ヴァイキング 海の覇者たち シーズン6 前半のあらすじとネタバレ 登場人物を紹介

ヴァイキング

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写真出典:IMDb

中世ヨーロッパにおける北欧ヴァイキングの活躍を描いたドラマ「ヴァイキング 海の覇者たち」。シーズン6の前半第1話-第10話を紹介します。

「前回までのヴァイキング……」ではじまるドラマ「ヴァイキング」! シーズン5ではビヨルンがアイヴァーからカテガットを取り戻し、新たな王になりました。
さあ、どうなる。
いよいよ完結です。

前:シーズン5後半
次:シーズン6後半

概要

原題:Vikings
制作:ヒストリー
放送年:2019-2020年
全20話(各話45分程度)
配信:Netflix
推奨年齢:15歳以上

北米ではシーズン6前半10話が2019年12月、後半10話が2020年12月に放映され、国内では2021年2月に全20話がNetflixからまとめて配信されました。

国内ではシーズン5まではAmazonプライムで配信されてきましたが、シーズン1-6全79話がNetflixに移行しています。

今後、Netflixよりスピンオフ作品の制作が予定されてますが、本編は今回のシーズン6で完結しました。

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第1話「新たな始まり」

キエフ
シーズン5でカテガットの戦いに破れたアイヴァーは、行く当てもなくシルクロードを東方へ避難していました。しかしルーシ族に捕まりキエフに連行されます。

キエフの領主であるオレーグ公は、西方への侵略を目論んでいました。捕らえた男がノルウェーのアイヴァーと知ると、利用価値があると考えはじめます。

アイヴァーとオレーグは熱気球で空を飛んでいました。熱気球っていつごろからあったんでしょう。
史実では、9世紀にノルマン人(ヴァイキング)の一派であるルーシ族のリューリクがノヴゴロド国を建国しました。その後、一族のオレーグが勢力を拡大し、キエフ(現ウクライナ首都)に遷都します。オレーグの死後、912年にリューリクの息子イーゴリが後継し、正式にキエフ公国が誕生しました。

カテガット
カテガットの王となったビヨルンは、アイヴァーに味方したホワイトヘアー(白髪)たちを死刑にはせず追放しました。

ドラマ「ヴァイキング」では主要な舞台としてカテガットという町が登場します。この町は架空のものですが、海峡名としてカテガットは存在しています。


(出典:Google)

その後、ハーラルの使いだという男たちがやってきます。アイヴァーとの戦いのあと故郷ヴェストフォルへ戻ったハーラルは、オラフ王に領地を奪われました。奪回のため救援を要求してきたのです。

ヴェストフォル(現ノルウェー・ヴェストフォル県)には古墳群があり、ノルウェー王ハーラル1世の出身地と伝わっています。


(出典:Wikipedia)

集落
ラゲルサはかつてラグナルと過ごした集落へ戻ってくると、戦士としての人生を終えることを決意。剣を地面に埋め、余生を静かに過ごそうとしていました。

第2話「予見者」

カテガット
アイスランドへ移住したチェーティルが新たな仲間を募るためカテガットに戻ってきます。ウベは、フロキが行方不明になっていること、そしてアイスランドにいるオテールという男がアイスランドより西にある土地のことを知っていることを知り、未開の土地に興味を抱きます。

一方、ビヨルンはハーラルを救出することを決めます。

ノヴゴロド
オレーグ公はアイヴァーを連れてノヴゴロドにやってくると、兄弟のアスコリドを毒殺。彼の庇護下にあったイーゴリ王子を奪います。

さらにもう一人の兄弟ジール公が王子の返還を要求してきました。オレーグ公は、邪魔すればジール公に災いが起こると予言して脅迫します。ジール公はオレーグ公の予言を信じませんでしたが、オレーグ公はジール公がまだ誰にも明かしていない彼の妻のことを知っていました。ジール公はオレーグ公の予言を恐れ、立ち退きます。

アイヴァーは手品を見せてイーゴリ王子の気を引き、打ち解けています。子ども好きなんでしたけ?
オレーグ公は「予見者」と呼ばれています。確かにジール公の妻のことを知っていました。何か裏がありそうです。

