(当記事の写真の出典はすべて HBO )
小さい頃から「カイザー」という言葉が好きでした。漫画「リングにかけろ」に出てくる「カイザーナックル」という用語が僕の記憶にある一番古いカイザーなのですが、言葉の響きがかっこいい。そしてどうやらカイザーは皇帝の意味だと知りました。
高校に入って世界史の授業がはじまると、カエサルが教科書に出てきます。カエサルをドイツ語でカイザーといいます。つまりカイザーとはカエサルのことでした。ややこしいのですが、カエサルはラテン語で、英語だとシーザーといいます。彼はこのシーザーという呼称の方が知られていました。
そして習ってみると、カエサル(つまりシーザー)は皇帝ではありませんでした。ローマの初代皇帝はシーザーではなくアウグストゥスことオクタヴィアヌスだったのです。
ドイツ語のカイザーは皇帝の意味ですが、語源となっているシーザーは皇帝ではありません。
どういうことなのでしょう。
学生時代は、よくわからないけれどそういうものだとして覚えました。あのあたり、三頭政治が2回あったり、みんな名前が似ていたりしてややこしいのです。そんないろいろモヤモヤっとしたイメージを古代ローマに抱いて幾星霜、このドラマに出会いました。
確かに、カイザーは皇帝の意味ですが、シーザーという人物は皇帝になっていませんでした。
ROME[ローマ] 概要
画像出典:世界の歴史まっぷ
米HBOと英BBCの共同制作
総制作費200億円以上、制作期間およそ8年
撮影は2004年にはじまり、ローマにあるチネチッタ・スタジオを拠点にイタリア各地で行われました。
第1シーズン 2005年 全12話
第2シーズン 2007年 全10話
原案 ジョン・ミリアス/ウィリアム・J・マクドナルド/ブルーノ・ヘラー
制作総指揮 ブルーノ・ヘラー/ウィリアム・J・マクドナルド/ジョン・ミリアス/アン・トモポロス/フランク・ドールガー
共同制作総指揮 ジム・ダイヤー/ユージーン・ケリー
製作 マルコ・ヴァレリオ・プジーニ/ルーシー・リッチャー
製作顧問 マイケル・アプテッド
プロダクション・デザイナー ジョセフ・ベネット
衣装 エイプリル・フェリー
キャスティング ニナ・ゴールド/ニナ・ゴールド・アンド・アソシエイツ
日本ではWOWOWで第1/2シーズンが2007年7月-9月に放映されました。
R-15指定になっています。
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ROME[ローマ] シーズン1 あらすじ
紀元前52年。ローマの軍人であり政治家であるカエサルはガリアに遠征していまた。ガリアとは現在のフランスやドイツを含む広大な地域で、ゲルマン人が住んでいました。かんたんにいうとイタリアの北全部です。
8年にわたってガリアに遠征していたカエサルは、勝利を収めてローマへの帰路に就きます。しかしカエサルの台頭を恐れる元老院は、彼の帰還を望みません。元老院派のポンペイウス将軍を支持し、カエサルに対抗します。
あるとき、カエサルのシンボルである鷲の徽章が何者かに盗まれるという事件が起きます。カエサルの部下アントニウスから捜索を命じられた百人隊長ヴォレヌスは、部下のプッロとともに捜索。無事徽章を取り戻すと、アントニウスの信頼を得ます。
イタリア近くまで戻ってきたカエサルはアントニウスを護民官に任命すると、ローマへ派遣します。ヴォレヌスとプッロもアントニウスとともにローマへ帰還します。
ヴォレヌスが8年ぶりに帰宅すると、妻のニオベはよそよそしく、結婚前の娘には子どもができていました。この子どもは実はニオベと不倫相手との子どもです。しかしヴォレヌスはそのことを知りません。
一方、賭博をしていたプッロは、不正をおこなった相手を殺してしまいます。男はポンペイウスの配下のものでした。
あるときアントニウスが護衛を連れて町を歩いていると、プッロが殺した男の仲間たちがプッロを見つけて襲ってきます。アントニウスも巻き込まれて怪我をします。
アントニウスがポンペイウスの配下のものに襲われたことを知ったカエサルは、宣戦布告と見なします。
「サイは投げられた」
カエサルはルビコン川を渡ります。当時イタリアとガリアの国境がルビコン川だったので、軍を率いてルビコン川を渡るということは、イタリアへ侵攻するということです。カエサル軍が迫っていることを知ったポンペイウス軍は迎撃態勢が間に合いません。ポンペイウスとカエサルに敵対する元老院議員たちは一時的にローマから撤退し、ギリシャへと向かいます。
