クルーエル・サマー シーズン2 Amazon配信ドラマのあらすじとネタバレ 登場人物を紹介

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Amazonプライムオリジナルドラマ「クルーエル・サマー」シーズン2を紹介します。米国の架空の町を舞台に、二人の少女に起きた事件を扱ったミステリードラマです。

シーズン2となっていますが、シーズン1とは登場人物や舞台が異なります。「複数の時間軸が交互に描かれる」「二人の少女を中心に物語が進む」といった共通点はありますが、ストーリー的なつながりはありません。

シーズン1は米国有料チャンネルで放送されたものをAmazonが買い取りましたが、シーズン2はAmazonが制作しました。

前:シーズン1

概要

タイトル:クルーエル・サマー シーズン2
原題:Cruel Summer
制作:Amazon
配信年:2023年8月
エピソード数:全10話(各話40分程度)
対象年齢:16歳以上

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あらすじ

友人たちが高校生活最後の夏を満喫する中、メーガンは地味な生活を送っていました。しかし留学生のイザベラがホームステイとして同居することになると、メーガンの生活に変化が現れます。幼馴染のルークと付き合うことになりますが、およそ半年後、ルークは遺体となって発見されます。

1999年の夏と冬、2000年の夏という3つの時間軸が交互に描かれます。いつの話なのか、テロップが表示される上、画面の色合いや人物の髪型などを変えることで区別されていますが、ひんぱんに切り替わるため話が少しわかりづらいです。

登場人物のあと、各話を紹介します。

登場人物

メーガン

演:サディ・スタンリー
高校3年生。
高いITスキルを持っており、大学への進学を夢見ています。しかし家計は厳しく、奨学金が必要です。

イザベラ

演:レクシー・アンダーウッド
メーガンの家にホームステイする少女。
裕福な家庭に育ち、ヨーロッパの寄宿学校から米国に留学してきました。

ルーク

演:グリフィン・グラック
メーガンの幼馴染。

デビー

演:ケイディー・ストリックランド
メーガンの母親。スティーブの会社に勤めています。

スティーブ

演:ポール・アデルスタイン
ルークの父親。土地開発会社の経営者。

ブレント

演:ブレイデン・デ・ラ・ガルザ
スティーブの息子。ルークの兄。

ジェフ

演:ナイル・ブロック
メーガンやルークの友人グループの一人。
映像関係の仕事に興味があり、いつもビデオカメラを手にしています。

パーカー

演:リサ・ヤマダ
メーガンやルークの友人グループの一人。
ブレントの恋人。

リリー

演:ジェナ・ラム
メーガンの妹。

ネッド

演:ベン・コットン
町の外れに住む変わり者。
スティーブの会社と土地を巡ってトラブルを起こしたことがあります。

トレバー

演:オリー・ショロタン
イザベラの友人リサの兄。
ある日、イザベラを訪ねて現れます。

ジャック保安官

演:ショーン・ブレイクモア
町の保安官。

第1話「ようこそチャタムへ」

1999年/夏
メーガンの家に留学生のイザベラがホームステイすることになりました。メーガンから友人たちを紹介されたイザベラは、ルークに惹かれます。メーガンは、イザベラを応援することにします。

1999年/冬
メーガンは大学進学を希望しています。家計は厳しいのですが、成績が優秀なため奨学金を貰えることが決まりました。

スティーブの会社で、取引先を招いたクリスマスパーティが開かれます。メーガンの母親デビーはスティーブの会社に勤めているため社員として参加。メーガンやイザベラも招かれます。人々が集まる中、巨大スクリーンにルークのベッドシーンの映像が流れました。相手の女性は判然としませんが、イザベラの衣服が映っていました。

2000年/夏
湖でルークの遺体が見つかります。

第2話「切れない絆」

1999年/夏
メーガンは、イザベラを応援すると言いました。しかしイザベラがルークに積極的に接する様子を見て心境は複雑です。

1999年/冬
クリスマスパーティで流れた映像では、ルークの相手はイザベラとされました。しかし本当はイザベラではなくメーガンです。事実が知られれば、メーガンの奨学金は取り消されてしまいます。イザベラは、親友のメーガンのために身代わりになることにします。ルークにも相談すると、ルークは撮影者として兄ブレントを挙げました。兄ブレントには、女性との行為を撮影する悪趣味があったためです。イザベラは、ブレントの部屋に忍び込み、隠されていたビデオテープを破壊します。

