NHK「アンという名の少女2」前半のあらすじとネタバレ 登場人物を紹介

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写真出典:IMDb

NHK海外ドラマ「アンという名の少女2」は、小説「赤毛のアン」を原作とした海外ドラマ「アンという名の少女」の続編です。

シーズン1は2017年にカナダCBCとNetflixによって放送され、国内では2020年にNHK総合で放送されました。

シーズン2は2018年に配信され、国内でも2021年9月にNHK総合での放送が決まりした。

ここではシーズン2全10話のうち前半の第1話-第5話を紹介します。

シーズン2以降、人種問題やLGBTといったテーマも目立ってくるようですが、どのような感じなのでしょうか。といった感じで見てみました。

シーズン1はこちら、シーズン2後半はこちらで紹介しています。

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シーズン2の概要

原題:Anne with an E
原作:赤毛のアン(Anne of Green Gables)
制作:カナダCBCとNetflixの共同制作
配信年:2018年
国内:NHK総合(2021年)
全10話(各話45分程度)

Netflix公式サイト

NHK公式サイト

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シーズン2 第1話-第5話あらすじ

ジェリーを襲った2人組の強盗は、カスバート家に下宿し、アボンリー村には金鉱があるといって村の住民への詐欺を計画します。アンとマシュー、マリラは2人と親しくしていましたが、次第に彼らの行動に不信感を抱きはじめます。

そのころ、ギルバートは船で働いていました。同僚の黒人バッシュと仲良くなり、アボンリー村に帰ってきます。

前:シーズン1
次:シーズン2後半(第6話-第10話)

第1話「青春は希望の季節」

心臓の病に悩まされていたマシューは回復し、アンはジェリーに読み書きを教えはじめます。
そしてグリーンゲーブルズに下宿するネイトとダンロップは正体を隠し、大規模な詐欺を計画していました。ネイトは地質学者を装い、アボンリー村に金鉱が眠っていると噂を広めます。村人たちがネイトに説明を求めると、ネイトはニューヨーク市にあるという第三者機関からの調査証明書を公開しました。村から金が発見されたと信じた村人たちはいっきに沸き立ちます。証明書はネイトが偽造したものですが、誰も気づきません。

そんな中、アンはネイトの部屋からニューヨーク市のスタンプを見つけます。

一方、ギルバートは船で働くことになり、バッシュと知り合います。

ネイトとダンロップはジェリーのことを覚えていますが、ジェリーは二人のことを覚えていないようです。
オープニングのテーマソングがすっかりお気に入りです。
途中、アンたちが海へ行くシーンがあります。会話からマリラは50歳のようです。もうちょっと上かと思っていました。

第2話「小さなしるしは測定できるが、その解釈は無限」

アンの学校では、絵を描くことが好きなコールがおとなしい性格のため、ビリーたちからからかわれていました。アンはいじめられていた自分の過去を重ね、コールに声をかけます。

詐欺計画を進めるネイトとダンロップは、計画の最終段階に入り、アボンリーの人びとを誘導して金鉱開発の資金を集めはじめます。ダイアナの父ウィリアム・バリーは乗り気になり、率先して働きかけますが、妻エリザは莫大な資金を使うことに不安を抱いていました。

ミニーメイが可愛い。

また、マシューとマリラは金鉱開発には手を出さないことを決めます。借金の返済が終わったばかりで家計に余裕がないせいもありますが、財産はすべてアンに譲る予定だからです。将来、アンが必要だと思えば、それから着手しても遅くありません。

マシューはジェリーが文字を勉強していることを知ると、以前アンがギルバートを叩いて割ってしまった石版をジェリーに譲ります。

そのころ、船で働くギルバートとバッシュは、トリニダード・トバゴに到着します。ギルバートはバッシュの母親を紹介されますが、黒人たちが古い時代と変わらず、奴隷のように扱われている姿を目にします。

第3話「本当のものを見るのは心の目」

アンはシャーロットタウンへ向かうダイアナの一家に同行させてもらい、シャーロットタウンへやってきます。そしてギルバートに手紙を出して金鉱のことを伝えます。ダイアナの父ウィリアム・バリーは、村人たちから募った金鉱開発の資金を銀行から引き出しました。

