写真出典:HBO
HBOドラマ「ウエストワールド」シーズン1のあらすじとネタバレを紹介します。
次:シーズン2
ウエストワールド シーズン1 概要
写真出典:HBO
制作:米HBOチャンネル
放送年:2016年
同年、日本でもCSのスターチャンネルで放映され、その後Huluなどでも配信されています。
全10話(各話およそ60分)
ウエストワールドは、米HBOで放映されているSFドラマです。2016年にシーズン1 全10話が放映され、エミー賞22部門でノミネート、5部門で受賞しました。
1973年に公開された同名の映画が原作になっています。
総製作費は5400万ドル。日本円にして約60億円になるそうです。制作総指揮の1人としてJ.J.エイブラムスが名前を連ねるなど、豪華な制作陣も話題です。
主な配役は次のとおり。
ウエストワールドを創設した科学者フォード博士:アンソニー・ホプキンス
謎の多い黒服の男:エド・ハリス。
ドロレス・アバーナシー:エヴァン・レイチェル・ウッド
テディ・フラッド:ジェームズ・マースデン
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どんな話?
ウエストワールドというテーマパークでは、ホストと呼ばれるロボットが生活しています。彼らは自分がロボットだということを知らず、ゲストとしてやってくる人間の相手をさせられていました。自分はロボットだと気付いたホストが人間に反乱する話です。
ウエストワールド シーズン1 あらすじ
「ウエストワールド」は、アメリカ西部時代を再現したテーマパークです。「ホスト」と呼ばれるアンドロイドたちはシナリオどおりに行動し、人間を傷つけることはありません。パークを訪れるゲストである人間は、町を救うヒーローにも、町を襲う悪党にもなることができます。そして、死んだホストは回収されて修理され、記憶をリセットされてパークに再配置されます。
そんなウエストワールドで異変が起き始めます。ホストたちがシナリオにない行動を見せはじめたのです。
農場の娘役を演じるホスト・ドロレスは、町の用事を済ませて家へ帰ると、強盗に襲われる毎日を繰り返しています。しかしこの日は違いました。本来、殺されるはずのドロレスは、強盗に反撃して逃げ出します。
逃げ出したドロレスは、デロス社の御曹司ローガン、彼の友人ウィリアムに救われます。そして彼らと行動をともにするうち、ウィリアムとドロレスは愛し合うようになりました。
ローガンは、ウィリアムに、ドロレスがアンドロイドであることを気づかせるため、彼女の腹を切り裂いて中の機械を見せます。ウィリアムは傷ついたドロレスを逃がしますが、彼女はそのまま行方不明になってしまいました。ウィリアムは、ドロレスを探す旅に出ます。
パークで娼館の主人役を与えられているメイヴは、過去の記憶を夢として見るようになります。それは、農園で娘と暮らしているところを亡霊の国の戦士たちに襲われるというもので、今の自分とは全く違う人生でした。
その後、研究施設メサハブに回収されてきたメイヴは、修復作業の途中で目を覚まします。そこはパークとはまったく違う世界でした。
メイヴは開発スタッフを脅して管理者権限を得ると、外の世界へ脱出しようとします。本来のシナリオであれば、メイヴはそのまま脱出するはずでした。しかし思いとどまり、どこかに生きている娘を探すためパークへ戻ります。
そのころパークの管理者たちは、ホストの異常行動について調べていました。そして、パーク内で不審な通信が行われていることがわかります。
実は、パークを運営するデロス社の役員たちは、フォード博士を退任させ、パークのすべての権利、資産を手に入れようとしていました。品質部門の責任者であるテレサを使ってデータを盗もうとしていたのです。
フォード博士は、バーナードにテレサの殺害を命じます。バーナードは命令に逆らおうとしますが、身体が勝手に動きました。バーナードは、博士に作られたホストでした。バーナードは、自分が人間ではなかったことを知って衝撃を受けます。
黒服の男はパークに隠されているという「迷路」の謎を追い、ワイアットというホストが何かを知っていることに辿り着きます。
ローガンのもとから逃げてきたドロレスは、いつしかエスカランテの町へ来ていました。そして、教会で迷路のおもちゃを発見します。そこへ迷路を探していた黒服の男がやってきます。
迷路の意味がわからない黒服の男は、パークのものはすべて虚構だから本物を見つけようといって、一緒にワイアットを見つけるようにドロレスを誘います。しかしドロレスは黒服の男を拒絶しました。パーク内で本物を見つけた。ウィリアムとの愛は本物だというのです。
ドロレスの応えを聞いた黒服の男は、自分について語り出します。黒服の男こそ、年を取ったウィリアムでした。30年前、ウィリアムはドロレスがいなくなったあと、何年も彼女のことを探し続けたといいます。そして、あるとき再会しましたが、記憶をリセットされていたドロレスはウィリアムのことを覚えていなかったというのです。
強盗に反撃して逃げ出すという、本来のシナリオにない行動を起こしたドロレスは、30年前の記憶と現在が混乱していました。
黒服の男は、ワイアットについての情報を聞き出すためドロレスを殴って脅迫します。そこへテディが馬に乗って現れると、ドロレスを連れ去りました。
ドロレスを助けたテディは夜の海岸へ逃げてきました。しかしテディの腕の中でドロレスは息を引き取ります。その途端、二人の動きが止まるとスポットライトが当てられ、拍手の音が周りを包みました。デロス社の役員をはじめとする観客たちの前でテディとドロレスが回収されていきます。
そして、フォード博士による新しいシナリオ完成の祝賀パーティがはじまり、博士の挨拶と自分の退任についての宣言がはじまると、ドロレスが現れてフォード博士の頭を撃ち抜き、観客席に向けて銃を撃ちはじめます。
