ホビット 第3部のあらすじとネタバレ

ホビットロードオブザリング
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写真出典:IMDb
映画「ホビット」3部作の3作目(最終章)「決戦のゆくえ」を紹介します。

ドワーフたちは竜に奪われた王国へ戻ってきました。しかし冒険は終わりではありません。財宝の奥深くに眠っていた竜が目覚めたのです。

登場人物についてはこちらで紹介しています。

前:第2部

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概要

タイトル:ホビット 決戦のゆくえ
原題:The Hobbit:The Battle of the Five Armies
監督:ピーター・ジャクソン
原作:「ホビットの冒険」J・R・R・トールキン
主な出演者:マーティン・フリーマン、イアン・マッケラン、リチャード・アーミティッジ
公開年:2014年12月
上映時間:145分(エクステンデッド・エディション 164分)
配給:米ワーナー・ブラザーズ
製作国:アメリカ合衆国/ニュージーランド
全年齢対象

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あらすじ

湖畔の町エスガロスにスマウグが飛来。町は竜の炎に包まれますが、バルドの活躍によってスマウグは倒れます。

一方、エレボールではトーリンが「竜の病」に冒され、財宝に執着していました。約束のとおり財宝の分け前を受け取りに来た人間や、種族の秘宝の返還を要求するエルフたちと戦いがはじまります。
そのとき、冥王サウロンに命じられ、エレボールの財宝を狙ったオーク軍が姿を現しました。
ドワーフ、人間、エルフたちは協力してオークを追い払いますが、トーリンはアゾグと相討ちして亡くなります。

ドル・グルドゥアでは、ガラドリエルたちによってガンダルフが救出され、サウロンを東のモルドールへと撤退させます。

ビルボの旅も終わりを告げ、故郷に戻ってきます。

ネタバレ

エスガロスにスマウグが現れ、町を炎で包みました。バルドは1本だけ残っていた黒い矢を放ち、スマウグを倒すことに成功しますが、町は壊滅状態でした。人々を励ましてエレボールへ避難します。

同じ頃、怪我から回復したキーリたちがエレボールへやってくると、トーリンは「竜の病」に冒され、黄金財宝に固執するようになっていました。宮殿の入り口を固く閉ざし、王の象徴であるアーケン石を探し続けます。
このときビルボは密かにアーケン石を手に入れていました。しかし財宝に目がくらむトーリンの姿を見て渡せずにいました。

一方、ドル・グルドゥアでは、ガラドリエルサルマンエルロンドによってガンダルフが救出されます。ガンダルフは、オークの軍勢が向かっていることを知らせるため、エレボールへ向かいます。

そしてエレボールには、スマウグに町を破壊された人々が避難してきました。しかしトーリンは人々を受け入れません。バルドはかつてエレボールに隣接したデイルの廃墟に人々を避難させます。

さらに、種族の秘宝を取り戻そうとするエルフたちもやってきました。エルフの王スランドゥイルはエルフの秘宝「ラスガレンの白い宝石」の返還を要求しますが、やはりトーリンは応じません。
スランドゥイルはバルドと手を組んでエレボールを攻撃する計画を立てます。
事態を知ったビルボは、戦いを避けるためアーケン石をバルドに渡しました。アーケン石との交換ならばトーリンはどのような条件でも受け入れるはずです。
しかしビルボがアーケン石をバルドに渡したことを知ったトーリンは激昂し、ビルボを追放します。

オークの軍勢が迫っていることを知らせるガンダルフも到着します。しかしドワーフの援軍としてトーリンの従兄弟であるダインが援軍を率いて駆けつけると、エルフ軍との間に戦いがはじまってしまいました。

