ザ・ボーイズ シーズン4 Amazon配信ドラマのあらすじ ネタバレ 登場人物を紹介

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Amazon配信ドラマ「ザ・ボーイズ」シーズン4を紹介します。

なお、同ドラマは全8話が予定されており、2024年6月13日に第1話〜第3話が配信。その後、毎週木曜に1話ずつ更新されます。
当ブログでは、配信に合わせて更新します。

前:シーズン3

概要

原題:The Boys
原作:同名コミック
制作:Amazon
配信:2024年6月
エピソード数:全8話(各話60分程度)
年齢制限:18歳以上対象
残酷な描写や性的なシーン、会話などが多々あります。
当ドラマは、次のシーズン5で完結すると発表されています。

世界は崩壊の危機に瀕している。ビクトリア・ニューマンは権力を固めつつあるホームランダーの支配の元、これまで以上に大統領府に近づいている。ベッカの息子はブッチャーの元を去ってしまった。さらに“ザ・ボーイズ”のメンバーはブッチャーの嘘にうんざりし、彼はリーダーを退くことになる。手遅れになる前に、彼らは協力して世界を救う方法を見つけなければならない。(Amazon紹介文)

シーズン4には、スピンオフドラマ「ジェン・ブイ」の舞台となったゴドルキン大学や、登場人物の名前が登場します。ストーリー的にジェン・ブイを見ていないとわからないということはありませんが、見ておくとドラマの楽しみ方が広がると思います。

登場人物の紹介のあと、各話のあらすじを紹介します。

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登場人物

ビリー・ブッチャー

演:カール・アーバン
初登場:シーズン1
元FBI捜査官でボーイズのリーダーでしたが、シーズン4ではボーイズのメンバーから除外されています。

恋人ベッカがホームランダーに襲われて行方不明になって以来、ヒーローを敵視してボーイズに参加しました。その後、ベッカとホームランダーとの間には、息子ライアンがいることがわかりました。

シーズン2では、隔離されているベッカを救い出そうとしますが、ライアンの過失によってベッカは亡くなります。

シーズン3では、ホームランダーを倒そうとして時効性のV24を使用。ホームランダーに酷似した能力を手に入れますが、副作用で余命が1年程度であることがわかりました。

ヒューイ・キャンベル

演:ジャック・クエイド
初登場:シーズン1
ボーイズのメンバー。
恋人のロビンがAトレインに引き殺されたことをきっかけにボーイズに加わりました。
その後、偶然知り合ったスターライトと付き合い始めます。

シーズン3では、ホームランダーを倒すために時効性のV24を使用。瞬間移動能力を手に入れました。

フレンチー

演:トマー・カポン
初登場:シーズン1
ボーイズのメンバー。
もともとは犯罪組織の一員。投獄中、犯罪知識を見込まれてボーイズに勧誘されました。
シーズン1で出会った能力者キミコのことを心配しています。

マーヴィン

演:ラズ・アロンソ
初登場:シーズン1
ボーイズのメンバー。別称マザーズ・ミルク
弁護士だった父親がソルジャー・ボーイを調査しているときに事故で亡くなりました。ヴォート社の不正を暴くためにボーイズに参加しました。

妻モニークとは離婚。彼女との間に娘ジャニーヌがいます。

キミコ・ミヤシロ

演:福原かれん
初登場:シーズン1
ボーイズのメンバー。
幼いときに弟ケンジとともにテロリスト集団に誘拐され、軍務を強制させられていました。脱出しますが、密輸組織に捕まり、ヴォート社に売られてコンパウンドVを投与されます。両親を失ったときのショックで口がきけません。
本来の戦闘能力が強化されている上、高い治癒能力を持っています。

シーズン1で、監禁されているところをボーイズに救出され、仲間に加わります。

弟ケンジも能力者でしたが、シーズン2でストームフロントと戦い、亡くなっています。

アニー・ジャニュアリー

演:エリン・モリアーティ
初登場:シーズン1
ヴォート社セブンの元メンバー。ヒーロー名はスターライト。
強靭な肉体と電撃を放つ能力を持っています。

シーズン1でセブンに加入しましたが、ヒーローの実態を知って幻滅。ボーイズに協力します。

シーズン3でセブンを脱退しました。

ホームランダー

演:アントニー・スター
初登場:シーズン1
ヒーローの精鋭グループ「セブン」のリーダー。
飛行能力や透視、盗聴、怪力、目から発射できる光線などの能力を持つ強力なヒーロー。
人命救助や社会福祉に勤しむヒーローと思われてきましたが、攻撃的で暴力的、残酷な性格をしています。実験によって作られ、両親がいないため、愛情に対して強い欲求を持っています。

シーズン3で、ソルジャー・ボーイの精子を使って作られたことがわかりました。

Aトレイン

演:ジェシー・アッシャー
初登場:シーズン1
セブンのメンバー。本名レジー・フランクリン。
高速移動ができます。

シーズン1では、高速移動中にヒューイの彼女をひき殺してしまいました。
コンパウンドVの過剰摂取により、身体が蝕まれています。

シーズン3では、差別問題が原因でブルーホークを殺害しますが、自身も倒れました。ブルーホークの心臓を移植されて延命します。

ディープ

演:チェイス・クロフォード
初登場:シーズン1
セブンのメンバー。本名はケビン・モスコヴィッツ
深海中でも活動でき、海洋生物と意思疎通ができます。

シーズン1でスターライトに対するセクハラ行為が発覚し、社会的地位を失うと、セブンのメンバーから外されました。

シーズン2では、共同教会に入信し、カサンドラと結婚しました。

シーズン3では、ヴィクトリア・ニューマンと取引したホームランダーの命令により副大統領候補を殺害。カサンドラは離れましたが、セブンに復帰します。

ブラック・ノワール

演:ネイサン・ミッチェル
初登場:シーズン1
セブンのメンバー。
かつてヒーローグループ「ペイバック」のメンバーでした。横暴だったソルジャー・ボーイを追放する作戦のとき、戦いで脳を損傷しました。

