ヴァイキング 海の覇者たち シーズン5 前半のあらすじとネタバレ 登場人物を紹介

ヴァイキング
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ヴァイキング シーズン5 前半 概要

ヒストリーチャンネルが制作する海外ドラマ。中世ヨーロッパにおける北欧ヴァイキングたちの活動を描いたドラマのシーズン5。ここでは、全20話のうち第10話までの前半部分を紹介します。

伝説の王ラグナル・ロズブロークを失い、復讐するためイングランドへ侵略したヴァイキングたち。復讐を果たしますが、彼らの結束は固いとはいえませんでした。ビヨルンやフロキがそれぞれの新天地を目指して去っていくと、ラグナルの息子たちは今後の方針をめぐって仲間割れを起こし、ハーラルはスカンディナビアの覇権を狙います。ラグナルのもとに統一されていたヴァイキングは、新たな権力者の地位をめぐって内部分裂するのでした。

2018年放送

前:シーズン4後半
次:シーズン5後半

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第1話 高まる緊張感

ノーサンブリア王国
ヴァイキングの大異教徒軍は、ノーサンブリア王国を壊滅させ、ラグナルの復讐を果たしました。目的を果たしたビヨルンは、以前から行ってみたいと考えていた地中海を目指し、家族や友人を失ったフロキは放浪の旅に出ます。

ヨーク
ウベやアイヴァーたちは、指導者が曖昧なままヨークを攻め落とします。

ハーラルは戦勝報告という名目でカテガットへ戻ると言いますが、彼の本当の目的は、ヴァイキングの戦士たちが不在のうちにカテガットを手に入れることでした。

ウェセックス王国
廃墟となったウェセックス王国へやってきたヘフマンド司教は、エグバート王の亡骸を見つけ、葬儀を執り行います。そして、エグバート王とヴァイキングとの間に結ばれた土地の譲渡契約が無効であることが判明します。契約が結ばれたとき、エグバート王は王位をすでに息子のエセルウルフに譲ったあとだったからです。

日本語吹き替え版で鑑賞。やっぱり「前回までのヴァイキングは・・・・・・」ではじまらないと物足りない!と思ったのですが第1話にはナレーションはありませんでした。
アイヴァーはシグルズを殺す気はなかったといいます。斧を投げつけておいてそれはないだろう。
ビヨルンは地中海を目指すために旅立ちます。以前、ローマを目指して航海し、地中海の入り口スペインまで行って帰ってきたのですが、あのときどうしてローマまで行かなかったのでしょう。何か理由があったのかもしれませんが思い出せません。
トービはやっぱり生きていました。シーズン4では矢を受けて倒れていたのでどうなったのかと思っていましたが、息子のグズルヌと剣を交えて戦いの訓練をするぐらいに元気。あの思わせぶりなシーンはなんだったのでしょう。
実際の中世ヨーロッパでは、ドラマのように、北欧のヴァイキングたちがイングランドやフランスに侵略していました。ドラマに登場するビヨルンやアイヴァーは実在した人物で、大異教徒軍と呼ばれる大軍を率いてイングランドへ攻め込んでいます。大異教徒軍が起こった正確な原因はわかっていませんが、北欧に残る伝説では、ラグナル・ロズブロークの復讐のためとされています。大異教徒軍について調べてみた記事はこちらになります。ご興味あれば参照ください。

第2話 新たな門出

カテガット
ハーラルがカテガットへ戻ってきますが、王位を狙っていることをラゲルサに知られ、捕まって鎖でつながれます。しかし脱出すると、アストリッドをさらって故郷へ逃亡します。

ウェセックス王国
ヘフマンド司教は、ヨークを奪回するため近郊に兵を集めていました。そこへ、ウェセックスの残存兵力を率いたエセルウルフ王が合流します。アルフレッド王子がアセルスタンの霊からヨークへ向かうように預言を受けていたのです。

新天地
一方、大海を放浪していたフロキは、謎の大地へと辿り着きます。

「前回までのヴァイキングは・・・・・・」
うん。これがないとはじまらない。
アルフレッドは病気になっていました。瀕死な感じなので大丈夫だろうかと思っていたら、次に出てきたときは元気になって馬に乗っていました。なんだったのでしょう。生死の境をさまよったことであっちの世界のアセルスタンと対話できたということだったのかもしれません。

第3話 息子たちの争い

ノルウェー
カテガットを脱出し、故郷へ戻ってきたハーラルはアストリッドとの結婚を考えていました。ノルウェーの王になるためには、自分を支えてくれる王妃と世継ぎの子どもが必要です。アストリッドはハーラルを嫌悪していましたが、女王の座を約束されて心が揺らぎます。

