ロマノフ家の末裔 〜それぞれの人生〜 Amazon配信ドラマのあらすじ ネタバレ 登場人物を紹介

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ロマノフ家の末裔といったらゴルゴ13でしょ。ゴルゴの出自にはいくつかの説があり、その1つにロマノフ家の末裔説があるからです。

1つのテーマに沿った作品を集めたものを「アンソロジー」というらしいです。似たような言葉に「オムニバス」があります。どう違うのだろうと思ったら、何らかのテーマに沿った作品を集めたものを「アンソロジー」、不特定多数の作品を集めたものを「オムニバス」というようです。

Amazonプライムビデオのオリジナル作品「ロマノフ家の末裔(The Romanoffs)」を見てみました。ロマノフ家の末裔だという人々の物語を集めたアンソロジードラマです。

ネタバレしちゃいますが、ゴルゴ13は出てきませんでした。

ロマノフ家の末裔 〜それぞれの人生 概要

2018年10月にAmazonビデオで配信されたアンソロジードラマ
全8話 各話90分程度

かつて日本でもよくあった「なんたらサスペンス劇場」とか「なんたらワイド劇場」という2時間ドラマを思わせます。ただ、殺人事件のような派手な事件が起こるわけではありません。ロマノフ家の末裔とされる人々に起こった出来事を淡々と描いています。また、各話につながりはありません。それぞれ単独の物語です。でもよく見ていると、ほかの話に出てきた人物がちょこっと出演しているお遊び要素はあります。

脚本・製作・監督 マシュー・ワイナー
「マッドメン」シリーズの脚本家。同シリーズは、1960年代のニューヨークを舞台にした広告営業マンたちの物語みたいです。見たことありませんが数々の賞を受賞した名作っぽいです。

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ロマノフ家とは

そもそもロマノフ家とはなんでしょうか。ドラマを見る前に知っておくとより楽しめそうなので調べてみました。

ロマノフ家は、1613年から1917年までのおよそ300年間、ロシアを治めた一族です。

1613年、ミハイル・ロマノフ(在位1613年ー1645年)が、後継者問題で混乱していたモスクワ大公国のツァーリに即位します。これがロマノフ朝のはじまりです。「ツァーリ」はラテン語の「カエサル」がスラヴ語系の読みに変化したものです。

ミハイルのほか、ロシアを近代化・西欧化させてロシア帝国を興したピョートル1世(大帝、在位1682年ー1725年)、啓蒙専制君主として領土拡大に努め、江戸幕府とも交流のあったエカチェリーナ2世(在位1762年ー1796年)、フランス革命期にナポレオンを撃退したアレクサンドル1世(在位1801年ー1825年)、日露戦争から第一次世界大戦、ロシア革命を経て最後の皇帝となったニコライ2世(1894年ー1917年)などが有名です。

なお、ピョートル2世(在位1727年ー1730年)で男系男子の血統は絶えます。その後はドイツから迎えられたピョートル3世(在位1762年)が後を継ぎ、ピョートル3世の后で後を継いだエカチェリーナ2世(在位1762年ー1796年)もドイツ人だったため、ロマノフ家はドイツ系の血統になります。

最後の皇帝となるニコライ2世は皇太子時代、日本を訪れています。なので、東京にあるニコライ堂はもしかしてニコライ2世と関係あるのだろうかと思ったら関係ありませんでした。

そしてニコライ2世の皇后アレクサンドラ・フョードロヴナやオリガ、タチアナ、マリア、アナスタシア、アレクセイといった子どもたちの名前はドラマ内でも時折登場します。また、皇太子アレクセイが血友病を発病した際には、ロシア史にラスプーチンを登場させることになります。ラスプーチンには奇怪な逸話が多く、小説や映画に取り上げられることもあります。

