ウェンズデー Netflixドラマのあらすじとネタバレ 登場人物を紹介

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Netflixオリジナルドラマ「ウェンズデー(Wednesday)」を紹介します。

「アダムス・ファミリー」に登場するウェンズデー・アダムスを主役にしたコメディホラードラマです。

「アダムス・ファミリー」は、もともとは1937年から米雑誌に掲載されていた漫画です。洋館に住むモンスターの家族たちが描かれ、世界観やキャラクターが人気を集めました。テレビドラマや映画、ミュージカル作品などで映像化、舞台化されています。

近年では、2019年にCGアニメーション映画「アダムス・ファミリー」、2021年に続編「アダムス・ファミリー2 アメリカ横断旅行!」が公開されています。

ここでは、Netflixオリジナルドラマについて紹介しています。

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概要

原題:Wednesday
制作:Netflix
配信年:2022年11月
全8話(各話50分程度)
対象年齢:13歳以上
性的なシーンやグロテスクな描写はありません。ただし怪物がいきなり出てきて視聴者を驚かせる、暗く不気味な場所が不安感をあおるといった演出は少しあります。また、主人公が毒舌家なので嫌味に感じる方もいるかもしれません。

Netflix公式サイト

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あらすじ

特殊な能力を持つ「のけ者(怪物)」一家アダムス家の長女ウェンズデー・アダムスは、高校を退学になり、米バーモント州にある架空の町ジェリコにあるネヴァーモア学園に編入することになりました。同学園は両親の母校であり、のけ者の子どもたちが学ぶ特殊な施設です。

ウェンズデーが同級生たちと打ち解けることができない中、町では怪物による連続殺人事件が発生。ウェンズデーは自分が関係していることを知り、真相を究明するため捜査を開始します。

登場人物の紹介のあと各話を紹介します。

登場人物

ウェンズデー・アダムス

演:ジェナ・オルテガ
アダムス家の長女。
触れた人やモノの過去または未来に関わる映像を見るという幻視能力を持っています。ただしコントロールできないため、自分の意思とは関係なく発動します。
文武に秀でた才女である一方、皮肉屋で厭世的、コミュニケーションが苦手です。

グッディ・アダムス

演:ジェナ・オルテガ(二役)
過去の人物。1600年代に生きていたアダムス家の先祖。魔女。

ハンド

両親がウェンズデーの学校生活を見守るように派遣した「手」。

イーニッド・シンクレア

演:エマ・マイヤーズ
ネヴァーモア学園の生徒。
ウェンズデーのルームメイト。
オオカミに変身する人狼族ですが、変身できないため悩んでいます。
きれいなものやゴシップ、SNSが好き。現代的な女子高生

ゼイヴィア・ソープ

演:パーシー・ハインズ・ホワイト
ネヴァーモア学園の生徒。
自分で描いた絵に命を吹き込むことができます。

幼いころ代母(キリスト教の洗礼を受けるときに立ち会う後見人的な人物のこと)の葬式に参列。彼女はウェンズデーの祖母と詐欺仲間だったため、アダムス家も葬儀に参列。ゼイヴィアはウェンズデーと出会いましたが、ウェンズデーは覚えていません。

ビアンカ・バークレー

演:ジョイ・サンデー
ネヴァーモア学園の生徒。
セイレーン族。
人の心を操ることができます。
ゼイヴィアの元彼女。

エイジャックス・ペトロポラス

演:ジョージ・ファーマー
ネヴァーモア学園の生徒。
ゴルゴン族。頭髪が蛇になっており、蛇が睨んだ相手は石化します。そのため、普段は頭にターバンを巻いています。
イーニッドのあこがれの相手。

ユージーン・オティンガー

演:ムーサ・モスタファ
ネヴァーモア学園の生徒。
養蜂クラブの部員。
ハチを操ることができます。

ローワン・ラスロー

演:カラム・ロス
ネヴァーモア学園の生徒。
念力の持ち主でゼイヴィアのルームメイト。

ラリッサ・ウィームス

演:グウェンドリン・クリスティー
ネヴァーモア学園の校長。
学園の卒業生で、ウェンズデーの両親の同窓生。

ウィームス校長を演じるグウェンドリン・クリスティーさんはドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」で女騎士ブライエニーを演じています。