シーズン3では、ホームランダーとソルジャー・ボーイが親子であることを隠していたため、ホームランダーに殺されました。

シスター・セージ

演:スーザン・ヘイワード
初登場:シーズン4
新たなセブンのメンバー。
世界一の頭脳を持っています。

ファイアクラッカー

演:キーラ・ホール
初登場:シーズン4
新たなセブンのメンバー。
指先から発火できます。
スターライトを激しく憎んでいます。

スプリンター

演:ロブ・ベネディクト
初登場:シーズン4
ファイアクラッカーの仲間。
分身できます。

エゼキエル

演:ショウン・ベンソン
初登場:シーズン1
ヴォート社に所属するヒーローの1人。ゴム人間。宗教団体サマリタンズ・エンブレイス財団の指導者。

ケイト・ダンラップ

演:マディー・フィリップス
初登場:「ジェン・ブイ」シーズン1
ゴドルキン大学の学生。
手で直接触れることで他人の行動を操ることができます。

ゴドルキン大学は、スピンオフドラマ「ジェン・ブイ」の舞台。ヴォート社が運営するヒーロー教育機関です。

サム・リオーダン

演:エイサ・ジャーマン
初登場:「ジェン・ブイ」シーズン1
ゴドルキン大学の学生。
強靭な肉体と圧倒的な力を持っています。

テックナイト

演:デレク・ウィルソン
初登場:「ジェン・ブイ」シーズン1
高い観察力や洞察力を使って犯罪捜査にあたるヒーロー。

ウェブウィーバー

演:ダン・ムソー
初登場:シーズン4
腰に空いた穴からクモの糸を出す能力者。
強度の薬物中毒者です。

シェイプシフター

演:エリン・モリアーティ(二役)
他人に変身できる能力者。画像はアニー(スターライト)に変身している姿です。

スタン・エドガー

演:ジャンカルロ・エスポジト
初登場:シーズン1
ヴォート社の元社長CEO。
シーズン3では、エドガーを排斥しようとするホームランダーによって、ヴォート社における不正の首謀者として告発され、失脚しました。

アシュリー・バレット

演:コルビー・ミニフィー
初登場:シーズン1
ヴォート社の元広報。CEOスタン・エドガー失脚後、ホームランダーの推薦でCEOを継ぎますが、ストレスに悩まされています。

アダム・バーク

演:P.J.バーン
初登場:シーズン2
映画「セブンの夜明け」などの監督。

キャメロン・コールマン

演:マシュー・エジソン
初登場:シーズン3
ヴォート社系列のニュース番組司会者。

バーバラ

演:ナンシー・レネハン
初登場:シーズン4
ヴォート社の研究施設でヒーローを研究する科学者。
かつてホームランダーの誕生に立ち会った1人。

ベッカ

演:シャンテル・ヴァンサンテン
初登場:シーズン1
ビリー・ブッチャーの恋人。ヴォート社に務めていましたが、行方不明となったことが、ブッチャーがボーイズに参加する原因となりました。

シーズン2で、ホームランダーとの間にできた息子ライアンとともに生きていることがわかりました。しかし、ストームフロントからベッカを守ろうとしたライアンの攻撃に巻き添えになり、命を落としました。

ライアン

演:キャメロン・クロベッティ
初登場:シーズン1
ブッチャーの恋人だったベッカとホームランダーの息子。
未発達ながら、ホームランダーと同様、または彼以上の強力な能力を持っています。

シーズン2では、母親ベッカを守るため、能力の片鱗を見せてストームフロントを攻撃。ベッカも巻き添えになってしまいます。

マロリーに預けられていましたが、シーズン3では父親ホームランダーに協力し、ソルジャー・ボーイと戦いました。

ヴィクトリア・ニューマン

演:クラウディア・ドゥーミット
初登場:シーズン2
ヴォート社の不正を暴こうとしている国会議員。正体は、目視した相手を破裂させることができる能力者。
ヴォート社のCEOスタン・エドガーの養子。

シーズン3では、ホームランダーと取引。コンパウンドVを手に入れると娘に投与し、養父エドガーの失脚に協力しました。さらに、ライアンの居場所を教える代わりに、副大統領候補を暗殺させると、自ら副大統領候補に立候補しました。

ゾーイ

演:オリビア・モランディン
初登場:シーズン3
ヴィクトリア・ニューマンの娘。
病弱でしたが、コンパウンドVを投与されて能力者となりました。口が裂けて触手を伸ばします。

サミール・シャー

演:オミッド・アブタヒ
初登場:シーズン4
ヴォート社の科学者。
ニューマンの夫。ゾーイの父。

グレース・マロリー

演:ライラ・ロビンス
初登場:シーズン1
CIAの元副長官。
ボーイズを創設し、ブッチャーたちを使ってヴォート社の不正を暴こうとしていましたが、親族を失くすことになって引退。ビリーたちを陰から支援します。

