を持っています。

アンドリュー・ファンコート


演:ピーター・サリバン
作家
かつてはオーウェンとは良きライバル関係だったようですが、次第にお互いを嫌うようになったようです。
妻のエリーも小説家でしたが、かつてオーウェンはエリーの小説のパロディを書きました。エリーは傷付き、ニュースとなった記事をピンで胸に刺して自殺しました。
エピソード冒頭で自殺していたのはエリーです。

リズ・タッセル


演:リア・ウィリアムズ
オーウェンとアンドリューの代理人
代理人としてオーウェンを仕事面、金銭面で支援しています。

ダニエル・チャード


演:ティム・マッキナリー
出版社の社長

ジェリー


演:ドミニク・マフハム
編集者

キャサリン・ケント


演:ドロシー・アトキンソン
オーウェンが開いている創作文教室の生徒であり愛人。

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第3作 悪しき者たち

第6話、第7話

ある日、事務所のロビン宛てに小包が届きます。中には切断された少女の足が入っていました。その足の痕跡から過去に自分が関わった事件を連想したストライクは、自分に恨みを持つ者の犯行と予想します。

考えられる容疑者は3人。
1人目はナイアル・ブロックバンク少佐です。彼はかつて娘ブリタニーを虐待していました。捜査を担当したのが当時軍警察に所属していたコーモランです。証拠不十分で起訴されませんでしたが、コーモランを恨んでいると考えられます。

2人目はドナルド・ラングです。彼は妻を虐待死させました。刑務所に送られましたが、今は出所しているはずです。

3人目はロック歌手のジェフ・ウィテカーです。彼はコーモランの母レダ・ストライクの再婚相手ですが、ウィテカーに過度の薬物を接種され中毒死しています。

ウィテカーはコーモランを恨んでいるというより、逆にコーモランが彼のことを憎んでいるように思えます。

コーモランが3人の居場所を探していると、手足を切断された少女の遺体が見つかります。犯行現場の防犯カメラにはコーモランが写っていたため、コーモランは警察から出頭を命じられました。
コーモランはヴァリー(偽名)を名乗る少女から依頼を受けて犯行現場へ行ったことを認めますが、少女には会えなかったことを陳述します。

コーモランは解放されますが、ロビンは何者かに尾行され、事務所にはマスコミが押し寄せるようになります。コーモランの信用は失墜し、依頼がキャンセルされていくと経営の先行きが不安になります。

その後、ブロックバンクの妹ホリーが住んでいるバローに向かいます。ロビンが弁護士を装ってホリーに接触すると、ブロックバンクがロンドンにいること、ストリップ劇場で用心棒をしているらしいこと、そしてブロックバンクの電話番号を聞き出しました。
ロビンはブロックバンクに電話しますが、詳しい住所までは聞き出せません。しかし彼が通話中に娘をたしなめたため、娘の名前が判明します。

また、ウォードル警部からラングが同居していたロレインの所在がわかりました。彼女を訪ねると、ラングは失踪していましたが、関節炎を患って歩くのが困難だったといいます。また、優しい性格で、慈善活動もしていたといいます。

一方、シャンカーがウィテカーを見つけます。コーモランはウィテカーに会いに行きますがお互い良い印象はありません。ただし犯人の注意深さを考えると、ウィテカーが犯人とは思えませんでした。

捜査が進む中、新聞が被害者の名前がケルシー・プラットであることと、彼女がコーモランと会っている場面の写真を報じます。犯人がコーモランを陥れるため新聞社に密告したと思われますが、コーモランは再び警察へ連行され、事情聴取を受けることになりました。
コーモランはケルシーとは面識がありませんが、写真では2人が会っているように見えます。コーモランは、何かの折りに話しかけられ、その場面を撮影されただけだと弁解しました。

コーモランはブロックバンクの行方を追い、ストリップ劇場をしらみつぶしにあたると、愛人のアリッサと住んでいることがわかりました。

ロビンがラングの情報を集めていると、慈善活動の様子がネットに上がっていました。写真から彼の居場所がわかり、コーモランはラングを見つけます。しかし彼は歩行器を必要としており、犯行は不可能と思われました。

