写真出典:HBO
「ゲーム・オブ・スローンズ」にはたくさんの登場人物が登場します。人間関係がややこしいので勢力ごとに相関図を作ってみました。ただ、物語が進むにつれて彼らの関係も変わってきます。なので、基本的には物語開始時点、シーズン1または登場時点での関係をもとにしています。
ここでは、何も知らないジョン・スノウがいるナイツウォッチ(冥夜の守人)を紹介します。
ナイツウォッチ
概要
七王国の北端には巨大な氷の壁があります。物語がはじまるおよそ8000年前。ホワイトウォーカーの脅威から人間の土地を守るため、ブランドン・スタークが森の子らと協力して作ったものです。壁の高さはおよそ200メートル、長さはおよそ500キロメートルにも及ぶといわれています。壁は七王国の北の境界であり、壁の向こうにいるホワイトウォーカーや野人と人々の世界を隔てています。
そしてホワイトウォーカーや野人から七王国を守るための守備隊がナイツウォッチです。彼らは結婚することも子どもを持つことも家を継ぐこともせず、ただひたすらに壁の向こうの驚異から七王国を守ります。
とはいえ、野人はしばしば壁付近を荒らすものの、ホワイトウォーカーは長いこと確認されていません。そのため、19あった砦も今は「黒の城(カースル・ブラック)」「東の物見塔(イースト・ウォッチ)」「影の塔(シャドウ・タワー)」の3つを残すのみとなりました。しかし「黒の城」以外は廃墟同然で、砦として機能していません。そして、ナイツウォッチはかつては栄誉ある職業でしたが、「黒の城」は犯罪者を送り込む流刑地にもなっています。
「冥夜の守人」「誓約の兄弟」のほか、全身黒の装束をまとっているため単に「鴉(からす)」とも呼ばれます。
壁を巡回する「レンジャー(哨士)」、料理や掃除などの雑事を行う「スチュワード(雑士)」、壁の修繕を行う「ビルダー(工士)」という職種があります。
ナイツウォッチの誓い
闇濃くなりし今
我が見張りが始まる
我が死まで終わることなし
我は 妻を娶らず 土地を持たず 子を作らず 冠をかぶらず 栄光を得ず
自らの持ち場で生き そして死ぬ
我は暗闇に生きる剣士なり
我は壁の見張り人なり
我は人々の領土を守りぬく盾なり 命と名誉にかけ ナイツウォッチに尽くす
この夜とすべての夜のために
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ナイツウォッチの人物
写真出典:HBO
エイモン
ナイツウォッチに仕えるメイスター。ターガリエン家の出身で、エイリス・ターガリエンの伯父にあたります。オールドタウンで修行してメイスターになり、ナイツウォッチの拠点「黒の城」に派遣されました。メイスターは、領主に対し政治や財務、医療などの助言をする役職です。
ジオー・モーモント
ナイツウォッチの総帥。七王国の北西に浮かぶ「熊の島」を領有するモーモント家の出身で、スターク家の旗主です。当主を息子のジョラーに譲り、ナイツウォッチに参加しました。しかしジョラーはエッソスへ逃亡したため、モーモント家の名を汚すことになります。モーモント家は幼いリアナ・モーモントが後を継いでいます。
アリザー・ソーン
ナイツウォッチの武術指南役。かつてターガリエン家に仕えていました。しかし反乱が起きてターガリエン家が滅びると、処刑されるかナイツウォッチになるかを迫られ、後者を選びました。反乱の中心的存在だったスターク家を憎んでおり、ジョン・スノウに辛く当たります。
ベンジェン・スターク
エダード・スタークの弟。ナイツウォッチの一人。将来に不安を抱くジョン・スノウをナイツウォッチへ誘いました。
ジョン・スノウ
エダード・スタークの私生児。北部では、私生児にスノウ姓が与えられます。私生児であることに劣等感を抱いていましたが、ナイツウォッチとなることで自分の生き方を見つけます。
ピップ
ナイツウォッチの一人でジョン・スノウの友人。
グレン
ナイツウォッチの一人でジョン・スノウの友人。
サムウェル・ターリー
ナイツウォッチの一人でジョン・スノウの友人。臆病で剣の腕前も劣りますが、知識と洞察力でジョンたちを助けます。
エディソン・トレット
ナイツウォッチの一人。ジョン・スノウの友人。
クォーリン
ナイツウォッチのレンジャー。二本指(ハーフハンド)と呼ばれます。ジョン・スノウと共に野人に捕まったとき、ジョンに自分のことを殺させて野人に信用させます。
ラスト
ジョンと共にナイツウォッチに加わり、あとから来たサムをいじめます。
カール
壁の北の捜索に加わり、反乱を起こしてクラスターの砦を占拠します。
ヨーレン
ナイツウォッチの新米募集係
各勢力
アリン家
グレイジョイ家
スターク家
ターガリエン家
タイレル家
タリー家
ナイツウォッチ
バラシオン家
ボルトン家
フレイ家
マーテル家
ラニスター家
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ゲーム・オブ・スローンズの登場人物
ゲーム・オブ・スローンズの登場人物の最後
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シーズン2 あらすじ
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シーズン7 あらすじ
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