シーズン2でライアンを引き取りました。

シーズン3ではソルジャー・ボーイを冷凍保存しました。

ジョー・ケスラー

演:ジェフリー・ディーン・モーガン
初登場:シーズン4
CIA職員。ブッチャーの旧友。

コリン

演:エリオット・ナイト
初登場:シーズン4
スターライトの支持団体スターライト・ハウスのメンバー。
かつて家族を失い、ドラッグに依存する生活を送っていましたが、フレンチーにスターライト・ハウスを紹介されて更生に努めています。

ロバート・シンガー

演:ジム・ビーバー
初登場:シーズン1
大統領候補。副大統領候補としてヴィクトリア・ニューマンが就任しています。

ヒュー・キャンベル

演:サイモン・ペグ
初登場:シーズン1
ヒューイの父親。

ダフネ・キャンベル

演:ローズマリー・デウィット
初登場:シーズン4
ヒューイの母親。

ネイサン・フランクリン

演:クリスチャン・キーズ
初登場:シーズン1
Aトレインの兄でトレーナー。
シーズン3で、Aトレインとブルーホークの争いに巻き込まれ、半身不随となりました。

モニーク

演:フランセス・ターナー
初登場:シーズン3
マーヴィンの元妻で、二人の間に娘ジャニーヌがいます。
トッドと付き合っていました。

トッド

演:マシュー・ゴーマン
初登場:シーズン3
モニークの元恋人。ホームランダーの熱心なファン。

シェリー

演:ジョーダナ・ラジョイ
初登場:シーズン1
フレンチーのパートナー。

第1話「卑劣の極み」

シーズン3から半年後。

副大統領候補ヴィクトリア・ニューマンは、大統領候補ロバート・シンガーの応援演説を行っています。しかしシンガーにとってニューマンの存在は脅威でした。CIAからニューマンが能力者と聞かされていたためです。このとき、ボーイズはマーヴィンをリーダーとしてCIAに協力し、ニューマンをなんとかして選挙から降ろさせようとしていました。そこへホームランダーがライアンをともなって現れます。ボーイズは警戒しますが、ニューマンにとってもホームランダーは好ましい存在ではありません。殺人容疑で係争中のホームランダーと関わることは、選挙に悪影響を与えると考えていたためです。

シーズン3第8話。ホームランダーは、演説中にライアンへ暴言を吐いた男性を焼き殺しました。

ブッチャーは、ライアンを見つけ出すと、連れ戻そうと説得しますが、ホームランダーが現れました。ホームランダーは、ブッチャーの余命が短いことを指摘してライアンを連れ去ります。

フレンチーとキミコは、ニューマンの部屋に侵入。化粧品を強力な酸とすり替えますが、ニューマンの娘ゾーイがやってきました。突然ゾーイの口が裂け、口内から触手が伸びて見張っていたCIAの職員を殺害。フレンチーとキミコは窓を破って外に飛び出すと、スターライトに助けられます。

後方待機していたヒューイの前にニューマンがやってきました。ヒューイはとっさに酸をかけますが、ニューマンは意に介しません。ニューマンは、ヒューイが持っているレッド・リバー研究所の資料を使って正体を暴露されることを恐れています。お互いの不干渉を提案すると、やってきたブッチャーがニューマンの頭を銃で撃ちました。しかしニューマンは死にません。テレビ撮影のために立ち去ります。

レッド・リバー研究所はニューマンが育った施設です。本名はナディアで能力者であること。能力を制御できずに両親を殺してしまったこと。スタン・エドガーの養子であることなどが記録されています。

その後、ブッチャーの前にジョー・ケスラーが現れ、協力を申し出ます。

ヴォート社の会議では、セブンの新メンバー探しが議題となっていました。優秀な人材がほしいホームランダーは、世界一の頭脳を持つシスター・セージを訪ねます。

会議の席になぜかブラック・ノワールがいます。

ブッチャーは、ライアンを取り戻したいと考えています。ニューマンを呼び出すと、取引を提案しました。ニューマンは、ヒューイがレッド・リバーから持ち出したデータを要求します。

会話にゴドルキン大学の名前が出てきました。ゴドルキン大学は、スピンオフ作品「ジェン・ブイ」の舞台で、ヒーローのみが感染するウイルスが研究されていました。

ヒューイの父親ヒューが脳卒中で倒れました。父親を見舞ったあと、ヒューイが荷物を取りに事務所に向かうとブッチャーがいました。ブッチャーは、ハグをしてヒューイのことを応援すると、データが入ったUSBを服から盗み出します。

社会の不正を暴こうとする人々はスターライトを支持し、「スターライター」と呼ばれていました。事務所スターライト・ハウスにやってきたアニーは、活動への協力を要求されます。しかしアニーは広告塔になることは不満でした。同行していたフレンチーは、コリンと再会します。薬物の自助集会で知り合ったコリンをスターライト・ハウスに紹介したのはフレンチーでした。

マーヴィンは、元妻モニークから彼女の元恋人トッドの捜索を依頼されました。トッドはホームランダーの熱烈なファンです。マーヴィンは気乗りしませんでしたが、トッドを心配している娘ジャニーヌのために引き受けます。

