アンブレラ・アカデミー シーズン1 Netflixドラマ後半のあらすじとネタバレ 登場人物を紹介

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写真出典:IMDb

Netflixドラマ「アンブレラ・アカデミー」は、アメコミ「The Umbrella Academy」を原作とするNetflixオリジナルドラマです。世界の滅亡が8日後に迫る世界で、かつてヒーローとして活躍した7人の兄弟たちが描かれます。

ここでは、全10話のうち後半の第6話から第10話を紹介します。

前:シーズン1前半
次:シーズン2前半

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第6話-第10話のあらすじ

ヴァーニャが強力な能力を持っていることがわかります。アカデミーの子どもたちは彼女の暴走を食い止めようとしますが、失敗し、世界は滅びます。その寸前、子どもたちは世界の滅亡を防ぐため、ファイブの能力を使って過去へ向かいます。

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第6話「かなわぬ願いを想う日」

1号ルーサーは、世界が滅びるという話をファイブから聞きました。2号ディエゴ、3号アリソン、4号クラウスを集めると、対応策を相談します。しかし兄弟たちは運命に逆らうことはできないといって人類の救出に消極的です。

楽団の主席ヴァイオリニストに合格したことを兄弟たちに知らせるため7号ヴァーニャがやってきます。しかし兄弟たちの会議に呼ばれていなかったことがわかり、怒って帰ってしまいました。自分のアパートへ戻る途中、ヴァーニャの感情が高ぶると、街灯が次々に折れ曲がっていきます。一緒にいたレナードは、彼女の力が覚醒したといってヴァーニャを称賛します。

その後、ルーサーは自分が月へ派遣されていた理由は、世界の滅亡を阻止することと関係があるのではないかと考えました。しかし月からハーグリーブズ卿に送った報告書は、開封すらされていないことがわかります。かつて瀕死になり、怪物の身体を与えられたルーサーに生きる目的を与えるため、ハーグリーブズ卿は特殊任務と嘘を付いてルーサーを月へ送っていたのです。

アリソンは世界が滅亡するまでの時間を娘と一緒に過ごしたいと考えていました。失意に沈むルーサーをなぐさめると、彼を誘って娘のいるLAへ向かいます。

クラウスは、恋人デイブの幽霊を呼び出すため、ドラッグ依存から脱却を試みます。

ディエゴは、自分が停止させた義母グレースが動いているため驚きます。ポゴが修理したのです。そしてグレースは、秘密にしていることがあるといい出しました。

グレースの話が気になりますが、場面が変わってしまい最後まで聞くことができません。気になる。

そのころ、ファイブはコミッションで世界の滅亡を担当する管理者を観察していました。ファイブがハンドラーのオファーを受けた理由は、世界の滅亡の原因を調査するためだったのです。そしてハロルド・ジェンキンスという人物が鍵となっていることがわかります。
ファイブは、兄弟たちが話し合っている時間(冒頭のシーン)へ戻ってくると、力を合わせる必要があることを主張します。

第7話「恐れた悪夢が起きた日」

兄弟たちはハロルド・ジェンキンスを探すことにしますが、ファイブはコミッションから脱出する際に受けた銃弾がもとで倒れてしまいます。

ルーサーは、自分が月から義父へ送った報告書を調べますが、開封されていないことを知って愕然とします。

一方、ディエゴとアリソンは、ディエゴの警察のコネを使ってハロルドについて調べました。結果、ハロルド・ジェンキンスがレナードを装っていることがわかります。

ハロルド・ジェンキンスは、アカデミーの子どもたちと同じ日に生まれた男性でした。彼は少年時代、アカデミーへの参加を夢見ますが、普通の人間だったため参加できません。アカデミーの子どもたちを逆恨みすると同時に、自分のことを虐待していた父親を殺し、監獄に送られていました。
出所し、ハーグリーブズ卿の屋敷近くで卿の日記を偶然発見します。クラウスが盗み出して捨てたものです。日記には、ヴァーニャには隠された能力があり、薬で抑えていることが書かれていました。

ディエゴとアリソンは、ヴァーニャとレナード(ハロルド・ジェンキンス)の行方を探しますが、ディエゴはパッチ警部殺害の容疑で逮捕されてしまいました。
アリソンは、レナードが彼の祖母の家に潜んでいると考え、単独でヴァーニャの救出に向かいます。

そのころルーサーは自暴自棄になっていました。クラウスはベンの幽霊に急かされ、クラブで酔いつぶれているルーサーの救出に向かいますが、酔った男たちと乱闘になり、倒されると昏睡状態になります。そして生と死の狭間をさまよい、ハーグリーブズ卿に再会。卿は世界の滅亡を知っていました。しかし世界を救うため、自らの命を絶つことで兄弟を集めたことがわかります。

チャチャとヘイゼルは、ファイブがコミッションから送った偽の指令書にだまされ、お互いを殺そうとしていました。しかし長年付き添った相棒を殺すことができないヘイゼルは、ドーナツ店のアグネスを連れて逃亡します。

