デビルズ・アワー Amazon配信ドラマのあらすじとネタバレ 登場人物を紹介

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写真出典:IMDb

Amazonプライムオリジナルドラマ「デビルズ・アワー 〜3時33分〜」を紹介します。悪夢によって毎日同じ時刻に起きてしまう女性。殺人事件が起こると、夢で見た景色やものが事件に関係していることに気づきます。ちょっと怖いのですが、異世界の怪物や宇宙人が関係しているような話ではありません。

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概要

原題:The Devil’s Hour
制作:Amazon
配信年:2022年10月
エピソード数:全6話(各話60分程度)
推奨年齢:16歳以上

性的なシーンはありませんが、自殺や他殺、遺体などの描写があります。未知の怪物が事件を起こすようなドラマではありません。また、主人公ルーシーが見る悪夢やフラッシュバックされる光景は抽象的ながら不気味です。

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あらすじ

ソーシャルワーカーを務めるルーシー・チェンバーズは、毎日、悪夢によって起こされます。毎回同じ夢とは限りませんが、起きると決まって午前3時33分でした。そんな中、担当する家庭で事件が発生。夢に見た光景です。

また、殺人事件を捜査するディロン刑事は犯人の隠れ場所を発見。壁にはルーシー・チェンバーズの名前が刻まれていました。

登場人物の紹介のあと、各話を紹介します。

登場人物

ルーシー・チェンバーズ

演:ジェシカ・レイン
ソーシャルワーカー。
アイザックの母親。
悪夢や幻覚に悩まされています。
殺人事件が起きると、夢や幻覚で見たことがある光景でした。
夫マイクとは別居し、旧姓に戻しています。

アイザック・スティーヴンズ

演:ベンジャミン・チヴァーズ
ルーシーとマイクの息子。
自主的な行動や感情の表現ができません。
ほかの人々には見えない人物や何かが見えているようです。

マイク・スティーヴンズ

演:フィル・ダンスター
ルーシーの夫。アイザックの父親。
コミュニケーションの取れない息子アイザックを愛することができません。
アイザックのことで意見が食い違い、ルーシーとは別居しています。

シルビア・チェンバーズ

演:バーバラ・マーテン
ルーシーの母親。
認知症と統合失調症を患っており、介護生活を送っています。
孫のアイザック同様、不思議な言動が目立ちます。

ラヴィ・ディロン

演:ニケシュ・パテル
殺人事件担当の刑事。

ニック・ホーネス

演:アレックス・ファーンズ
ディロン刑事のパートナー。

ルビー・ベネット医師

演:ミーラ・サイアル
アイザックを診療する児童精神科の医師。

リー・ウォレン

演:トーマス・ドミニク
ルーシー宅の近所に転居してきた家族。
デビーの夫。メレディスの父親。

デビー・ウォレン

演:リアンナ・ハーパー=ラファティ
リーの妻。メレディスの母親。

メレディス・ウォレン

演:タリア・ウォーカー・バッソルズ
リーとデビーの娘。

ロブ・ショウ

演:ジョン・アルステア
ルーシーの同僚のソーシャルワーカー。

ギデオン・シェパード

演:ピーター・カパルディ
少年時代に父親を殺し、疾走した犯罪者。

第1話「3.33」

午前3時33分。ルーシーは悪夢に目覚めました。同じ夢を繰り返し見ることもあれば、行ったことのない場所や血、炎などを断片的に見ることもあります。繰り返し見るのは、女性が自殺する夢です。もう長いこと悪夢に悩まされてきましたが、目覚めると必ず午前3時33分です。

息子アイザックが寝室にやってきます。どうしたのか尋ねると、メレディスが泣いているといいますが、メレディスという人物に覚えはありません。アイザックは情動に問題があり、自主的な行動や感情を表すことができません。誰もいない場所に向かって話しかけたり、壁をじっと見つめていたりすることは珍しくありませんでした。

ルーシーはソーシャルワーカーです。担当するフィッシャー家を訪問すると、夢に出てきたぬいぐるみがあることに気づきます。

このころ、警察はハロルド・スレイドが殺された事件を追っていました。ディロン刑事とニック刑事は、不審な車の目撃情報から、車の持ち主が長期契約している安ホテルにたどり着き、部屋でたくさんのメモ書きを発見しました。過去に起きた児童失踪事件を思わせる証拠品も見つかります。そして、壁にはルーシー・チェンバーズの名前が記されていました。