マリリン・ソーンヒル

演:クリスティーナ・リッチ
ネヴァーモア学園の教師。
専門は植物学。
ネヴァーモア学園の教師や先生は「のけ者」ですが、ソーンヒルは初の人間の先生です。

ヴァレリー・キンボット

演:リキ・リンドホーム
ジェリコの診療医師。

ドノバン・ガルピン

演:ジェイミー・マクシェーン
ジェリコの保安官。タイラーの父親。
怪物による殺人事件を捜査しています。

タイラー・ガルピン

演:ハンター・ドゥーハン
ガルピン保安官の息子。
ジェリコのカフェ「風見鶏カフェ」で働いています。

ノーブル・ウォーカー

演:トミー・アール・ジェンキンス
ジェリコの町長。もと保安官。
ルーカスの父。

ルーカス・ウォーカー

演:イマン・マーソン
町長の息子。

ジョセフ・クラックストーン

演:ウィリアム・ハウストン
過去の人物。1600年代に移住してきた巡礼者(ピルグリム)の1人。
「のけ者」たちを排斥し、ジェリコの創立に貢献した指導者として尊敬されています。

アダムス・ファミリー

モーティシア・アダムス

演:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
ウェンズデーの母親。
幻視を見ることができます。モーティシア曰く、能力は持ち主の性格に依存するため、モーティシアの見る幻視はポジティブなものですが、娘ウェンズデーの場合はネガティブなものになるそうです。

ゴメズ・アダムス

演:ルイス・ガスマン
ウェンズデーの父親。
家族思いで愛妻家。

パグズリー・アダムス

演:アイザック・オルドネス
ウェンズデーの弟。
学校ではよくいじめられています。

ラーチ

演:ジョージ・バーシア
アダムス家の執事。運転手。

フェスター

演:フレッド・アーミセン
ゴメズの兄でウェンズデーの伯父。
電気ショックを作り出すことができるほか、高い格闘術やステルス能力を持っています。

第1話「水曜生まれの悲哀」

アダムス家のウェンズデーは、弟パグズリーをいじめていた生徒たちに復讐。過激な仕返しが問題となり高校を退学になりました。両親は、自分たちの母校であるネヴァーモア学園に転校させます。

学園は全寮制です。ウェンズデーと離れて暮らすことになった父親ゴメズや弟パグズリーが別れを惜しみます。母親モーティシアは代々伝わる首飾りを授けますが、ウェンズデーは母と同じ人生を歩むつもりはありません。

家族と別れ、部屋を案内されるとルームメイトのイーニッドが現れました。さっそく学園を案内されますが、楽しそうにしている同級生たちを理解できません。授業では優等生のビアンカとトラブルを起こし、石像が落ちてきて危険な目に合うこともありました。馴染めそうもありません。

ウェンズデーを心配するウィームス校長は、ウェンズデーを町の診療医師キンボット博士のもとへ連れていきました。ウェンズデーは、診療所を抜け出すと、カフェで店員のタイラーと知り合います。町の青年ルーカスたちに絡まれ、騒ぎに気づいた保安官がやってきました。このとき、ジェリコでは怪物による連続殺人事件が起きていました。保安官は、学園の「のけ者」による犯行と考えています。そして、ウェンズデーがかつて事件を起こしたゴメズ・アダムズの娘と知って警戒します。

ウェンズデーは学園に連れ戻されました。町で開かれる収穫祭ですきを見て逃げ出そうとすると、同級生のローワンにぶつかります。幻視で彼が殺される姿を見ました。知らせようとすると、ローワンが念力で攻撃してきます。そして1枚の絵を見せてきました。そこには、燃える学園と女性が描かれています。かつて学園の生徒だったローワンの母親が描いた予言の絵で、ウェンズデーが学園に危機をもたらすといいます。石像を落としてウェンズデーを狙ってきたのもローワンでした。そのとき突然怪物が現れました。ローワンは怪物に襲われて亡くなります。怪物はウェンズデーには危害を加えず立ち去りました。

