写真出典:IMDb
映画「LAMB/ラム」のあらすじなどを紹介します。
2022年9月に日本国内で公開された北欧の映画です。12月にAmazonプライムで配信されました。予備知識はまったくなかったのですが、紹介文が気になったので年末に見てみました。
概要
原題:LAMB
制作国:アイスランド、スウェーデン、ポーランド合作
公開年:2021年9月(国内2022年9月)
上映時間:106分
対象年齢:R-15指定
Amazon配信日:2022年12月25日
「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」などの特殊効果を担当したヴァルディマル・ヨハンソンの監督デビュー作品。
R-15指定となっています。物語はどこか不気味ですが、恐怖感を煽るような場面はありません。ただし、動物が殺されるシーンがあるので、不快感を抱く人もいるかも知れません。また、夫婦生活の様子が描かれます。家族で見ると気まずいかもしれないシーンがあります。
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あらすじ
アイスランドの山間部。牧羊を営む夫婦イングヴァルとマリアが羊の出産に立ち会うと、頭が羊で身体が人間の生きものが産まれました。
2人は、亡き娘アダの名前を付けて育てはじめます。
登場人物の紹介のあと、ラストまでのネタバレをしています。
登場人物
マリア
演:ノオミ・ラパス
夫イングヴァルとともに牧羊を営む女性。
イングヴァル
演:ヒルミル・スナイル・グズナソン
山間で牧羊を営む男性。
ペートゥル
演:ビョルン・フリーヌル・ハラルドソン
イングヴァルの弟。
ロックバンドのボーカルですが、売れないまま生活が困窮。仲間にも見放され、兄イングヴァルを頼ってやってきます。
アダ
羊の頭と人間の身体を持つ獣人の子ども。
ネタバレ
アイスランドの山間部で牧羊を営んでいるイングヴァルとマリアは、羊の出産に立ち会いました。産まれてきた子羊は、頭部が羊、身体が人間という獣人です。2人は、幼くして亡くなった娘アダと同じ名前を付けて獣人の子どもを育てはじめます。
ある日、イングヴァルの弟ペートゥルがやってくると、マリアが、アダを産んだ母羊を銃殺する場面を目撃します。アダを産んだ母羊は、アダに会おうとしてひんぱんにアダのことを呼び続けていました。マリアは母羊を疎ましく思っていたのです。
しばらく平穏な日が続きますが、ペートゥルがマリアに肉体関係を迫りました。2人はこれまでにも関係があったようです。しかしマリアが拒否すると、母羊を殺したことをアダに話すといって脅迫。マリアはペートゥルを追い出します。
そのころ、イングヴァルはマリアとペートゥルのことを知らないままアダを連れて散歩していました。突然、アダの本当の父親である獣人が現れ、イングヴァルを銃殺。獣人はアダの手を引いてどこかへ去っていきます。
マリアは死んでいるイングヴァルを発見し、アダも失ったことを知って絶望します。
おすすめドラマ
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