グリーンゲーブルズでは、マリラはネイトがアンの部屋から出てくるところや、強いお酒を隠し持っているところを目撃します。また、手伝いのジェリーはネイトに絡まれて彼のことを恐れ、マシューはそのことに気づきました。マリラとマシューは、金鉱開発自体に疑念を抱いていたせいもありますが、ネイトに不信感を抱きます。

シャーロットタウンでは、アンがジョセフィンから過去に島で起きた金鉱開発の話を聞きます。ケープウルフで金が見つかったという噂が持ち上がったのですが、結局嘘だったというものです。
アンはダイアナとともに当時の情報を調べ、記者をしていたマルコム・フロストから島には金など眠っていないことを知らされます。アンは、ネイトとダンロップが他人を装いながら実は昔からの知り合いであること、金鉱の調査証明書とネイトが持っていた紙が同じであること、ネイトがニューヨーク市のスタンプを持っていたことなどから、彼らが詐欺師であることを確信します。
しかしダイアナの両親は話を聞こうとしません。
アボンリー村に戻ってくると、ウィリアムは村人たちから集めた資金をネイトに渡します。

マリラとマシューはアンの話を信じました。気づかれたと知ったネイトとダンロップは資金を持って村から脱走します。村人たちは2人を追いかけ、仲間割れを起こして争った結果偽の採鉱口に落ちていたダンロップだけ捕らえます。

詐欺事件はシーズン2を通して裏で少しずつ描かれるのかと思っていましたが、解決したようです。

一方、ギルバートにはアンからの手紙が届きます。そこにはアボンリー村で金が見つかったと記されていました。

第4話「かなえられぬ希望の痛ましい焦り」

アボンリー村の多くの住人が詐欺被害にあって困窮します。マリラはネイトとダンロップを下宿させたことに責任を感じ、人びととの接触を避けていました。リンド夫人は思い込みすぎないように慰めます。

バリー家も大きな被害を被り、夫婦の関係は緊張していました。ダイアナは友人たちとの交流を禁じられ、花嫁修業を課せられます。

そんな中、アンは行商人と仲良くなり、中古品のペンダントをもらいました。そしてシャーロットタウンで婦人服店を営むジェニーからマシュー宛に何度も手紙が送られてきていることを知ると、二人を橋渡しするため返事を偽造します。
その後に届いたジェニーからの手紙の内容がマシューにはわかりません。自分で書いたものではないからです。
マシューはアンが書いたことに気づくと、間違った行為だといってアンをたしなめました。アンは謝罪しますが、傷ついたマシューの心を癒やすことはできません。
マシューがジェニーを訪ねて謝罪すると、ジェニーはアンを許し、アンの境遇と気持ちに理解を見せます。マシューもアンの育った環境と彼女の愛への渇望を思い返しました。家に戻ると、アンに愛していることを伝えます。

バリー家では、両親の緊張状態が子どもたちにストレスとなって現れます。ダイアナの母エリザは子どもたちに謝罪し、夫ウィリアムと話し合いました。エリザは詐欺の被害にあったことを怒っていたのではありません。ウィリアムが何も相談してくれなかったことが不満でした。相談してくれれば反対しなかった。そして一緒に悩みたかったと打ち明けます。ウィリアムはエリザの気持ちを理解し、家族に安らぎが戻りました。ダイアナの花嫁修業は延期され、アンとの交流が許されます。

アンとダイアナは、壊れたペンダントの片方ずつを分け合います。

一方、ギルバートはアンに返事を出しました。そして町で遭遇した妊婦の出産を手伝います。

第5話「彼女の生涯を決定した行為」

少女たちはオシャレや恋に興味を抱いています。アンもキスとはどんなものなのか。マシューとマリラに質問を投げかけました。
2人は咄嗟に答えることができずに戸惑います。

アンのもとにギルバートから手紙が届きます。アボンリーに金が見つかっても帰る予定はないという内容でした。手紙の内容を聞いたダイアナは、ギルバートに恋するルビーに、彼の思い出として手紙をあげたらどうかと提案します。しかしアンは理由を付けて自分の手元に残しておくことにします。

またある日、アンは赤毛の印象をまぎらわせるため、リボンを付けて登校しました。ダイアナが評価に困っていると、コールがアレンジして髪型を整えます。アンは、芸術的なセンスを持つコールに感心します。