第3話「亡霊と神々と犬ども」

カテガット
ビヨルンはチェーティルを連れてハーラルの救出へ向かいます。その直前、誘惑してきたイングリッドと一夜をともにします。

ビヨルンの代理としてカテガットの王を務めるウベは、カテガットを世界最大の交易都市にすると宣言します。
一方、ヴィトゼルクは母アスラウグや恋人トーラ、アイヴァーの幻覚に悩まされ、酒や薬物に依存する生活を送っています。

集落
ラゲルサの集落の近くの村が盗賊に襲撃されました。ビヨルンに追放された男たちがホワイトヘアーに率いられ、老人や子ども、女性しか残っていない村々を襲っているのです。
ラゲルサは襲撃に備え、地面に埋めた剣を掘り返します。

集落でラゲルサが面倒を見ているハリとアサは、ウベとトービの子どものように見えますが、ビヨルンとトービの子どもです。トービの連れ子で、ウベとは血の繋がりはありません。
また、ウベはラゲルサの血を引いていませんが、ビヨルンはラゲルサの実子です。その意味ではハリとアサはラゲルサの血を引く孫ということになります。
ややこしい。

キエフ
オレーグ公とアイヴァーはイーゴリ王子を連れてキエフに戻ってきました。

その後ジール公を危険に思ったオレーグ公は、ジール公を捕らえます。

ジール公の妻はもともとオレーグ公の愛人だったようです。オレーグ公がジール公の妻のことを知っていた理由がわかりました。

ヴェストフォル
ビヨルンはハーラルを救出するためオラフ王に夜襲を仕掛けます。しかしオラフ王はビヨルンの襲撃を予測していました。そもそも、ビヨルンに救援を求めてきたハーラルの使者とは、オラフ王の部下でした。オラフ王がビヨルンをカテガットから呼び出すための罠だったのです。

第4話「捕らわれの者」

キエフ
アイヴァーはイーゴリ王子に王位継承者であることを説明し、オレーグ公に利用されていることを警告します。
一方、オレーグ公はアイヴァーの正当性を理由にカテガットを侵略し、その後はアイヴァーを傀儡としてカテガットを支配するつもりです。

カテガット
各国との交易を目指すウベは、ヴィトゼルクに指揮させて東方へ使節団を送ろうとしていました。しかし酒と薬物に依存しているヴィトゼルクの心身は衰弱しており、日常生活を送るのも困難です。弟の変わり果てた姿にウベは驚きます。

集落
ラゲルサの集落にも盗賊たちが現れます。
防備を整えていたラゲルサたちは盗賊を追い返すことに成功しますが、ラゲルサの孫の一人ハリがホワイトヘアーに殺されます。

ヴェストフォル
ビヨルンの部隊はオラフ王の兵に包囲され身動きが取れません。そこへオラフ王からの使者が現れます。
オラフ王はビヨルンを招くと、捕虜となっていたハーラルの姿もあります。そしてオラフ王は二人にノルウェーのすべての王をまとめる統一王の必要性を説きました。各地の王を呼んで選挙を行えば、実績と血筋、名声からビヨルンが選ばれるはずだと言います。
ビヨルンは選挙による統一王の選出に承諾し、ハーラルも真意はわからないものの同意します。

第5話「勝負の鍵」

集落
悪い予感がしたグンヒルドがラゲルサの集落にやってくると、集落が盗賊に襲撃され、ハリが死んだことを知ります。
しかし悲しんでいる時間はありません。いつ次の襲撃があるかわからないためです。ラゲルサとグンヒルドは住民を指導し、集落の防備を固めます。

カテガット
ヴィトゼルクは、酒と薬物に依存する生活を続け、友人のアンマは心配します。

ウベのもとには東方へ向かった使節団が急遽戻ってきました。そしてキエフでアイヴァーを目撃したことを知らせます。

ヴェストフォル
ノルウェーの王や首長たちが集まり、統一王を決めるための選挙が行われます。

キエフ
アイヴァーとイーゴリ王子は、ジール公を脱獄させました。

オレーグ公はジール公を逃してしまった警備兵たちを処刑し、アイヴァーには再婚相手のカーチャを紹介します。アイヴァーは、カーチャがかつて自分が殺した妻フレイディスに瓜二つだったため驚きます。