「ドリップコーヒーは自分の人生に意味がないと知っている負け犬の飲みもの」
いちいち毒を吐くウェンズデーが魅力的です。

第2話「一人ぼっちの哀愁」

殺されたはずのローワンが学園に現れました。ウェンズデーは事実を確認しようとしますが、ローワンは退学処分となり、面会できないまま学園を去ります。

ウェンズデーは、犯行現場を調べてローワンのメガネを発見。メガネに触れると、幻視で紫色の本を見ます。学園の図書室で探しますが所蔵されていませんでした。

その後、学園のボートレース大会に参加。湖の小さな島にあるジョセフ・クラックストーンの霊廟から旗を取ってくるというものです。ジョセフ・クラックストーンは、およそ400年前の人物で、ジェリコの町の創設者として町の人びとから尊敬されています。ウェンズデーが旗に触れると、銅像とシンボルマークを幻視。学園にある銅像を調べると地下室を発見しました。地下室は図書室になっており、幻視で見た紫色の本を見つけました。しかし何者かに襲われて捕まります。

今回の名言
「経験したことを書けという言葉が嫌いだ。そんなのは想像力不足の言い訳だ」

第3話「友情の苦悩」

ウェンズデーは、秘密組織「ベラドンナ・クラブ」に捕まりました。ビアンカやゼイヴィアといったエリートによって組織されたクラブで、地下の図書室が拠点です。ビアンカたちはウェンズデーがクラブのことをどうやって知ったのか不審に思いつつ、ウェンズデーを勧誘します。しかしウェンズデーは興味ありません。

紫色の本を持ち帰ったウェンズデーは、ローワンの持っていた予言の絵が、紫色の本に描かれた絵の半分であることを知りました。本に残された半分にはピルグリム(巡礼者)が描かれています。絵に描かれた女性がウェンズデーだとしたら、ピルグリムがどのように関係しているのでしょうか。

ジェリコでは、町の創設者クラックストーンを称える式典が開かれます。ネヴァーモア学園の生徒たちは、町のショップや施設にボランティアとして協力します。ウェンズデーは、ジェリコの歴史を学習できるテーマパーク「ピルグリム・ワールド」でのボランティア活動に参加。予言の絵に描かれていたピルグリムのことがわかるかもしれません。歴史的な資料などが展示されている集会所に潜入してみますが、すべてレプリカでした。

ウェンズデーは、本物の集会所が森にあることをタイラーから聞きました。案内してもらい、建物に触れると幻視を見ます。巡礼者のクラックストーンが、のけ者たちを処刑する映像でした。グッディという少女だけが助かったことを知ります。

その後、町で式典がはじまると、ウェンズデーは仕掛けを作ってクラックストーンの銅像を燃やします。

森では新たな被害者が出ます。

第4話「すばらしき夜の憂鬱」

ウェンズデーは遺体安置所に潜入。森で発見された被害者を調べると、遺体の一部が欠損しています。怪物が持ち去っているようです。

その後、ゼイヴィアが怪我していることに気づきました。彼のアトリエに潜入すると、怪物の絵がたくさん描かれています。スケッチを何枚か盗みます。

ゼイヴィアが怪物なのでしょうか。保安官を訪ね、ゼイヴィアの名は出さないまま、犯人を見つけたと証言しますが、証拠を持ってくるように命じられます。

怪物とゼイヴィアを結びつける証拠が必要です。養蜂クラブのユージーンは、スケッチに書かれた洞窟を知っていました。2人は洞窟へ向かい、怪物の爪を見つけます。さらに、ゼイヴィアのアトリエで血を拭いた布を見つけました。保安官のもとへ戻り、爪と血の付いた布を渡してDNA鑑定を依頼します。

一方、ウェンズデーの交友関係を心配するハンドが、ウェンズデーの名を騙ってタイラーをダンスパーティに誘っていました。ウェンズデーは仕方なくパーティに参加。このとき、町長の息子ルーカスたちは町の銅像を燃やした犯人は学園の「のけ者」と考えていました。いたずらを仕返けます。パーティ会場が混乱する中、ウェンズデーはユージーンが洞窟で襲われている映像を幻視。パーティに参加できずに1人で洞窟を調査していたユージーンは、怪物に襲われます。

第5話「悲運の因果」

ユージーンは命をとりとめますが、意識の戻らないまま入院します。

保安官の息子であるタイラーは、ウェンズデーの父親ゴメズの犯罪記録を持ち出しました。ウェンズデーは、ゴメズが学生時代にモーティシアをめぐってギャレット・ゲイツを刺殺したことを知ります。

