Netflix(ネットフリックス)ドラマ「ウィッチャー」シーズン1第6話を紹介します。
今回、ドラゴンが登場します。ドラゴンと聞くと巨大で手足の太い、重量感のある生物をイメージするのですが、ウィッチャーの世界に登場するドラゴンは巨大ながら細身でやや貧弱な感じがしました。また、古代遺跡の奥底で宝物を守っているイメージもありますが、洞穴の入り口からすぐ近くにいたのもちょっと拍子抜けです。
ウィッチャー シーズン1 第6話 あらすじ
タイトル:神秘なる生物(原題:Rare Species)
原案:短編集「Sword of Destiny」内「The Bounds of Reason」(2019年12月現在日本語版未刊)
配信日:2019年12月20日
放送時間:59分
ゲラルトはドラゴン退治に同行し、イェネファーに再会します。
マウスサックに連れられているシリラは、彼の正体がドップラーであることに気付いて逃げ出します。
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ウィッチャー シーズン1 第6話 ネタバレ
カインゴルン
1262年
カインゴルンの山中にドラゴンが出没し、近隣に被害を与えていました。隣国マレオールの王女との結婚を控えたニーダミル王は、国内の治安を確保するためにドラゴン討伐を命じます。報酬として地位と領土が約束されました。
ゲラルトとヤスキエルは、三羽烏のボルクと名乗る男からドラゴン討伐隊への参加を依頼されます。ゲラルトは興味を示しませんでしたが、討伐隊にイェネファーが参加していることを知って依頼を引き受けます。
ゲラルトに再会したイェネファーは、何も言わずにリンデ(シーズン1第5話の舞台)からいなくなったゲラルトに捨てられたと思っていました。ゲラルトは謝罪し、二人は愛を確かめます。
討伐隊が仲違いしながらもドラゴンの巣へ向かうと、ある朝、傭兵部隊リーヴァースの姿がありません。報酬を独占するために抜け駆けしたのです。ゲラルトたちはドワーフの抜け道を使って先回りします。
ゲラルトたちがリーヴァースより先にドラゴンの巣に着くと、グリーンドラゴンが卵を抱えるようにして亡くなっていました。そこへ伝説のゴールドドラゴンが現れ、ボルクがゴールドドラゴンの仮の姿だったことがわかります。ゴールドドラゴンはグリーンドラゴンの卵を討伐隊から守るため、ボルクとなって随行し、作戦を失敗させるつもりだったのです。
ゲラルトはゴールドドラゴンの意を汲み、リーヴァースを撃退。イェネファーはドラゴンの心臓に秘められた魔力を使い、自らが失った生殖能力を取り戻そうとしていましたが、生まれてくる子どもを守ろうとするドラゴンに感銘し、ゲラルトに協力します。
そして卵は守られました。
結果的にドラゴン討伐は失敗に終わりました。しかしドワーフたちはグリーンドラゴンの歯をもらい、討伐の証拠とするように諭されます。ドラゴンの歯自体がとても貴重なものです。ドワーフたちは表向きは納得しない様子を見せながらも喜びます。
ゴールドドラゴンはゲラルトとイェネファーに感謝し、ゲラルトがジンの魔法でイェネファーを手に入れた(シーズン1第5話)ことを称えます。イェネファーは、ゲラルトの3つ目の願いが自分を手に入れることだったと知りました。イェネファーのゲラルトに対する愛情は彼女の本心ではなく、ジンの魔法によるものだったのです。イェネファーは傷つき、ゲラルトのもとを去ります。ゲラルトはヤスキエルに八つ当たりし、彼もゲラルトのもとを去ります。
ブロキロン付近
1263年
シリラとダーラは、ドップラーが化けているマウスサックに連れられてブロキロンの森を抜けます。しかしマウスサックの言動から彼が偽物であることを見抜きました。マウスサックは正体を明らかにすると襲ってきます。そして戦いの最中、シリラが特別な存在であることがわかりました。ダーラは倒されますが、シリラは銀の武器を使ってドップラーを傷つけると逃げ出します。無事逃げ切ったと思ったとき、別のニルフガード兵に捕まります。
その後カヒルの前にシリラが連行されてきます。しかし彼女はドップラーが変身した姿でした。ドップラーは、カヒルが事前にシリラの正体を教えなかったことを怒り、カヒルに変身すると本物のカヒルを襲います。二人は乱闘になり、ドップラーは逃げ去ります。
一方、ニルフガード兵に捕まっていた本物のシリラは、ダーラに救われます。しかしシリラが特別な存在であることを知ったダーラは、シリラのもとにいては危険だといって去って行きます。
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関連情報
ここで紹介したエピソードのほかの配信回などは以下から参照できます。
以下ではドラマ「ウィッチャー」に登場する人物を紹介します。
以下ではドラマ「ウィッチャー」の世界地図を紹介します。
以下ではドラマ「ウィッチャー」のエピソードを年表形式にして時系列順に紹介します。
ウィッチャーを見る
ドラマ「ウィッチャー」は、Netflixで視聴できます。2019年12月現在、シーズン1が配信されています。
ウィッチャーの原作を読む
「ウィッチャー」はポーランドの作家アンドレイ・サプコフスキによって描かれたファンタジー小説です。2019年12月現在、長編5編のほか、いくつかの短編が発表されています。
日本国内では、長編が早川書房より刊行されています。
ウィッチャーのゲームをプレイする
ゲーム版のウィッチャーは1、2がPC版で発売され、3作目の「ウィッチャー3」がPlaystation4およびNintendo Switchで発売されています。ただしCEROレーティングはZ(18歳以上推奨)が指定されているので注意が必要です。
おすすめドラマ
Netflixドラマ「ウィッチャー」を楽しめる方には次のドラマもおすすめです。
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