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第6話「死神と蛇」

ヴェストフォル
統一王を決める選挙ではハーラルが勝利し、ノルウェーの初代統一王に就任しました。
オラフ王もビヨルンもビヨルンが選ばれると考えていました。オラフ王は、ハーラルが何か工作したことを疑います。

チェーティルはアイスランドの王になるための協力を条件にハーラルに協力し、ほかの王たちに働きかけました。結果ハーラルは統一王に選任されたのです。
しかしハーラルはチェーティルに協力する気はありません。ハーラルに騙さられたチェーティルは、ハーラルがビヨルンを暗殺しようとしていることをビヨルンに知らせます。そして二人はヴェストフォルを脱出しようとしてハーラルの部下に襲われますが、エイリークに助けられました。

集落
盗賊たちが再び襲ってくると、ラゲルサは防備を固めて迎え撃ちました。首領格のホワイトヘアーを倒してハリの仇を討つと、村人たちはラゲルサの偉大さを称えます。

ラゲルサは傷を負い疲れていましたが、集落で起きたことを知らせるためカテガットへ向かいます。

キエフ
オレーグ公とカーチャが結婚します。
アイヴァーは、オレーグ公がフレイディスや息子バルドルのことを知っていることに驚きます。

バルドルはアイヴァーと妻フレイディスの子どもです。本来アイヴァーは子どもを作ることができません。実はフレイディスと別の男性の子どもだったのですが、アイヴァーは自分の子と信じていました。しかし障害を持った子どもとして生まれてきたため、アイヴァーはバルドルを森に捨てました(シーズン5)。オレーグ公はこれらのことを知っているようです。なぜ知っているのか気になります。アイヴァーとフレイディスのことが結構有名だったとしたら笑えますけど。

カテガット
幻覚に怯えていたヴィトゼルクは、夜中に怪物を見かけました。短剣で突き刺して倒しますが、相手はカテガットに着いたばかりのラゲルサだったことに気付きます。幻覚で怪物と見間違えたのです。

ラゲルサが亡くなりました。ちょっと悲しい最後です。

第7話「美しき女戦士」

ヴェストフォル
オラフ王は選挙に不正があったと主張しますが、証拠はありません。

キエフ
アイヴァーの前にジール公の使いが現れ、協力することを伝えてきます。

カテガット
ラゲルサが遺体となって見つかり、犯人探しがはじまりますが手がかりはありません。そんな中、姿の見えなくなっていたヴィトゼルクが森の中で見つかります。

一方、ラゲルサの集落へ情報収集に向かったトービは、息子ハリが亡くなったことを知ります。そしてグンヒルドにラゲルサが亡くなったことを伝えます。

トービやグンヒルドがカテガットに戻り、一族や仲間たちに見守られながらラゲルサの葬儀が執り行われます。丁度ビヨルンもヴェストフォルから戻ってくると、母を弔います。

第8話「ヴァルハラで会うまで」

カテガット
ヴィトゼルクがラゲルサを殺したことを自白します。
ラゲルサはヴィトゼルクの母アスラウグの仇です。かつてウベやアイヴァーも仇を取ろうとしましたが実現できませんでした。ヴィトゼルクはウベに自分が成し遂げる運命だったと言います。ウベにとっては弟の気持ちも理解できるものでした。

ビヨルンはヴィトゼルクを火刑に処しますが、中断して追放します。死を望むヴィトゼルクが死ぬことを許しません。

ヴィトゼルクも処刑されるのかと思いました。

グンヒルドはビヨルンとイングリッドが密会していることに気付いていました。現場に現れると、複婚を提案し、ビヨルンに判断を任せます。しかし一方で、ラゲルサの集落はビヨルンが追放した男たちに襲われたことを明かし、ビヨルンが判断を誤ることもあると指摘しました。