トッドを探していたマーヴィンとフレンチー、キミコは、トッドを含むホームランダーの支持者たちが、シスター・セージに案内されて建物に入っていくところを目撃します。

ホームランダーの裁判が結審しました。ホームランダーは無罪でした。裁判所の前に待機していたホームランダーの支持者と、抗議するスターライターの間で争いが始まります。裁判所から出てきたホームランダーが止めに入ります。アニーも現れました。騒動は収まりません。そこにトッドたち、ホームランダー支持者の遺体が発見され、スターライターの犯行とされました。
トッドたちは、ホームランダーの命令でAトレイン、ディープ、ブラック・ノワールによって撲殺されていました。現場までAトレインが運んできましたが、高速で運ばれたため誰も気づきません。すべてシスター・セージの計画通りです。

ヒューイが再び病院へやってくると、幼いときに家を出ていった母親ダフネが現れます。

ニューマンのデータを見ていたブッチャーの前にベッカの幻影が現れました。ベッカがヒューイを巻き込まないように注意すると、ブッチャーはニューマンとの取引をあきらめます。

第2話「堕ちた者たちの生き様」

セブンたちのプロモーション映像が撮影されています。休憩中、ブラック・ノワールがトッドたちを殺したことについて疑問を口にすると、Aトレインは、ブラック・ノワールらしくないといって注意しました。ブラック・ノワールは(シーズン3で)ホームランダーに殺されたため、別の能力者がスーツを着ていました。

新ブラック・ノワールは誰がスーツを着ているのか、気になります。

ブッチャーは、余命についてボーイズに明かしました。マーヴィンは、ブッチャーを解雇します。

ホームランダーは、ライアンをヒーローとして売り出そうとしていました。シスター・セージのアイデアに従った人命救助のシナリオが作成されますが、ホームランダーは自分が登場しないため不満です。

ライアンの人命救助がシナリオに沿って行われます。しかし途中、シナリオと違ってホームランダーが現れました。ホームランダーが犯人役を突き飛ばすようにライアンに命じると、ライアンは命令に従いました。犯人役は数十メートル突き飛ばされ、壁に衝突してつぶれます。ライアンはショックを受けます。

スターライトの支持者たちは、殺人容疑で警察に勾留されています。彼らは無罪なので助け出さなくてはなりません。マーヴィンたちは、遺体を誰の目にも触れず、どうやって運んだのか考えていました。死因は撲殺で、能力は使われていません。巧妙な手口から、シスター・セージの関与を疑います。

マーヴィン、フレンチー、キミコは、シスター・セージに問いただすため、彼女が参加するイベントにやってきました。ボーイズの動きを追っていたブッチャーも加わります。シスター・セージは、ファイアクラッカーに会いに来たようです。調査を進めると、セージたちに待ち伏せされていました。戦いの末、どうにか逃げ出します。

イベントに登場する「マーベラス・ミセス・レイチェル」は、Amazonプライムオリジナルドラマ「マーベラス・ミセス・メイゼル」のパロディで、主演レイチェル・ブロズナハンをもじっているようです。

Aトレインは、親戚の子どもたちからヒーローとして慕われていました。しかし兄ネイサンが脚本に沿った活躍だったことを暴露すると、子どもたちはAトレインを軽蔑します。
Aトレインは、トッドたちの殺害が別の場所で行われたことを示すデータをヒューイに提供しました。容疑者として捕まっていたスターライトの支持者たちは釈放されます。

ヒューイは、母親ダフネが突然現れた理由がわかりません。

ブッチャーは、ライアンを助けるため、マーヴィンに協力を求めました。しかし拒否されます。

第3話「我らは赤旗を掲げ続ける」

セブンは、新たなメンバーとしてシスター・セージとファイアクラッカーを迎えました。しかしホームランダーは、ファイアクラッカーでは役不足としか思えません。シスター・セージにはなにか考えがあるようです。

キミコは、会話能力を回復するために心理療法を続けています。過去と向き合う必要があるとアドバイスを受け、自分が巻き込まれた事件を調査。かつて自分を誘拐したテロ組織・シャイニングライト(光解放軍)がニューヨークに潜伏していることがわかりました。フレンチーを誘って潜伏地点へ向かいます。大きな成果があったわけではありませんが、フレンチーは、キミコが1人の女性と争いになったとき、驚いた表情を見せたことが気になります。

この女性は誰なのでしょう。フレンチーとコリンは恋愛関係に発展していくのかと思っていましたが、フレンチーはコリンというパートナーを見つけたようです。キミコには弟がいたので、今更、姉妹もいたとはならないでしょう。ここで登場した女性が、実はキミコの元パートナーだったという展開だったら残念かも。

ブッチャーは、ジョー・ケスラーから強力な睡眠薬を手に入れました。ライアンを眠らせて連れ帰る計画です。ネットゲームでライアンに接触すると、呼び出すことに成功しました。かつてブッチャーは、ライアンに憎まれ口を叩きました。しかし本心ではなかったことを明かします。そして、本来は薬を飲ませるはずでしたが、ライアンを騙すようなことはできませんでした。

ヴォート社では、アシュリーがCEOを外され、シスター・セージが就任します。会議では、犯罪分析室から監視映像が盗まれたことでスターライトの支持者が釈放されたことが議題となりました。

会議の会話から新ブラック・ノワールはゴドルキン大学の出身らしいことがわかります。

ファイアクラッカーは、執拗にスターライトの悪評をSNSで発信しています。アニーは、ヴォート社に潜入すると、ファイアクラッカーに密会。敵対視する理由を尋ねました。ファイアクラッカーは、かつてコンテストでアニーがファイアクラッカーの悪口を広めていたことを明かします。アニーは過去を認め、謝罪しますが、ファイアクラッカーは許すことができません。