ヨーク
イングランドでは、エセルウルフ王やヘフマンド司教に率いられたサクソン軍がヨークへ攻め込みます。しかし備えていたアイヴァーに迎撃されて敗退しました。

傷ついたウェセックス軍の元へウベがやってきます。ウベは、ヴァイキングが優勢なうちに土地を確保するため、ウェセックス軍へ和平を持ちかけます。アルフレッド王子は和平を受け入れるように提言しますが、ヘフマンド司教が徹底抗戦の構えを見せたため交渉は成立しませんでした。

その後ウベが仲間たちのもとへ戻ると、独断で和平交渉をしたため抗戦派のアイヴァーと決裂。カテガットへ去ります。

新天地
フロキは新天地を放浪し、神々しい景色や自然現象に感動します。

アストリッドは髪型なんかが個性的すぎるのですが、演じている女優さんはきれいな人だと思いました。

ウベとヴィトゼルクがエセルウルフのもとへ単独で交渉へ向かいます。アイヴァーも言っていましたが、よく無事に生きて帰ってこれたと思います。というよりイングランド側もなぜ捕まえもせず帰したのかわかりません。敵の指導者的な立場にある人物がのこのこやってきたというのに。

そんなウベは、「父ラグナルは兄弟を決裂させたアイヴァーのことを恨むだろう」と言い放ちました。いやー、ウベ、それはどうだろう。ウベはラグナルが一緒にイングランドへ報復しようと言ったとき見放しました。ラグナルはひどく傷つき自殺しようとしたぐらいです。あのとき父親を支持したのはアイヴァーだけでした。アイヴァーのやっていることが正しいとは思いませんが、ウベも自分に都合のいいことを言っているように思えます。

第4話 戦闘計画

カテガット
アイヴァーと決裂したウベがカテガットに戻ってきました。ラゲルサはカテガットを狙うハーラルに対抗するため、ウベに協力を依頼します。ウベにとってラゲルサは母アスラウグの仇でした。しかし故郷であるカテガットを守るため依頼を受け入れました。

ウベの妻マルグレーテは、夫がラゲルサと手を組んだことを知ると、ラゲルサがハーラルを逃してしまったことを告げ、ラゲルサの指導者としての力量に疑問を投げかけます。

ノルウェー
ハーラルがアストリッドと結婚します。

シチリア島
さまよい人シンドリックに案内されたビヨルンとハルフダンは、地中海のシチリア島へやってきました。そこで商人を装い、シチリアを治めるユーフェミスウ長官に謁見。さらに真の支配者がアフリカにいることを知り興味を抱きます。

新天地
フロキ新天地を共有するため、仲間を連れてくることを決意します。

ヨーク
サクソン軍はヨークを包囲。街道を封鎖し、狩猟や採取を妨害することで食糧を不足させ、ヴァイキングを飢えさせる作戦です。しかしある日、ヨークからヴァイキングの姿が消えます。

ウベやトービにラゲルサの悪口を言って回るマルグレーテがうざい。
ビヨルンは何がしたいのでしょうか。観光?

第5話 捕虜

ヨーク
サクソン軍がヨークへ攻め込むと、町に人影はありません。しかしそれはアイヴァーの罠でした。油断したサクソン軍は地下に潜伏していたヴァイキングに包囲され、攻撃されて壊走します。エセルウルフ王とアルフレッド王子は逃げ延びますが、ヘフマンド司教はヴァイキングに捕まってしまいました。

サクソン軍に勝利したヴァイキングは、次にカテガットへの侵攻を計画します。カテガットへ戻ったウベが王位に就くと故郷を失うことになるためです。

アフリカ
ビヨルンたちは地中海世界の覇者だというジャーダト・アッラーのもとへやってきます。しかしシチリアのユーフェミウス長官とジャーダト・アッラーの権力闘争に巻き込まれます。

カテガット
フロキが新天地から戻ってきます。信仰心の強いものを集めて新天地へ向かい、開拓するつもりです。

アイヴァーはヘフマンド司教を捕らえ、自分の戦力に加えようとします。アイヴァーがまだ幼いとき、母親のアスラウグがキリスト教徒を憎むように教育してくれとフロキに頼んでいました。どうやら成果はなかったようです。
アフリカにやってきたビヨルンとハルフダンは、歓待されたあと女性をあてがわれました。しかしハルフダンの相手をしたのは女性ではなく男性だったようです。しかしビヨルンはそれなりに楽しんだ様子。ビヨルンの相手は男性ではなく女性だったということなのか、それとも相手が男性か女性か気にしなかったということなのか、ちょっとわからない二人の会話でした。