ウベとトービは、娘アサとチェーティルをともないアイスランドへ向かいます。

キエフ
オレーグ公は、スカンディナビアへ偵察部隊を送ります。

ヴェストフォル
ハーラルは選挙で選ばれて統一王になりました。部下たちにほかの王たちの領土を監視させると、攻め滅ぼす理由を探しています。
そんなとき付近の村がルーシ族の偵察部隊に襲撃されます。

第9話「復活」

アイスランド
アイスランドへやってきたウベは、新たな大地を発見したオテールを紹介されました。

アイスランドに残る伝承によれば、9世紀半ばにノルマン人(ヴァイキング)がアイスランドに進出しました。その後グリーンランドを発見し、10世紀末にはレイフ・エリクソンという人物が北米大陸を発見したと記録されています。コロンブスが北米大陸を発見するおよそ500年前のことです。

オテールはかつてイングランドの修道士であり、本名はアセルスタンだと言います。宣教活動に失敗し、失意の中にあるときさすらい人のオテール本人に出会いました。病に瀕していたオテールが亡くなると、彼に成りすまして世界中を旅したというのです。
ウベはオテールの言うことに半信半疑信でしたが、オテールはフロキの指輪を持っていました。

アセルスタンはかつてラグナルがイングランドで捕らえた修道士です。ラグナルやエグバート王に多大な影響を与えましたが、思想を危険視され、シーズン3でフロキに殺害されました。

トービは難産の末、男児を出産。ウベは息子にラグナルと名付けます。

カテガット
ビヨルンとイングリッドが結婚します。
そんなときルーシ族の侵略が伝わりました。ビヨルンは不本意ながらハーラルとの同盟が必要と考え、エイリークを交渉に向かわせます。

ヴェストフォル
ハーラルの兵は村を襲ったキエフの偵察部隊を発見しますが、返り討ちにあいます。

キエフの偵察部隊とともにスカンディナビアに侵入していたアイヴァーは、森でヴィトゼルクに遭遇しました。ヴィトゼルクはラゲルサを殺したことを自慢します。

その後、ヴェストフォルにカテガットからエイリークが使者としてやってきます。ハーラルはビヨルンと手を組むことに不満でしたが、ビヨルンの部隊がヴェストフォルを防衛することを条件に同盟を受け入れます。

キエフ
アイヴァーがヴィトゼルクを連れて戻ってくると、オレーグ公は武器と兵士が揃い、規律の取れた彼の軍団を披露します。

アイヴァーがカーチャはフレイディスの生き返りに違いないと疑うと、ヴィトゼルクは否定します。死んだ母親や恋人の亡霊(幻覚)に怯えていたヴィトゼルクの発言としては違和感がありますが、死者の復活はありえないと考えているからこそ亡霊に悩まされていたのかもしれません。

第10話「万全の策」

キエフ
ヴィトゼルクはスカンディナビア侵攻に野心を見せます。

ヴィトゼルクはアイヴァーと再会したら身ぎれいになってすっかり元気です。ウベやアイヴァーが実現できなかったラゲルサ殺害を達成したことで相当自信がついたようです。

カーチャはアイヴァーを誘惑。ジール公を支援しており、オレーグ公のことは愛していないと明かします。

カーチャが本当にフレイディスということはないと思いますが、なぜそっくりなのでしょう。他人同士が似ていることはあると思いますが、オレーグ公の妻がそっくりというのも偶然だとしたら都合良すぎに思えます。それがあるのがこのドラマなんですけど。

ヴェストフォル
カテガットからビヨルンが兵を率いてやってくると、ルーシ族を迎え撃つ計画を立てます。しかしビヨルンとハーラルはお互いを信用していないため、軍の統制が取れません。
一方でグンヒルドはビヨルンの子を流産し、イングリッドはハーラルに乱暴されます。

そしてついにルーシ族の軍団が現れました。ハーラル統一王はほかの王たちを招集しましたが、やってきたのはトルケル首長だけでした。防衛には不安が残り、ビヨルンは自分の名前で各地の王や首長に危機を知らせます。
しかし援軍は現れないままヴァイキングはルーシ軍を迎えます。ヴァイキングは海上から攻めくるルーシ軍に苦戦。さらにルーシ軍の参謀となっているアイヴァーは、崖を越える奇策を使ってヴェストフォルを直撃します。