レナードは、ヴァーニャを祖母の家に連れてくると、彼女の能力を引き出そうとします。しかしヴァーニャ自身は自分の力に懐疑的で、非協力的でした。そんなとき、レナードが暴漢に襲われると、ヴァーニャは咄嗟に能力を発揮します。暴漢たちは謎の力に吹き飛ばされ、壁に打ち付けられると絶命しました。
レナードは病院へ運ばれ、一命を取り留めますが、片目を失います。

ドラマの世界は2019年のようですが、パソコンやスマホは出てきません。公衆電話で連絡している姿がどこか懐かしいです。

第8話「ウワサを聞いたの」

パッチ警部殺害の容疑で警察に拘留されていたディエゴは、友人の助けで解放されます。

屋敷では、クラウスが義父の死は自殺だったことを教えます。ルーサーとファイブは疑いますが、ポゴの証言で、ポゴとグレースがハーグリーブズ卿の自殺に協力したこともわかりました。

第7話でグレースがディエゴに明かそうとしてのもこのことだったのでしょう。

そこへディエゴが戻ってくると、アリソンが一人でレナード(ハロルド・ジェンキンス)の隠れ家へ向かったことを知らせます。

レナードが暴漢に襲われたのは、ヴァーニャに能力を使わせるための自演でした。そして暴漢の一人が生き残って入院していることを知ると、口止めのため彼を殺します。
その間、レナードの祖母の家に一人残っていたヴァーニャのもとに、アリソンがやってきます。ヴァーニャが自分の能力のことをアリソンに伝えると、アリソンはかつて義父ハーグリーブズ卿の命令に従い、ヴァーニャに能力がないと信じ込ませたことを明かしました。
当時幼かったアリソンは、義父に命じられるままに行動しただけだったのですが、ヴァーニャは衝撃を受け、激高すると部屋が振動しはじめます。アリソンが能力を使ってヴァーニャを制止しようとすると、ヴァーニャはアリソンののどを切り裂きました。
そこへレナードが戻ってきてヴァーニャを連れ去ります。

その後、ルーサー、ディエゴ、クラウス、ファイブは、レナードの祖母の家にやってくると、血まみれになっているアリソンを発見します。

第9話「変化」

アリソンは義母グレースの手術により一命を取り留めますが、声が出せません。筆記でヴァーニャに力があることを伝えます。

ヴァーニャとレナードは、レナードの家に隠れていました。そこでヴァーニャはハーグリーブズ卿の日記を見つけました。レナードははじめから自分の力のことを知っていたと気づきます。レナードはなんとか取り繕おうとしますが、ヴァーニャの感情は高ぶっていきます。そして力をコントロールできないまま、レナードを殺してしまいました。

その後、レナードを探すファイブとディエゴ、クラウスがレナードの家にやってきます。彼の遺体を見つけ、ファイブが義眼を当てはめると合致しました。世界を滅ぼす敵は死んだようです。

ヘイゼルはドーナツ店のアグネスを連れ、世界が滅亡するまで二人だけで過ごしたいと考えていました。しかしチャチャに探し出され、二人は戦いはじめます。すると時間が止まり、ハンドラーが姿を現しました。

一方ヴァーニャは、アリソンのことを説明するため屋敷へやってきます。ルーサーに迎えられると、アリソンが一命を取り留めたことを聞き安心しました。しかしルーサーに気絶させられ、防音室に閉じ込められます。

ヴァーニャは謝罪し、必死に解放を訴えますが、外には聞こえません。ただ一人残されると、幼いときに閉じ込められた記憶がよみがえります。バーニャは苦しみだすと、力を解放し、防音室を破壊します。

第10話「ホワイトバイオリン」

ハンドラーにより、チャチャとヘイゼルが殺し合ったのは、ファイブが命じた偽の指令書だったことがわかります。ヘイゼルはコミッションを辞職し、チャチャにはヴァーニャを守るように新たな指令が下ります。しかしヘイゼルはハンドラーを射殺し、彼女のカバン(タイムマシン)を奪って逃走しました。

そのころハーグリーブズ卿の屋敷では、ヴァーニャが暴走して屋敷を破壊。すべてを知っていたポゴを殺すと立ち去ります。

世界を滅ぼす元凶がヴァーニャであることがわかった兄弟たちは、ヴァーニャを探します。ルーサーはヴァーニャを殺すしかないといいます。アリソンは手荒なことはしたくないと考えていましたが、どうしたらいいのかはわかりません。

兄弟たちは、コンサート会場でヴァーニャを見つけますが、容易に撃退されてしまいます。さらにハンドラーの特殊部隊が現れて兄弟たちに攻撃してきました。このときクラウスが隠された能力に目覚め、ナンバーシックス・ベンを実体化させて特殊部隊に反撃します。
兄弟たちはヴァーニャを追い詰めますが、ヴァーニャの力は強力で、ルーサー、ディエゴ、クラウス、ファイブはエネルギーに拘束されてしまいました。そのとき、アリソンがヴァーニャの後頭部に銃を突きつけました。しかしアリソンは撃つことができず、銃身をずらして耳元で銃を放ちます。銃声でヴァーニャは気絶し、兄弟は解放されますが、バーニャから放出されたエネルギーが一直線に月へ伸びると、月を破壊しました。砕かれた月が隕石となって地球へ落下してきます。