フロキは海図などないのにカテガットへよく帰ってこれたと思います。行くときも嵐に遭って漂着したのにどうしてカテガットへ帰ってこれたのでしょう。

さて、フロキが辿り着いた場所の地名は明確にされていません。しかしアイスランドの可能性があります。アイスランドは、9世紀にヴァイキングのフロキ・ヴィルゲルザルソンという実在の人物に発見されました。

第6話 メッセージ

アフリカ
ビヨルンとハルフダン、さまよい人のシンドリックは、ジャーダト・アッラーによって処刑されそうになりますが、砂嵐に乗じて脱出します。

ノルウェー
イングランドにいくらかの兵力を残したアイヴァーとヴィトゼルクは、ハーラルの元へやってくると、協力してカテガットを攻める計画を立てます。しかし彼らの計画はアストリッドによってラゲルサに伝わります。

ウェセックス王国
エセルウルフ王たちがヨークから戻ってきました。エグバート王の墓所に立ったアルフレッド王子は、イングランドをヴァイキングから取り戻すことを誓います。

新天地
フロキに連れられて未開の土地へやってきた人々は、何もない原野を目の前にして失望します。

ビヨルンのエピソードは、ビザンティン帝国やシチリア、北アフリカといった地中海世界が出てきたわりに冒険譚に終わってしまいました。ビヨルンたちは処刑されそうになりますが、その理由もよくわかりません。謎の女性カシアが裏で糸を引いているような会話がありましたが、それで彼女が何をしようとしているのかわかりませんでした。

史実では、ヴァイキングは地中海やアフリカにも進出しているそうなので、そういう雰囲気を出したかったのでしょう。

ヴァイキングの進出といえばフランス・ノルマンディー公の始祖となったロロがここまで出てきていません。彼はもう出てこないのでしょうか。

アイヴァーやハーラルによるカテガット襲撃の計画がアストリッドによってラゲルサに知らされます。このとき、アストリッドは漁師の男に依頼するわけですが、見返りとして男たちにもてあそばれることになります。なんかもうちょっと信用できる人に依頼できなかったのでしょうか。一人さらわれてきて知り合いはいないし、時間もないので仕方なかったのかもしれませんが、ちょっと思慮に欠ける行動だったのではないかと思います。男がラゲルサに伝えてくれたからまだ良かったかもしれませんが、これで密使としても働いてくれなかったら惨事です。しかし男もアストリッドの依頼をよく請け負ったと思います。自分たちが攻め込む相手に計画を伝えるわけですから。それだけ彼女の体が魅力的だったということにしましょう。

第7話 苦渋の決断

カテガット
地中海への遠征を終えたビヨルンとハルフダンがカテガットに戻ってくると、カテガットがアイヴァーやハーラルたちから狙われていることを知ります。

ラゲルサは、アイヴァーの襲撃に備えてサーミ人に援軍を頼んでいました。

アイヴァーはどのような作戦で攻めてくるのでしょうか。本来ならば海から侵略してくるでしょう。しかし裏をかいて陸から攻めてくる可能性もあります。

新天地
フロキの集落では、フロキに対する不満の声が高まります。

今回、サーミ人のスヴァセ王と娘スネフリッドが登場しました。彼らサーミ人は実在する人々で、スカンディナビア半島の北部やロシアの北部に居住する先住民族です。

早速スネフリッドを娶るビヨルンはどうなんでしょう。トービのことはもう愛していないと言っていました。ビヨルンはもともとポルンと結婚していましたが、彼女とうまくいかなくなったのでトービとくっついたという経緯があります。そのトービはボルグ首長の妻であり、そのあとホリック王の息子エルレンドゥールに嫁いだという経歴の持ち主。なんで結婚したのかわかりませんが一応子どもが二人います。

そんなこんなでありながらスネフリッドと寝るビヨルンですが、腕を縛られて軽い緊縛プレイ。アフリカでは男性と寝たような描写がありましたが、ビヨルンの性癖がすごい。

トービはトービでウベといちゃついているからいいのかな。いや、しかしトービは何歳なんだ。

フロキもひどい。神の国へ導くとか言って肥沃な土地が待っているかのように誘って連れてくる。何もないと文句を言われるとお前らには見えないとか言い出す。まさに新興宗教の悪徳商法。