マーヴィンは、Aトレインを密かに味方につけました。ニューマンとホームランダーの密会情報を入手すると、ヒューイとともにアイスショーの会場となっているアリーナへ向かいます。
ホームランダーとシスター・セージが現れました。ヒューイが彼らの会話を盗聴。選挙後、セブンがシンガーを暗殺すれば、ニューマンが大統領になれるというものでした。セージが条件として能力者管理局の解体などを要求すると、ホームランダーは、能力者としての正体を明かすように要求を追加しました。
ニューマンは正体を明かすことを拒否しますが、能力者であることを恥じる必要はない。ゾーイに同じ思いをさせてはいけないとホームランダーから諭され、揺らぎます。そのとき、ホームランダーはヒューイが盗聴していることに気づきました。ホームランダーが隠れているヒューイを探し始めると、熱線によってアリーナが破壊されます。アイスショーの練習をしていたキャストたちは犠牲になります。
マーヴィンはどうにか逃げ出し、ヒューイはAトレインに救出されました。

Aトレインの今後が心配。

その後、ヒューイは父親の看病に病院へやってくると、付き添っていた母親ダフネに家を出ていった理由を尋ねました。ダフネは、うつ病だったことを明かします。

ホームランダーは、ライアンがブッチャーと会っていたことに気づきました。望むものを与え、開かれた未来を約束してもライアンは自分に愛情を向けてくれません。苦悩するホームランダーに、家へ帰るべきだという心の声が聞こえます。

ヴォート社CEOスタン・エドガーが出てきていません。シーズン3で失脚しましたが、このままだとは思えないので興味深いです。でも今シーズンは出てこないのかも。
ブラック・ノワールの中の人は、ジェン・ブイに出てきたサムという説があるようです。
第3話までは、各登場人物の過去が大きく取り上げられています。ドラマ「ザ・ボーイズ」は次のシーズン5で完結すると発表されているので、キャラクターに厚みを持たせ、整理したいのかと思いますが、やや退屈です。シスター・セージやファイアクラッカーでは、ストームフロントやソルジャー・ボーイのようなインパクトに欠ける気がします。

第4話「時の知恵」

ホームランダーは、自分が生まれ育った研究施設にやってきました。ここで行われた実験を述懐すると、研究員のフランクをオーブン室で焼き殺し、マーティの股間をレーザー光線で撃ち抜きます。バーバラ博士がやってきました。ホームランダーは素性の知れない女性の子宮で育ち、彼女の腹を引き裂いて生まれてきたといいます。誰もがホームランダーを恐れ、施設を逃げるだけの力を持っていました。しかしホームランダーは施設から逃げませんでした。他人からの承認と愛情を渇望し、失望されることを恐れていると指摘します。ホームランダーは、残っていた職員たちを惨殺。職員たちの肉片が飛び散った個室にバーバラ博士を閉じ込めて去っていきます。

スターライト・ハウスの前に突然ステージが設置され、ファイアクラッカーのテレビ番組が中継されはじめます。マーヴィンとフレンチー、ブッチャーが心配してやってきました。マーヴィンは、ホームランダーに対抗するにはブッチャーのような型破りの男が必要と考え、ブッチャーを復帰させていました。

テレビからは、ゴドルキン大学のマリー・モローたちが行方不明になっていることが報道されていました。スピンオフドラマ「ジェン・ブイ」のできごとに関係しています。

ブッチャーたちは、ファイアクラッカーの番組を止めようとします。ステージ裏に潜入してファイアクラッカーを見つけ、彼女が過去に犯した不健全性的行為について追求しました。しかしファイアクラッカーは番組を続けます。自ら過去の醜聞を発表し、謝罪。同時に、スターライトが過去に犯した事故について暴露しました。彼女の能力によって一般市民が失明しましたが、スターライトはその後も謝罪などしていないというものです。番組を見ていたスターライトの支持者たちは動揺します。

さらに、ファイアクラッカーは、スターライトが中絶していたことを暴露しました。スターライトは我慢できなくなってステージにやってくると、ファイアクラッカーを激しく殴りつけます。マーヴィンが止めますが、その様子がテレビで流れます。

シーズン3からシーズン4までの半年の間に、スターライトはヒューイの子を妊娠していたようです。

このとき、フレンチーはステージ裏のトレーラーを調べていました。しかしエゼキエルに見つかり投げ飛ばされます。無線で状況を把握したブッチャーが助けにやってきました。エゼキエルの長く伸びた腕がブッチャーの首に巻き付きます。ブッチャーは意識を失い、気がつくと、あたりは血だらけです。エゼキエルの肉片が飛び散っています。何が起きたのか、ブッチャーにもわかりません。

ブッチャーの体内に這う虫のようなものが気になります。

コリンに介抱されていたフレンチーは、コリンの家族を殺した犯人が自分であることを明かしました。ショックを受けたコリンはフレンチーの前から去ります。

スターライトは社会的な信用を失い、シンガー議員との連携は解消されました。能力者規制法案の可決はほぼ不可能となりました。

一方、ヒューイの父親ヒューは危篤状態です。ヒューイはキミコを連れてAトレインと密会。元恋人ロビンのことを許すことと交換に、コンパウンドVを要求しました。

その後、キミコへ報復しようとするシャイニングライトが襲ってきました。ヒューイとキミコはどうにか撃退します。

Aトレインは、ホームランダーの執務室からVを盗み出しますが、居合わせたアシュリーに見られていました。アシュリーは、役職を外された報復として、ホームランダーの執務室で嫌がらせを仕込んでいたのです。どちらもホームランダーに知られれば無事では終わりません。2人は協力し合うことにしました。