ロシア革命後の1918年7月17日、エカテリンブルクのイパチェフ館においてロマノフ家は一家全員処刑されました。

第1話 ヴァイオレット・アワー


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あらすじ

グレッグとソフィは同棲していますが、ソフィはバツイチで結婚する気も子どもを作る気もありません。ある日、グレッグの叔母アヌシュカが倒れたと聞いて二人は病院へ駆けつけます。アヌシュカはロマノフ家の末裔で、グレッグとソフィは彼女の遺産を狙っているのです。アヌシュカはその日は入院することはなく帰宅しますが、グレッグは豪邸に一人で住むアヌシュカのために家政婦アジャルを雇います。

当初は気の合わないアヌシュカとアジャルですが、次第に親しくなります。アヌシュカの親族はグレッグしかいません。しかし、普段はなかなか姿を見せないグレッグよりも、親身に世話をしてくれるアジャルに遺産を残すとアヌシュカは言い出します。驚いたグレッグは、遺産をあきらめさせようとアジャルの説得を試みます。

アジャルは、親族ではない自分が遺産を相続する気はないが、アヌシュカが決めたことなのでどうすることもできないといいます。そんな話をしているうちにいい雰囲気になってベッドイン。アジャルはグレッグのためになんとかするいうのでした。

翌日、アジャルはアヌシュカに冷たい態度を取り、口論となって家政婦を解雇されます。相続権が戻ってきて喜ぶグレッグとソフィ。しかし数ヶ月後、アジャルの母親が怒鳴り込んできます。アジャルがグレッグの子を妊娠していたのです。動揺するグレッグ。怒るソフィ。グレッグを愛しているから産むというアジャル。その言葉を聞いたグレッグは、自分もアジャルを愛していると告白。二人は結婚することになり、世継ぎができたことを喜ぶアヌシュカ。怒って出て行くソフィ。おしまい。

感想

なにこれっていう。
ロマノフ家の末裔の話ということしかわからずに見始めました。アヌシュカはプライドが高く、偏屈で嫌みったらしいばあさんにしか見えません。そんなばあさんに献身的に尽くすアジャルに感心します。というかアジャルみたいな家政婦さんを雇いたい。いや、アジャルかわいい。次第に打ち解ける二人。遺産をアジャルに譲ると言い出すアヌシュカ。慌てるグレッグ。想像できるストーリー。さあ、どうなるんだろうと期待しましたがどうということのない結末でした。
あなたを愛しています。実は俺も。よし結婚しよう。え? これで終わり? 終わりです。

出演

グレッグ・モファット(アーロン・エッカート)/パリに住むアメリカ人
アヌシュカ(マルト・ケラー)/ロマノフ家の末裔でグレッグの叔母
アジャル・アジム(イネス・メラブ)/アヌシュカの家政婦でフランス生まれのイスラム教徒
ソフィ(ルイーズ・ブルゴワン)/グレッグと同棲しているガールフレンド

第2話 むなしい望み


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あらすじ

ロマノフ家の末裔であるマイケルと妻のシェリーは倦怠期を迎えています。シェリーは二人の関係を改善するため、ロマノフ家の末裔が参加するクルーズ旅行を予約します。しかしマイケルは裁判の陪審員に選ばれ、そこで知り合ったミシェルに惹かれていました。

マイケルは意図的に裁判を長引かせると、シェリーを一人でクルーズに行かせます。そしてミシェルを誘い出し、一夜を過ごすことに成功します。一方、シェリーもクルーズで一人の男性と出会っていました。彼に惹かれますが、マイケルを裏切ることはできません。

裁判は終わり、陪審員たちはそれぞれの生活へ戻っていきます。ミシェルを忘れることができないマイケルは執拗に彼女を誘います。しかしミシェルから断られると、シェリーがいなければ、自分が結婚していなければミシェルの気持ちも変わるのではないかと考え始めます。

マイケルはある日、シェリーをハイキングに誘います。マイケルが何かに積極性を見せることは久しぶりだったので、シェリーが喜んで一緒に出かけると、マイケルはシェリーを崖から突き落として殺そうとしました。彼女は一命を取り留めますが、怒って帰ってしまいました。おしまい。