先発隊としてローマへ向かったヴォレヌスとプッロの部隊は、ポンペイウス軍が避難してしまったため彼らの抵抗がないままローマへ到着します。そしてローマ郊外でポンペイウスの配下の男たちを見つけると倒します。このときプッロは、彼らが運んでいた積み荷を発見。中には大金が入っていました。ポンペイウスが持ち出そうとしていた国庫の金でした。
カエサルはローマに入りますが、資金に余裕はありません。しかしヴォレヌスとプッロが国庫の金を入手していたため準備が整います。
カエサルはギリシャに進んでポンペイウスを攻撃。ポンペイウスは追い詰められ、エジプトへ撤退しますが暗殺されます。
エジプトへやってきたカエサルは好敵手の不遇な最期を悲しみます。
そして弟と王位を争っていたクレオパトラをヴォレヌスに救出させます。このときクレオパトラとプッロは肉体関係を結びます。救出されたクレオパトラはカエサルの支援を受けて弟を倒し、女王として即位します。クレオパトラはカエサルの子どもを妊娠しますが実はプッロの子どもで、のちのカエサリオンです。
カエサルはアフリカで挙兵した元老院議員のカトーとスキピオを倒すとローマに帰還。独裁官に就任して盛大な凱旋式を行い、甥のオクタヴィアヌスを大神官に指名します。
ヴォレヌスは除隊しますが一般の仕事に慣れず、カエサルから地区の政務官を勧められます。
一方、奴隷エイレネの恋人を殺してしまい、殺し屋になっていたプッロは捕らえられ、闘技場で処刑を宣告されます。 これをヴォレヌスが救います。二人は友情の象徴として民衆から称えられるようになります。
カエサルは、人気取りのためヴォレヌスを元老院議員の一人に指名し、ボディーガードを兼ねさせました。
カエサルに敵対する元老院議員ブルートゥスたちはカエサルの暗殺を計画しますが、ヴォレヌスが近くにいるため手を出せません。
そこでブルートゥスの母親セルウィリアは、配下の女を使ってヴォレヌスにニオベの子どものことを教えます。妻の過去について聞かされたヴォレヌスは、持ち場を離れてニオベのもとへ向かいます。
護衛のいなくなったカエサルを、刺客たちが刺し殺します。
ROME[ローマ] シーズン2 あらすじ
カエサルの暗殺後、指導者を失ったローマは混乱していました。
カエサルの配下にあったアントニウスや親族のアティアたちはローマを脱出しようとします。 しかしオクタヴィアヌスの説得により、アントニウスはローマに残ります。ローマを離れてしまっては元に戻れなくなるためです。そしてブルートゥスたちと和解します。
その頃、ヴォレヌスは妻のニオベに自殺され錯乱していました。そして二人の娘、ニオベと愛人の間に生まれた息子に呪いの言葉をかけます。子どもたちはヴォレヌスの元を逃げ出します。
アントニウスは執政官に就任し、ローマでの地位を固めつつありました。
遺言によりカエサルの養子となっていたオクタヴィアヌスはカエサルの遺産金相続の権利を主張しますが、アントニウスは取り合いません。
そしてエジプトからは女王クレオパトラが、息子カエサリオンをカエサルの息子として正式に承認させるためローマを訪問します。
多くの人物がローマの覇権を狙って動いていました。
アントニウスは執政官の任期終了後、マケドニア総督に就任する予定でした。しかし肥沃なガリアの総督を要求します。オクタヴィアヌスは元老院と協力してアントニウスを糾弾。両軍がぶつかります。
アントニウス軍がオクタヴィアヌス軍に敗北して北へ敗走すると、その中にはヴォレヌスの姿もありました。彼の元へプッロが駆けつけます。
ヴォレヌスはプッロと共に奴隷にされていた子供たちを助け出すとローマへ連れ帰ります。しかし子供たちは自分たちに呪いの言葉をかけた父を憎んでいました。
アントニウスを破ったオクタヴィアヌスはローマに凱旋し、執政官に就任するとブルートゥスを共和国の敵と宣言します。
キケロはオクタヴィアヌスの動きをブルートゥスに伝え、ローマへの進軍を促します。
ブルートゥスの進軍を知ったオクタヴィアヌスは、アントニウスと同盟を結びます。そして反対派の粛清をヴォレヌスに命じると、キケロはプッロに殺されます。
オクタヴィアヌスとアントニウスが同盟したことでブルートゥスは劣勢になりました。彼らはフォリッポの地で戦いますが、ブルートゥスは負けて命を落とします。息子の敗北を知ったセルウィリアも自殺します。
オクタヴィアヌス、アントニウス、レピデュスはローマを三人で分割統治し、歳入を共有することで合意します。
子どもたちと決裂したヴォレヌスは、子どもたちのことをプッロに託してアントニウスの部下となります。
ある年。ローマが食料不足になってもエジプトのアントニウスは食料を送ってこようとしません。オクタヴィアヌスは宣戦布告し、ローマ軍とエジプト軍がアクティウムの海で激突します。 アントニウスとクレオパトラは破れ、アレクサンドリアへ敗走します。
