Amazonプライムオリジナルドラマ「天空の旅人(原題 Night Sky)」を紹介します。
米国イリノイ州に住む老夫婦には、秘密がありました。納屋の地下は、地球ではないほかの惑星につながっているのです。夫婦はしばしば惑星を観察してきましたが、変化が起きたことはありませんでした。しかしあるとき、部屋で倒れている青年を見つけます。
タイトルの「天空の旅人」で検索すると、別の映像コンテンツが引っかかります。原題「Night Sky」でもドラマの内容が伝わりにくいかもしれませんが、もうちょっと別のタイトルでも良かったんじゃないかなと思わなくもありません。
概要
原題:Night Sky
制作:Amazon
配信年:2022年
推奨年齢:13歳以上(一部16歳以上)
全8話(各話55分程度)
老夫婦を主人公に話が進みますが、彼らの人生や家族を描くようなヒューマンドラマではありません。夫婦愛もテーマのひとつになっていますが、地球ではない、ほかの天体が登場するSFドラマです。ほかの惑星につながる部屋。その存在を知っているらしい謎の組織が登場します。
過剰に暴力的なシーンや性的なシーンはありません。銃撃戦やカーチェイスといった派手なアクションシーンもありません。
地球ではない惑星はどこなのか。謎の組織、突如現れた青年。謎は謎のまま、最終話でも判明しません。しかしストーリーは興味深く引き込まれます。
登場人物の紹介のあと、あらすじと各話詳細を紹介します。
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登場人物
フランクリン・ヨーク
演:J. K. シモンズ
米国イリノイ州にある架空の町ファーンズワースに住む男性。
もと木工職人でアイリーンの夫。
愛する妻が生きる気力を失っており、心配しています。
本人は高齢者扱いされることに抵抗がありますが、若干、物忘れが見られます。
20年以上前、庭で地下室を発見。地球ではないほかの惑星につながっていました。このことは妻アイリーンと2人だけの秘密で、地下室の上に納屋を作って隠しています。
アイリーン・ヨーク
演:シシー・スペイセク
もと教師でフランクリンの妻。
1年前に階段で転んで怪我をして以来、体がすっかり弱くなりました。歩くのも不自由です。
かつて自殺した一人息子のマイケルのことを忘れることができません。
ジュード
演:チャイ・ハンセン
ヨーク家の地下室に現れた青年。
デニース
演:キア・マッカーナン
フランクリンとアイリーンの孫娘。
イリノイ州シカゴの大学へ通っている大学院生。
自分の生き方に疑問を抱いていると同時に、年老いて二人暮らししている祖父母を心配しています。
バイロン
演:アダム・バートリー
半年ほど前、ヨーク家の隣に引っ越してきた男性。
隣に住む老夫婦がときどき夜中に庭をうろついている様子などを見て、何をしているのか興味を抱いています。
ジニーン
演:キャス・ブッゲ
バイロンの妻。
自宅で旅行会社(と思われる)のカスタマーサポートをしています。
シャンドラ
演:ベス・ラッケ
アイリーンのもと教え子。
介護士として養護施設に勤務しています。
ハンナ
演:ソーニャ・ヴァルゲル
ペンションの経営者。
ステラ
演:フリエタ・ジルバーバーグ
アルゼンチンの山岳地帯で娘トニと2人暮らししている女性。
謎の組織(カルト集団)に所属しており、秘密を守っています。
組織のことはトニには秘密にしていましたが、組織の男(コーネリウス)がやってきたことで事態が変わります。
トニ
演:ロシオ・エルナンデス
ステラの娘。高校生。
人里離れた山奥での生活を嫌っています。
自分の家系には何か秘密があるらしいのですが、わかりません。
ニック
演:スティーブン・ルイス・グラッシュ
ステラの仲間。
コーネリウス
演:ピョートル・アダムチク
ステラの所属する組織の男性。
あらすじ
米国イリノイ州にある架空の町ファーンズワース。およそ20年前、フランクリンとアイリーンは、自宅の敷地内に地下室を発見しました。そこは、地球ではない、ほかの惑星につながっています。なぜそんな地下室があるのか、見える景色はどこなのか。彼らにはわかりません。しかし窓から見える景色は幻想的で、夫婦は観察を楽しんできました。