ルーシーの家の近所にウォレン家が引っ越してきました。彼らの娘の名前はメレディス。アイザックが気にしていた女の子の名前です。

その後、フィッシャー家でDV問題を起こしていた夫シェーンが自殺します。ルーシーが駆けつけると、夢で見たことがある光景でした。

ドラマは、ルーシーが彼女をよく知るという男と面会している場面と並行して進みます。

第2話「ビロードうさぎ」

アイザックは、目に見えない誰かのことを気にしたり、誰かに話しかけたりしています。

ルーシーは、近所に越してきたウォレン家を訪ねてみました。アイザックがいつも買うおもちゃが、メレディスがなくしたおもちゃであることに気づきます。

ハロルド・スレイドの事件を捜査するディロン刑事とニック刑事は、ルーシー・チェンバーズを探していました。フィッシャー家を担当していたソーシャルワーカーがルーシー・チェンバーズであることを知ります。

学校でアイザックがいじめられるトラブルが発生。ルーシーが学校に呼び出されてアイザックを連れ帰ると、家に何者かが侵入した痕跡が残っていました。ルーシーが警戒しながら家に入ると、別居中の夫マイクの姿があります。彼が侵入したものと思われましたが、マイクはきちんと玄関から入っていました。アイザックがいなくなります。

タイトルの「ビロードうさぎ」(原題「The Velveteen Rabbit」)は、英国の児童書です。ぬいぐるみのうさぎが、本物になりたいと願うお話だそうです。

第3話「チャイコフスキー」

アイザックがいなくなり、警察が捜査を開始。ハロルド事件の証拠品にルーシーやアイザックの名前があったことを聞いたルーシーは、ハロルドのことを知っているような気がします。

夜、寝ることができないルーシーは、屋根裏から聞こえてくる足音に気づきました。屋根裏を調べますが誰もいません。さらに、階下から誰かの話し声が聞こえ、少女の姿を見たような気もします。家にいられなくなり、外に飛び出すと、ディロン刑事に連絡しました。少し気を紛らわせたあと、ハロルドの家の家具の配置などについて聞いてみます。夢に出てくる家と一致します。

翌日、ルーシーは事実を確認するためハロルドの家へやってきました。夢で見たことがある隠し金庫を発見すると、別荘の鍵と書類を見つけます。すぐにディロン刑事に報告します。

そのころ、ルーシーの母親シルビアが行方不明になっていました。シルビアは認知症を患っており、行動が心配です。ルーシーは行き先に見当があったのでシルビアを発見。ともにハロルドの別荘へ向かいます。

ルーシーから情報を得たディロン刑事とニック刑事がハロルドの別荘を捜査していると、ルーシーがやってきました。ディロン刑事とルーシーは地下室を発見し、少女向けの家具やおもちゃを発見。ハロルドが幼女嗜好の性癖があったことがわかります。

一方、1人車に残されていたシルビアは、車を降りて森へ入っていくと、アイザックを発見します。

第4話「嵐の後」

アイザックが無事保護され、警察が事情聴取します。アイザックは、失踪する直前、ウォレン家にいたといいます。その後、ウォレン家を追い出されて黒い車で森へ向かい、置いていかれたといいます。

アイザックは失踪直前ウォレン家にいたようです。また、リーがタバコを吸うとルーシーの家で臭いがしたり、リーが屋根裏を修理するとルーシーの家で音がするといった現象が起きています。どういうことなのでしょう。

夜、ルーシーの家をディロン刑事が訪ねてくると、ハロルドの別荘のことを何故知っていたのか聞いてきました。ルーシーは曖昧に答えると、2人の少女が死んだことも知っているといいます。しかし彼女たちは生きていました。ルーシーがなんとなく知っていることと少し違うようです。別れ際、ルーシーは、エイダン・ステナー捜索の協力を依頼しました。エイダンはルーシーが担当する青年ですが、行方不明になっていました。彼の命に関わるような光景を見たことがある気がするため心配です。

