詐欺師マリウス・ジョシポヴィックを描いたAmazonプライムビデオのオリジナル作品「スニーキー・ピート」。今回のシーズン3で打ち切りとなりました。派手さはありませんでしたが、シーズン1、2の終盤に向けたどんでん返しは痛快でしたし、一癖も二癖もある登場人物たちは魅力的でした。打ち切りにはなりましたが、人気がなかったわけではなく、Amazonのオリジナルドラマに対する方向転換のためと見られています。
とかなんとか、シーズン3を見ました。疑問が残らないわけではありませんが、バーンハート家の問題は良くも悪くも解決したように思えます。
前:シーズン2
あらすじ
Amazonプライムオリジナル
全10話
ストーリーはシーズン2からつながっています。
保釈人ヴァレリーを国外へ逃がしたことが当局にばれたジュリアは逮捕されます。バーンハート事務所は免許停止になり、弁護士を雇う資金もないため刑務所行きはほぼ確実です。そこへ弁護士ヴィニエティが現れます。彼は、事務所の免許回復とジュリアに弁護士を紹介する代わりに、彼が追う詐欺師ルビネック逮捕の協力を要求してきます。そしてそのためにはルビネックを知るマリウスの協力が必要でした。しかしマリウスは、元恋人の詐欺師リジーに誘われてワインがらみの詐欺をしかけていました。
一方、テイラー、ジュリア、カーリーの母ライラの生存が明らかになり、一家は手がかりを求めてオードリーの父が住むカリフォルニアに渡ります。
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第1話 再会
シーズン2のラストシーンの直後。
自分の正体について明かそうとするマリウスがバーンハート家へやってくると、ジュリアが現れ追い返します。ジュリアは、保護観察官バグウェルからマリウスの正体を聞き、家族が騙されていたことを知って怒っていました。そこへ警察がやってきてジュリアは逮捕されます。保釈人であったヴァレリーを国外逃亡させたためです。オットーとオードリーはジュリアを保釈しようとしますが、バーンハート事務所は免許停止になったためできません。そこでマリウスとテイラーはライバル会社ANBを騙してジュリアを保釈させます。
そんなときマリウスは、かつての詐欺仲間で元恋人のリジーから彼女が関わる詐欺の共謀に誘われます。
感想
マリウスはシーズン2で失敗したため、マージョリーやAJといった仲間たちの支持はなくしたようです。取り戻せるのでしょうか。
第2話 ハックルベリー・ジョーンズ
リジーは資産家ダグ・デッカーにワインがらみの詐欺をしかけようとしており、マリウスは協力することにします。
カーリーは事故で死んだはずの両親について調べているうちに、父親が浮気していたことを知ります。そして両親が亡くなった事故の相手は、父親の浮気相手の夫ジャックでした。しかもジャックは生きていました。
警報が作動したということで現場へ向かったテイラーは、ロレインと知り合います。その後ロレインはバーンハート事務所に現れ、オットーに娘ナタリーのことを相談します。ナタリーはドラッグに手を出していました。オットーとテイラーは麻薬の売人の元からナタリーを救いますが、テイラーは警察バッジをなくします。
バーンハート事務所が免許停止になり、仕事を失ったジュリアは仕事を探しますがなかなか見つかりません。そんなときジュリアの元に謎の老人が現れ、マリウスについて聞かせて欲しいといいます。老人を追い返そうとすると、後ろからピートが現れます。
感想
ロレインとオットーは知り合いのようです。どんな関係があるのでしょう。
シャノンはテイラーの父親とも関係を持ったことがあったみたいです。なんだかなあ。
ジュリアの元にピートとともに現れた老人は何者でしょうか。何かが起こりそうです。
第3話 スタンフォードのトラストフォール
マリウスとリジーがダグとその仲間のアレクサンドルをだますため会っていると、ジュリアがやってきます。会合を邪魔されたマリウスがジュリアに付いていくと、ピートが待っています。ピートは知り合いから受けた仕事でトラブルを抱えて困っていました。ジュリアはピートを助けるようマリウスに頼みます。そこへダグとの会合を終えたリジーがやってきます。彼女はロマネ・コンティを用意しなくてはなりませんでした。マリウスはピートを助ける代わりに偽のロマネ・コンティ作りを手伝わせます。
マリウスはピートのトラブルを解決しようとしますが、これは詐欺師サイ・ルビネックを探すヴィニエティの罠でした。ヴィニエティは被害者から依頼され、ルビネックを捕まえようとしています。ルビネックを追っているうちに、かつてルビネックの事件に関わったことがあるマリウスに辿り着いたのです。ジュリアはヴィニエティへの協力を条件にバーンハート事務所の免許を復活してもらい、弁護士を約束されていました。