あるとき、地下室に青年が現れます。20年間ではじめてのことです。
フランクリンは青年を警戒しますが、アイリーンは、亡くなった息子が戻ってきたかのように思い、彼に優しく接します。
また、謎の組織が何かを探し続けます。
第1話「星へ」
お互いに70歳を超えたヨーク家の夫婦は、静かに老後の生活を送っています。フランクリンは少し物忘れが見られるようになり、妻のアイリーンは怪我をして以来、体がすっかり弱くなっていました。
この夜、夫婦は星を観察するといって外に出てきます。しかし夜空が見える場所ではなく、納屋へ入っていくと、地下への隠し扉を開けます。
地下の通路の先には狭い空間があり、壁は金属に覆われています。扉は自動ドアで、一般の家屋の設備としては異質でした。
2人が中心に立つと周囲が一瞬輝き、扉が開くと、ホテルのラウンジのような部屋が広がっています。エレベーターで移動してきたかのような雰囲気。
部屋からは、地球ではない、どこか別の惑星の地表と思われる景色を展望できます。それは映像ではなく、リアルな景色でした。
夫婦は、20年以上にわたり、惑星の観察を楽しんできました。このことは誰にも明かさず、2人だけの秘密です。
翌朝、フランクリンは、体が弱っているアイリーンを診察のため病院へ送ります。そこへ、祖父母を心配する孫のデニースが夫婦を探し当ててやってきました。
フランクリンは、アイリーンが診察している間、デニースを病院の外へ連れ出し、孫の訪問を喜びます。
アイリーンは診察が終わりますが、フランクリンが迎えに来ません。フランクリンは、デニースと別れたあと買い物を済ませると、病院にいるアイリーンのことを忘れて帰ってしまったのです。
迎えが来ないため、アイリーンは病院の向かいにある養護施設に友人を訪ねます。彼女はかつて教師でした。養護施設でかつての教え子シャンドラと再会します。
フランクリンは、アイリーンのことを思い出して迎えに行くと謝罪しました。最近、物忘れがひどくなっていることを自覚します。
アイリーンは、自分の余生は少ないと感じていました。深夜、夫に別れの手紙を残すと、1人で別の惑星へ旅立つことを決意。納屋の地下室へやってくると、意識が朦朧として助けを求める青年を発見します。
第2話「礼拝堂」
アイリーンは、青年を家に連れ帰りました。彼の衣服には血がついています。フランクリンは青年を警戒し、警察に通報しました。
警察が駆けつけますが、アイリーンは青年が心配です。老化によるフランクリンの妄想のせいにして警察を追い返しました。
ヨーク家の隣人バイロンは、町会議員への立候補を考えていました。町でフランクリンを見かけ、署名を求めますが、冷たくあしらわれます。不満に思ったバイロンは、勝手にフランクリンの名で署名します。
アイリーンの看病によって青年は回復し、ジュードと名乗りますが、記憶はありません。見たことのない金属板やコインを持っていました。
夜。ジュードは自分の足をナイフで切り裂くと、埋め込まれていた追跡装置を取り出して破壊します。
***
アルゼンチンの山岳地帯。人々から「呪われた家」と呼ばれる家に、身を隠すようにしてステラとトニは住んでいます。
そして隣接する礼拝堂には隠し通路があり、ヨーク家の地下室と同様の設備が備わっています。
ある日、言葉遣いが荒く、態度が横柄な男が訪ねてきました。トニは不安に思いますが、ステラは彼のことを知っているようです。
第3話「ヘルパー」
フランクリンは、古物商でジュードが持っていたコインの鑑定を依頼しました。18世紀に作られたスペインの金貨と思われますが、正確なことはわかりません。
ジュードの面倒を見るアイリーンは、失われていた活力が戻りつつありました。まるで亡くなった息子が帰ってきたようです。
ジュードに貸している部屋を整理していると、彼のものと思われる、赤く光る球体を発見します。アイリーンが球体をテーブルに置くと、テーブルが消えます。
また、ジュードが持っていた本には、彼の父親ゲイブリエルの写真がはさまっていました。ジュードは彼を探していました。
夫婦を心配するデニースが様子を見にやってくると、ジュードに気づきました。夫婦は、ジュードをヘルパーと紹介します。
バイロンは、選挙管理委員会から立候補を取り下げられました。推薦人の署名を偽造したことがわかったためです。バイロンは、フランクリンのクレームだと考えました。何か仕返ししてやろうと考え、夫婦が夜中に納屋で何をしているのか、調べようとして侵入し、地下室を発見します。
