「ウエストワールド」シーズン1のあらすじ 第5話「逃避行」

WWシーズン1ウエストワールド
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写真出典:HBO

メイヴは脳裏に浮かぶ映像が妄想ではなく、現実に起こった記憶であると気づいたようです。ドロレスはローガンとウィリアムに合流。ばらばらに動いていた人物たちが出会い、それぞれのエピソードがつながってきました。

ウエストワールド シーズン1 第5話を見ていきます。

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あらすじ


写真出典:HBO

賞金稼ぎのシナリオを楽しむローガンとウィリアムはお尋ね者を捕まえます。しかし彼がボスであるエル・ラゾのところへ連れていくように頼むと、ローガンは仲間の保安官ホストを撃ち殺します。お尋ね者を捕らえて町へ戻るより、有名な悪党エル・ラゾに会うことに興味を持ったためです。ドロレスも彼らに同行し、エル・ラゾがいるというパライアの町へやってきます。

パライアでコンフェデラードス(南北戦争後、降伏を拒んだ連合国軍の生き残り)を見かけたローガンは、ウエストワールド最大のイベントである戦争への参加に興味を示します。

そしてエル・ラゾに会うと、部下を連れ帰った代償としてコンフェデラードスを紹介してくれるように要求します。エル・ラゾはコンフェデラードスと直接のつながりはありませんでしたが、ユニオン軍から爆薬を奪って彼らに売りつけることを提案します。

ローガン、ウィリアム、ドロレスたちはユニオン軍の輸送隊を襲い、爆薬を奪うことに成功します。ローガンはコンフェデラードスの将軍と知り合いになれて喜びますが、爆薬は偽物でした。ローガンたちがユニオン軍から奪ったあと、エル・ラゾが密かに偽物とすり替えていたのです。エル・ラゾはすでに町を抜け出しており、偽物を売りつけられたコンフェデラードスの男たちが怒って襲ってきます。ローガンは彼らに捕まりますが、ウィリアムはローガンを見捨て、ドロレスととも馬でその場を逃げ出します。

ウィリアムとドロレスは、エル・ラゾを追って列車に飛び乗ります。エル・ラゾはドロレスが銃を向けると観念し、仲間として名前を明かします。彼の本当の名前はローレンスでした。

ワイアットの行方を追う黒服の男は、山中で銃撃戦のあとを発見します。そこには、ワイアットのグループと戦って負けた一団が倒れていました。遺体が転がる中にテディの姿もあります。しかしテディは瀕死ながら生きていました。黒服の男は、ワイアットを探し出すのに必要なのはローレンスではなくてテディだと直感し、同行していたローレンスの首を掻き切ると血を集めてテディに輸血します。

命は取り留めたものの弱っているテディを連れ、途中、休憩のために酒場に入ります。そこにはフォード博士がいました。

「物語の核心が知りたいか。ならば聞けばいい」フォード博士が黒服の男に語りかけます。

「聞く相手は35年前に死んでいる。あやうくここも消えかけた。だがかろうじてまぬがれた。俺のおかげだ。彼は何かを残した。何が見つかるかな。あんたの中から」

黒服の男はそういうとナイフを取り出し、博士を襲おうとします。そのとき、かろうじて動ける状態だったはずのテディが勢いよく腕を伸ばし、黒服の男の腕とナイフを強く押さえつけます。

「死の淵にあっても飼い主には忠実だな」黒服の男がいいました。

研究施設では、今日もホストたちの遺体が運び込まれ、修復作業が行われています。
エルシーは、遺体の中に先日自分で頭を砕いたホストを見つけました。異常行動の原因を探るために検死すると、遺体から発信器を発見します。何者かがウエストワールドのデータを外部に発信していたのです。
そして、遺体の中にはメイヴの姿もありました。スタッフがメイヴの体を修復しようとすると、メイヴが突然目覚めます。

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感想


写真出典:HBO

ローガンの会社はウエストワールドを買収しようとしているみたいです。ライバル会社でしょうか。ローガンがウィリアムに語った内容によると、ウエストワールドはもともと共同設計だったそうですが、オープン直前に設計者の一人が自殺したとのことです。自殺した設計者の名前はわからないようですが、設計者とはフォードとアーノルドのことであり、自殺したのはアーノルドということかと思います。

ホストの遺体から発信器が見つかるなど、ウエストワールドの外にも敵対関係が見え隠れしてきました。メイヴも現実世界で目覚めるし、盛り上がってきました。

西部劇の知識はほとんどないのですが、ウエストワールドはどうやら南北戦争が終わった頃という設定みたいです。

南北戦争(なんぼくせんそう、英語: American Civil War)は、1861年から1865年にかけて、アメリカ合衆国の北部諸州とアメリカ連合国を称した南部諸州との間で行われた内戦である。奴隷制存続を主張するアメリカ南部諸州のうち11州が合衆国を脱退、アメリカ連合国を結成し、合衆国にとどまった北部23州との間で戦争となった。この戦争では史上初めて近代的な機械技術が主戦力として投入された。(出典:Wikipedia)

エル・ラゾはローレンスでした。似ているなとは思っていたのですが、ローレンスって黒服の男と一緒にいた男のはずです。よくわかりません。

シーズン1を見終わってから見返すとどういうことなのかわかります。

前:第4話「記憶の破片」

次:第6話「スパイの正体」

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ウエストワールドの登場人物

シーズン1 全話あらすじとネタバレ
シーズン2 全話あらすじとネタバレ
シーズン3 全話あらすじとネタバレ
シーズン4 全話あらすじとネタバレ

ウエストワールド シーズン1
-第1話「目覚め」
-第2話「迷路」
-第3話「アーノルド」
-第4話「記憶の破片」
-第5話「逃避行」
-第6話「スパイの正体」
-第7話「だまし絵」
-第8話「遠い夢」
-第9話「蛇の道は蛇」
-第10話「アダムの創造」

ウエストワールド シーズン2
-第1話「夜への旅路」
-第2話「再会」
-第3話「実力と運」
-第4話「スフィンクスの謎かけ」
-第5話「アカネの舞」
-第6話「位相空間」
-第7話「エコルシェ」
-第8話「キオク」
-第9話「消失点」
-第10話「乗客」

ウエストワールド シーズン3
-第1話「怒れる神々」
-第2話「ウィンターライン」
-第3話「レハブアム」
-第4話「亡命者たちの母」
-第5話「Genre」
-第6話「Decoherence」
-第7話「Passed Pawn」
-第8話「Crisis Theory」

ウエストワールド シーズン4
-第1話「前兆」
-第2話「孤独な闘い」
-第3話「レザネフォール」
-第4話「世代劣化」
-第5話「荘子」
-第6話「再現性」
-第7話「回心」
-第8話「ケ・セラ・セラ」

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