ヴァイキングは敗北し、ハーラルは軍勢の中に倒れます。そしてビヨルンはアイヴァーの剣に刺されました。

ルーシ軍は勝利を納め、アイヴァーやオレーグ公は戦勝の祝宴を開きます。

え?マジ? ビヨルンとハーラルは亡くなったように見えますが本当でしょうか。
北米では第10話までが2019年12月から翌年2月まで、第11話以降は2020年12月から放映されました。なかなか続きが気になる最後です。

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登場人物

ビヨルン

演:アレクサンダー・ルドウィグ
ラグナル・ロズブロークとラゲルサの息子。ただしシーズン5でロロが自分とラゲルサの息子であることを明かしました。真偽はわかりませんがラゲルサも否定していません。

ウベやアイヴァーたちとともにイングランドに侵略し、父ラグナルの仇を討ったあと、地中海を冒険。その後、アイヴァーが支配していたカテガットをラゲルサやウベと奪回。王位に就きました。

オラフ王からノルウェーの統一王に推挙されますが、選挙でハーラルに破れました。

かつて奴隷のポルンと結婚しましたが、彼女が失踪するとトービと結婚。トービに飽きるとサーミ人のスネクリッドを妻に迎え、彼女が亡くなるとグンヒルドと結婚しました。ラゲルサの愛人であったアストリッドやアルフレッド王の后になるエルスウィズに手を付けたこともあります。
伝説では「剛勇のビヨルン」として語られています。

ラゲルサ

演:キャサリン・ウィニック
ヴァイキングの王ラグナル・ロズブロークの元妻。
ビヨルンの母。

ラグナル亡きあと、アスラウグを倒してカテガットの女王に君臨しましたが、アイヴァーとハーラルの軍勢に破れ、イングランドへ亡命。
その後、ビヨルンやウベとともにカテガットを取り戻します。

カテガット郊外の集落で静かな余生を過ごそうとしましたが、盗賊の襲撃を受けると女戦士として戦いました。その後、幻覚によってラゲルサのことをアイヴァーの亡霊と勘違いしたヴィトゼルクに殺されます。

ウベ

演:ジョーダン・スミス
ラグナルとアスラウグの子。
ラグナルの次男。

ビヨルンやアイヴァーとともに父ラグナルの仇を討つためイングランドを攻略した後、アイヴァーと決裂してカテガットへ戻りました。
その後アイヴァーにカテガットを奪われますが、ビヨルンやラゲルサとともに奪い返します。

新たな天地に興味を抱き、家族を連れてアイスランドへ渡りました。

重なる戦いでは和平交渉にあたることも多く、何かと好戦的なロズブローク家の中で平和的な人物。また、トービとの結婚後もビヨルンと彼女との間に生まれた子どもたちに自分の子どものように接する優しさも持っています。

ヴィトゼルク

演:マルコ・イルソ
ラグナルとアスラウグの子。
ラグナルの三男。

シーズン5では、アイヴァーに協力していましたが、裏切ってビヨルンやウベとともにカテガットを襲撃します。
その後、偉大な父ラグナルや兄ビヨルン、ウベ、アイヴァーたちに比べて業績を残していないことに悩み、酒と薬物に依存します。そして戦いで亡くなった恋人トーラやアイヴァーの幻覚に苦しめられ、誤ってラゲルサを手に掛けました。しかしそのことは彼の自信につながります。

アイヴァー

演:アレックス・ホグ・アンダーソン
ラグナルとアスラウグの子。
ラグナルの五男(四男シグルズはシーズン4でアイヴァーによって殺害)。
生まれつき半身不随なため歩くことができません。

イングランドでラグナルの仇を討ったあと、ラゲルサからカテガットを奪いました。神を名乗ってカテガットを支配しましたが、ビヨルンたちに破れて逃走。ルーシ族に見つかり、キエフに連行されてオレーグ公と知り合います。