養護施設で働くシャンドラは、患者の貴重品を盗んでいることが知られ、解雇されます。
***
アルゼンチンでは、男がステラに何かを探すように命じます。ステラは拒否しますが、男がトニを連れて行くというと命令に従います。
ステラはトニを礼拝堂の隠し部屋に案内しました。驚くトニの前で、ステラは装置を操作し、座標を指定しました。2人が部屋を出ると、米ニュージャージー州のニューアークに現れます。
第4話「ボイラーメーカー」
ジュードが球体を庭に埋めていると、バイロンに遭遇しました。バイロンは勝手にヨーク家の敷地に入って夫婦を監視しています。このときもジュードが何をしていたのか怪しみます。
フランクリンは、ジュードのことを警戒しています。犯罪歴があるかもしれません。彼が触れたコーヒーカップを警察に持っていくと、指紋鑑定を依頼します。しかし、妄想癖があると思われているため、相手にされませんでした。
図書館でゲイブリエルについて調べていたアイリーンとジュードは、古い新聞に、彼が放浪者として逮捕されていた記事を見つけます。
その後、ヨーク家にシャンドラが訪ねてきました。彼女は養護施設を解雇され、仕事を得るためにフリーのヘルパーとして売り込みに来たのです。
しかしジュードがヘルパーとして住み込んでいることを聞かされました。シャンドラは席を離れると、目的が叶わなかった腹いせに目についた小袋を盗みます。中にはジュードの金属板が入っています。
古物商から電話があり、ジュードが出ました。フランクリンが鑑定を頼んだジュードのコインに興味を持った人がいるといいます。ジュードが連絡してみると、コインの持ち主を探しているようです。ジュードのことを追っている組織の人物と思われます。ジュードは自分が追われていることを再認識します。
その後、ジュードは金属板がなくなっていることに気づきました。シャンドラに盗まれたと確信します。名刺から住所はわかりますが、土地感がないため場所がわかりません。町に出てくると、誰かに聞くためバーに入りました。友人と来ていたデニースに遭遇します。
デニースと交流を深め、酔ったジュードはステージに立って歌い出しました。ジュードの歌声と、不思議な歌詞に人々は興味を示します。
その後、バーを出て夜道を放浪していたジュードを巡回中のパトカーが発見しました。職務質問しようとして呼び止めると、ジュードは逃げ出します。
一方、フランクリンはプールバーでバイロンと遭遇。なりゆきでビリヤードをプレイし、酒を飲んだ2人は打ち解けます。バイロンの署名偽造を告発したのがフランクリンではないこともわかりました。バイロンは、ヨーク家の納屋の地下室を発見したことを告白します。
フランクリンは、バイロンに秘密を打ち明けることにします。夫婦だけの秘密にしてきましたが、20年間、何かが起きたわけではありません。誰かに明かしてもいいだろうと考えはじめてもいました。
フランクリンはバイロンを地下室へ案内し、惑星を見せることにします。しかし地下室は動作しませんでした。バイロンは、騙されたといって笑い飛ばします。
夜中に目覚めたアイリーンは、家にジュードがいないことに気づきます。かつて息子のマイケルが行方不明になったときのことを思い出すと、車で探しに出かけます。
そして、警察に捕まっているジュードを発見します。
***
ステラとトニは、ステラの仲間だというニックに合流しました。トニは品物を追跡する仕事だと聞かされますが、車には重火器が積んであり不審です。
第5話「運転の練習」
アイリーンは、警察に連行されてきたジュードに面会。釈放させたいのですが、お互いに信頼が必要です。ジュードは、地下室のような設備が複数あること。奴隷のような生活から脱走し、追跡者を倒したために血がついていたこと。金属板をシャンドラに盗まれたことを明かしました。
アイリーンは、警察を説得してジュードを釈放します。
バイロンは、地下室のことを、フランクリンが自分を騙すために仕組んだ壮大な冗談だと考えていました。フランクリンは、事実を証明するため、バイロンに惑星が写っているというカメラを渡します。
