Amazonプライムオリジナルドラマ「ロード・オブ・ザ・リング 力の指輪（原題／The Lord of the Rings : The Rings of Power）」シーズン2の第8話を紹介します。シーズン8最終話です。
前：シーズン2第7話
あらすじ
カザド＝ドゥムには怪物バルログが現れますが、ドゥリン3世が命を張って追い返し、ドゥリン王子がドゥリン4世として即位します。
リューンでは、よそ人が杖を発見し、自分の名前を知ります。ノーリはよそ人に別れを告げ、ストゥア族とともに旅立ちます。
ヌーメノールでは、ミーリエルが再び捕まり、エレンディルは地方へ潜伏します。ペラルギルでは、イシルドゥルがヌーメノールに向かう船に乗り込みます。
エレギオンは陥落し、9つの指輪はサウロンに奪われます。ガラドリエルやエルロンド、ギル=ガラドは北の谷に避難し、再起を図ります。
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第8話「影と炎」
・カザド＝ドゥム
ドゥリン王は指輪に心を奪われ、地下資源を求めて自ら岩盤を掘り進めていました。止めさせようとしてドゥリン王子が駆けつけると、巨大な鉱脈を掘り当てます。王が自負する中、神話時代の怪物バルログが地底から現れました。王は、自分の過ちが怪物を復活させてしまったことを悔い、指輪を外すとバルログへ立ち向かいます。
・リューン
よそ人はノーリを救うためストゥア族の村にやってきました。闇の魔法使いがノーリたちをともなって現れ、協力を呼びかけてきます。サウロンを倒すといいますが、本当の目的はわかりません。サウロンに取って代わるだけではないでしょうか。よそ人が断ると、闇の魔法使いは村を破壊して去っていきます。
村を破壊されたストゥア族は、安住の地を求めて旅立つことになりました。エルフを見たことがないストゥア族は、よそ人をエルフと勘違いし、「グランド＝エルフ（大きなエルフ）」や「歪んだエルフ」と呼んで別れを告げます。よそ人はそれらの呼称にどこか親近感を覚えていました。そして、よそ人をリューンまで送るという目的を達成したノーリもよそ人に別れを告げ、ストゥア族に付いていきます。
廃墟となったストゥア族の村に一人残ったよそ人は、杖に手頃な木の枝を発見。トム・ボンバディルに杖が見つかったことを報告すると、名前も自然に見つかるといわれます。よそ人は、自分の名前が「杖のエルフ（ガンド・エルフ）＝ガンダルフ」と知りました。
・ヌーメノール
パランティールでサウロンの姿を見たファラゾーンは、ミーリエルが無罪となったのはサウロンの仕業と発表しました。エレンディルがミーリエルを連れて避難しようとすると、ミーリエルは拒みました。ミーリエルは、エレンディルに剣ナルシルを与え、領地に戻って時期を待つように命じます。
ミーリエルは再び捕まり、エレンディルは再起を図って地方へ去ります。
・エレギオン
エレギオンにオークたちが攻め込んできます。
アンナタールは、ケレブリンボールから9つの指輪の行方を聞き出そうとしていました。しかしケレブリンボールが答えないため処刑します。そこへ、アダルに命じられてサウロンを探していたオークたちがやってきました。
一方、ケレブリンボールから9つの指輪を託されていたガラドリエルは、エルフたちを避難させようとしていました。オークたちに見つかると、連れていたエルフたちの安全と引き換えに捕まります。
アダルのもとに連行されてくると、アダルはエルフの指輪によって浄化されていました。サウロンを倒したあとはモルドールへ帰るといいます。以降、争いはしないと誓い、指輪をガラドリエルに返します。
そこへ、サウロンを見つけたオークたちが戻ってきました。アダルが報告を聞こうとすると、オークたちはアダルを滅多刺しにします。オークたちはサウロンに心を奪われていました。
アンナタール（サウロン）が現れ、オーク軍を掌握。ガラドリエルは剣を取って斬りかかりました。サウロンはアンナタールやハルブランド、ガラドリエル、ケレブリンボール、と姿を変えながらガラドリエルを誘惑します。激闘の末、ガラドリエルは9つの指輪を奪われてしまいました。エルフの指輪まで奪われるわけにはいきません。ガラドリエルは崖から飛び降ります。
このとき、エレギオンは陥落寸前でした。エルフたちの命運も尽きるかと思われました。しかしドワーフの援軍が到着し、ギル=ガラドやエルロンド、アロンディルは撤退戦に移ります。
エルロンドたちは森の中で瀕死のガラドリエルを発見します。
・ペラルギル
エストリッドは、イシルドゥルを愛していることに気づきました。イシルドゥルは、エストリッドをヌーメノールに誘います。
そこへ、ケメンがヌーメノールからやってきました。ペラルギルを前哨基地にするといいます。ケメンは、イシルドゥルを見ると、ファラゾーンが王位に就いたこと。イシルドゥルの父エレンディルは反逆者として追われていることを伝えました。そして、ヌーメノールにエストリッドを連れて行こうとするイシルドゥルに原住民は連れていけないといいます。イシルドゥルは、一人ヌーメノールに戻る船に乗り込みます。
・カザド＝ドゥム
ドゥリン王子は、父王を弔うとドゥリン4世として即位。エレギオンから避難したエルフたちへの援助を考えますが、ドゥリン4世の即位に異議を唱えるものや、貢物の見返りとして約束していた指輪を要求する諸侯など、カザド＝ドゥムにも問題が発生していました。
・北の谷
エルフたちは北の谷に避難していました。指輪の力で回復したガラドリエルが目覚めると、サウロンの侵略は中つ国全土に及んでいることがわかります。しかし負けるわけにはいきません。エルフたちは戦い続けることを宣言します。
（シーズン2 完）
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