ヒューイはAトレインからVを預かり、彼のことを許しました。Aトレインが去ると、その様子を見ていたブッチャーが現れます。ブッチャーは、4か月前にコンパウンドVを投与していたことを明かすと、死期を早めただけだと警告します。

ブッチャーが投与したコンパウンドVは、フレンチーの机の上にあったらしい。そんなエピソードあったかな。

ヒューイは病院へやってくると、父親にVを投与しようとします。しかしブッチャーの言葉を思い出して断念しました。いったん席を外して戻ってくると、父親が目覚めます。

ダフネがヒューにVを投与したと思われます。

第5話「ジャバウォックに気をつけろ」

ヴォート社では、ヒーローとファンの交流イベント「V52エキスポ」が開催されていました。集まったファンたちは、次々に登場するヒーローや、新たな企画に熱狂しています。

ライアンは、女性社員が映画監督アダムの誘惑に迷惑している様子を見かねていました。ホームランダーの助言に従ってアダムを屈服させると、女性社員に何度も顔を叩かせます。ライアンは、アダムが悲鳴を上げる様子を見て満足そうに微笑みます。

イベントが終わり、ホームランダーはセブンのメンバーを会議室に集めました。正義のためには暴力も必要だと主張すると、ニュース番組の司会者キャメロン・コールマンが連行されてきます。キャメロンは、情報を漏洩した犯人としてヒーローたちから制裁を受けます。真犯人はAトレインですが、アシュリーの工作でキャメロンが犯人に仕立て上げられました。

***

ヒューイの父親ヒューは回復しますが、コンパウンドVによって瞬間移動できる能力を獲得していました。能力を制御できずに医師を殺してしまい、混乱します。ヒューイの説得で落ち着くと、ヒューイは薬物を投与してヒューを安楽死させます。

***

ブッチャーは、能力者だけに感染するウイルスをゴドルキン大学から盗み出そうとしましたが、ニューマンに先を越されました(スピンオフドラマ「ジェン・ブイ」最終話)。事務所にやってくると、ニューマンからウイルスを奪うといいます。

ブッチャーたちは刑務所にやってきました。スタン・エドガーに面会すると、釈放を条件にウイルスの奪取に協力させようとします。エドガーは拒否しますが、孫娘ゾーイが能力者になったことを聞かされると、彼女を守るために取引に応じます。

ブッチャーやエドガーたちは、ニューマンの隠れ家となっている牧場にやってきました。地下の実験室は破壊されていましたが、Vやウイルスの研究が行われていたようです。そこへサミール博士を探しているニューマンがやってきます。ボーイズとニューマンは、危うい均衡のもと協力してサミールを探します。隠れていたサミールを見つけると、怪物化した家畜たちが襲ってきました。サミールたちは、Vを投与したハムスターに逃げられ、研究施設を破壊されました。そのとき保管してあったVが地下水に流れ、家畜が怪物化したことがわかりました。ウイルスも紛失しましたが、1回分だけ残っています。怪物と化した家畜たちを倒すにはウイルスを使うしかありません。犠牲となった研究員の遺体にウイルスを注射し、家畜たちに食べさせると、家畜たちはウイルスに感染して亡くなりました。
ニューマンは、逃げ遅れたサミールは亡くなったと聞かされます。
エドガーは、ウイルスがなくなったので取引が成り立たず、再び逮捕されました。しかし護送中、ニューマンによって救出されます。

フレンチーは、警察署にやってくると、かつての犯行を自首します。

深夜、ブッチャーとジョーが牧場に戻ってくると、両足を切断されたアミール博士が監禁されていました。ブッチャーは、ウイルスを作るように命じます。

タイトルにあるジャバウォックは、「鏡の中のアリス」に登場する怪物のこと。今回登場した、Vによって怪物化した家畜たちを隠喩していると思われます。

第6話「汚れ仕事」

ブッチャーとジョーがサミール博士にウイルスの製造を命じると、博士は拒否しました。ホームランダーを殺せるほどの強いウイルスは、空気感染してすべての能力者に感染する可能性があるといいます。アニー(スターライト)やキミコ、ライアンも亡くなることになります。レベッカの幻影が現れると、大量殺人になるといってブッチャーに警告しました。ジョーは、もともとブッチャーが望んでいたことだといって煽ります。様子を見ていたサミール博士は、ブッチャーが誰と会話しているのかわかりません。レベッカもジョーもブッチャーだけに見える幻覚でした。

***

マーヴィンは、Aトレインからの情報でテックナイトとセージが何かを計画していることを知ります。テックナイトの屋敷で開かれる有力者たちのパーティに潜入し、情報を集めることにしました。

マーヴィンは、ウェブウィーバーを薬物で眠らせてスーツを奪うと、ヒューイに変装させます。ヒューイがウェブウィーバーとしてパーティに参加すると、地下室へ案内されました。そこは、テックナイトの性的嗜好を満たすための秘密の部屋です。ヒューイはアシュリーに遊ばれますが、アシュリーが満足して去ると、テックナイトに変装を気づかれてしまいました。