トービ

演:ジョージア・ハースト
かつてラグナルに敵対したボルグ首長の妻。
ボルグ亡き後、ホリック王の息子エルレンドゥール、さらにビヨルンに嫁ぎました。しかしビヨルンに飽きられるとウベと結婚します。
ビヨルンとの間にはハリとアサという二人の子どもがいますが、盗賊の襲撃を受けてハリを失います。
その後ウベとともにアイスランドへ渡り、ウベとの間にできた息子ラグナルを出産します。

ハーラル

演:ペーテル・フランツェーン
ノルウェーの王の一人。
大異教徒軍に加わってイングランドを侵略したあと、カテガットを手に入れるためスカンディナビアへ戻ってきます。しかしラゲルサに捕まり、アストリッドをさらって故郷へ脱出。兵力を頼ってきたアイヴァーとともにカテガットを攻めて奪いますが、アイヴァーと決裂してイングランドへ逃亡。ビヨルンとともにカテガットを攻めて奪還します。

オラフ

演:スティーヴン・バーコフ
ノルウェーの王の一人。
シーズン5ではヴィトゼルクに説得され、ビヨルンやハーラルのカテガット奪回戦に協力しました。
その後、ハーラル不在のヴェストフォルを奪い、戻ってきたハーラルを捕縛。ノルウェーの統一を計画し、ビヨルンを説得します。

グンヒルド

演:ラガ・ラグナルス
大異教徒軍に加わったオラフソン首長の元妻。
ハーラルのもとで夫ともにウェセックス軍と戦いますが、夫は戦死。捕虜となっていた彼女はビヨルンに解放されて結婚します。
ビヨルン王の即位に伴い王妃となりました。

イングリッド

演:ルーシー・マーティン
ロズブローク家の侍女。
ビヨルンに近づき第2王妃の地位を手に入れます。

アンマ

演:クリスティ・ドーン・ディンズモア
ロズブローク家とよく一緒にいる女性。侍女(奴隷)というわけでもないようです。
ヴィトゼルクのことを心配します。

シーズン5にも出ていたようですが記憶にありません。

エイリーク

演:エリック・ジョンソン
統一王の選挙後、危険にさらされたビヨルンを助けました。その後、ビヨルンに信頼されます。

チェーティル

演:アダム・コープランド
フロキとともにアイスランドに渡った移住者の一人。
新たな移住者を募るためカテガットに戻ってきました。

オテール

演:レイ・スティーブンソン
アイスランドに逗留しているさすらい人で、アイスランドのさらに西にある島を発見しました。
もともとは修道士で本名はアセルスタンだと言います。

白髪(ホワイトヘアー)

演:キーラン・オライリー
かつてアイヴァーに味方したヴァイキング。
アイヴァーが敗れると捕虜となり、ビヨルンに追放されます。
その後、追放された仲間たちとともに盗賊となり、近隣の集落を襲います。

オレーグ公

演:ダニーラ・コズロフスキー
ノブゴロド王国のキエフ公。西方支配の野望を抱いています。
かつて愛する妻に浮気されたため、誰のことも信じません。

イーゴリ王子

演:オラン・グリン・オドノヴァン
ノブゴロド王国リューリク王の息子で王位継承者。

カーチャ王女

演:アリシア・アグネソン
オレーグ公の再婚相手。
アイヴァーの妻だったフレイディス(同じ女優さんが演じています)に瓜二つです。

ガンバタール

演:アンドレイ・クロード
オレーグ公に仕える戦士。シルクロードを逃亡するアイヴァーを発見しました。

アスコリド公

演:ブラケ・クベーナ
オレーグ公の兄弟。
イーゴリ王子の後見人となっていましたが、オレーグ公に毒殺されます。

ジール公

演:レン・クドリアヴィツキ
オレーグ公の兄弟。
オレーグ公に捕まりますが、アイヴァーの協力によって脱出します。

前:シーズン5後半
次:シーズン6後半

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関連情報

ヴァイキング 海の覇者たち

ドラマ「ヴァイキング 海の覇者たち」は、シーズン1-6、全79話がNetflixから配信されています。

各シーズンについては以下を参照してください。

シーズン1
シーズン2
シーズン3
シーズン4前半
シーズン4後半
シーズン5前半
シーズン5後半
シーズン6前半
シーズン6後半

そのほかの関連情報については以下を参照ください。

大異教徒軍について
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