そんな中、学園では「保護者の会」の日を迎えました。ウェンズデーの両親をはじめ、生徒の保護者たちが学園に集まります。

ジェリコでは検視官が自殺。過去に起きたギャレット・ゲイツ殺害事件における不正を後悔していたといいます。保安官は、事件の容疑者だったゴメズの釈放について不正が行われたと考え、ゴメズを逮捕します。

ウェンズデーは、予言の絵や連続殺人を起こしている怪物について捜査していますが、タイミングよく父親が逮捕されました。誰かが捜査の邪魔をしているようです。保安官に相談しますが聞いてもらえません。また、DNA鑑定の結果、ゼイヴィアの血と怪物の爪のDNAが一致しなかったことを聞かされます。

母親モーティシアは父親の事件について知っているはずです。探すと、ベラドンナ・クラブの図書室で見つけました。クラブはアダムス家の先祖グッディ・アダムスが創設したもので、のけ者を守るためにクラックストーンを倒したことを聞かされます。さらに、ギャレット・ゲイツがモーティシアのストーカーだったこと。ギャレットと、ギャレットからモーティシアを守ろうとしたゴメズが乱闘になったこと。2人を止めようとしたモーティシアは、誤ってギャレットを刺してしまったことがわかります。ギャレットを刺したのはモーティシアでした。ゴメズはモーティシアをかばい、身代わりになって逮捕されたのです。

話を聞いたウェンズデーは、事件が起きたとき、ギャレットの様子が尋常ではなかったという部分に疑問をいだきます。ギャレットの墓を掘り返すと、骨は紫色に変色していました。死因は刺殺ではなく、毒殺です。

ギャレット・ゲイツはジョセフ・クラックストーンの子孫です。ギャレットの父親アンセル・ゲイツは、のけ者たちを憎んでいました。毒を仕込んで学園の生徒たちを毒殺しようとしていました。当時保安官だった町長はゴメズの無実を知っていましたが、裁判になって町の評判が落ちることを恐れ、事件を隠蔽しました。町長に就任できたのもゲイツ家の支援のおかげです。ウェンズデーとモーティシアは町長に迫り、ゴメズを釈放させます。

保護者の会のためにジェリコを訪れていた家族が家へ帰る日がやってきました。モーティシアの思い出話を聞いたウェンズデーは、ウィームス校長に変身能力があることを知ります。ローワンはやはり殺されており、ウィームス校長が学園の名誉を守るため、変身して成り代わっていたことがわかります。

第6話「悪意の代償」

ジェリコで起きている事件を追うウェンズデーは、謎のメッセージを受け取りました。メッセージで指定されている霊廟へ向かうと、同級生たちがウェンズデーの16歳の誕生パーティを用意していました。戸惑っていると、グッディの幻視を見て、洋館を見つけるように助言を受けます。

幻視を見て倒れたウェンズデーは、自室に運ばれました。意識を取り戻すと、幻視に現れた洋館のスケッチをゼイヴィアに見せます。ゲイツ家の屋敷だといいます。屋敷跡へやってくると町長を発見。保安官に会おうとする町長のあとを追うと、町長が車に引かれます。

ウェンズデーは毎回トラブルが起きた場所にいます。校長に注意され、外出禁止になりますが、タイラーとイーニッドの協力で脱出。再びゲイツ家の屋敷跡にやってくると、町長を引いた車を発見しました。さらにクラックストーンを祀る祭壇や現在も使われている寝室を発見。寝室にあったオルゴールにはローレル・ゲイツのイニシャルが記されています。過去の事件で亡くなったギャレット・ゲイツの妹です。

町長は入院していましたが、何者かに生命維持装置を外されて殺されます。

第7話「苦渋の決断」

町長の葬式で怪しい人物を見かけたウェンズデーが追いかけると、伯父のフェスターでした。姪の様子を見に来たといいます。怪物のスケッチを見せると、「ジキルとハイド」に出てくる怪物ハイドであることがわかりました。ハイドは、トラウマや薬物、催眠術などで覚醒し、解放した人物に忠実に従います。