感想

うん。そりゃ怒るよなっていう。
ミシェルが艶めかしいんですよね。確かに、あんな女性が近くで足を組んだり胸元に手をやったりしていたら見てしまうのはわかります。

ドラマにはロマノフ家の末裔が参加するクルーズ旅行が出てきます。世界各地のロマノフたちが集まっていましたが、実際にあるのでしょうか。日本でいうと、徳川家の末裔が集まるような感じなのかもしれません。豊臣家の末裔もいたらドラマになりそうです。

出演

マイケル・ロマノフ(コリー・ストール)/ロマノフ家の末裔
シェリー・ロマノフ(ケリー・ビシェ)/マイケルの妻
ミシェル・ウエストブルック(ジャネット・モンゴメリー)/マイケルとともに陪審員に選ばれた女性
アイバン・ノバク(ノア・ワイリー)/シェリーがクルーズで知り合う男性

第3話 栄華の果てに


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あらすじ

女優のオリビアは、ロマノフ家を描くドラマに出演するためロケ地へとやってきます。しかし、ロマノフ家の末裔だという監督ジャクリーンの言動や指示は奇妙で、スタッフの振る舞いはよそよそしく疎外感があります。さらに、ホテルの部屋には夜中に怪しい少女が現れたり、ラスプーチン役の俳優から撮影現場で襲われたりするようになります。耐えられなくなったオリビアは、撮影を降りることにしました。すると、兵士たちが現れて彼女を誘拐し、ほかの俳優たちとともに地下室に連れていきます。俳優たちが銃殺されると、オリビアは恐怖のために倒れます。実はこれらの出来事は、オリビアにリアルな演技をさせるためのスタッフたちの芝居でした。オリビアの迫真の演技をたたえながらスタッフたちが駆け寄ると、オリビアの心臓は止まっていました。おしまい。

感想

ひどい話。でも「世にも奇妙な物語」でやりそうな話でもある。

出演

オリビア・ロジャース(クリスティナ・ヘンドリックス)/皇后役の女優
ジャクリーン・ジェラード(イザベル・ユペール)/監督

第4話 秘密の重み


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あらすじ

ニューヨークに住むジュリアは、出産を間近に控えた娘のエラから義理の両親を空港へ迎えに行くことを頼まれます。夫が出張中で不在のため、迎えに行けないのです。ジュリアは迎えに行くことにします。そこへ友人のダニエルから電話がかかってきます。空港へ行くまで時間があるので、ダニエルに会うことにします。ダニエルもエラの出産を心配しています。ダニエルは、実はエラの本当の父親でした。しかしジュリアはエリックと結婚し、エラをエリックの子どもとして育ててきました。ジュリアは、夫のエリックや娘のエラに秘密を抱えていることを悩み続けてきました。そして初孫ができる今、事実を打ち明けようとしますが、やはり今の生活を守るために隠し続けることにします。しかしエラから、自分の本当の父親のことを知っていることを打ち明けられます。おしまい。

感想

途中までいい話かなあと思いましたが、終わってみたらなんじゃこりゃ、でした。ジュリアがなぜエリックを選んだのかよくわかりませんでした。ジュリアは、「エリックは家族を求め、ダニエルはジュリアだけを求めたから」というようなことをいっていましたが、ダニエルも子どもを欲しがっていたように見えます。事実を知らないエリックもエラの夫も義理の両親もかわいそう。それが「秘密の重み」なのだろうけど、ジュリアはひどい女性だ。

出演

ジュリア・ウェルズ(アマンダ・ピート)/ニューヨークに住むロマノフの末裔
エラ・ホプキンズ(エミリー・ラッド)/ジュリアの娘
エリック・フォード(ジョン・テニー)/ジュリアの夫
ダニエル・リース(ジョン・スラッタリー)/エリックの親友。エラの本当の父親

