Netflix（ネットフリックス）オリジナルドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のシーズン2を紹介します。中高生ぐらいのお子さんがいる場合は、一緒に見ると盛り上がるドラマです。
シーズン2 概要
Netflix（ネットフリックス）オリジナルドラマ
配信日：2017年10月27日
全9話（各話60分弱）
第1章「マッド・マックス」48分
第2章「変わり者たちのハロウィン」56分
第3章「未知なる生物」51分
第4章「賢者ウィル」46分
第5章「ディグダグ」58分
第6章「スパイ」52分
第7章「姉妹の契り」46分
第8章「マインド・フレイヤー」48分
第9章「ゲート」62分
シーズン1では、マイクたちは裏世界に連れ込まれた友人ウィルを救い出し、現れた怪物デモゴルゴンを退治しました。しかし裏世界への門が閉じられたわけではありません。およそ1年後。ホーキンスの町は再び怪奇な現象に見舞われます。
Netflixオリジナルドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」は、Netflixから視聴できます。
スポンサーリンク
あらすじ
シーズン1から1年後の1984年秋。
エル（イレブン）はホッパーに保護されていましたが、外出は禁じられています。母親の存在を知ると、逃げ出して再会。自分と同じように実験体にされた少女カリの存在を知ります。
そのころ、ホーキンスの町には危機が迫っていました。裏世界の怪物「マインドフレイヤー」が出没し、ウィルを操って表世界に復讐しようとしていたのです。
ネタバレ
デモゴルゴンとともに消滅したと思われていたエル（イレブン）は、裏世界へ飛ばされていました。しかし、デモゴルゴンが作った抜け道を使って裏世界を脱出していました。
そしてシーズン1からおよそ1年たった1984年秋。エルはホッパーに保護されて山小屋で密かに暮らしています。外出は禁じられていましたが、山小屋の地下で研究所に関する捜査資料を見つけると、母テリーのことを知って山小屋を脱走します。
あるとき、ダスティンはナメクジのような奇妙な生物を見つけ、ダルタニヤン（ダート）と名付けて育てていました。シーズン1の最後にウィルが口から吐き出した、裏世界の生物です。次第にダートは凶暴性を見せ、デモゴルゴンの幼生であることがわかります。ダスティンは、ダートを地下室に閉じ込めると、スティーブに助けを求めます。
ナンシーとジョナサンは、バーバラの死の真相を打ち明けるため、バーバラの家族と連絡を取ろうとします。しかし政府の職員に知られて研究所に連行されました。そこで2人は裏世界の存在を知らされます。人々の恐怖心を煽らないために口止めされますが、ナンシーは密かに博士との会話を録音していました。ジョナサンとナンシーは、元ジャーナリストのマレーに会ってすべてを打ち明けます。
ホーキンスの郊外では、作物が腐る事件が発生していました。調査していたホッパーは、畑の地下で裏世界につながるトンネル網を見つけますが、そのまま裏世界に閉じ込められます。
裏世界から戻ったウィルは、幻覚に悩まされるようになっていました。あるとき幻覚の中で怪物に襲われ、ウイルスを口から注ぎ込まれます。そして裏世界にホッパーが閉じ込められていることを感知します。ジョイスたちは、ウィルの描く町の地図を使ってホッパーの居場所を突き止め、畑から裏世界へ侵入して彼を救い出しました。そこへ、研究所から裏世界へ侵入してきた研究所の職員たちが現れます。彼らがツルを焼き払うと、連動してウィルが苦痛を訴えます。対処に悩むジョイスたちにウィルがツルの弱点を教えました。