しかしこの新天地のセットが正直安っぽいんですよね。小学校の校庭よりも狭いようなところに温泉みたいのが沸いているだけという。

第8話 命を懸けた戦い

カテガット
アイヴァーやハーラルが率いる軍勢と、ビヨルン、ラゲルサたちの軍勢がカテガットをかけて原野でぶつかります。激しい戦いの末、ビヨルン、ラゲルサたちが勝利しました。戦場に無数に倒れる遺体に混じり、アイヴァーの軍に加わっていたヘフマンド司教の姿もあります。彼は息があったためビヨルンやラゲルサたちのもとへ連行されます。

カテガット襲撃の計画はアストリッドによってラゲルサ側にもれていたわけですが、ハーラルやアイヴァーたちは計画が漏れていることにどうやら気づかなかったようです。なんで負けたかわかっていないのでしょう。

第9話 選択の権利

ノルウェー
ビヨルンやラゲルサに敗北したハーラルとアイヴァーは、ヴィトゼルクの進言により、フランク王国のロロを頼ります。

カテガット
捕虜となったヘフマンド司教は、ラゲルサに忠誠を誓います。

新天地
フロキは北欧の神トールの神殿を建立しますが、何者かに破壊されます。

ウェセックス王国
エセルウルフ王は、諸侯や知識人、聖職者たちを集めて賢人会議を開き、ヴァイキングの脅威と全イングランドの団結の必要性、反撃の決意などを宣言します。しかし突然倒れ、そのまま命を落としました。アルフレッド王子が次の王に選ばれます。

ロロの名前が出てきました。
ウェセックスではエセルウルフ王が亡くなりました。あまりに突然、唐突なことでした。それで次の王を決めようということになり、一度は長男のエセルレッドに決まるのですが、彼が辞退したためアルフレッドが王位に就きました。なんだかなあ。ジュディスは妄信的にアルフレッドを推します。エセルレッドも彼女の子どもなのですが。教養や資質が足りないとか母親に言われてしまう長男エセルレッドがかわいそうです。

第10話 栄光は誰の手に

アイヴァーやハーラルが再び攻めてきました。ビヨルンたちはカテガット近郊の原野で迎え撃ちます。

この戦いでハルフダンは兄ハーラルに、アストリッドは恋人ラゲルサに、グズリムはヴィトゼルクに殺されます。ビヨルンの新たな妻スネフリッドも戦死しました。

勝敗の決まらないまま戦いが続いていたとき、フランク王国の兵が援軍に現れ、ビヨルンやラゲルサは退却します。

ビヨルンたちはどうにかカテガットまで逃げ戻ってきますが、危険は迫っています。ラゲルサの髪はいつの間にか白くなっていました。

アイヴァー。途中で杖を捨て、普通に立って歩いていました。どういうことでしょう。
戦いを前にビヨルンがおばちゃんをヒザに抱えているので誰だろうと思っていたのですがどうやらスネフリッドでした。
ロロがカテガットにやってきたのでおもしろくなりそうです。

そしてシーズン5後半へ続きます。

前:シーズン4後半
次:シーズン5後半

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ヴァイキング シーズン5 前半の主な登場人物

ラゲルサ


演:キャサリン・ウィニック
ヴァイキングの王ラグナル・ロズブロークの元妻。ビヨルンの母。ラグナル亡きあと、アスラウグを殺し、女王としてカテガットに君臨します。アイヴァー。ハーラルの軍勢に破れたあと、白髪になっていました。

ビヨルン


演:アレクサンダー・ルドウィグ
ラグナルとラゲルサの子。
ラグナルの長男。
大異教徒軍を率いてサクソン人を壊滅させたあと、地中海を目指します。
何気に特異な性癖の持ち主。

ウベ


演:ジョーダン・スミス
ラグナルとアスラウグの子。
ラグナルの次男。
アスラウグから生まれた4兄弟のリーダー的存在でしたが、戦いを続ける中でアイヴァーと決裂し、カテガットへ戻ります。
アイヴァーに対抗するため、母の仇であるラゲルサと手を組みました。

ヴィトゼルク


演:マルコ・イルソ
ラグナルとアスラウグの子。
三男。
ウベを見限り、アイヴァーに味方します。いまいち目立たない存在ですが、王位の簒奪やロロの支援などを進言しており、なかなかの暗躍ぶりを見せます。

アイヴァー


演:アレックス・ホグ・アンダーソン
ラグナルとアスラウグの子。
五男。
「骨なしのアイヴァー」と呼ばれ下半身が不自由な体です。
イングランドでサクソン人を壊滅させたあと、スカンディナビアの王になる野望を抱きます。