目に見えるほど巨大な隕石が地球へ落ちてきていることがわかると、世界を救うため、ファイブは兄弟たちを連れて時間を飛び越えます。

地球に隕石が落下し、地上は炎に包まれます。チャチャは炎の中に消え、ヘイゼルはアグネスとともにどこかの時代へ消えます。そして人類は滅びました。

海外ドラマにありがちですが、ここで終わるのかい、というラストでした。シーズン1が配信されたのは2019年2月。シーズン2は2020年7月に配信されました。リアルタイムで視聴していた人にとっては、長い空白期間だったかと思います。

(シーズン1 完)

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登場人物

ルーサー

演:トム・ホッパー
ナンバーワン(1号)
スペースボーイ
怪力を持つ宇宙飛行士。
アカデミーの子どもたちが屋敷を去ったあと、ハーグリーブズ卿のもとにひとり残っていました。その後、月での単独任務を命じられ、長いこと月面で生活していましたが、卿の訃報を聞いて地球へ帰ってきました。
かつて作戦に失敗し、瀕死になったところを救命されましたが、怪物のような肉体を与えられて復活しました。

ディエゴ

演:デイビッド・カスタニェーダ
ナンバーツー(2号)
投げたナイフを自由に操ることができます。

アリソン

演:エミー・レイヴァー・ランプマン
ナンバースリー(3号)
言葉で人を操る能力を持っています。
女優として成功していますが、家庭生活は順調とはいえず、娘クレアの親権問題で夫との間にトラブルを抱えています。

クラウス

演:ロバート・シーハン
ナンバーフォー(4号)
霊感能力があり、死者と会話ができます。
能力を抑えるため、酒やドラッグに入り浸っていましたが、あるときヘイゼルたちのカバンを手に入れたことで過去へタイムトラベルしました。そのときデイブと知り合い、愛し合うようになりました。
現代に戻ってきたクラウスは、デイブと交信するためドラッグ依存からの脱却を試みます。その結果、死者を実体化できる能力を持っていることがわかります。

ナンバーファイブ

演: エイダン・ギャラガー
ナンバーファイブ(5号)
時間と空間を移動する能力を持っています。
長い間未来へ旅立っていたため、行方不明となっていました。外見は少年ですが、未来で40年以上を過ごしていたため、実年齢は58歳です。

ナンバーファイブだけ名前がありません。今後明かされるのでしょうか。

ベン

演:ジャスティン・H・ミン
ナンバーシックス(6号)
怪物を呼び出す能力を持っています。
故人ですが、幽霊となってクラウスに付き添っています。

ヴァーニャ

演: エレン・ペイジ
ナンバーセブン(7号)
通称ホワイトヴァイオリン
義父ハーグリーブズ卿から能力がないといわれ、「アンブレラ・アカデミー」のメンバーに加えてもらえなかった女性。
ヴァイオリニストとして生活していますが、家族の暴露本を出版したため兄弟とは良い関係とはいえません。
ハーグリーブズ卿に与えられた薬を常用しています。

チャチャ

演: メアリー・J. ブライジ
コミッションのエージェント。

ヘイゼル

演:キャメロン・ブリットン
チャチャの相棒。アグネスに一目惚れします。

レジナルド・ハーグリーブズ卿

演:コルム・フィオール
大富豪にして「アンブレラ・アカデミー」の創設者。世界の滅亡を知っていたようです。

グレース

演:ジョーダン・クレア・ロビンス
兄弟たちの母親役を与えられたアンドロイド。もともと屋敷にはベビーシッターが雇われていましたが、幼かったヴァーニャが力を使ってベビーシッターたちを怪我させてしまうため、アンドロイドのグレースが作られました。

ポゴ

演:アダム・ゴドリー
高度な知能を与えられたチンパンジー。
ハーグリーブズ卿の執事として屋敷に従事しています。

レナード・ピーボディ

演:ジョン・マガロ
レナードは仮の姿で、本名はハロルド・ジェンキンス。
アカデミーの子どもたちと同じ日に生まれ、アカデミーに憧れていました。しかし普通の人間だったため参加させてもらえず、アカデミーを憎んでいます。
自分のことを虐待していた父親を殺し、服役していました。出所後、ハーグリーブズ卿の日記を偶然手に入れたことでバーニャの隠された能力について知ります。

アグネス

演:シーラ・マッカーシー
ドーナツ店の女性。愛鳥家。

ハンドラー

演 :ケイト・ウォルシュ
歴史を管理するコミッションのメンバー。チャチャやヘイゼル、かつてのファイブの上司。

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