バイキングシーズン2 Netflixドラマのあらすじとネタバレ登場人物を紹介

写真出典：IMDb

Netflixから配信されているノルウェードラマ「バイキング」シーズン2を紹介します。中世ヨーロッパのバイキングたちの生活を描いたブラックコメディです。

ほかの部族や首長の座を巡る陰謀劇が描かれているのですが、会話の内容などがひたすら下品です。主人公のライバルも性格が悪くてイライラするのですが、1話30分程度です。あまり目くじら立てず、お酒でも飲みながら適当に流し見するには適度な長さかと思います。
音声は英語しかないので字幕になります。その点、ちゃんと見ていないと何を話していたかわからなくなってしまうのですが、それでもあまり気にならないところがいい。

前：シーズン1
次：シーズン3

Netflix公式サイト

概要
第1話「東西遠征」
第2話「奴隷生活」
第3話「義手」
第4話「報復」
第5話「シングピース」
第6話「最後のドミノ」
登場人物
おすすめドラマ

概要

原題：Vikingane
英題：Norsemen
制作：NRK（ノルウェー放送協会）
制作年：2017年
全6話（各話30分程度）
年齢制限：15歳以上

2016年から放送されているノルウェーのコメディドラマシリーズ。
シーズン2は2017年に放送されました。

第1話「東西遠征」

アルビッドとフローヤは西方のイングランド・ノーサンブリアを襲撃。豊かな土地を目にして将来の移住を夢見ます。そして多くの略奪品を得てノルハイムへ戻ってきました。
アルビッドとフローヤはお互い心を通い合わせますが、ヒルドルはアルビッドの子を身ごもっており、彼らは微妙な関係にありました。

そんな中、森で見つかったオームとルーファスが連行されてきます。ノルハイムから逃げ出した2人はローマを目指していましたが、森で迷っているところを発見されたのです。一緒にいるはずのリブはどこかへ逃げてしまったため姿がありません。

ヤール・ヴァルグは東方のノブゴロド（ロシアにあった国）へ攻め込みますが、大きな成果を上げることはできません。

第2話「奴隷生活」

村に連行されてきたオームとルーファスは、奴隷へと身分を落とされます。しかしオームは口ばかりで動こうとせず、奴隷仲間から反感を買っていました。

アルビッドはついにフローヤに求婚します。しかしどこかに逃げていたリブが戻ってくると、アルビッドの自分への不当な扱いを法務官に訴えました。かつてアルビッドは農夫オルバーを殺し、彼の妻リブを奪い取ったのです。法務官はリブの正当性を認め、リブは首領アルビッドの妻の座に返り咲きます。
ヒルドルはリブによってアルビッドの家から追放され、アルビッドがリブと復縁したと知ったフローヤはアルビッドに別れを告げます。

ヤール・ヴァルグは、西方への地図を手に入れるため忍者を雇いました。忍者はアルビッドの館に忍び込み、守衛を殺して宝箱に手を伸ばします。しかしそのとき罠が発動し、忍者は岩に押しつぶされます。

第3話「義手」

忍者が失敗したことを知ったヤール・ヴァルグは、オームにアルビッドを失脚させる計画を持ちかけます。一方で、鍛冶屋に精巧な義手を作らせました。

そのころアルビッドは、フローヤと仲直りします。

ヒルドルの妊娠は偽りでした。アルビッドが自分のことを妻に迎えないと知ると、出産をねつ造し、生まれた子どもは狼に奪われたと嘘を付いてアルビッドを非難します。

一方、オームはルーファスとともに法務官を襲撃します。しかし法務官が生きていることを知って慌てて法務官の家へ向かいます。

第4話「報復」

アルビッド、フローヤ、ラグナル、オーム、ルーファスが法務官の家へやってくると、法務官は瀕死の状態でした。そして犯人としてオームを名指しします。しかしその直後、オームは安楽死だといって法務官にとどめを刺しました。

法務官は遺言状を残していました。遺言状により、ルーファスは法務官に就任し、オームは奴隷身分から解放されます。遺言状はオームが作った偽物ですが、アルビッドたちは真実を知りません。

法務官の葬儀が行われると、ヤール・ヴァルグの代理としてトルスタインがやってきました。アルビッドの体制が崩れていく様子をドミノゲームに例えますが、アルビッドはドミノを知らないのでメッセージを理解できませんでした。

その後、アルビッドが農民たちから徴税すると、農民たちは不満を募らせます。

第5話「シングピース」

中世ヨーロッパでは、小国家や部族による「シング」と呼ばれる集会が開かれ、ルールの取り決めや争いの仲裁が行われました。バイキングたちのシングが開かれることになり、アルビッドたちは会場へ向かいます。
途中、アルビッドの統治に不満を持つ農民たちが武器を手に襲撃してきます。しかし彼らに戦いの経験はありません。アルビッドたちは難なく撃退します。

アルビッドがシングの会場にやってくると、西方への地図を巡ってヤール・ヴァルグとの話し合いが行われます。ヴァルグは地図をもらう約束を前首長オラフと交わしていました。約束の履行を主張すると、アルビッドはヴァルグの不当な襲撃を糾弾します。
アルビッドの正当性が認められ、ヴァルグは非を認めました。そしてアルビッドに謝罪の証として贈り物を贈ります。そこへ、かつてオラフを刺し殺した男が現れ、ナイフは犯行に使われたものであることを明かしました。
アルビッドが激高し、ナイフを手にして男を襲うと、聴衆がアルビッドを取り押さえます。シングでは争いごとは禁止されていたためです。
アルビッドは男たちをふりほどき、逃走しました。

その後、法務官ルーファスは、オームを新たな首長として宣言します。そこへヴァルグがやってきて、逃げたアルビッドが崖から落ちて死んだことを伝えます。