宮殿にこもったクレオパトラはオクタヴィアヌスの甘言に惑わされ、アントニウスを自殺させます。クレオパトラがだまされたことに気づいたときには遅く、彼女も毒を飲んで自殺します。
ヴォレヌスはクレオパトラの遺児カエサリオンとともに脱出します。オクタヴィアヌスは、従軍していたプッロにヴォレヌスとカエサリオンの捜索を命じます。
プッロはヴォレヌスを見つけ、彼らはエジプトを脱出しようとします。しかし検問に引っかかり、戦い抜けますがヴォレヌスは怪我を負います。
しばらく後。ヴォレヌスはローマへ戻ってきました。しかしエジプトで負った怪我が元で死の床にあります。そして子どもたちに看取られ、長い眠りにつきます。
オクタヴィアヌスはローマに凱旋し、「第一の市民(プリンケプス)」に就任します。
オクタヴィアヌスの元にプッロがやってくると、ヴォレヌスとカエサリオンは死んだと報告します。
その後、町を歩くプッロとカエサリオンの姿があります。カエサリオンは隣を歩くプッロが実の父親だとは知りません。二人は人混みの中に消えていくのでした。
ROME[ローマ] 感想
紀元前。日本には邪馬台国もなかったであろう時期です。建築物や衣装などが忠実に再現されています。彼らはワインをガブガブ飲みますが、本当にそのような生活を送っていたのかもしれません。現代社会では考えられない風紀の乱れ、キリスト教以前の怪しげな宗教儀式、野蛮な処刑、貴族、平民、奴隷といった身分社会。古代ローマの世界が広がります。
主人公は軍人のヴォレヌスです。彼が戦場から8年振りに家に戻ると、二人の娘は自分のことをよく覚えていませんでした。上の娘は13歳。ヴォレヌスが戦場へ向かったときは5歳ぐらいです。5歳ともなれば父親の顔ぐらい覚えているとは思いますが、親しみはないかも知れません。下の娘は顔さえ覚えていないでしょう。
そんな長女は好きな男性と結婚を考えていて、二人の間にはすでに赤ん坊がいます。この赤ん坊というのが実は妻ニオベが浮気相手との間にできた子どもなのですが、ヴォレヌスはそのことを知りません。
妻のニオベは浮気したわけですが、夫のヴォレヌスが嫌いだったとか夫婦仲がうまくいってなかったとかいうわけではありません。国からの給付金が止まり、戦争で死んだと思っていたのです。残された家族にも生活があるし、仕方のないことでした。
ただ、さらに悲劇的なことにニオベの浮気相手は義理の弟、ニオベの妹の夫でした。男の方から言い寄ったみたいですが、妹は浮気のことも赤ん坊のことも知っているし、人間関係はドロドロです。
そんな中、戦争から帰ってきたヴォレヌスは軍を退役し、家族と新しい生活をはじめようとしますが、資金源にしようとして捕まえてきた奴隷は死んでしまうし、家には蓄えもありません。妻のことも娘たちのことも愛しているのですが、どのように接していいかわからず、よい夫にも父親にもなれません。結局軍人しかできない。主人公ヴォレヌスがかわいそうで泣けてきます。同じおっさんとして切ない。
ドラマに出てくる多くの登場人物は歴史上に実在した人物です。ただしヴォレヌスとプッロはドラマのオリジナルです。この二人に何かとうまい話がまわってくるドラマ的なご都合主義を感じないでもありません。しかしそのようなことを気にしていられないほど展開がダイナミックでおもしろい。NHKの大河ドラマをよく見るのですが見習ってほしいぐらいです。
NHKの大河ドラマでは、主人公が史実ではいなかったはずの場所にいたり、ワープしたのかというほど距離と時間を無視したり、運命的に見えるように都合よく人間関係を変更したりといったことがひんぱんに起こります。都合良すぎてよろしくない。オリジナルキャラであればどうとでも作ることができます。ドラマなので史実どおりにする必要はないのですが、だからといって幼なじみにしたり、初恋の相手にしたりする必要はないでしょう。オリキャラが無双しても困りますが、ひたすら主人公に都合よく展開していくよりは余ほどいいのではないでしょうか。
とかなんとか、まったくドラマと関係ない話でしたが、カエサル、ポンペイウス、アントニウス、クレオパトラ、そしてオクタヴィウス(のちのオクタヴィアヌス)。出てくるのは世界史の用語集に載っている人たちばかりです。
なぜルビコン川を渡るのか。
なぜ「ブルートゥスお前もか」なのか。
どうやってオクタヴィアヌスは初代皇帝になったのか。
ドラマなので完全な史実ではありません。でも本当にこんな歴史だったのかもと思わせるリアリティがあります。歴史好きに見て欲しい作品です。
