三国志 Secret of Three Kingdomsのあらすじを紹介 第36話-第40話

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官渡の戦いで曹操が勝利を収めました。しかし袁紹の息子たちは北方の異民族・烏桓のもとへ逃亡し、起死回生の機会を伺っています。曹操は烏桓討伐を決めますが、献帝(劉平)の動きも不安でした。そこで劉平は遠征に同行することで曹操の不安を解消すると言います。

中国ドラマ「三国志 Secret of Three Kingdoms(原題:三国機密之潜龍在淵)」の第36話-第40話を紹介します。

第36話「思わぬ再会」

劉平は変装し、皇后・伏寿を伴って曹操の烏桓討伐に同行します。途中、天候が悪化し、廬龍(ろりゅう)に駐屯することになりました。

劉平のもとに郭嘉がやってくると、皇室と曹操の関係を強化するため曹操の娘・曹節との婚姻を提案します。これは曹操の考えで、そのためには伏寿との婚姻関係を解消しなくてはなりません。

史実では官渡の戦いが起きたのは200年。烏桓討伐の戦い(白狼山の戦い)が起きたのは207年です。そして214年に伏寿は処刑され、曹節が献帝と結婚して皇后となります。ドラマではどうなるのか気になります。

劉平が曹節と結婚する意思がないことを伝えると、一人の少年兵が通りかかりました。少年は劉平に気づくと親しげに声をかけてきます。かつて楊平(劉平)が救った少年でした。

劉平が温県にいた頃、劉平と司馬懿は民家に押し入った強盗を倒しました(第1話冒頭)。このとき劉平は強盗のひとりを見逃します。現れたのはそのときの少年でした。

少年は、所属していた勢力が戦に破れ、仲間と放浪しながら故郷を目指しているときに強盗に入ったと言います。そして見逃してくれたことを感謝しますが、劉平は人違いだといってその場をあとにしました。

その後郭嘉は少年を捕らえ、劉平について尋問すると、少年は「楊殿」と言いかけますが、人違いだったと言って劉平に言葉を合わせます。しかし劉平こそ楊平に違いないと確信した郭嘉は、劉平を訪ね、正体を問いかけました。

劉平は少年に会ったことは認めますが、会ったのは自分自身、皇帝である劉平であり、楊平などという人物はもともといないと答えます。その答えを聞いた郭嘉は、10日以内に証拠を見つけると宣言します。

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第37話「10日の期限」

10日以内に劉平の素性に関する証拠を見つけると宣言した郭嘉は、許都にいる賈詡に献帝は楊平なのではないかという自分の考えを手紙で伝えます。
郭嘉からの手紙を読んだ賈詡は、真実に到達した郭嘉に感心し、現在の献帝が劉協の双子の弟であることを教えました。

賈詡は以前からその様子はありましたが、献帝が双子だったことを知っていたようです。

一方、郭嘉から正体を暴くと宣言された劉平は許都にいる司馬懿に助けを求めます。連絡を受けた司馬懿は儒学生たちを密かに扇動。朝廷に献帝が姿を見せないことに不安が広がり、曹操が献帝を廃しようとしてるという声が大きくなります。これで仮に曹操が劉平の正体を暴いたとしても、人々は曹操が献帝を廃するために嘘をついていると思うでしょう。

賈詡から献帝が双子であったことを知らされた郭嘉は、劉平に真実を知ったことを伝えます。劉平は事実を認めますが、漢王朝のために尽くしてくれるよう頼みました。郭嘉は悩みはじめます。

その夜、王越が劉平を襲ってきました。王越は曹丕の剣術の師匠となっていましたが、弟である王子服の仇を討つため献帝の命を狙っていました。

以前、王子服は董承とともに曹操に対して反乱を起こしました。これは先帝(劉協)が計画したものですが、曹操に反乱は失敗したと思わせるため、失敗することが前提となった計画でした。結果、王子服は命を落とし、兄の王越は負ける反乱を計画した先帝を恨んでいます。