ヒューイの危機に気づいたマーヴィンたちが救出に向かうと、セージに見つかってしまいます。挑発されたマーヴィンはセージの頭を銃で撃ちました。セージは倒れますが、マーヴィンも発作を起こして倒れてしまいます。キミコはAトレインに協力を求め、マーヴィンは安全な場所まで運ばれます。

地下室では、テックナイトがヒューイで実験しようとしていました。キミコと合流したアニーが助けに現れます。アニーとキミコはテックナイトを縛り付けると、彼の銀行口座を操作して脅迫。テックナイトは、ホームランダーとセージが対立者を強制収容所に送ろうとしていることを白状します。テックナイトが経営する私設刑務所が使われる計画です。そばで聞いていた執事は、恥じてテックナイトを絞殺します。

パーティ会場では、ホームランダーが有力者たちに向かって計画を力説していました。しかし有力者たちから政治的な質問をされると答えることができません。ホームランダーが頼りにするセージは、マーヴィンに頭を撃たれて穴が空いているため本来の力を発揮できません。代わってニューマンがプレゼンを開始すると、有力者たちは彼女のリーダーシップに魅せられました。ホームランダーはニューマンに対して嫉妬します。

***

その後、キミコは、刑務所に収監されているフレンチーに面会に行きます。

ホームランダーの執務室にはファイアクラッカーが呼ばれました。テックナイトの屋敷でパーティが開かれることをボーイズに知られました。スパイはキャメロンではありませんでした。ホームランダーがファイアクラッカーを疑うと、彼女は自分を見出してくれたホームランダーに感謝していると言って母乳を出しました。ホームランダーは喜びます。

ウェブウィーバー(スパイダーマンがモデル)に変装しているヒューイは、遊戯を止めてほしい場合は合言葉を言うようにテックナイト(バットマンがモデル)から要求されました。ヒントは世界で一番大切なものでしたが、ヒューイは答えることができません。正解は「ゼンデイヤ」でした。これは女優ゼンデイヤのことです。彼女は映画「スパイダーマン」シリーズのヒロインを演じていますが、現実世界でもスパイダーマンを演じるトム・ホランドの彼女として有名です。

第7話「インサイダー」

ニューヨークはクリスマスシーズンを迎えました。

ホームランダーはシンガー大統領候補の暗殺を計画。Aトレインは、暗殺者の情報をボーイズに報告します。

マーヴィンたちがAトレインからの情報への対処を検討していると、ブッチャーとフレンチーが現れました。ブッチャーは、マロリーのコネを使ってフレンチーを釈放していました。サミール博士を監禁してウイルスを生産させていることを明かすと、薬物に詳しいフレンチーとキミコを博士の補助に向かわせます。

マーヴィンは、ブッチャーにリーダー職を戻すと、モニークのもとにやってきました。ジャニーヌを連れてニューヨークから避難しようとしていましたが、Aトレインがやってきて安全な場所などどこにもないと言います。

ブッチャーとヒューイ、アニーは暗殺者の隠れ家にやってきました。シンガーの暗殺計画書と監禁されている女性を発見します。女性は逃げ出すと、別の女性に変身して人混みに紛れてしまいました。逃げた人物こそセージが雇った暗殺者であり、触れた人物に変身できるシェイプシフターでした。

スパイを探しているホームランダーのもとに、ファイアクラッカーがウェブウィーバーを連れてきました。ウェブウィーバーはボーイズに協力したことを白状しますが、スパイ容疑は否定。ホームランダーは彼の体を引き裂きますが、スパイが見つからないため怒りは収まりません。ディープとブラックノワールにボーイズの暗殺を命じます。

ヒューイは、ニューマンを訪ねて暗殺計画を中止するように訴えます。ニューマンは悩みますが、説得には応じませんでした。

ブッチャーとアニーが事務所に戻ってくると、ディープとブラックノワールが待ち構えていました。彼らが襲ってくると、Aトレインとマーヴィンが救援に現れます。強靭な肉体を持つディープとブラックノワールを倒すことはできないので、なんとか逃げ出します。

Aトレインは、スパイであることが知られてしまいました。アシュリーを誘って遠くへ逃げようとしますが、アシュリーは悩んだ末、拒否します。

信頼していたAトレインがスパイだったことを知ったホームランダーは、悲嘆していました。セージはAトレインがスパイであることに気づいていましたが、すべて計画通りだといいます。ホームランダーはセージを解雇します。

サミール博士はフレンチーの協力でウイルスの試作品を完成させました。隙を見てキミコの足に注射。フレンチーはキミコの足を切り落とします。博士には逃げられましたが、切り落とした足に感染しているウイルスを改良すれば、ホームランダーを倒せるウイルスが完成できそうです。

そしてクリスマスの夜。

ホームランダーは、体制に否定的な人々を強制収容所に送るため、パペットショー番組を通じて人々の密告を促していました。番組に出演中のライアンは、ホームランダーのやり方を否定します。

ブッチャーは、バーで酒を飲みながらライアンが出演する番組を見ていましたが、立ち上がると倒れます。

ヒューイの自宅では、ヒューイとアニーがクリスマスの夜を過ごしていました。深夜、ヒューイが寝ている横で目覚めたアニーは、金庫からノートパソコンを盗み出します。ニューマンの過去や、テック・ナイトの屋敷での様子などが記録されているノートパソコンです。アニーは、シェイプシフターが変身した姿でした。