マリウスはリジーと実行中の詐欺の資金を得るため、ルビネックを探す仕事を引き受けます。
テイラーはなくしたバッジを探し、ロレインと祖父の関係を知ります。
カーリーは両親の事故相手ジャックに会うと、事故のとき母親はジャックの車に乗っていたことを知ります。表向きは事故で亡くなったのは3人でした。死体は焼けてしまって歯形の記録さえ残っていないため、誰が亡くなったのか本当はわかっていません。事故のとき本当は4人いたのだとしたら、母親は生きているのかも知れません。
母ライラと叔母マギーとがやり取りしていた手紙を調べていたカーリーは、ライラからの便せんに印刷されていた広告がカリフォルニアにある中古車屋であることがわかります。そこは、オードリーの父親が経営する店でした。カーリーはカリフォルニアへ向かいます。
感想
2話で現れた老人はヴィニエティでした。サイ・ルビネックを捕まえるためマリウスに協力を要請します。なかなかの強敵のようです。
ロレインはオットーの浮気相手だったみたいです。そんなのばっかり。
カーリーたちの母親ライラは生きているのでしょうか。
第4話 バーモントのカモとベーカーズフィールド式
ヴィニエティに協力することになったマリウスは、ヴィニエティの依頼人であるキルベインに会います。キルベインはかつてルビネックに詐欺にかけられ復讐しようとしているのです。そこでマリウスは、キルベインが再び絵を欲しがっているとルビネックに伝え、罠にかけて捕まえるという作戦を提案します。マリウスがルビネックに連絡すると、彼はヒッキーに贋作を依頼するよう伝えてきます。
テイラーは警察バッジを紛失したことで停職となります。
オードリーはカーリーを迎えに父テックスのいるカリフォルニア州ベイカーズフィールドにやってきます。
感想
マリウスが動きだしておもしろくなってきました。リジーの計画に乗せられているだけではもの足りません。
オードリーの家族に関係する話は疲れます。オードリーはいつも怒っています。
第5話 姿の見えない男
オードリーとカーリーはライラの行方を追い、彼女と付き合いのあった富豪チャックに会います。
ルビネックの指示されたマリウスは、キルベインとヴィニエティ、ジュリアとともにカリフォルニアへ向かいます。そして自分がルビネックであることをジュリアに明かします。
リジーはバーンハート家に愛情を抱いているマリウスが気に入りません。オットーに保釈金詐欺を仕掛けると、マリウスの行方を聞き出してカリフォルニアに向かいます。
感想
オードリーが不在の間にロレインはやってこない方がいいと思います。しかもテイラーといい雰囲気になっていてちょっと信じられません。
ルビネックはマリウスでした。さすがだ。
マリウスの弟エディの名前が出てきました。シーズン2でも名前だけ出てきましたが、もう出てこないのでしょうか。
第6話 カリフォルニアの不和
リジーに騙されたオットーとテイラーは、保釈金を取り戻すためリジーを追いかけてカリフォルニアに向かいます。
カリフォルニアに来たマリウスとジュリアは家族に合流し、ライラを探します。オードリーとマリウスはライラを探しているうちにランディに出会い、彼を追ってチャックに遭遇します。マリウスがチャックの船に潜入すると、大量の武器と現金を見つけました。その後、オードリーがチャックについてテックスに問いただすと、チャックは投資家であり、ライラはチャックの金をもって逃げたと応えます。そのためチャックに知られずにライラを探し出したいといいます。オードリーはランディを脅迫してライラを呼び出しますが、車に乗っているため姿はわかりません。そこへチャックの手下が現れたためにライラは逃げます。
一方、ヴィニエティに経過報告するジュリアは、マリウスがルビネックであることを漏らします。
感想
オットーとテイラーはカリフォルニアへ向かいますが、オットーは持病のため飛行機に乗れないため車で向かいます。アメリカ大陸横断って車だと何時間ぐらいかかるのでしょう。
祖父の浮気相手と寝ることができるテイラー。熟女好きにもほどがあります。
怪しいヴィニエティ。彼もマリウスの仲間なのではないかと思えてきました。
テックスも何かを隠しているようです。しかし彼は何歳なのでしょう。ジュリアを27、8歳と見積もると、その母親ライラは47、8歳でしょうか。とするとオードリーが67、8歳で、テックスは87、8歳ということになります。もう少し若いことも考えられますが、それでもかなりの高齢です。
第7話 妹
ヴィニエティはマリウスを捕まえるため、絵画を確認すると見せかけてマリウスを呼び出すようにジュリアに命じます。そしてマリウスに身に付けさせるように発信器を渡します。
