シタデル Amazon配信ドラマのあらすじとネタバレ 登場人物を紹介

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Amazonプライムオリジナルドラマ「シタデル(Citadel)」を紹介します。スパイ組織シタデルと犯罪組織マンティコアの抗争を描いたアクションドラマです。

監督は映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)の監督を務めたルッソ兄弟。ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019年)でロブ・スタークを演じたリチャード・マッデンと、映画「マトリックス レザレクションズ」(2021年)でサティーを演じたプリヤンカー・チョープラーが主演を務めることも話題です。

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概要

タイトル:シタデル
原題:Citadel
制作:Amazon
配信年:2023年4月
エピソード数:全6話(各話45分程度)
対象年齢:16歳以上

対象年齢は16歳以上となっています。1-2話の段階では、アクションドラマとしての銃撃戦や格闘シーンはありますが、過度に残酷な描写やグロテスクな表現はありません。男女の性的なシーンなどはありません。

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あらすじ

妻子とともに平穏な生活を送っていたカイル・コンロイは、過去の記憶がありません。ある日、カイルの前にバーナードが現れました。バーナードは、カイルが世界的なスパイ組織シタデルの優秀なエージェント、メイソン・ケインだといいます。シタデルは、犯罪組織マンティコアによって8年前に壊滅していましたが、マンティコアの陰謀を食い止めるため、カイルことメイソンの協力が必要だといいます。

登場人物の紹介のあと、各話を紹介します。

登場人物

メイソン・ケイン

演:リチャード・マッデン
スパイ組織シタデルのエージェント。
8年前、犯罪組織マンティコアの攻撃によってシタデルは壊滅。メイソンは生き残りましたが、記憶を失い、カイル・コンロイとして生活しています。

リチャード・マッデンは、ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」でロブ・スタークを演じています。

ナディア・シン

演:プリヤンカー・チョープラー
スパイ組織シタデルのエージェント。
シタデル壊滅後は、記憶を失い、シャーロット・ヴァーノンとして生活していました。

バーナード・オーリック

シタデルのエージェント。
コンピューターや機械に精通しています。

カーター・スペンス

演:オシ・イカイル
シタデルのエージェント。
メイソンやナディアの同僚。

グレース

演:ニキ・アムカ=バード
シタデルの幹部。

アビー・コンロイ

演:アシュレイ・カミングス
カイル・コンロイ(メイソン・ケイン)の妻。

ヘンドリックス・コンロイ

演:ケイリン・スプリンガル
カイル(メイソン)とアビーの娘。

ジョー

演:モイラ・ケリー
バーナードの元妻。

ヴァレリア

演:グレニー・グッド
愛称ヴァル。バーナードとジョーの娘。

サンドラ

演:サラ・マーティンス
ジョーのパートナー。

ダリア・アーチャー

演:レスリー・マンヴィル
表向きは英国の駐米大使。
裏の顔はマンティコアの幹部。マンティコアは、8人の世界的な富豪によって結成された犯罪組織(らしい)。

アンダース/ダヴィック

 

演:ローランド・ムーラー(二役)
ダリアに仕える双子の兄弟。
アンダースは頭脳派で、ダヴィックは武闘派。

 

第1話「謎の人物」

スパイ組織シタデルのエージェントであるメイソンとナディアは、イタリアで犯罪を食い止めるミッションを遂行中です。しかし犯罪組織マンティコアの罠にかかり、爆発に巻き込まれました。

メイソンは病院で意識を取り戻しますが、記憶はありません。手元には、メイソンが偽装していたカイル・コンロイとしてのパスポートが残っていました。

そして8年後。

英国の駐米大使ダリアは、犯罪組織マンティコアの幹部です。マンティコアは、8年前にシタデルを壊滅させ、シタデルが蓄積したデータが記録されたケースを探し続けていました。ダリアは、ケースが米CIAによって保管されていることを知ると、部下に奪わせます。

そのころ、米国で妻子とともに平穏な生活を送っていたカイル(メイソン)は、家族ともどもバーナードに保護されます。バーナードは、カイルの本当の姿はメイソンであり、世界的なスパイ組織シタデルのエージェントだったといいます。シタデルは、何者かの裏切りにより壊滅しました。カイルは信じることができませんでしたが、DNAはメイソンと一致します。さらに、過去のメイソンの映像は、自分でした。また、ときどき記憶にフラッシュバックする女性が、シタデル時代のパートーナー、ナディアであることがわかります。