第5話 虚像の調べ


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あらすじ

ロマノフ家の末裔のキャサリンを警察が訪ねてきます。キャサリンの子どもたちにピアノを教えているデビッドが「未成年への不適切な行動」で告発されているといいます。起訴されていないので具体的なことはいえないが、何か情報があれば教えて欲しいというのです。困惑したキャサリンが夫に相談すると、「デビッドはどう見てもゲイだからずっと心配だった。ただ偏見だと思うから今まで黙っていた」といいます。不安になったキャサリンは、デビッドから「不適切な行為」をされていないか子どもたちに聞きますが、とくにおかしなことはないようです。しかし、ほかのお母さんたちに聞いてみると、デビッドが過去を偽っていたり、不適切なジョークを使ったり、勝手に人の家に入ったりすることを知ります。いよいよデビッドへの不信が高まったとき、警察から連絡があります。デビッドが未成年の生徒にお酒を与えたのですが、今回は起訴されないということでした。おしまい。

感想

えっと。え? っていう。
勝手な憶測で動くなという話。

出演

キャサリン・フォード(ダイアン・レイン)/ロマノフ家の末裔である大学教授
デビッド・パットン(アンドリュー・ラネルズ)/ゲイのピアノ教師

第6話 パノラマ


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あらすじ

ジャーナリストのエイベルは、富裕層相手の病院が末期患者に偽の治療を施し、不当に稼いでいると疑い調べはじめます。そして、血友病の少年ニックと、母親でロマノフ家の末裔だというヴィクトリアと知り合います。ヴィクトリアに惹かれたエイベルは、彼女とその息子にメキシコの観光名所を案内します。そしてエイベルは、臓器売買の実態について調べあげ、その内容を編集長に見せますが「これは記事ではない。詩のようなものだ」といわれたので辞職します。

感想

うん。まあ、それでっていう。
エイベルの記事は、臓器売買について触れているのですが、次のような内容で始まります。
「結局、先住民は無防備だった。森のように破壊され、スペイン人たちの聖書を作るための紙となった。今も変わらない。彼らは新たな木。その実を手放すことしかできない」
編集長の言うとおりかもなあ。

出演

エイベル・エリクソン(フアン・パブロ・カスタニェーダ)/メキシコのジャーナリスト
ヴィクトリア・ヘイワード(ラダ・ミッチェル)/ロマノフ家の末裔。血友病の息子の治療で悩んでいる

第7話 終着点


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あらすじ

ロマノフ家の末裔であるジョーとアンカは、養子をとるためにウラジオストックにやってきます。しかし見せられた赤ん坊は、事前の情報と違って健康上の問題がありました。アンカは話が違う、育てていく自信がないといって養子を拒否しようとしますが、ジョーは親は子どもを選ぶことはできないといって口論になります。最終的に二人は養子を拒否することにします。すると仲介業者のエレーナは、別の健康な赤ん坊を連れてきました。すると二人は養子縁組に合意し、アメリカに連れ帰ることにします。

感想

なんじゃこりゃ。不健康そうな子どもはいらないけど、別の健康な子どもはもらって帰る。

見終わったときは、子どもをペットのように扱っている気がして気分が悪く、怒りさえ覚えました。でもちょっとして考えたら、誰だってこうなるかもしれないという気がしてきました。そして、予定の子どもが拒否されたからといって別の子どもにさらりとすり替えたエレーナも営利目的に違いないから嫌なやつだと思っていましたが、施設に預けられている子どもを一人でも救いたいだけなのかもと考えたら。あれはあれで人道的な行為なのかもと思えてきました。

舞台となっているウラジオストックは、日本からすぐ近くです。一番近いヨーロッパともいえます。ドラマに出てきたウラジオストックの風景は、街には活気がなく、人々には表情がなくて無機質的であり、街のそこらを警官が武器を持って巡回し、閉塞感の強い、暗い雰囲気の街でした。実際どうなんでしょう。

出演

ジョー・ガーナー(ジェイ R・ファーガソン)/ロシアへ養子縁組に来たアメリカ人夫妻。アンカの夫。
アンカ・ガーナー(キャスリン・ハーン)/ジョーの妻。
エレーナ(アネット・マヘンドル)/ロシア人の養子仲介業者