ジュリアはヴィニエティの命令を聞いたマリウスは、絵画を用意しなくてなりません。ヒッキーの娘に接触するとフェルメールの本物の絵を入手します。そしてカリフォルニアへやってきたリジーを引き込むと、リジーがルビネックの代理人を装って手に入れた絵画をキルベインとヴィニエティに見せます。その間にマリウスとリジーは自分たちのものにみせかけたキルベインのワインセラーをアレクサンドルに見せます。
そこへリジーを追ってきたオットーとオードリーもやってきます。マリウスはジュリアの発信器をオードリーに移します。ヴィニエティの呼んだ武装集団がマリウスを捕まえに向かうと、そこにいたのはオットーとオードリーでした。マリウスはヴィニエティの仕組んだ罠から逃れます。
一方、ランディの家へ向かったカーリーとテイラーは、彼の死体を見つけます。
感想
話が難しくなってきました。
しかしマリウスとリジーにすっかりだまされたアレクサンドル。キルベインのワインセラーを目にすると恍惚として言います。
「真のコレクターによる偉業だ」
おかしい。
第8話 どんでん返し
マリウスとリジーは、ヒッキーから贋作の絵を7万5千ドルで買うためにテックスを詐欺にかけます。しかしテックスはチャックの出資金を使い込んでおり、破産寸前でした。
ヴィニエティは、ルビネックを捕まえない限りキルベインから報酬をもらえません。しかしルビネックことマリウスを捕まえることは困難です。そこでジュリアの保証人になっているANBのショーンを呼ぶとジュリアを捕らえさせます。そしてマリウスを呼ぶと、彼女を救うためにキルベインから金をだまし取るように脅します。
オードリーとテイラー、カーリーはジュリアを解放しようとしますが、チャックの手下が現れてジュリアは拉致されます。
そしてチャックは、ジュリアを人質にして100万ドルを払うようテックスを脅します。
感想
チャックの投資金はテックスが使い込んでいました。テックスは最悪です。
第9話 はがれた仮面
マリウスはチャックの船に隠してあった金を盗み出すためにチャックの船に忍び込みます。しかし裏切ったリジーによってマリウスの行動は読まれていました。マリウスはチャックに捕まり、キルベインからだまし取る予定の400万ドルを渡すよう脅されます。
マリウスは、オットーとテイラーにキルベインのワインセラーからロマネ・コンティを盗ませます。そして7万5千ドルでダグに売ると、ヒッキーの贋作を手に入れます。
さらにマリウスはテックスの家でライラの住所を見つけ、オードリー、カーリーと共に向かいます。そこにはライラに成りすましていたマギーがいました。マギーはチャックの本当の名前を教えて再び姿を消します。
感想
ついに姿を現したライラでしたが、マギーが成りすましていました。ライラはやはり亡くなっているのでしょうか。
その後再び姿を消すマギーもひどいと思います。
第10話 ダイヤモンド
マリウスはキルベインを詐欺にかける作戦を実行します。オットーがルビネックに成りすますとキルベインに本物の絵を渡し、400万ドルのダイヤモンドを入手します。オットーは逃げ、ダイヤモンドはカーリーが持って逃げます。カーリーに銃を向けたキルベインは、警備員に成りすましたテイラーとダグに取り押さえられ、その間に絵はまったく違う偽物とすり替えられて本物の絵はヒッキーがヴィニエティに渡しました。
マリウスがダイヤモンドを持ってチャックのアジトに行くと、ジュリアはいません。リジーがジュリアが閉じ込められてる木箱を持ち出してしまったのです。しかしチャックがダイヤモンドを渡すようにマリウスに迫ります。そこへ銃を構えたテイラーが現れます。さらにオードリーとカーリーによってチャックの本当の名を知らされた警察がやってきます。
リジーの元にやってきたマリウスはダイヤモンドをリジーに渡すと、木箱に入ったまま海に落ちたジュリアを助けます。
ダグはキルベインのワインセラーからすべてのワインを盗み出します。
ヴィニエティは本物のフェルメールの絵を美術館に返却しました。
マリウスは手元に残しておいたダイヤモンドをジュリアに渡します。そしてすべてを明かそうとするマリウスをオットーがその必要はないといって抱き寄せます。家族が食事の席へ向かうと、マリウスはそっと去って行きます。
感想
最後は家族の元を去って行くマリウス。ちょっと悲しい。
テックスは破産し、みんなから捨てられたということなのでしょうか。
キルベインはだまされただけでかわいそうな気がします。
最後なのだから新メンバーではなくてシーズン1、2の仲間と絡んで欲しかったです。もともとは続編も作られる予定だったのでしょう。マリウスの母親の話などにも及んだかも知れません。もっと見たかった気もしますがこれで終わりかと思うと残念です。
