エクスパンス シーズン2 第1話-第5話 Amazon配信ドラマのあらすじ ネタバレ 登場人物を紹介

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写真出典:IMDb

Amazon配信ドラマ「エクスパンス 〜巨獣めざめる〜」シーズン2を紹介します。

シーズン1を見始めたときは登場人物が多くて誰が誰だかわからないし、派手な戦闘シーンや美男美女が出てくるわけでもないので、地味なドラマかなと思っていました。しかし終盤になってプロト分子の存在が判明し、人物関係や事件の背景が見えてくると、登場人物たちや地球、火星、小惑星帯がどうなっていくのか気になります。プロト分子を太陽系にもたらした異星人の存在も示唆され、おもしろくなってきました。

ここでは、全13話のうち、物語にひと区切りつく第5話までを紹介します。

前:シーズン1
次:シーズン2 第6話-第13話

エクスパンス シーズン2 概要

原題:THE EXPANSE
配信日:2019年2月8日(Amazonビデオ)
全13話
各話40-45分程度

もともとは2017年2月に米有料チャンネルSyfy(サイファイ)で放送されましたが、Amazonが買い取り、2019年2月にAmazonオリジナルドラマとして配信されました。

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エクスパンス シーズン2 第1話から第5話までのあらすじ

プロト分子が増殖するエロス・ステーションを脱出した「ロシナンテ号」が、ティコ・ステーションへ戻ってきます。そしてジェームズ・ホールデンとフレッド・ジョンソンたちは、エロス・ステーションで増殖するプロト分子を消滅させるため、巨大宇宙船「ノーブー号」を小惑星エロスに衝突させてエロスの軌道を変え、太陽に落とす計画を立てます。

計画が実行されますが、「ノーブー号」との衝突の寸前、エロスは自ら軌道を変えると、人類の技術を超えた速度で地球に向かいはじめました。起爆剤を仕掛けるためエロス・ステーションに乗り込んでいたミラーは、エロス・ステーションの内部でプロト分子と融合したジュリーを発見。彼女が無意識のうちに小惑星エロスを操縦していることがわかると、彼女を説得し、エロスを金星に衝突させます。

前:シーズン1
次:シーズン2 第6話-第13話

第1話「高まる緊張」

・過去
フェーベ・ステーションにあった火星軍の研究施設が何者かに破壊され、国連軍の攻撃を疑う火星軍は、「ドネジャー号」を調査に向かわせました。しかし「ドネジャー号」は未知のステルス艦に攻撃されました(シーズン1)。

・宇宙
火星軍はあらためて「シロッコ号」を調査に向かわせます。

「シロッコ号」がフェーベへ向かっていることを察知した国連軍は、火星軍による軍事行動と勘違いしました。火星軍を牽制するため「ネイサン・ヘイル号」を向かわせますが、火星軍はフェーベ・ステーションを破壊してしまいます。

「ロシナンテ号」では、「アヌビス号」の回収物からエロス・ステーションを汚染した有機物のサンプルと、科学者たちの記録映像が見つけました。そこから有機物が「プロト分子」と呼ばれ、太陽系外から送られてきたことがわかります。ホールデンたちは、プロト分子のサンプルを小惑星帯に浮かぶ隕石の陰に隠します。そしてミラーは、たびたびジュリーの幻影を見るようになっていました。

・地球
アヴァサララ国連副次官は命を狙われ、コティアールに護衛を依頼します。

第2話「急襲」

・ティコ・ステーション
「ロシナンテ号」がエロス・ステーションから戻ってきます。ホールデンは、「ライオネル・ポランスキーことジュリーが死んでいたこと」「太陽系外の有機物プロト分子がエロス・ステーションで培養されていること」をフレッド・ジョンソンに報告します。

フレッド・ジョンソンは、「アヌビス号」から回収された記録映像に映るスピン・ステーションを調査する必要があると考え、調査部隊を組織すると「ロシナンテ号」で向かわせました。

・スピン・ステーション
「ロシナンテ号」がスピン・ステーションへやってくると、ステルス艦が待ち構えていました。戦闘の末、「ロシナンテ号」はステルス艦を破壊。ステーションを制圧すると、ドレスデン博士を見つけます。しかしミラーはプロト分子の研究を続けようとする博士を射殺します。

第3話「静寂」

・地球
国連軍は、火星軍がフェーベ・ステーションを破壊(第1話)した報復として、火星の月ディモスを破壊します。地球と火星の緊張が高まり、アヴァサララ国連副次官は戦争を回避するため、ティコ・ステーションのフレッド・ジョンソンに密かに連絡して助言を求めます。

・ティコ・ステーション
「ロシナンテ号」がスピン・ステーションからティコ・ステーションに戻ってきます。連行されてきた科学者コルタサルは、エロス・ステーションから発信されている信号を解析。エロスで増殖するプロト分子が会話していること、それらが何かを形成しつつあることを知ります。

一方ミラーは、エロス・ステーションを破壊するため、建造中の巨大宇宙船「ノーブー号」を利用する作戦をフレッド・ジョンソンに提案します。

第4話「神の加護」

・地球
アヴァサララ国連副次官は、フレッド・ジョンソンから提供された情報をもとに、ジュール=ピエール・マウのプロトジェン社がプロト分子を研究していたことを知ります。そして、ジュールとアーリンライト国連次官が結託していることを確信します。

・火星
国連軍が火星の月ディモスを破壊(第3話)したため、エロス宙域に展開していた火星軍は本国・火星の防備を固めるため火星に戻ります。

・ティコ・ステーション
エロス宙域から火星軍が撤退したため、フレッド・ジョンソンはミラーの計画を実行します。宗教団体から「ノーブー号」を奪い、エロスに衝突させて軌道を変え、太陽に落とす作戦です。