ちなみに、ナチスドイツの敬礼のもとになったとされるローマ式敬礼も再現されています。
ROME[ローマ] 登場人物
ヴォレヌス
演:ケヴィン・マクキッド
声:東地宏樹
ドラマの主人公。カエサルが著述した「ガリア戦記」に登場する百人隊長ヴォレヌスがモデルとされています。
第13軍団の主席百人隊長。まっすぐで、不正なことが嫌いで、不器用を絵に描いたような人間。幸せになって欲しい。
プッロ
演:レイ・スティーヴンソン
声:てらそままさき
カエサルが著述した「ガリア戦記」に登場する百人隊長プッロがモデルとされています。
ドラマではヴォレヌスの部下として描かれます。トラブルメーカー。こういうキャラがいないとドラマが動かないわけで、ご都合キャラ。嫌な人物ではありませんが結構イラッとします。
カエサル
演:キアラン・ハインズ
声:土師孝也
平民派の政治家。ポンペイウス、クラッススとともに三頭政治を行いました。ガリア遠征後、ポンペイウスと対立します。ポンペイウスを打倒したあと、元老院を圧倒して終身ディクタトルに就任。改革を実施しますが、共和派によって暗殺されました。カエサルにしてカイザー、シーザー、セザール、ツァーリ、なんか美川憲一さんに似ている気がする。
セルウィリア
演:リンジー・ダンカン
声:蓬莱照子
カエサルの愛人でブルートゥスの母親。アティアと敵対しています。実在の人物ですが、カエサルの愛人でアティアと敵対していたのかはわかりません。
ブルートゥス
演:トビアス・メンジーズ
声:成田剣
セルウィリアの息子。共和派の政治家。カエサルの友人でしたが独裁する彼の暗殺に加担。のちカエサル派に破れて自殺。ブルートゥース(Bluetooth)ではなくブルートゥス(Brutus)。日本ではブルータスと呼ばれることもあります。。
ポンペイウス
演:ケネス・クラナム
声:小林清志
一緒に三頭政治を行ったカエサルの娘ユリアを妻としていましたが、その死後はスキピオの娘コルネリアを娶ります。元老院派の頭領に担がれカエサルと戦います。
アントニウス
演:ジェームズ・ピュアフォイ
声:金尾哲夫
カエサルの副官。護民官になってカエサルの権利を守ります。カエサルの死後は後継者の座をめぐりオクタヴィウスと対立します。嫌なやつだけど優秀。アティアの愛人。
実在の人物ですが、アティアと愛人関係だったかどうかはわかりません。
キケロ
演:デイヴィッド・バンバー
声:田原アルノ
元老院派の代表的人物。元執政官。平民から弁護士として名を成して元老院議員になったため、武力を用いることを好みません。文筆家としても有名。
カトー
演:カール・ジョンソン
声:納谷六朗
元老院派の急先鋒。直情的な性格。史実ではブルートゥスの叔父です。
アティア
演:ポリー・ウォーカー
声:小宮和枝
カエサルの姪。オクタヴィアとオクタヴィウスの母。
娘のオクタヴィアを離婚させてポンペイウスの後妻にさせようとしたり、カエサルの愛人セルウィリアとは友好を装いながらも対立するなど、野心家で傲慢。性的にも放埓で、身分の低いユダヤ人やマルクス・アントニウスと愛人関係にあります。出てくるだけで嫌な気分になりますが、史実のアティアはドラマのような人物ではなかったようです。
オクタヴィア
演:ケリー・コンドン
声:松下こみな
アティアの娘。オクタヴィウスの姉。かわいい。そしてかわいそう。
実在のオクタヴィアは、古代ローマで横顔をコインとして発行された最初の女性とされています。ローマ女性の美徳を表す女性として尊敬されました。
オクタヴィウス
左(少年時代)
演:マックス・パーキス
声:白鳥哲
右(青年時代)
演:サイモン・ウッズ
声:内田夕夜
アティアの息子。カエサルの大甥。実父は騎士ですが早くに死別しました。カエサルの死後、聡明さから後継者に指名され、養子となってカエサルの名を継ぎます。継承後は共和派やアントニウスとの戦いに勝ち抜き、初代皇帝としてパックス・ロマーナを実現しました。
ニオベ
演:インディラ・ヴァルマ
声:吉田陽子
ヴォレヌスの妻。
エイレネ
演:キアラ・マスタッリ
声:小野涼子
プッロに助けられたガリア人の奴隷。
クレオパトラ
演:リンゼイ・マーシャル
声:岡本麻弥
エジプトの女王。プトレマイオス朝最後のファラオ。カエサルの死後、アントニウスと共にオクタヴィアヌスと対立します。エロい。
プトレマイオス13世
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カエサリオン
クレオパトラとカエサルの息子。
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