家に戻ってきたディロン刑事は、ハロルド事件の証拠品の中にエイダンの名前が書かれたメモがあることに気づきます。ディロン刑事とニック刑事は、エイダンの友人ミアに接触しました。彼女が複数の男たちに軟禁されていることがわかると、ニック刑事が乗り込んで男たちを取り押さえます。

ミアは救出され、ルーシーはエイダンの居場所を聞き出します。エイダンを連れ戻しに向かうと、エイダンは仲間たちと集まっていました。そこへ怪しい車が現れますが、ルーシーの姿を見て走り去ります。

一足遅れてディロン刑事もエイダンがいる場所へやってきます。走り去る怪しい車を発見して追跡。車を運転していた男に遭遇しますが、逃げられます。

そのころ、エイダンは、ドラッグ仲間からニック刑事に復讐するように脅されます。

第5話「失った半分の自分」

ニック夫妻がエイダンによって殺害され、エイダンは薬物の過剰摂取による自殺未遂で捕まります。

ルーシーは、犯罪者ギデオン・シェパードに面会している夢を見ました。彼について調べると、およそ50年前、9歳のときに父親を殺害し、失踪していることがわかります。ハロルド・スレイドの殺害やアイザックの誘拐、エイダンのいる場所へやってきた人物がギデオンだと確信します。

ディロン刑事に連絡しますが、彼はギデオンが犯人だと確信が持てません。ルーシーは、犯人だと知っているといいます。彼女が単独でも行動しようとしていることを知り、ディロンは協力。ギデオンの弟マルコム・シェパードを訪ねました。ギデオンは、マルコムに連絡してきていました。留守電に残された音声から、電話をかけてきた場所が絞られます。

ディロン刑事は、廃工場を探し当てました。向かおうとすると、ルーシーが止めます。大怪我する気がしていたためです。ディロンが無視して廃工場へ向かうと、監禁されているコナー・ラーソンを見つけました。コナーを逃がしますが、現れたギデオンに銃殺されます。ディロン刑事はギデオンを捕まえようとしますが、動きはすべて知られているようです。倒されて殴打され、大きな怪我を負います。

ギデオンが車で逃走しようとしていると、やってきたルーシーの車に激突され、気を失いました。ギデオンは逮捕されます。

第6話「アモール・ファティ」

タイトルの「アモール・ファティ」は、「運命の愛」を意味するラテン語です。哲学者ニーチェの残した言葉で、人生に起こる良いこと、悪いこと、すべてを受け入れて愛するといった意味のようです。

ギデオンは逮捕されました。聴取に対し、ルーシーにだけすべてを明かすといいます。ルーシーはギデオンと面会します。

ギデオンは、亡くなっては新たな人生を繰り返しているといいます。人間は人生を繰り返しますが、前世の記憶がないため同じ人生を繰り返すといいます。ギデオンは前世の記憶を持っており、何が起きるか知っているため、犯罪を事前に食い止めていました。

ディロン刑事には理解できません。ルーシーにはギデオンの証言を否定することもできませんでした。ギデオンがやっていることは正しいのでしょうか。ギデオンは、ルーシーの母親の自殺を食い止めたといいます。そのためルーシーの人生も変わりました。アイザックは本来存在するはずのない子どもでした。魂を持たない存在であり、感情を持たない。人を愛することはできないと聞かされ、ルーシーはギデオンの証言は真実ではないと感じました。アイザックは人を愛することができるはずです。

面会は終了し、連行されるギデオンは脱走します。

ルーシーは急いで家へ戻ります。スマホにはアイザックからの留守電が「愛している」と残されていました。

ルーシーが家の付近までやってくると大騒ぎになっています。ルーシーの家が火事でした。

出火原因はアイザックの不注意です。ルーシーが留守の間、マイクがアイザックの面倒を見ていました。マイクはアイザックの部屋で炎が立ち上がったことに気付きましたが、見過ごしました。

ルーシーは火の中に飛び込んでアイザックを探しますが見つかりません。煙に飲まれ、意識が朦朧としていく中で、恋人ディロン刑事と過ごしている光景や、自分が刑事として失踪事件を捜査している光景、犯罪者ギデオンを逮捕する瞬間が浮かびます。