バイロンが写真を現像すると、惑星が写っていました。フランクリンの話を信じたバイロンは、地下室についてインターネットで調べました。300年以上前の文献に、謎の扉について書かれていることを知ります。挿絵は、ヨーク家の地下室と似ています。
アイリーンとジュードはシャンドラを訪ねました。ジュードは金属板を取り戻し、シャンドラの盗んだものの中に父親の所持品を見つけます。ネックレスとして加工されていますが、もとは追跡装置です。
帰り道、アイリーンはジュードに車の運転を教えます。
バイロンは、ヨーク家の庭でジュードが埋めた球体を発見します。
***
ステラ、トニ、ニックは通信施設へ侵入して目的のものを追跡し、イリノイ州にあることがわかります。
このとき、ステラは職員を襲って拘束しました。乱暴な手段に、トニは違和感を覚えます。
第6話「フランクリンへ」
フランクリンは、アイリーンが自分宛てに書いた手紙(第1話で書いていたもの)を見つけました。彼女が1人で旅立とうとしていたことを知って衝撃を受けます。
アイリーンは、自分がいつ死んでしまうか不安だったといって謝罪します。フランクリンは、アイリーンが生きるための理由になりたいと返しました。
地下室の装置が動作しないのは、ジュードが球体を外したためです。バイロンが光る球体を装置にはめこむと、装置が起動します。
バイロンは地下室を案内され、惑星の景色を見て感動します。
アイリーンとジュードは、シャンドラの持っていた追跡装置が、ダンロップ氏から手に入れたものだとわかりました。ダンロップ氏から情報を聞く必要がありますが、アイリーンは手紙のことで落ち込んでいます。この日は調査を続ける気分ではありません。
ジュードはデニースに協力を依頼し、ダンロップ氏を訪ねます。
ダンロップ氏はすでに亡くなっていますが、彼の息子から、ダンロップ氏が追跡装置を手に入れたときのことを教えてもらいました。
配送会社を営んでいたダンロップ氏は、かつてヒッチハイカーを乗せました。放浪者として勾留されていたゲイブリエルが釈放された日のことです。
ヒッチハイカーは足を切って追跡装置を取り出すと、ダンロップ氏に渡したといいます。家族の間で、不思議な体験として長く語られてきたそうです。
ダンロップ氏が、ヒッチハイカーを降ろした場所もわかりました。
警察では、不審者として一度逮捕したジュードがヨーク家のヘルパーだとわかりました。フランクリンが指紋鑑定を依頼してきたことを思い出し、検査すると、ジュードに逮捕歴があることがわかります。
警察から連絡を受けたアイリーンがジュードに確認すると、ジュードは組織の偽造情報だといいます。アイリーンはジュードを信用します。
アイリーン、ジュード、デニースはゲイブリエルの痕跡を追って、ダンロップ氏がヒッチハイカーを降ろしたというミシガン州の町へ向かいます。
***
ステラは家族や過去のことを何も語りません。トニの父親も本当は別の人物のようです。
トニが母親に不信感を募らせると、ステラは、自分たちが探しているものは品物ではなく、男性であることを明かします。
ステラの目的は裏切り者の始末ですが、具体的な内容についてはトニに聞かせません。
第7話「湖でダイビング」
フランクリンは、これまでに宇宙服を作ろうとしたことがありました。しかし気圧の調整や酸素の循環を制御できずに失敗しています。バイロンは機械制御の知識があるため、協力します。
何かに打ち込むバイロンの姿を見た妻ジニーンは、不満でした。彼女は平穏で実直な生活を望んでおり、選挙活動など、目立つ行動を望んでいません。夫がまた何か近所に迷惑をかけるようなことをはじめたと考えています。バイロンの選挙活動での偽造工作を告発したのは、ジニーンだったこともわかりました。バイロンはショックを受けますが、新たな惑星の探索にやりがいを見つけます。
バイロンの協力で宇宙服が完成します。フランクリンがアイリーンを置いていくことをためらったため、バイロンが1人で惑星の探索に向かいました。しかし、驚きの声とともにバイロンとの通信が切れます。
アイリーンとジュード、デニースは、かつてダンロップ氏がヒッチハイカーを降ろした場所へやってきました。そこにはペンションが建っています。
ペンションのオーナーであるハンナは、ゲイブリエルを知っていました。彼は一時、住み込みで働いていましたが、今はどこにいるのか、生きているのかどうかもわからないと言います。