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登場人物
マリウス・ジョシポヴィック
演:ジョヴァンニ・リビシ
主人公の詐欺師。シーズン2で詐欺を失敗したためかつての仲間たちの信用は失いました。詐欺師で元恋人リジーに協力する一方で、逮捕されたジュリアを救うため弁護士ヴィニエティの依頼を受けます。
ジュリア・ボウマン
演:マリン・アイルランド
ピートのいとこ。家業の保釈金立替事務所を手伝っています。保釈人を国外へ逃亡させたため逮捕されます。優秀な弁護士を雇うための資金が必要です。
テイラー・ボウマン
演:シェーン・マクレー
ピートのいとこ。ライバル会社ANBの所長夫人シャノンと浮気していましたが友人の関係に戻ったようです。祖父のかつての浮気相手ロレインと大人の関係になりますが今後も続いていくのかはわかりません。
カーリー・ボウマン
演:リブ・ベアアー
ピートのいとこ。幼いときに両親を事故で亡くしましたが、母親が生きている可能性があることを知り、真相を確かめるためカリフォルニアへ向かいます。
カーリーを演じるリブ・ベアアーさんは1991年生まれだそうです。ドラマの撮影したときは26、7歳だったということでしょうか。女子高生という年齢ではありませんが、アメリカの女子高生はこんな感じかもなと思わせてくれます。
オードリー・バーンハート
演:マーゴ・マーティンデイル
ピートの祖母。娘ライラの生死を確かめるためカリフォルニアへ向かいます。16歳のとき母親を亡くし、父に捨てられるようにして家を出ました。そのため実父テックスとはうまくいっていません。
オットー・バーンハート
演:ピーター・ゲレッティ
ピートの祖父。夫婦で保釈金立替事務所を経営しています。
ピート・マーフィー
演:イーサン・エンブリー
刑務所でマリウスと同室だった人物。緊張感のある場面でも場を和ませてくれる癒やしキャラ。しかし本当の親族を前にしても正体を明かすことができないのでかわいそう。
マギー・マーフィー
演:ジェーン・アダムス
ピートの母親。
ショーン
演:トビアス・シーガル
ライバル会社ANBの所長。今回ボコボコにされたままでかわいそう。
シャノン
演:ジャスティン・コットソナス
ショーンの妻。テイラーとは恋愛関係にありましたが、お金を持っているショーンと別れることはできないようです。
ジェームズ・バグウェル
演:マルコム・ジャマル・ワーナー
「ミスターサクセス(成功請負人)」を自称するマリウスの保護観察官。この人結構好き。
ラッセル
演:レイモンド・アレクサンダー・カーム Jr.
カーリーの男友達
リジー
演:エフラト・ドー
マリウスのかつての詐欺仲間で元恋人。肢体がなかなかなやましいのですが、話を複雑にするために出てきたような人物。
ロレイン・シーフィールド
演:エイミー・ランデッカー
オットーの元浮気相手。テイラーといい感じになります。信じられない。
ダグ・デッカー
演:ジェフリー・ロス
リジーが詐欺にかけようとしているワイン愛好家
アレクサンドル
演:レオナルド・ナム
ダグのワイン仲間。マリウスとリジーに騙される様子がおかしいです。ワイン好きなんだなあ。
この役者さん、どこかで見たと思っていたら、ドラマ「ウエストワールド」にフェリックス・ルッツ役で出ていました。在庫管理部でホストの修理などを行っているスタッフ役です。
ヴィニエティ
演:リッキー・ジェイ
詐欺師を追う弁護士。キルベインに依頼されてサイ・ルビネックを追ううちにマリウスに辿り着きます。
キルベイン
演:パトリック・J・アダム
かつてルビネックの被害に合い、彼に復讐するためヴィニエティを雇います。
テックス・ホプキンス
演:M・エメット・ウォルシュ
オードリーの父。ジュリアやテイラー、カーリーの曾祖父。オードリーが16歳のとき、母を亡くします。そのとき父テックスの姿はなく、彼は愛人の家にいました。そこにはもうひとつの家庭があり、娘もいました。
ドッティ
演:ステファニー・ファラシー
テックスと愛人との間にできた娘。オードリーの異母妹。
ヒッキー
演:シャーレイン・ウッダード
マリウスの詐欺仲間
チャック・ジョンソン
演:ダレン・ペティ
テックスの発電設備に投資する富豪
ランディ
演:チャド・リンドバーグ
チャックの部下
シーズン1または2については以下を参照してください。
スニーキー・ピート シーズン3を見る
スニーキー・ピートはAmazonプライムのオリジナル作品です。Amazonで視聴できます。
その他のAmazonプライムオリジナルドラマ
Amazonプライムには、スニーキー・ピートのほかに次のようなオリジナル作品があります。
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