一方、ダスティン、スティーブ、ルーカス、マックスは、ダートを郊外におびき出します。小さかったダートは、大型犬ぐらいの怪物に成長していました。怪物はデモドッグと名付けられ、大量の仲間とともに襲ってきます。ダスティンたちが絶体絶命かと思われたとき、デモドッグたちは何かに呼ばれたように、どこかへ走り去ります。
そのころ、研究所の職員たちは、ウィルの指示に従って裏世界に潜入。ツルを駆除しようとしていました。そこへ、大量のデモドッグが襲ってきます。職員たちは全滅。ウィルは裏世界の怪物に操られ、弱点を教えると嘘を付いて職員たちを罠にかけたのです。
実の母テリーを訪ねていたエルは、母の記憶から自分と同じ環境で育った少女がいることを知ります。他人に幻覚を見せる能力を持つカリでした。カリは、ギャングとなって研究所の元職員たちに復讐していました。カリの助言で、怒りを使うと力を強化できることを知ったエルは、このままカリとともに復讐するか、カリと別れるかを迫られます。そのとき、マイクたちが危険にさらされていることを感知します。
裏世界から伸びてくるツルは、巨大な怪物の触手のようなもので、「マインドフレイヤー」と名付けられました。マインドフレイヤーは、デモドッグを研究所に向かわせ、職員たちを殺戮します。研究所の電気は止まり、マイクたちは閉じ込められました。デモドッグの犠牲になりながら、ボブが電源を復活させます。電気が復活したことでマイク、ウィル、ジョイス、ホッパーは研究所を脱出し、ダスティン、ルーカス、マックス、スティーブが合流するとマイヤーズ家に逃れます。さらにナンシーとジョナサンもやってきます。彼らはウィルからマインドフレイヤーの弱点を聞き出そうとします。ウィルは会話をマインドフレイヤーに聞かれないため、モールス信号を使って「CLOSE GATE（ゲートを閉じろ）」と伝えました。そこへデモドッグの群れが現れて家を囲みますが、エルが駆けつけます。
エルはデモドッグを追い払うと、ゲートを閉じるためにホッパーとともに研究所へ向かいます。ジョナサン、ナンシー、ジョイスはウィルの体を熱してウイルスを追い出すことに成功し、ウィルをマインドフレイヤーから解放します。マイク、ダスティン、ルーカス、マックス、スティーブは地下トンネルに入ってツルを燃やし、マインドフレイヤーを引きつけます。そして研究所へやってきたエルは、怒りを開放してゲートを閉じました。
事件から1か月。マレーが研究所でのできごとを公表し、研究所は閉鎖されます。バーバラの葬儀が執り行われ、オーウェンス博士はエルに出生証明書を発行します。学校ではダンスパーティーが開かれ、少年たちはイベントを楽しみます。しかし学校を覆い尽くすように、マインド・フレイヤーの巨大な影が空にそびえていました。
（シーズン2 完）
登場人物
マイク・ウィーラー
演：フィン・ヴォルフハルト
ホーキンス中学校に通う少年。
シーズン1では親友のルーカス、ダスティン、エル（イレブン）とともに失踪したウィルを捜索しました。エルと行動を共にするうちに彼女のことが気になり出します。
エル（イレブン）
演：ミリー・ボビー・ブラウン
政府のMKウルトラ計画によってホーキンス研究所で訓練された超能力者。実験体番号11号（イレブン）。
シーズン1では、実験中にデモゴルゴンに接触したことで恐慌状態に陥り、力を発動させて裏世界への門（ゲート）を開いてしまいました。デモゴルゴンが出現したことで研究所が混乱すると、脱出します。
裏世界の怪物が現れるようになったのは、エルがゲートを開いたせいといえます。マイクたちと知り合ったエルは、ウィルを救出することに協力。町に現れたデモゴルゴンと一緒に消えましたが、その後表世界へ戻ってくることに成功し、ホッパー警察署長の養子になっています。
ダスティン・ヘンダーソン
演：ゲイテン・マタラッツォ
マイクの親友の一人。
4年生のときに転校してきて、マイク、ウィル、ルーカスと出会いました。
グループ内でもめ事が起きると、仲裁役になることが多いです。転校してきたマックスが気になる様子。