ルーシーが我に返ると、刑事として火災現場で救出活動の指揮を取っています。被害にあったウォレン家の人々は無事救出されたようです。燃えている家は自分の家ではなかったでしょうか。既視感を感じますが振り払います。

(完)

アイザックの存在が悲しい。
ルーシーの予知夢やデジャブ、アイザックやシルビアの妄想的なものがどのように説明されるのだろうと期待させる、とてもおもしろいドラマでした。全6話というのも見やすかったです。
一方で、超常現象というオチは残念です。SFやファンタジーが嫌いなわけではありません。むしろ好きです。ただ、犯罪捜査もので扱ってほしくないと思っています。当ドラマは犯罪のトリックや動機を推理して楽しむものではないと思います。でも不可思議な現象をどうやって納得させてくれるのだろうと期待していたので、期待する方向を間違えたかもしれません。

ネタバレ

人間は亡くなるとリセットされます。再び同じ人間として生まれますが、前世の記憶はないため同じ人生を延々と繰り返します。しかしギデオンは人生を繰り返しているうちにそのことに気づきました。そして、前世の記憶をもとに不幸な事件を防ぐことができることに気づきました。

ギデオンによって救われた命は、本来亡くなるはずです。そのため今は存在しないはずで、本来ならそこに存在しているはずの別の人間が見えます。

ギデオン・シェパード

ギデオンは、敬虔なクリスチャンの父親に育てら、体罰をともなう厳しい環境で育ちました。9歳の頃、一家は破産し、母親は浮気。人生に絶望した父親は、ギデオンと弟マルコムを連れて心中します。ギデオンの人生はリセットされ、同じ人生がはじまります。

ギデオンは、人間は死ぬと人生がリセットされ、新たな人生がはじまることに気づきました。しかしほとんどの人は前世のことを覚えていません。そのため、同じ人生を繰り返します。

父親とともに心中する人生を繰り返したギデオンは、何度目かの人生で父親を殺しました。それまでとは違う人生がはじまります。

何度目かの人生で少女エヴリンと知り合いました。彼女は事故で亡くなりますが、事故を未然に防げばエヴリンは生き続けることがわかりました。ギデオンは、犯罪を事前に食い止めることにします。

エヴリンのように、本来亡くなるはずの人間が生き続けた場合、彼らは自分がいないはずの新しい時間を生きることになります。前世でその場にいる人物を見るようになります。

ギデオンは、人生を1本の紐に例え、直線ではないと言っています。何かに巻きつけるように回転し、近づいたり離れたりしているようです。そのため近くの紐の様子が見えるそうです。

なぜギデオンは前世の記憶を持つことができたのか。説明はありません。そういうこともある、で納得しなくてはならないあたり、ドラマに都合いい気がします。

ルーシー

ルーシーの母親シルビアは、ルーシーの少女時代に自殺します。その後ルーシーは刑事となってディロン刑事と結婚。ハロルド・スレイドやクロエ・フィッシャー事件のほか、ギデオンの逮捕に貢献。引退後、服役中のギデオンに面会すると、人生で最悪のできごとを聞かれます。母親の自殺のことを教えると、ギデオンは次の人生でシルビアの自殺を食い止めました。

ドラマで描かれているのは、シルビアが生きている世界です。ルーシーはソーシャルワーカーになり、マイクと結婚しました。前世で関わった事件の光景がフラッシュバックします。現世の自宅には本来ウォレン家が住んでいるはずでした。そのため、前世のウォレン家の光景が見えてしまいます。午前3時33分はシルビアが自殺した時間です。ルーシーの人生が転換した時刻として影響します。

シルビア

ドラマの世界は、シルビアの自殺がギデオンによって食い止められた世界です。彼女は本来亡くなっているはずなので、前世と現世が重複し、前世ならばその場にいる人やものが見えています。

アイザック

前世ではルーシーはディロン刑事と結婚するはずです。マイクとは結婚しないので、アイザックは存在しないはずの人間です。特殊な存在であり、前世の人と会話したり、前世のものに触れたりできます。バランスを崩して前世に迷い込んでしまうこともあります。

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