シェイプシフターは、ニューマンのために動いているように見えます。だとすると、セージも実はニューマンの配下なのかもしれません。

本物のアニーは監禁されていました。写真を一緒に撮ろうと近づいてきたファンが、シェイプシフターだったことに気づきます。

第8話「シーズン4 フィナーレ」

議会では大統領選挙が大詰めを迎え、シンガー大統領の誕生はほぼ確実でした。

米国の大統領選挙では、有権者は大統領候補に直接投票するのではなく、自分が住んでいる州の選挙人に投票します。その後、各州から選ばれた選挙人が大統領候補に投票し、大統領が決まります。

そんな中、シェイプシフター・アニーとヒューイが婚約します。ヒューイは喜ぶ一方、アニーに違和感を感じていました。また、シェイプシフターは変身が解けそうでした。本物のアニーが監禁されている場所へやってくると、本物に触れて変身を維持します。

ライアンが自分の部屋にやってくると、ホームランダーによって部屋が破壊されていました。ホームランダーは、ブッチャーとベッカが写る写真を発見し、怒りにまかせて部屋を破壊したのです。ホームランダーはライアンに説明させようとしますが、ライアンは立ち去ります。

その後、ホームランダーはニューマンとともに報道番組に出演しますが、自棄になってニューマンに光線を発射。ニューマンが無傷であるところを見せ、彼女が能力者であることを暴露してしまいました。人々はニューマンの正体を知って驚きます。マーヴィンは、ヒューイにパソコンに保管されているニューマンに関するデータを公開しようとしますが、データは消されていました。

データは、前回第7話でシェイプシフターが消去しました。

このとき、バーで倒れたブッチャーは入院していました。ジョー・ケスラーの幻影が現れると、仲間の犠牲も気にしないのであれば力を発揮できるといいます。ブッチャーは拒絶しました。そこへグレース・マロリーがやってきます。ブッチャーが入院していたのは、病院ではなくCIAの施設でした。遅れてライアンが現れます。

ブッチャーは、マロリーのもとへ行くようにライアンを説得します。ライアンが悩み始めると、マロリーは、ホームランダーが大統領暗殺計画を立てていること。ホームランダーがさまざまな犯罪に関わっていること。さらにベッカとは夫婦ではなく、暴行によってライアンが生まれたことなどを明かしました。そして、ライアンにホームランダーを止めて欲しいといいます。ライアンにとって衝撃の事実でした。しかしホームランダーを殺すことはできません。マロリーがブッチャーやライアンもろとも自害しようとしてガスの発射スイッチに手を伸ばすと、ライアンはマロリーを突き飛ばします。マロリーは、壁に激突して絶命しました。ライアンは立ち去り、ブッチャーは覚悟を決めます。

グレース・マロリーが亡くなりました。

ホームランダーの計画では、シンガーが大統領になったあとに彼を暗殺すれば、副大統領のニューマンが自動的に大統領になります。能力者のニューマンが大統領になれば暴動が起きることが予想されますが、ヒーローが鎮圧することで人々の信頼と支持を得るというものです。まずはヴォート社内で計画に反対する社員たちを殺すことにしました。身の危険を感じたアシュリーはホームランダーの執務室に潜入してVを自らに投与。体が変貌します。

もう一人のアシュリーは殺されてしまいました。

ヒューイたちは、シンガーを暗殺計画から守るため保護していました。しかしアニーに変身していたシェイプシフターが襲ってきました。本物のアニーが駆けつけ、シェイプシフターを倒します。アニーは力任せに手枷を外し、脱出してきたのです。

フレンチーがウイルスを完成させます。

ニューマンは、傀儡の大統領になるようにホームランダーに脅迫されます。ゾーイを守るため、ヒューイを頼りました。ヒューイはニューマンを許し、CIAに保護を依頼します。そこへブッチャーが現れました。胸から触手が伸びると、ニューマンを引き裂きます。

ヴィクトリア・ニューマン。あっけない最後でした。

ニューマンが亡くなり、シンガーも逮捕されます。ホームランダーの計画は失敗しました。意気消沈しているところにセージが現れ、すべて計画通りだったと言います。繰り上げで大統領になったカルフーン議員は、ホームランダーに忠誠を誓います。

結局セージは誰の指示で動いているのだろう。誰からも指示を受けていないのかな。

米国政府は、ホームランダーの思いのままになりました。

ゾーイは孤児院レッド・リバー・グループホームに預けられます。

ボーイズたちはそれぞれ避難しますが、フレンチーとキミコの前にケイトとサムが現れました。フレンチーはケイトに操られ、キミコはサムに拘束されました。キミコは声に出してフレンチーを呼び戻そうとしますが、ケイトに操られているフレンチーには聞こえません。

キミコは声が出せるようになりました。

マーヴィンはラブソーセージに捕まります。

ヒューイとアニーの前にはシンディが現れ、ヒューイは捕まりました。アニーは、ヒューイに促されて空へ逃げます。

シンディはシーズン2に出てきた能力者です。ヴォート社の研究施設セージ・グローブ・センターから逃げ出したあと、どうなったのか気になっていましたが、ここで登場しました。

ブッチャーは車でどこかへ向かっています。

ホームランダーは、冷凍凍結されたソルジャーを発見します。

(シーズン4 完)

ここで終わるのかいっ。次回シーズン5で完結が発表されています。どうなるんでしょう。そしていつ配信されるのでしょう。

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