その後、キスについて答えを考え抜いたマリラがアンの部屋を訪ねると、アンの髪が緑色に変色していたため驚きます。アンは髪を染めようとして失敗したのです。

一方、ギルバートがバッシュと一緒にアボンリー村へ戻ってきます。

ギルバートは、アンへの手紙には戻らないと書いたようですが、なぜ戻ってきたのか気になります。

前:シーズン1
次:シーズン2後半(第6話-第10話)

登場人物

アン・シャーリー

演:エイミーベス・マクナルティ
カスバート家の養女となった14歳の少女。
赤毛と顔のそばかす、痩せていることがコンプレックスです。

マリラ・カスバート

演:ジェラルディン・ジェームズ
アンの養母。マシューの姉(原作では妹)。
堅実で理性的な性格。
ギルバートの父ジョンとはかつて恋愛関係にありました。
求婚されますが、兄のマイケルが亡くなり、母親を一人残すことができなかったためジョンとの結婚を諦めました。

マシュー・カスバート

演:R・H・トムソン
アンの養父。マリラの弟(原作では兄)。
無口で内気ながら心優しい男性。
学生時代、衣料店を営むジェニーと恋愛関係になりかけたことがありますが、兄のマイケルが亡くなったときに学校を辞め、ジェニーとも疎遠になりました。

ダイアナ・バリー

演:ダリラ・ベラ
アンの親友。

エリザ・バリー

演:ヘレン・ジョーンズ
ダイアナの母親。ダイアナと孤児だったアンとの交流を心配しています。

ウィリアム・バリー

演:ジョナサン・ホームズ
ダイアナの父。

ミニーメイ

演:リアン・キーラ・アームストロング
ダイアナの妹

ジョセフィン・バリー

演:デボラ・グローバー
シャーロットタウンに住むダイアナの大叔母。

ギルバート・ブライス

演:ルーカス・ジェイド・ズマン
アンのクラスメート。優等生でしたが、父親を亡くすと学校を辞めて船で働き始めます。

バッシュ

演:ダルマー・アブゼイド
ギルバートが船で働いているときに知り合った黒人男性。
ギルバートの友人になります。

レイチェル・リンド

演:コリーン・コスロ
カスバート家の隣人。
マリラの良き友人ですが、ゴシップ好きなためときどきマリラを困らせます。

ジェリー・ベイナード

演:エイメリック・ジェット・モンタズ
カスバート家に雇われている少年。
アンに何かと言いがかりをつけられます。

コール・マッケンジー

演:コーリー・グルーター・アンドリュー
アンのクラスメート。芸術的な才能を備えていますが、物静かなためクラスの男子たちからいじめられます。

ルビー・ギリス

演:カイラ・マシューズ
アンのクラスメート。
当初はアンのことを警戒していましたが、家の火事以来、アンとは親友になります。

ジェーン・アンドリュース

演:リア・パパス=ケンプス
アンのクラスメート。プリシーとビリーの妹。

ジョーシー・パイ

演:ミランダ・マッキーオン
アンのクラスメート。

ティリー・ボールター

演:グレンナ・ウォルタース
アンのクラスメート。

プリシー・アンドリュース

演:エラ・ジョナス・ファーリンガー
アンのクラスメート。
フィリップス先生に恋愛感情を抱いています。

ビリー・アンドリュース

演:クリスチャン・マーティン
アンのクラスメート。乱暴者でアンやコールをいじめます。

フィリップス先生

演:ステフェン・トレーシー
アンの学校の教師。教師と生徒という立場ながらプリシーと恋愛関係にあります。

ジェニー

演:ブレンダ・バジネ
シャーロットタウンで婦人服店を営む女性。
マシューに思いを寄せていました。

ネイト

演:タラス・ラヴレン
グリーンゲーブルズの下宿人。シャーロットタウンでジェニーを襲ってお金を奪った犯人のひとり。
ダンロップと組み、アボンリー村の住民に金鉱開発の詐欺を働きます。

ダンロップ

演:シェイン・カーティ
グリーンゲーブルズの下宿人。シャーロットタウンでジェニーを襲ってお金を奪った犯人のひとり。
ネイトともに詐欺計画を立てますが、いつしかアボンリー村の住民に親近感を覚えます。

前:シーズン1
次:シーズン2後半(第6話-第10話)

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