そこへアゾグ率いるオークの軍勢が現れました。ドワーフ軍とエルフ軍は戦いを止め、人間軍とともにオークたちと戦います。しかしオークたちの圧倒的な数の前に劣勢でした。

ドワーフとエルフ、オークたちの戦いは、タイトルの原題で「Battle of Five Armies(五軍の合戦)」といわれるように、指輪物語の世界では歴史的な戦いです。原作では人間、エルフ、ドワーフ、オーク、ワーグの5つの勢力を指しますが、映画ではワーグはオークが騎乗する動物として登場しているため、映画における「五軍」とは、人間、エルフ、ドワーフ、オーク、ドル・グルドゥアの勢力(トロルやオーガなど)を指すようです。

エレボールの外でエルフ、ドワーフ、人間、オークたちが凄惨な戦いを繰り広げる中、財宝に目がくらむトーリンは動こうとしません。しかし仲間たちに説得され、自問自答を重ねた結果、自分の愚かさに気づきます。

トーリンは仲間たちに謝罪し、自ら先陣を切ってオークたちに突撃。しかしオークの数は圧倒的でした。オークを率いるアゾグに狙いを絞ります。
トーリンはアゾグを見つけ出し、戦いを挑みますが、トーリンをおびき出すための罠でした。オークの別働隊が待ち構えており、アゾグと息子のボルグ、トーリンと彼の仲間たち、レゴラスタウリエルたちによる激しい乱戦がはじまります。戦いの結果、フィーリ、そしてタウリエルをかばったキーリが命を落としました。

そこへビヨルンと大ワシたちが援軍に駆けつけ、形勢は逆転。闇の勢力に打ち勝ちます。

一方、トーリンとアゾグは一騎討ちの結果、二人は相討ち。アゾクは絶命し、トーリンは駆けつけたビルボに謝罪し、友情を告げて亡くなります。

エレボールではトーリンとキーリの葬儀が行われ、ダインが新たな王として即位しました。
スランドゥイルはエルフ軍を率いて闇の森に戻り、レゴラスは森に戻らずストライダーを探す旅に出ます。

スランドゥイルは、森に戻らないというレゴラスに対し、ストライダーを探すように忠告します。ストライダーとは、映画「ロード・オブ・ザ・リング」で活躍するアラゴルンのことです。ロード・オブ・ザ・リングの60年前にアラゴルンは生まれていたのかちょっと気になりました。
原作では、トーリン、フィーリ、キーリが映画同様、五軍の戦いで亡くなります。ただし、トーリンはアゾグとの一騎打ちの結果ではなく、混戦の中で重症を追って亡くなります。フィーリとキーリは、トーリンをかばうようにして戦死したと語られています。

ビルボはドワーフたちに別れを告げ、ガンダルフとともに故郷へ向かいます。

ホビット庄に戻ってきたビルボは、ホビットたちがビルボの家から家財を運び出している現場に遭遇します。ビルボが冒険に出てから1年以上が過ぎていました。亡くなったと思われ、家財がオークションに掛けられていたのです。
オークションを止めたビルボは、競売人からビルボ本人かどうかを疑われました。ビルボは、ドワーフたちと交わした契約書を提示しました。契約相手のトーリン・オーケンシールドとは誰なのかと尋ねられると、友人と告げて屋内に入ります。

そして現在。ビルボが椅子に座って一つの指輪を眺めていると、ガンダルフが訪ねてきました。ガンダルフは、ビルボの111歳の誕生日を祝うためにやってきたのです。ビルボは席を立ってガンダルフを迎え入れます。

物語は「ロード・オブ・ザ・リング」につながります。

前:第2部

映画「ホビット 決戦のゆくえ」を見る

2021年7月現在、映画「ホビット 決戦のゆくえ」は、字幕版/吹替版ともにAmazonプライムから配信されています。
プライム会員は、追加料金無しで視聴できます。ただし会員特典として配信されている作品は通常版のみです。

通常劇場版
Amazonで字幕版を見る
Amazonで吹替版を見る 

映像が追加されたエクステンデッド・エディションも配信されていますが、別途追加料金が必要です(レンタルが299円、購入が1528円)。

エクステンデッド・エディション
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シーズン1

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