コーモランは被害者ケルシーの姉夫婦を訪ねて捜査を進めますが、手詰まり感が漂い、焦りはじめています。

そんなとき、ロビンはアリッサに成りすまし、娘が通う保育園からアリッサの住所を聞き出すことに成功します。

さらにロビンはウィテカーの同棲相手からウィテカーの所属するバンド名を聞き出すと、事件の夜、ウィテカーのバンドはライブ中だったことがわかりました。ウィテカーにはアリバイがあることになります。

ロビンがマットと同棲する家に何者かが侵入する事件も起き、コーモランはロビンに活動を抑え、警戒するように命じます。しかしロビンはコーモランに黙ってシャンカーとともにアリッサの家へ向かいました。そしてブロックバンクがでかけていることを確認すると妻のアリッサに接触します。

アリッサはロビンがコーモランのパートナーと知って追い返そうとしますが、ロビンは彼女の娘が虐待されている可能性を指摘しました。そこへブロックバンクが帰ってきます。ロビンは暴行を受けそうになりますが、シャンカーが助けに入ると、ブロックバンクは逃走します。
このときアリッサの娘は、ブロックバンクから性的虐待を受けていることをアリッサに告白します。妹を傷つけると脅されていたため、今まで黙っていたのです。

その後、コーモランはロビンの勝手な行動を咎めると、彼女を解雇しました。しかし事実は、マットと結婚してロビンに平和な生活を送って欲しいと考えていたためです。

コーモランはこれまでの情報を整理し、推理します。そして被害者ケルシーの家で撮影してきた写真を見てひとつの結論に達しました。
コーモランがラングの家に侵入すると、そこにはさまざまな刃物やバラバラになった複数の遺体が保管されていました。犯人はラングでした。ラングが現れますが、格闘の末倒します。

ラングは逮捕され、事件は解決します。

ラングは被害者ケルシーの姉の夫レイに成りすましていた。
ラングは、SNSでコーモランのファンだという少女ケルシーを見つけると、レイに成りすましてケルシーの姉に近づきました。そしてケルシーを殺して四肢を切断。足をロビンに送りつけたのです。

事件のあった日、レイは友人のリッチーと釣りにでかけていたといって警察に証拠写真を提出していました。しかしその写真に写っていた花は、本来咲くはずのない時期に咲いていました。コーモランは写真が偽物と気付いたのです。
そしてケルシーの家にあった功労賞から消防署に確認すると、本物のレイは6年前に退職してスペインへ移住していることがわかりました。
コーモランはレイが偽物と確信すると、正体はラングなのではないかと推察します。そして確認するためラングの家に侵入したところ、犯行の証拠を見つけました。

逃走していたブロックバンクが逮捕されたことがウォードル警部から語られます。
コーモランはブリタニーを訪ねると、ブロックバンクが捕まったことを知らせ、刑務所に送られるだろうと報告します。

その後、ロビンとマットの結婚式に駆けつけ、二人の挙式を見守ります。

犯人と被害者の関係者が同一人物だったという意外な展開ですが、何かと疑問が残ります。
そもそもラングがレイに成りすます理由がわかりません。もと犯罪者が別人に成りすまして生活するというのはまだわかるのですが、ラングの場合はレイとの二重生活です。ケルシーを呼び出すだけだったらレイに成りすます必要はないと思いますし、被害者の関係者として身近にいるなんて警察の捜査も入るだろうし、とても危険だと思うのです。
歩行器を使って障害者を装っている理由もわかりません。犯罪歴があるので事件が起これば警察のチェックが入ることを想定し、再犯は不可能であることを装っていたのでしょうか。
さらにラングはなぜ足をロビン宛てで送ったのでしょう。コーモラン宛てではダメだったのでしょうか。

ケイシー・プラット


演:ファーン・ディーコン
コーモランのファン。四肢を切断された遺体となって見つかります。

ナイアル・ブロックバンク


演:アンドリュー・ブリューク
娘ブリタニーに性的虐待していました。コーモランが軍警察時代に担当し、逮捕しましたが、証拠不十分だったため起訴されませんでした。逮捕時の怪我がもとで後遺症を持っています。
風俗店の用心棒などをしながら生活し、愛人アリッサのもとで生活しています。