第8話 すべてを持つ者


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あらすじ

ロンドンへ向かう列車の中で、脚本家のジャックは隣に座った女性キャンディスからロマノフ家の末裔のサイモンの話を聞かされます。

サイモンが子どものころ、火事で母親を亡くし、サイモンも死にかけました。サイモンはベビーシッターで父の愛人であるオンディーヌによる放火を疑います。するとサイモンは遠ざけられるように寄宿制の学校に送られ、父とオンディーヌは結婚して子どもをもうけます。自分の居場所がないことを知ったサイモンは、成長すると香港で働き、同性愛の恋人を作ります。数年後、サイモンは重病の父を見舞います。最後が近い父と和解できるかと思っていましたが、父からは冷たい言葉だけが返ってきました。自殺を図ったサイモンは精神病院に収容され、自分がトランスジェンダーであることを受け入れ、女性として生きることを決意します。女性となったサイモンはオンディーヌを訪ね、母親の形見であるイヤリングを要求しますが、ジュネーヴの金庫にあると言われます。

話を聞いていたジャックは、隣に座っているキャンディスが腹違いの兄サイモンであることに気づきました。しかし時すでに遅く、キャンディスに毒を盛られたジャックは死んでしまいます。列車が駅に着き、キャンディスはジャックの荷物の中から母のイアリングを見つけて盗み出します。列車を降りると、ホームにはジャックを迎えに来たオンディーヌとジャックの婚約者が立っていました。キャンディスは二人の前を通り過ぎていきます。

感想

この話はおもしろかった。
キャンディスは非常識で口うるさい嫌な女性だと思っていたのですが、彼女が話すサイモンの話に引き込まれ、ラストにつながる復讐劇が見応えありました。ただ、サイモンはオンディーヌを憎んでいましたが、もっと話し合ってもよかったのかもしれません。確かに、父の愛人を理解しろといわれれば無理な気もしますが、では父と母の生活がどのようであったかは詳しく描かれていませんし、オンディーヌが放火したのかどうかも事実はわかりません。すべてがサイモンの思い込みだったとしたらそれはそれで不幸な物語です。
っていうか、母の形見のイヤリングがなぜバッグの中にあるとわかったのかわかりませんでした。なんで?

出演

サイモン・バロウズ(ヒュー・スキナー)/ロマノフ家の末裔
オンディーヌ(ヘラ・ヘルマー)/サイモンのベビーシッター
ジョージ・バロウズ(ベン・マイルズ)/サイモンの父
ジャック(JJ・フィールド)/脚本家
キャンディス(アデル・アンダーソン)/列車でジャックの隣に座った女性

ロマノフ家の末裔 〜それぞれの人生〜 まとめ

ロマノフ家は実在した一族です。悲劇的な最期を遂げた上、奇怪なエピソードもあり、題材としておもしろいと思います。このドラマが配信された2018年は、ロマノフ家が処刑されてちょうど100年だったそうです。そんなこともあって企画されたドラマだったのかもしれません。

各話、舞台がアメリカだけでなくフランスやオーストリア、メキシコ、ロシアなどと多彩で見ていて楽しいです。

ストーリーは全体的につまらなくはないのですが盛り上がりに欠ける印象です。どうなるのかと思わせておいて、どうにもならず、期待はずれに終わる。後味が悪いものも多いです。どこか切ないともとれますが、やはり気分いいものではありません。でも人間のエゴや偏見、社会のありかたについて、あとからじわりと考えさせられるドラマでした。

酷評気味にもなりましたが、アンソロジードラマということで、毎回違ったストーリーを楽しめるドラマでした。

シーズン2が作られたなら見てみたいです。また別のロマノフ家の末裔さんを。

ロマノフ家の末裔 〜それぞれの人生〜 を見る

ドラマ「ロマノフ家の末裔 〜それぞれの人生〜」は、Amazonプライムのオリジナル作品です。

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