・エロス・ステーション
「ロシナンテ号」がエロス・ステーションへやってくると、ミラーとディオゴが起爆装置を仕掛けました。

しかしこのとき、民間の医療グループがエロス・ステーションの住民を救出しようとしてステーションに接触していました。住民たちはすでにプロト分子に感染しているため、ホールデンは退去するように警告します。しかし医療グループは警告を無視し、エロス・ステーションで起きていることを宇宙に放送すると言い出しました。

ホールデンは苦渋の決断を下し、医療グループの宇宙船を破壊。この結果、船の破片によって起爆装置の1つが故障してしまいました。ミラーが1人残って故障に対処しているところに「ノーブー号」が迫ります。そして「ノーブー号」がエロスに衝突しようとしたとき、エロスは宇宙船のように軌道を変え、衝突を回避しました。

第5話「望郷」

軌道を変えた小惑星エロスは、ステーションにミラーが残ったまま地球へ向かっていました。地球に小惑星が迫っていることを知った国連は、エロスを破壊するため大量の核弾頭ミサイルで迎撃します。しかしエロスはレーダーから消えてしまいます。

エロスをレーダーで捕捉することはできなくなりましたが、「ロシナンテ号」がエロスの姿を視界にとらえていました。国連は、ミサイルの制御をティコ・ステーションのフレッド・ジョンソンを介して「ロシナンテ号」に託します。「ロシナンテ号」がエロスを追跡すると、エロスは急加速しはじめました。人類の技術では追いつけないことがわかり、「ロシナンテ号」は追跡を断念します。

一方エロス・ステーションに残されていたミラーは、プロト分子と融合し、新たな生命体となっているジュリーを発見します。そして、地球へ帰りたいというジュリーの意識がエロスを地球へ向かわせていることがわかりました。ミラーがジュリーを説得してエロスを金星に向かわせると、エロスは金星に衝突します。

ミラーはちょい悪風のいいおじさんキャラだったんですけど、エロスとともに金星に衝突しました。もう出てこないのでしょうか。だとしたらちょっと残念。

前:シーズン1
次:シーズン2 第6話-第13話

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登場人物

ジェームズ・ホールデン

演:スティーヴン・ストレイト
初登場:シーズン1
愛称ジム。ロシナンテ号の艦長。地球人の元兵士。カンタベリー号破壊後、火星軍のドネジャー号に救出されますが、ステルス艦アヌビス号に攻撃され、ロシナンテ号で脱出。救援信号を受信したフレッド・ジョンソンに救われ、彼の依頼でエロスにいるジュリーを救出に向かいます。そこでプロト分子を使った実験に巻き込まれました。脱出後、エロスを破壊する作戦に参加します。

アレックス・カマル

演:キャス・アンヴァー
初登場:シーズン1
ロシナンテ号の操縦員。火星人で元火星宇宙軍の兵士。

ナオミ・ナガタ

演:ドミニク・ティッパー
初登場:シーズン1
ロシナンテ号のエンジニア。ベルター。

エイモス・バートン

演:ウェス・チャサム
初登場:シーズン1
ロシナンテ号のメカニック。地球人。脳手術を受けているため、感情に乏しいところがあります。

ジョセフ・ミラー

演:トーマス・ジェーン
初登場:シーズン1
スターヘリックス・セキュリティ社の元刑事。ジュリーを捜索中、エロス・ステーションでプロト分子を使った実験に巻き込まれました。その後エロスを破壊する作戦に参加し、地球に向かうエロスの中でプロト分子と融合化したジュリーを発見。彼女がエロスを操作していることを知ると、説得してエロスの軌道を変えて金星に衝突させます。

クリスジェン・アヴァサララ

演:ショーレ・アグダシュルー
初登場:シーズン1
戦争を回避しようとしている国連事務副次官。

コティアール・ガジ

演:ニック・E・タラベイ
初登場:シーズン2
クリスジェン国連副次官から護衛を依頼されます。

サダヴィー・アーリンライト

演:ショーン・ドイル
初登場:シーズン1
国連事務次官。ジュール・マオと手を組み、プロト分子を使った兵器を生み出そうとしています。

フレッド・ジョンソン

演:チャド・コールマン
初登場:シーズン1
ティコ・ステーションのOPA幹部。地球国連軍の元大佐で、かつて反乱勢力の鎮圧に当たったとき多くの民間人を巻き込みました、そのため虐殺者として危険視されていますが、作戦のとき民間人がいることを知らされていませんでした。

カミナ・ドラマー

演:キャラ・ジー
初登場:シーズン2
フレッド・ジョンソンの部下。

ジュール=ピエール・マウ

演:フランソワ・チャウ
初登場:シーズン1
プロト分子を研究するプロトジェン社の創始者。国連事務次官アーリンライトと手を組み、プロト分子を兵器化してビジネス的に成功しようとしています。

アントニー・ドレスデン

演:ダニエル・カッシュ
初登場:シーズン1
プロト分子を研究していましたが、シーズン2第2話でミラーに射殺されます。

ロベルタ・ドレーパー

演:フランキー・アダムス
初登場:シーズン2
火星軍の女性兵士。

ディオゴ・ハラリ

演:アンドリュー・ロティーイオ
初登場:シーズン1
ケレス在住のベルターの若者。叔父の乗る貨物輸送船に乗っているとき、火星軍の横暴に抗議する叔父はディオゴを宇宙空間に彼を放出すると、火星軍の戦艦に突入します。その後、宇宙で漂っているところを救出されました。

パオロ・コルタサル

演:カルロス・ゴンザレス・ヴィオ
初登場:シーズン2
ドレスデン配下の科学者。

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ドラマ「エクスパンス」を見る

ドラマ「エクスパンス」はAmazonから配信されています。

シーズン2を見る

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