ゼイヴィアがハイドに違いありません。見つけて尾行すると、心療医師キンボット博士と会っていました。彼女がゼイヴィアを操っているようです。

ウェンズデーは診療所へやってきました。キンボット博士の正体はローレル・ゲイツであり、学園に復讐しようとしているといって言及しますが否定されます。まだ証拠はありません。ウェンズデーが診療所をあとにすると、怪物ハイドが現れて博士は殺されます。

ウェンズデーは保安官に推理を報告し、ゼイヴィアを捕まえます。

事件は解決しました。これまでの捜査を進めるうちに、ウェンズデーの中でタイラーへの思いは大きなものになっていました。タイラーを訪ね、キスをすると、タイラーが怪物ハイドに変身する幻視を見ます。

第8話「闇の中の殺意」

ウェンズデーはタイラーを捕まえ、拷問にかけてハイドに変身させようとします。しかし彼がハイドであるという情報はウェンズデーの幻視でしか証明されていません。イーニッドやビアンカたちは拷問という過激な行動を非難。タイラーは解放されます。

そのころ、意識不明だったユージーンが回復しました。ウェンズデーが見舞うと、洞窟で怪物に襲われたときに見かけた人物のブーツが赤色だったことを明かします。

いつも赤色のブーツを履いているのはソーンヒル先生です。彼女がローレル・ゲイツでした。ウェンズデーはソーンヒル先生を糾弾。ソーンヒルは否定します。ウェンズデーはタイラーを呼びました。彼がすべてを自白したと聞かされると、ソーンヒルは自分がローレルであることを認めます。

ローレル(ソーンヒル)の父親アンセルは、「のけ者」を憎んでいました。町の「のけ者」を調べていたため、タイラーの母親がハイドであることを知っていました。ローレルはそのことを父親から聞かされていたため、タイラーに怪物の血が流れていることを知っていました。植物の毒を使ってタイラーをハイド化させることに成功。自分に忠実なタイラーを操って事件を起こしていました。

ローレルは正体を明かしました。現れたタイラーをハイドに変身させてウェンズデーを襲わせようとします。しかしタイラーは命令に従いません。タイラーと思われた人物は、ウィームス校長が変身した姿でした。ローレルは驚きますが、とっさに取り出した注射器で校長に毒を注射。校長は絶命。ウェンズデーはスコップで殴られて気絶します。

ウェンズデーが気づくと、クラックストーンの霊廟で拘束されていました。ローレルの目的は、クラックストーンを復活させて「のけ者」たちに復讐することです。しかし棺は封印されており、グッディ・アダムスの子孫しか開けることはできません。ローレルがウェンズデーの手を棺に当てると、棺が反応します。ハイドの被害者の部位が周囲に配置され、復活の儀式がはじまりました。

ついにクラックストーンが復活し、ウェンズデーは剣で刺されて倒れます。クラックストーンとローレルが学園へ向かうと、ウェンズデーの前には、母親からもらった首飾りによって呼び出されたグッディの霊が現れました。グッディの霊がウェンズデーの体内に入ると、ウェンズデーの傷は治ります。

ウェンズデーは急いで学園へ向かいますが、ハイドと化したタイラーが現れて襲ってきました。ハンドから知らせを受けたイーニッドがやってきます。彼女の能力は覚醒し、オオカミとなってハイドに立ち向かいます。

ウェンズデーが学園にやってくると、クラックストーンとローレルが学園を炎に包もうとしていました。ウェンズデーは、仲間たちに助けられながら2人を倒します。

ゼイヴィアは釈放され、学園に平穏が訪れました。ひとつの学年が終わり、新学期の前に生徒たちには夏期休暇が与えられます。多くの生徒たちは久しぶりにわが家へ帰ります。彼らが一時の別れを惜しむ中、ウェンズデーにも執事のラーチが運転する車が迎えにやってきました。故郷へ向かう車に揺られていると、ゼイヴィアからもらったスマホには差出人不明のメッセージが届きました。ウェンズデーのことをつねに見張っているものがいるようです。

護送されるタイラーは、変身の兆候を見せます。

(シーズン1 完)

2022年12月現在。シーズン2に関して正式な発表はありません。ただ、かなり好評だったようなので、制作されると思われます。

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