バーナードは、シタデルのデータが記録されたケースがマンティコアに奪われたことを明かしました。データを解析すれば、世界中の核兵器を操作できます。マンティコアにデータを利用させるわけにはいきません。協力してケースを奪い返すことができれば、メイソンの記憶を取り戻すことができるといいます。

第2話「スパイは夜現れる」

メイソンとバーナードは、ニューヨークにあるマンティコアの施設に侵入。ケースを奪い返すことに成功します。

ケースには、メイソンの記憶を取り戻すための薬品が保管されていました。シタデルのエージェントの頭部にはチップが埋め込まれ、記憶はサーバーにアップロードされます。エージェントの消息が途絶えると、エージェントから記憶は自動的に消去されますが、薬品を投与することで記憶を復活できます。

しくみはよくわかりません。

逃走する車内でメイソンが記憶を取り戻そうとすると、追ってきたダヴィックによって運転していたバーナードが撃たれてしまいました。車は壁に激突。メイソンはケースを持って逃げますが、記憶を復活させる薬品が入っていた瓶は割れていました。メイソンが記憶を取り戻す手段は失われました。

途方に暮れるメイソンでしたが、ケース内の端末が仲間の居場所を検知。ナディアが生きていることがわかります。メイソンは、スペインに渡ってナディアに再会。しかし彼女も記憶を失い、シャーロット・ヴァーノンとして生活していました。メイソンは事情を説明しますが、シャーロット(ナディア)は不審がります。そこへダヴィックが現れました。激しい戦いになると、ナディアはケース内の薬品を使って記憶を取り戻し、ダヴィックを倒します。

米国では、バーナードは生きていました。しかしダリアに捕まります。

1、2話を見た感想としては、スパイもの的な緻密な計画、潜入、頭脳戦を楽しむというよりは、ヒーローもの的な派手な銃撃戦やカーチェイスを期待したほうが良さそうです。

第3話「巨大な影」

ナディアはシタデルのエージェントとしての記憶を取り戻しました。ダヴィックを撃退後、メイソン(カイル)にシタデルの隠れ家を案内します。

隠れ家に潜伏した二人は、ケース内の端末を使って、仲間のカーターがモロッコにある施設に捕まっていることを知りました。彼を救出するには、施設を管理しているバルデゥイノから施設に入るためのアクセスコードを盗み出す必要があります。ナディアはバルドゥイノと因縁があるためメイソンが面会。メイソンがバルドゥイノの気を引いている間に、ナディアはバルドゥイノのスマートフォンをハッキングしてアクセスコードを盗むことに成功しました。しかしメイソンは、バルドゥイノが言った、ナディアがシタデルの裏切り者だという言葉が気になっていました。

一方、ダリアは、ケースをメイソンに奪われましたがデータは入手していました。世界中の核兵器を管理しようとしていますが、パスワードがわかりません。バーナードを拷問にかけて情報を聞き出すことにします。

アンダースがバーナードを拷問にかけようとすると、バーナードは、アンダースのかつての恋人ブリエルが、メイソンの妻アビーとして生きていることを明かしました。アンダースは動揺します。

第4話「告白」

メイソンとナディアは、モロッコの施設に潜入してカーターを発見。二人と再会したカーターは、シタデルが壊滅する前に実行されたミッションを回想します。

かつて、シルエ兄弟のアンダースが、交通や物流、軍事システムなどをハッキングできる装置オズ・キーを開発。ナディアの後輩セレステ・グラハムが、潜入して情報を収集することになりました。

カイル・コンロイ(メイソン)の妻アビー・コンロイがセレステですが、セレステとしての記憶はないと思われます。また、二人の娘ヘンドリックスは実の娘ではないようです。ヘンドリックスは民間人だと思うので、記憶を操作されているとしたらかわいそう。

セレステは、ブリエルとしてアンダースに取り入ることに成功。ミッションは順調に進むかと思われましたが、セレステからの連絡が途絶えます。突入部隊がセレステの救出に向かいました。アンダースを確保し、セレステを救出します。しかしダヴィックに逃げられ、回収するはずのオズ・キーは見つかりません。