ジュードは、ゲイブリエルが住んでいた部屋で、彼の本とメモを発見しました。本のページとメモには、暗号のような記号が書かれていました。
このとき、ハンナは隠し部屋からジュードたちを監視していました。ハンナの仲間の男性は、以前、コインのことでジュードが電話で会話した人物です。
ハンナは、ペンションをあとにしたアイリーンたちを追跡させます。
アイリーンたちが家に戻ってきます。
デニースはいつもアイリーンから疎外感を感じていました。しかしアイリーンがデニースに強い罪悪感を抱いていることがわかります。
およそ20年前、アイリーンの息子マイケルは、仕事のことで悩んでいました。マイケルは母親アイリーンを頼りますが、彼女は息子を突き放しました。アイリーンは、そのことが彼の自殺を招いたと考えていたのです。デニースにもつらい思いをさせことになりました。
アイリーンとデニースはお互いの理解を深めます。アイリーンはデニースに地下室の秘密を打ち明けることにしますが、デニースは恐怖感のため逃げ出します。
***
ステラとトニはファーンズワースへやってきます。トニは、ジュードが歌っている姿をSNSで発見しました。店を訪ねると、ジュードがシャンドラの家を探していたことがわかります。シャンドラを訪ねると、高額の報酬を要求してきました。
対処に困っていたステラの前に男が現れました。
男はシャンドラを呼び出すと、脅迫してジュードのことを聞き出し、彼女を殺します。
第8話「償い」
ジュードは、埋めておいた球体がなくなったことを知りました。設備が危険であることをフランクリンたちに警告します。そして、旅立つ前にデニースに会って地下室のことを説明する必要がありました。
このとき、ステラたちがフランクリンの家を探し当てていました。ジュードが車で出ていくところを見かけると、男はステラに追わせます。
ジュードがデニースのもとへやってくると、ステラが襲ってきます。ジュードはデニースをヨーク家へ向かわせます。デニースはヨーク家へ駆けつけますが、夫婦とともに男に捕まります。
男は、夫婦から地下室のことを聞き出しました。さらにジュードを連れてくるようにステラに命じます。ステラは、ヨーク家の人々を人質にしてジュードに投降を要求。ジュードも捕まります。
ジュードが連れてこられると、男はジュードを射殺しようとしました。フランクリンが体当りして止めに入り、ステラがスタンガンで男を気絶させます。
***
ひとまず危険は去りました。
ジュードがゲイブリエルを探すために出発することにすると、デニースが同行します。世間のことを知らないジュードには、案内人が必要でした。
デニースは車や飛行機で移動するものと思っていました。しかしジュードが向かったのは納屋の地下室です。
ジュードが地下室の装置に金属板を当てると、文字が現れました。ジュードは、父親のメモに記されていた座標を指定します。
ジュードとデニースはバンコクに現れます。
***
ステラとトニは、男を拘束し、車でどこかへ向かっていました。トニが不安を声にすると、ステラは男を人質にして組織と交渉すると言います。そこへハンナのグループが現れ、捕まってしまいました。
ハンナは、拘束されている男がコーネリウスだと気づいて驚きます。コーネリウスがハンナのことを裏切り者と蔑むと、ハンナはステラたちを守護者と呼び、「ようこそ堕ちた世界へ」と返しました。
***
フランクリンは、バイロンを救出しなくてはなりません。宇宙服に身を包むと、アイリーンに見守られながら惑星の探索へ向かいます。家から消えたテーブルと遺体を発見しました。
探索を続けますが、宇宙服の酸素がなくなり倒れてしまいます。しかし追ってきたアイリーンに助けられます。彼女は宇宙服を着ていません。惑星上には酸素がありました。
2人が先へ進むと、眼下に巨大なモニュメントと町が見えます。町では鐘の音が鳴り響いていました。
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ドラマ「天空の旅人」はAmazonから配信されています。プライム会員は追加料金なしで視聴できます。
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