ルーカス・シンクレア
演：ケイレブ・マクロクリン
マイクとウィルの幼いころからの親友。
現実的な性格をしており、事件に冷静に対処します。
転校してきたマックスが気になる様子。
ウィル・バイヤーズ
演：ノア・シュナップ
マイクの親友の一人。
シーズン1では、裏世界に引きずり込まれていましたが、母ジョイスと警察署長ホッパーに救出されます。しかし裏世界に長時間いたため、裏世界の存在を身近に感じるようになります。
マキシーヌ・メイフィールド
演：セイディー・シンク
シーズン2から登場。愛称はマックス。
母親の再婚に伴い、ホーキンス中学校に転校してきました。
ナンシー・ウィーラー
演：ナタリア・ダイアー
マイクの姉。
シーズン1でスティーブとつきあい始めますが、行動を共にするジョナサンが気になります。
ジョナサン・バイヤーズ
演：チャーリー・ヒートン
ウィルの兄。写真と音楽が好きな青年。
内向的な性格で、学校では変わり者扱いですが、シーズン1では弟ウィルを必死に探しました。
スティーブ・ハリントン
演：ジョー・キーリー
ホーキンス高校の人気者でしたが、ビリーが転校してきたことで様子が変わります。
ナンシーとつきあい始めましたがうまくいきません。
ダスティンとは師弟のような関係を築きます。
ビリー・ハーグローブ
演：デイカー・モンゴメリー
シーズン2から登場。マックスの義理の兄。
父親の再婚でホーキンスに引っ越してきた若者。
ジョイス・バイヤーズ
演：ウィノナ・ライダー
ウィルの母親。
夫ロニーと離婚し、自分が勤める電気店の店長ボブと新たな生活をはじめようとしています。
ホッパー警察署長、ボブとは高校時代の同級生。
カレン・ウィーラー
演：カーラ・ブオノ
マイクの母親。
ジム・ホッパー
演：デヴィッド・ハーバー
ホーキンス市の警察署長。
ウィルの母ジョイス、電気店の店長ボブとは高校時代の同級生。
娘サラを癌で亡くしたあと妻と離婚しています。
エル（イレブン）を養子として引き取りました。
ボブ・ニュービー
演：ショーン・アスティン
シーズン2から登場。
ジョイスが勤める電気店の店長。
ジョイスの友人でもあり恋人。
カリ・プラサード
演：エイト – リネア・ベルテルセン
シーズン2から登場。
MKウルトラ計画による実験体番号8号（エイト）。
他人に幻覚を見せる超能力を持っており、仲間たちと組んで強盗などを働いています。
研究所でエル（イレブン）と一緒に育てられましたが、幼いときに研究所を脱出したため、エルはあまり覚えていません。
マレー・バウマン
演：ブレット・ゲルマン
シーズン2から登場。
ホーキンス研究所で極秘に行われている研究を暴こうとする元ジャーナリスト。
サム・オーウェンス博士
演：ポール・ライザー
シーズン2から登場。
シーズン1で亡くなったブレンナー博士に代わって研究所を管理するエネルギー省の職員。
少年たちやホーキンスの人々に協力します。
おすすめのドラマ
ドラマ「ストレンジャー・シングス」に興味のある方にはこちらのドラマもお勧めです。
ハンナ
とある研究施設から男によって連れ去られた少女ハンナ。彼女は一般教養のほか、狩猟術や格闘術をたたき込まれて育つ。やがてハンナの存在を知った謎の組織が彼女を捕らえよう現れる。ハンナの正体、謎の組織の目的とは。
エレクトリック・ドリームズ
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか？」や「高い城の男」などの作品が有名なSF作家フィリップ・K・ディックの短編作品をもとに脚本家によって書かれた一話完結型のアンソロジードラマです。
ザ・ボーイズ
ヒーローたちは企業に雇われ、金と名誉のために脚色されたプロフィールとねつ造された事件で正義を演出します。彼らの不正を暴くために立ち上がった男たちがいました。