一方で、イザベラはテープに映っていた女性はメーガンだとデビーに明かしてしまいます。デビーに軽蔑されるのが耐えられなかったといいます。

2000年/夏
ルークの遺体から、銃で撃たれた形跡や薬物が発見されます。当初は事故と考えられていましたが、他殺の可能性が浮上しました。

第3話「深まる疑惑」

1999年/夏
メーガンとイザベラは、お互いの家族について話し合ううちに意気投合します。

1999年/冬
メーガンは、イザベラが事実をデビーに明かしたことを怒ります。

家の名誉を守りたいスティーブは、醜態をさらしたルークを叱ります。

2000年/夏
保安官は、犯行に使われた銃がスティーブのもので、ルークとイザベラ、メーガンの指紋が付いていることを知ります。

ルークの殺害現場と思われるコテージから、イザベラのバッグが見つかりました。中には大量の札束が入っていました。

第4話「漏れ出す真実」

1999年/夏
メーガンたちは、お酒を買うために偽のIDカードを作って年齢を偽証します。

1999年/冬
メーガンの家の排水管が壊れてしまいました。修理費で貯金がなくなります。裕福な家庭に育ったイザベラがお金を寄付しようとするとデビーは反対。デビーはスティーブを頼りますが、ビデオテープのことで関係は良好とはいえません。

2000年/夏
イザベラは、メーガンが夜中に血の付いた服を捨てるのに気づきました。密かに拾います。

警察はメーガンのパソコンを押収しました。また、メーガンが妊娠していることがわかります。ルークに拒否されたことが殺害の動機と考えます。

第5話「クリスマスに望むこと」

1999年/夏
イザベラの友人リサの兄トレバーが訪ねてきます。トレバーは、イザベラが突然姿を消したため探していたといいます。

イザベラとルークは結ばれます。メーガンはそのことを知りませんが、ルークを好きなことに気づきました。イザベラに明かすと、イザベラは身を引くと言います。

1999年/冬
メーガンは、町で変わり者扱いされているネッドの家に通っています。

デビーは、イザベラが書いたリサへの手紙を発見しました。イザベラは、手紙を書くだけで1通も送っていません。

2000年
メーガンの妊娠を警察に教えたのはイザベラの弁護士でした。イザベラがメーガンの荷物から事実を知ったようです。

デビーがイザベラのホームステイを解消しようとすると、イザベラはメーガンの秘密を知っているといいます。

メーガンにはトレバーから手紙が届きます。メーガンを心配する内容でした。トレバーの妹リサも、ルーク同様、水難事故で亡くなっていたことがわかります。

第6話「湖の底へ」

1999年/夏
イザベラはルークと別れました。

メーガンはルークの誕生パーティを開催します。

1999年/冬
高いITスキルを持つメーガンは、密かにネッドの仕事を手伝っていました。

メーガンとルークは結ばれます。

2000年
メーガンは、リサとルークの死の類似性を疑っていました。

デビーは、イザベラが隠し持っていた血の付いた衣服を目にします。メーガンが捨てようとしていたものでした。

第7話「世界の終わり」

1999年/夏
誕生パーティ翌日。メーガンとルークはお互いの思いを確かめます。

1999年/大晦日
年越しパーティが開かれます。ルークは、イザベラからキスを要求されたといって友人たちに自慢していました。立ち聞きしたメーガンがイザベラを問い詰めると、イザベラは事実と違うといいます。

2000年
メーガンは、ID偽造の件で起訴されました。奨学金は取り下げられます。大学進学は不可能になりました。偽造IDの件を警察に明かしたのはジェフでした。酒を買おうとして露見したのです。

スティーブは、土地を巡ってトラブルがあったネッドが自分たちを恨んでいると考えていました。ルークを殺したのはネッドに違いありません。

第8話「罪の告白」

1999年/夏
メーガンとルークは、親密になっていきます。

1999年/冬
メーガンとイザベラはルークを拘束し、お酒に薬物を混ぜて飲ませると、キスの件について告白させ、様子をビデオカメラで撮影しました。ルークは、メーガンとルークの行為を撮影したのはルーク自身だったことも明かします。しかしクリスマスパーティでビデオテープを流したのはルークではないといいます。さらに、ルークは初体験がメーガンではないことを明かしました。そのことをメーガンに知られたくなかったイザベラは、ルークに銃を向けます。