曹丕から警備が手薄と聞かされた王越は、王宮に侵入すると劉平の命を狙います。しかし任紅晶が劉平をかばい、王越の剣で胸に刺されました。任紅晶は血を吐いて倒れ、冷寿光が助けに入ります。冷寿光は王越の打撃を受けますが目潰しを投げつけました。そこへ衛兵たちが駆けつけ、王越は退散します。

第38話「郭嘉の死」

王越は屋敷の外へ退散しますが、冷寿光の目潰しによって視力が一時的に落ちていました。現れた男を衛兵と間違えて襲いかかります。しかし男は曹丕でした。王越は相手が曹丕だとすぐに気づきましたが、曹丕は返り討ちしてしまいます。

もともと病に冒されていた郭嘉は、任紅昌が亡くなったことで精神的にも弱っていました。寿命が尽きようとしていることを悟ると、曹節に手紙の入った2つの袋を渡します。1つは敵が攻め込んできたときに、もう1つには天下の大事に関わる大きな秘密が記されているため苦難に達したときに開けるように伝えると息を引き取ります。

冷寿光も重症でした。伏寿が看病しますが息を引き取ります。

郭嘉、任紅晶、冷寿光、王越が亡くなり、いっきに主要な人物が減りました。

曹操は、郭嘉の策によって烏桓を奇襲するための騎兵を率いて出陣します。

許都にいる楊修は、曹操が出陣したことを知ると、廬龍の警備が手薄になったことを異民族である鮮卑に知らせました。

鮮卑は烏桓同様、北方の騎馬民族です。

このとき鮮卑は曹操と停戦してましたが、楊修がけしかけます。鮮卑が廬龍を襲えば、烏桓を攻略している曹操の退路は絶たれます。しかし劉平も窮地に立たされることになります。楊修の目的は漢王朝の復権ではなく、司馬懿や郭嘉を出し抜くことに変わっていました。

第39話「囲まれた廬龍」

烏桓を攻める曹操の前には、袁紹の配下だった潘揚が袁紹の仇を取るため襲ってきました。しかし同行していた曹丕がみごとな剣術で撃退します。曹操は曹丕の剣術が王越に学んだものであることを知ると、曹丕の目的を疑います。曹丕は曹操を守るために独学で学んだと嘘を付きました。
そして曹操のもとに郭嘉が亡くなったことが伝わります。

一方、廬龍には鮮卑の軍が迫っていました。対応を迫られる劉平を見た曹節は、郭嘉から託された袋を開けます。入っていた手紙には、盧龍に援軍を送らぬようにと郭嘉が曹操へ伝えたことが記されていました。

劉平は許都へ援軍を要請しようとしますが、鮮卑の包囲網を使者が突破することを難しそうです。そこへ曹操を暗殺しようとした潘揚が逃げてきました。劉平は武術の心得がある潘揚を許都へ向かわせます。

潘揚は許都へやってくると、荀彧に廬龍の危機を伝えました。しかし荀彧は曹操の許可印がなくては兵を動かすことができないといいます。荀彧の対応に呆れた潘揚は妹弟子である唐瑛を訪ね、司馬懿を頼ります。劉平の危機を知った司馬懿は援軍を送る作戦を立てます。

第40話「指揮を執る者」

司馬懿は偽の許可印を用意すると荀彧を説得しました。もし廬龍に援軍を送らなければ献帝、皇后、曹植、曹節は命を落とすでしょう。さらに曹操軍は烏桓と鮮卑に挟み撃ちされることになり曹操の命も危うくなります。
荀彧は、責任は取るという司馬懿に援軍を許可します。

一方廬龍では、郭嘉の姿が見えないことで兵士たちの間に不安が高まっていました。曹植が自分が囮になって劉平を逃がすと言うと、劉平は一緒に廬龍を守ろうと説得。献帝としての正体を兵士たちの前に現し、兵士たちを鼓舞します。

そして決戦前夜。明日の命がどうなるかわからないと知った伏寿は劉平に素直な自分の気持ちを打ち明けました。2人は改めて2人だけで結婚の儀式を執り行い結ばれます。

前:第30話-第35話
次:第41話-第45話

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第31話-第35話
第36話-第40話
第41話-第45話
第46話-第50話
第51話-第54話(最終話)

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