ブリタニー・ブロックバンク


演:メーガン・パーキンソン
少女時代、父ナイアルに虐待されていました。その後保護され、共同体で生活しています。

ドナルド・ラング


演:ニール・マスケル
家庭内暴力によって妻を殺害し、刑務所に収監されていました。出所後、慈善活動などに従事しているようです。

字幕では「ラング」と表示されますが、本来の英語表記は「Laing」で末尾の「g」はほとんど発音しないようです。「レイン」の方が原音に近いのかもしれません。

ジェフ・ウィテカー


演:マット・キング
コーモランの母レダの再婚相手。過度の薬物摂取によりレダを死に追いやりました。現在も愛人と同居していますが、暴力を加えているようです。

ホリー・ブロックバンク


演:ジェシカ・ガニング
ナイアル・ブロックバンクの妹

ロレイン


演:カースティ・ディロン
ラングが一時期同棲していた愛人

ヘーゼル


演:ミッチェル・ボナール
被害者ケイシー・プラットの妻。ドラマではよくわからなかったのですが、結婚はしていないのかもしれません。ただ同居はしているようです。
何歳なんでしょう。最初、被害者の母親かと思いました。

レイ・ウィリアムズ


演:ニール・マスケル
ヘーゼルの夫(結婚はしていないのかも)
消防士で功労賞の受賞歴があります。

アリッサ


演:エマニュエラ・コール
ナイアル・ブロックバンクの愛人
2人の娘がいます。

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私立探偵ストライクの配信ドラマを見る

「私立探偵ストライク」はAmazonプライムビデオで視聴できます。

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私立探偵ストライクの原作を読む

ドラマでは1つの事件を2、3時間でまとめていますが、原作は長編です。「カッコウの呼び声」も上下巻合わせると700ページ以上あります。ドラマでは急ぎ足で語られた事件の詳細やコーモランやロビンの生い立ちなどが丁寧に描かれているそうです。

なお、2019年4月現在、3作目「悪しき者たち(原題 Career of Evil)」はまだ翻訳されていません。海外では4作目「リーサル・ホワイト(原題 Lethal White)」まで発売されています。

カッコウの呼び声

私立探偵コーモラン・ストライクシリーズ第1作 原題 The Cuckoo’s Calling

悩みを抱えたスーパー・モデルが、ある雪の日に高級住宅街のバルコニーから墜落死した。自殺と断定した警察を疑った兄は、私立探偵コーモラン・ストライクに調査を依頼する。ストライクはオックスフォードを中退後従軍し、アフガン戦争で片足切断、借金まみれでフィアンセにも逃げられ、最低の人生を送っていた。これは大きなヤマだ。この事件が運命を変えるきっかけになるかもしれない……。しがない私立探偵の大活躍!

関係者を次々に訪れて話を聞くストライク。少しずつ少しずつ、証言の矛盾が明らかとなる。しかし、若いモデルの世界に足を踏み入れれば踏み入れるほど先行きは不透明になり、核心に近づけば近づくほど危険が増してゆく……。
J.K.ローリングが、「ロバート・ガルブレイス」のペンネームで発表した息もつかせぬ正統傑作ミステリー。
新しいヒーローの登場! 無敵のミステリー・シリーズ、今ここに誕生!

カイコの紡ぐ嘘

私立探偵コーモラン・ストライクシリーズ第2作 原題 The Silkworm

私立探偵コーモラン・ストライクシリーズ第二弾! 小説家オーウェン・クワインが行方不明になった。当初夫人は、2~3日ふらっと出かけただけだと思っていた。以前にも同じようなことがあったので、ストライクに探してもらえばいいと考えていた。しかしストライクが捜査するうち、クワインの失踪は夫人の想像ほど単純なことではないことが明らかになってゆく……

クワインは原稿を仕上げたばかりだった。原稿は出版界の知人たちを、その人の人生が破滅してしまうほど悪意に満ちた筆で描かれていた。ということは、クワインを黙らせようとする人間が大勢いてもおかしくはない。やがて異様な状況下で惨殺されたクワインの遺体が発見される。この冷酷な殺人者の動機とは? ストライクがこれほど奇異な殺人に遭遇したのは初めてだった・・・・・・

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