2000年
ビデオテープに映っていた女性が、イザベラではなくメーガンだったことが保安官に知られました。しかし誰が教えたかはわかりません。

スティーブは、自分たちを恨むネッドがルークを殺したと考えています。保安官もネッドを怪しみます。

メーガンはネッドの家に侵入し、監視カメラの映像を探しました。監視カメラには、コテージへ続く道も映っているため、メーガンやイザベラがコテージに向かう姿も映っているかもしれません。保安官に見つかって捕まります。

第9話「ルーク・チェンバースの過ち」

1999年/秋
学校の新学期がはじまりました。進路調査でルークが沿岸警備隊を希望していることを知ると、スティーブは反対します。

そのころ、ルークは兄ブレントや友人たちから女性との関係を撮影したビデオテープを作ってみろと煽られます。

1999年/冬
父親スティーブへ反発心を抱くルークは、クリスマスパーティでビデオテープを流します。

イザベラはリークを銃で撃ちました。弾丸は耳をかすめた程度でしたが、イザベラは脅迫の様子を撮影したビデオテープを持って立ち去ります。メーガンは、妊娠していることを告げて去ります。

メーガンの妊娠を知ったルークは愕然とし、どうにか脱出すると湖畔へ逃げてきます。ポケベルで誰かを呼び出します。

第10話「エンドゲーム」

2000年/元旦
湖畔にやってきたルークは、兄ブレントを呼び出しました。母親のことで口論になると、二人は取っ組み合いになり、ルークは湖に落ちます。ブレントは、ルークが湖に落ちたことを父親に相談し、ルークを探しますが見つかりません。

一方、家に戻ってきたメーガンとイザベラは、ルークを解放するためコテージに戻りますがルークの姿はありません。

2000年/夏
保安官は、ネッドの家から監視カメラの映像を入手。メーガンが警察のパソコンをハッキングして映像を確認すると、コテージへ向かうスティーブの車が映っています。犯人はスティーブなのでしょうか。メーガンとイザベラがスティーブを問い詰めますが、スティーブは否定します。
そんな中、警察が新たな情報を掴んだという報道がされると、イザベラは姿を消しました。

保安官の元に、コテージでルークが拘束されている映像が届いていました。メーガンが映っていたためメーガンが逮捕されます。

ルークを湖に突き落としたのはブレントです。メーガンが逮捕されたことを知ったブレントは、スティーブに相談しました。しかしスティーブはメーガンに罪をなすりつけようとしていました。ブレントは、母親の死因についてあらためてスティーブに確認。母親は、幼いルークに気を取られて交通事故を起こしたと聞かされていましたが、実際は彼女自身の飲酒運転が原因でした。スティーブは、家の名誉を守るために事実を隠し、ルークのせいにしていたのです。

ブレントは勾留中のメーガンに面会。大晦日にルークに呼び出され、口論となってルークを湖に突き飛ばしたことを明かします。コテージにあったイザベラのバッグにお金を入れたのもブレントでした。ブレントとスティーブは逮捕されます。

メーガンは釈放されました。大学進学は不可能となりましたが、ネッドからIT関係の仕事の依頼が入ります。なんとか生活はしていけそうです。パソコンを操作していたメーガンは、桟橋を映す監視カメラの映像を発見しました。映像には、湖畔に泳ぎ着いたルークの顔を踏み付け、溺死させるイザベラの姿が映っていました。

そのころ、イザベラは海外に向かう飛行機の中にいました。機内で親しくなった少女にリサと名乗ります。

異なる時間が交互に描かれ、思わせぶりなアイテムが登場したり、人間関係が変わっていたりします。終盤に向かって伏線が回収されていくのですが、何が起きているのかよくわからないことも多いです。ちょっとした混乱を楽しむことができるドラマかと思います。

前:シーズン1

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ドラマ「クルーエル・サマー」はAmazonから配信されています。プライム会員は追加料金なしで視聴できます。

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