Netflix(ネットフリックス)ドラマ「ウィッチャー」シーズン1第8話を紹介します。シーズン1最終回です。
シーズン2は2021年の配信予定と発表されていますが、早い時期に配信してくれるのではないかと期待しています。
あらすじ
タイトル:運命を越えて(原題:Much More)
原案:短編集「Sword of Destiny」内「Something More」(2019年12月現在日本語版未刊)
配信日:2019年12月20日
放送時間:59分
ソドンの丘でニルフガードと魔術師たちが衝突。戦いはニルフガードが優勢に進みますが、イェネファーの魔法によって大きな打撃を与えます。
シントラを抜け出したゲラルトは、怪物との戦いで負傷したところを商人のユルガに助けられます。
シリラはゾラに助けられ、彼女の家に案内されます。
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第8話 運命を越えて
1263年
イェネファーやティサイア、ヴィルゲフォルツたちは、侵攻してくるニルフガード軍を食い止めるため、ヤルーガ河を遡上。ソドンの丘陵地帯にある砦で防備を固めます。テメリアやケイドウィンといった北方諸国の連合軍と連携する計画ですが、ニルフガード軍の行軍は早く、連合軍は間に合いません。
夜。フリンギラが魔法で作り出した火炎球を撃ち込んできたことで「ソドンの丘の戦い」がはじまりました。イェネファーは防御壁を作りますが、攻撃を防ぎきることはできません。翌朝には味方の多くが逃亡し、残った魔術師は22名でした。
さらにニルフガードの攻撃は続きます。
ティサイアが魔術師を配備して防戦しますが、ニルフガードの兵力の前に魔術師たちは疲労していきます。ティサイアはフリンギラに直接会うと、説得を試みます。しかし逆に魔法を封じられてしまいました。援軍として到着するはずのスケリッジ船団もフリンギラによって沈められたことがわかります。
ヴィルゲフォルツはカヒルと対戦しますが魔力を使いすぎて疲労。敗れて谷へ蹴落とされ、意識を失います。その後目覚めると、北方諸国に味方する魔術師を攻撃します。
そしてニルフガードの魔術師が砦の門まで迫ります。トリスの防衛もむなしく門は突破され、ニルフガードの魔術師が小箱を設置。そこから無数の寄生虫が飛び出すと、砦を守る魔術師たちの身体に寄生して彼らを操り、砦を破壊します。サブリナは爆風に飛ばされ、ヴァニーレやコレットたちも倒れていきます。
いよいよ敗色濃厚となり、イェネファーはテレパシーでティサイアの指示を仰ごうと必死に呼びかけます。ティサイアが「混乱」を解き放つように応えると、イェネファーは禁断とされる炎の魔法を使って森ごとニルフガード軍を焼き払いました。
そこへ北方諸国の連合軍が到着し、北方諸国の勝利が確定します。しかしイェネファーの姿はどこにもありませでした。
一方シントラから脱出したゲラルトは、森の中で怪物の群に襲われている商人ユルガを救いますが、負傷して意識を失います。その後ユルガの荷馬車に乗せられてどこかへ運ばれ、途中朦朧としながら幻覚を見ていました。それは、ソドンの丘で戦うイェネファーの姿であり、自分を捨てた母ヴィセーニャの姿でした。ゲラルトは、うなされながらイェネファーと母を呼び続けます。
また、シリラは無意識のうちに「古の力」を発動し(シーズン1第7話)、少年たちを殺してしまいました。自分の力を恐れ、茫然自失としているところにゾラが現れます。ゾラはシリラを慰め、元気づけると自分の家へ案内しました。
ゾラがシリラを連れて自宅へ戻ると、夫ユルガもゲラルトを連れて帰ってきます。ゾラとユルガは夫婦だったのです。ゲラルトとシリラは森の中で出会います。
二人は抱擁すると、シリラは夢の中でゲラルトが叫び続けていた人物について問いかけます。
「イェネファーって誰?」
(シーズン1 完)
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シーズン1
-シーズン1の話の流れ
-第1話「終わりの始まり」
-第2話「4マルク」
-第3話「裏切りの月」
-第4話「宴、命、葬」
-第5話「内なる望み」
-第6話「神秘なる生物」
-第7話「崩壊の前に」
-第8話「運命を越えて」
シーズン2
-シーズン2全あらすじ
-第1話「ひとかけらの真実」
-第2話「ケィア・モルヘン」
-第3話「失われたもの」
-第4話「レダニアの策略」
-第5話「運命に背を向けて」
-第6話「親愛なる友へ」
-第7話「ヴォレス・メイア」
-第8話「家族」
シーズン3
-シーズン3全あらすじ
-第1話「シーラウェッド」
-第2話「それぞれが進む道」
-第3話「再会」
-第4話「招待状」
-第5話「祝宴にうごめく影」
-第6話「不測の事態」
-第7話「待ち受ける苦難」
-第8話「混乱の代償」
スピンオフ
「血の起源」
ドラマを見る
ドラマ「ウィッチャー」は、Netflixで視聴できます。
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