メイソンは、セレステが双子の弟デヴィッドの借金返済のためにオズ・キーを盗み出し、売却しようとしたと判断。真相がわかるまでセレステの記憶を消去し、保護することにします。しかしこれはメイソンが仕組んだ偽装でした。

シタデルの通信データを調べていたカーターは、ナディアが突入部隊を使ってオズ・キーを盗もうとしていたことを知りました。メイソンはそのことに気づいていたため、セレステに罪を着せることで愛するナディアをかばったのです。

第5話「時は敵を作る」

ダリアに捕まっているバーナードは、ブリエル(セレステ)についての情報提供を条件にアンダースを説得。脱出を試みますが、ダリアに見つかってしまいました。アンダースは射殺され、家族の危険を警告されたバーナードは、核兵器を操作するためのパスワードを明かします。

一方、モロッコでは、カーターがメイソンとナディアによって救出されました。しかしカーターはナディアを信用できません。ナディアは、シタデル壊滅の1年前に姿を消した後、テロリストのラヒ・ガンビールと会っていました。カーターは、ナディアこそシタデル壊滅を招いた裏切り者として言及。ナディアは、シタデルを去った理由を明かします。メイソンの子どもを身ごもったためでした。そして、ナディアの父親であるラヒを頼り、娘にアシャと名付けたといいます。メイソンは驚きます。

ナディアはオズ・キーを奪ったようですが、破壊したといいます。事実だとしたら、なぜ作戦を無視して奪ったのかはわかりません。メイソンが事実を確認しなかったため、記憶を消されてしまったセレステがかわいそう。

ダリアの部下たちが現れると、アシャを人質にしてメイソンに協力を求めてきました。ダリアは核兵器を操作するパスワードを知りましたが、解除するにはメイソンが必要だといいます。

第6話「夜の秘密に明け方の雨を」

メイソンとナディアは、ダリアに娘アシャを人質に取られました。ロシアの無人潜水艦に潜入し、核ミサイルを無力化するミッションを命じられます。このミッションには、メイソンが必要でした。

8年前。シタデルは有事に備えてロシアの無人潜水艦にハッキングコードを仕込みました。このときメイソンは、行方不明となっているナディアの居場所をシタデルから聞き出すため、取引材料として自分の生体認証を設定しました。シタデルはナディアの居場所を知りませんでしたが、潜水艦をハッキングするにはメイソンが必要となりました。

そして現在。メイソンは潜水艦への潜入に成功。ダリア側のメンバーとして参加していたダヴィックは、兄弟のアンダースがダリアに殺されたことに気づいていました。ダリアを裏切り、潜水艦に搭載された核兵器で脅迫して権力を要求します。メイソンはダヴィックを倒し、ナディアは核ミサイルの炉心を外しました。

メイソンたちはダリアとの取引場所へやってきます。ダリアの部下に炉心を引き渡し、交換にアシャを取り戻す予定でした。メイソンたちは炉心を確保したままアシャの奪還に成功します。

その後かつてのシタデル本部跡地にやってくると、メイソン(カイル・コンロイ)は妻アビーと娘ヘンドリックスに再会。カーターは記憶回復薬をメイソンに渡します。

記憶回復薬はバックアップサーバーから作ったらしい。しくみはわかりませんが、セレステ(アビー)の記憶ももとに戻せそう。

メイソンは過去を思い出しました。8年前、メイソンはナディアを探していました。シタデルも居場所を知らないとわかると、ダリアを頼ります。ダリアはメイソンの母親でした。ダリアから、シタデルのミスにより多くの民間人が犠牲になっていること。メイソンの父親も犠牲者であること。シタデルはそういった事実を隠蔽していることを聞かされます。

メイソンは、世界各地に潜伏するシタデルのメンバーのリストをダリアに渡しました。メンバーは暗殺され、シタデルは壊滅します。8年前、シタデルを裏切ったのはメイソンでした。

過去を思い出し、愕然とするメイソンにアビーが寄り添うと、メイソンは何も思い出せないふりをします。

第1話冒頭でメイソンとナディアは行動をともにしています。このときナディアは行方不明だったはずではないでしょうか。わからない。
本編終了後、次シーズンともいえる「シタデル:ディアナ」の予告映像があります。直接の続編というより、同一の世界観を持つ物語が世界各地で展開していくようです。2024年の配信らしい。

(シーズン1 完)

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