フロキ


演:グスタフ・スカルガルド
妻と娘、親友ラグナルを失い、失望して放浪の旅へ。
新天地アイスランドに辿り着きます。

トービ


演:ジョージア・ハースト
ボルグ首長の妻でしたが、ボルグ亡き後、その息子のエルレンドゥール、さらにビヨルンに嫁ぎました。
シーズン4のカテガット攻防戦で矢を受けて倒れていたので死んだのかと思ったら生きていました。あのシーンはなんだったのでしょう。

ラグナルがアスラウグを妻として迎えたとき、ラゲルサはカテガットを出て行きました。しかしトービはビヨルンが新たな妻を娶っても出て行きません。

グズルム


演:ベン・ロー
故ボルグ首長とトービの子。こんな子いたっけといった感じですっかり忘れていましたが、ちょこちょこ出てきます。
ヴィトゼルクに倒されました。

マルグレーテ


演:イーダ・ニールセン
ウベの妻。元はロズブローク家に仕える奴隷。
権勢欲が強く、王妃の座を狙っているため、ラゲルサを陥れようとします。

ハーラル


演:ペーテル・フランツェーン
ノルウェーを最初に統一したハーラル1世がモデルで美髪王と呼ばれます。
大異教徒軍に加わってイングランドを侵略したあと、カテガットを手に入れるためスカンディナビアへ戻ってきます。

アストリッド


演:ジョセフィン・スプランド
ラゲルサの愛人。
ハーラルにさらわれて結婚させられますが、彼の計画をラゲルサに密告します。
最後はハーラルまたは彼女を強姦した男の子どもを宿し、生むわけにいかないといってラゲルサが持つ剣に飛び込みました。

ハルフダン


演:ジャスパー・パーコネン
ハーラルの弟。
ビヨルンとともに地中海を冒険します。
実の兄よりもともに冒険したビヨルンに尽くし、最後は兄ハーラルに切られました。

エセルウルフ


演:モー・ダンフォード
イングランド・サクソン人の王。
ウェセックス王国・エグバート王の息子。
シーズン4でエグバート王からウェセックスとマーシアなどの王権を譲渡されていました。
ヴァイキングから領土の奪還を宣言しますが突然倒れて亡くなります。

ジュディス


演:ジェニー・ジャックス
ウェセックス王国のエセルウルフの妻。
エセルレッドとアルフレッドの母。
アセルスタンと密通してできたアルフレッドに傾倒します。

アルフレッド


演:フェルディア・ウォルシュ=ピーロ
ジュディスと修道士アセルスタンの子。
やたらと神聖視されるのですが、アセルスタンの子どもというだけなので説得力に欠けます。
エセルウルフ亡き後王位に就きます。

エセルレッド


演:ダレン・カーヒル
エセルウルフとジュディスの子。
アルフレッドの兄。目立たない。
母親から教育的にも資質的にも王の資格がないと言われてしまうかわいそうな人。

ヘフマンド


演:ジョナサン・リース=マイヤーズ
ウェセックス王国の司教。
戦士としてエセルウルフ王に協力しますが、ヴァイキングに捕まってカテガットへ連行されると、アイヴァーに味方します。異教徒が殺せればいいみたい。
その後、戦場で倒れているところを助けられ、ラゲルサに忠誠を誓います。

シンドリック


演:フランキー・マカフェルティ
世界中を旅しているというさすらい人。ラグナルに航海術を教えたりパリ侵攻に同行するなど、シーズン1からときどき出てきます。今回はビヨルン、ハルフダンと一緒に地中海世界を旅しました。

ユーフェミウス


演:アルバーノ・ジェロニモ
シチリアの長官。
ジャーダト・アッラーに依頼してシチリアを手に入れたそうです。そのためジャーダトに年貢を払っています。裏切りが判明したらしく、処刑されます。

ジャーダト・アッラー


演:カール・ナガ
アフリカのカイルアンにいるアラブ総督。
ビザンティン帝国のミカエル2世と敵対しているみたいです。

カシア


演:カリマ・アデビブ
ビザンティン帝国の皇帝ミカエル2世お気に入りの女性でしたが、ユーフェミウスにさらわれてきたらしいです。
何か企んでいるようですがよくわかりません。

前:シーズン4後半
次:シーズン5後半

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関連情報

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各シーズンについては以下を参照してください。

シーズン1
シーズン2
シーズン3
シーズン4前半
シーズン4後半
シーズン5前半
シーズン5後半
シーズン6前半
シーズン6後半

そのほかの関連情報については以下を参照ください。

大異教徒軍について
北欧神話について

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