(シーズン1 完)
次:シーズン2
ウエストワールド シーズン1 ネタバレ
黒服の男とは
黒服の男は、ウィリアムです。デロス社の会長ジェームズ・デロスの娘ジュリエットと結婚したことでデロス社を引き継ぎました。ウエストワールドの所有者。
開園当初、ウィリアムはローガンとともにパークを訪れ、ドロレスと恋に落ちます。しかし、旅の途中でドロレスは行方不明になりました。長い間彼女を探し続け、再会しますが、ドロレスは記憶をリセットされ、ウィリアムのことを覚えていませんでした。ドロレスがしょせんアンドロイドに過ぎないことを理解したウィリアムは、ウエストワールドで本能のままに生きることを決意します。
フォード博士とは
フォード博士は、ホストを開発した科学者です。自分を退陣させようとするデロス役員たちに対し、ホストの自我を目覚めさせるシナリオを用意します。最後、自分で作ったシナリオによってドロレスに殺されます。しかしこれはすべて博士の考えたシナリオです。
バーナードとは
バーナードは、アーノルドを再現するため、ドロレスによって作られたホストです。ただし、ドロレス曰く、アーノルドの完全な再現には失敗しています。
アーノルドとは
アーノルドは、バーナードのもとになった人物で、フォード博士とともにホストを開発した科学者です。ホストに自我があることを発見すると、ウエストワールドの開園を中止するため、ワイアットのシナリオを作ってドロレスにホストと自分を殺させます。しかしデロス社が支援に入ったことでパークは開園。フォード博士とドロレスは、アーノルドを再現したホストとしてバーナードを制作しました。
ワイアットとは
ワイアットは、ドロレスの中に眠るもう1つの人格です。アーノルドは、ワイアットにホストと自分を殺させるシナリオを作成し、ドロレスにワイアットを演じさせました。
迷路とは
迷路は、「自我への経路」を暗示したものです。
アーノルドは、当初、意識のレベルはピラミッド構造になっており、意識の最高レベルである自我はピラミッドの頂点に存在すると考えていました。しかし研究を続けるうち、意識のレベルは円構造になっていることがわかります。ピラミッドのように上に重なるものではなく、外から内へ向かうものでした。自我は円の中心にあるため、自我への到達を、障害を乗り越えながら円の中心にあるゴールを目指す迷路に模したのです。
黒服の男が探していたものですが、フォード博士がいうように、迷路はホストのためのものであって、人間である黒服の男には意味のないものでした。
施設
- デロス
ウエストワールドを開発・運営する企業 - メサ・ハブ
ウエストワールドを管理する施設 - 管制室
パークのジオラマが置いてあり、全体を監視・制御している場所 - デザイン部
ホストのデザインやシナリオを作成する部署。リーが責任者 - 製造部
ホストを製造する部署。 - 矯正部
ホストのプログラミングや調整を行う部署。バーナードが責任者 - 品質管理部
パーク内の品質やセキュリティを管理する部署。テレサが責任者。 - 在庫管理部
ホストを回収し、修理する部署。 - 低温倉庫
施設の地下83階にある倉庫。撤去したホストを保管している。
パーク内地名
- スウィートウォーター
パークの入り口となる町。ウエストワールドを訪れるゲストは列車に乗ってここへやってくる。 - マリポサ
スウィートウォーターにある酒場兼娼館 - パライア
犯罪者の町 - エスカランテ
砂に埋もれた町
ウエストワールド関連記事
シーズン1 全話あらすじとネタバレ
シーズン2 全話あらすじとネタバレ
シーズン3 全話あらすじとネタバレ
シーズン4 全話あらすじとネタバレ
ウエストワールド シーズン1
-第1話「目覚め」
-第2話「迷路」
-第3話「アーノルド」
-第4話「記憶の破片」
-第5話「逃避行」
-第6話「スパイの正体」
-第7話「だまし絵」
-第8話「遠い夢」
-第9話「蛇の道は蛇」
-第10話「アダムの創造」
ウエストワールド シーズン2
-第1話「夜への旅路」
-第2話「再会」
-第3話「実力と運」
-第4話「スフィンクスの謎かけ」
-第5話「アカネの舞」
-第6話「位相空間」
-第7話「エコルシェ」
-第8話「キオク」
-第9話「消失点」
-第10話「乗客」
ウエストワールド シーズン3
-第1話「怒れる神々」
-第2話「ウィンターライン」
-第3話「レハブアム」
-第4話「亡命者たちの母」
-第5話「Genre」
-第6話「Decoherence」
-第7話「Passed Pawn」
-第8話「Crisis Theory」
ウエストワールド シーズン4
-第1話「前兆」
-第2話「孤独な闘い」
-第3話「レザネフォール」
-第4話「世代劣化」
-第5話「荘子」
-第6話「再現性」
-第7話「回心」
-第8話「ケ・セラ・セラ」
その他おすすめのドラマ
ウエストワールドを楽しめる方にはこちらのドラマもおすすめです。
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伝説的なヴァイキングの王ラグナル・ロズブロークの活躍を描いたドラマです。ゲーム・オブ・スローンズのような血なまぐさい戦闘シーンも見ものですが、史実にもとづいた中世北欧の生活や文化も興味深いです。
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「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」や「高い城の男」などの作品が有名なSF作家フィリップ・K・ディックの短編作品をもとに脚本家によって書かれた一話完結型のアンソロジードラマです。
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