ウエストワールド シーズン2 第10話 乗客 カウボーイごっこなんてもううんざりなのよ





出典:HBO

わけがわからないので、思わず2回見た。
そしたら第10話は1時間30分あった。

ウエストワールド S2E10 あらすじ

人類の敵と人類の味方が誕生したってことでどうでしょう・・・・・・

ウエストワールド S2E10 ネタバレと感想

ドロレス

ドロレスは、自殺したテディの頭から制御装置を取り出し、「彼方の谷」へ向かう。途中、自分が本当に人間かどうか確かめるため、腕を切り開いている黒服に出会った。落ちていた銃に細工をして彼に渡すと、黒服は怪物だが、谷へ行くには怪物が必要だといって二人で谷へ向かった。

ホストたち

ホストたちは亡霊の国の戦士たちに率いられて谷を目指していた。シャーロットたちは、メイヴの力をコピーしたクレメンタインを先頭に谷へ向かっていた。ヘクターやアーミスティスたちがメサハブに乗り込んでくる。救援部隊と戦闘になるが、復活したメイヴがバッファローの群れとともに現れ、救援部隊を一掃する。

ここのメイヴがかっこいい。

鍛冶場

バーナードは鍛冶場の入り口に到着する。そこに救援部隊が現れ、バーナードを保護しようとする。すると、ドロレスと黒服が駆けつけ、救援部隊を全滅させた。黒服は、鍛冶場への入り口を見ると、ドロレスを後ろから撃つ。しかしドロレスは倒れない。そして、黒服の銃が暴発し、右手を損傷して倒れる。

ドロレスが細工していたのはこれか。
しかし、ドロレスは谷へ行くには怪物(黒服)が必要だって言ってたけど、これ以降、黒服の活躍するシーンはなかった。救援部隊との戦闘のためだったのかなあ。怪物が何に必要だったのか、結局よくわからなかった。

鍛冶場の中へ入っていくバーナードとドロレス。そこではクローンホストが何かを作っている。ドロレスがいうには、ここには新世界への入り口があるらしい。しかしドロレスは新世界には興味がない。彼女の興味は人類の破滅であり、その方法が鍛冶場のシステムに隠されているという。ドロレスはピーターの制御装置をセットすると、バーナードとともにシステムにアクセスする。

システムに入ると、ローガンが現れる。システムが擬人化した姿だった。

なんでローガン?

システムはこれまで、人間の心を作り続けてきた。しかし心をホストに入れると壊れてしまう。だから、人間が決断を下す理由、意思のしくみを知りたかった。しかし結局、人間は決断を下していないことがわかった。人間は、ソースコードにすると10247行の単純なアルゴリズムにすぎなかった。

システムがなぜドロレスに協力するのか。それは、バーナード(というかバーナードを使ったフォードということかな)にそのように命じられたからだという。バーナードはこれまでに何度もここに来ていたらしい。そして、システムが人間の心を分析し、得られた知識をドロレスに提供するようにシステムに命じていた。本来ホストは外で生きることはできないが、ここの知識があれば、ドロレスは外の世界で生きることができるかもしれないとシステムは言った。

そして、バーナードはホストに2つの選択肢を用意していた。この世界に残るか、新世界を築くか。すると空間が割れ、「彼方の谷」の断崖に新世界への入り口が現れる。

メイヴやヘクター、アーミスティスたちも谷へ到着し、その割れ目を見ていた。しかし、ルッツやシルベスターたち、人間には見えない。

アキチタたち、亡霊の国の戦士に導かれ、割れ目をくぐるホストたち。彼らの肉体は谷底へ落ちていくが意識は割れ目を抜けて新世界へ入っていった。

それを見ていたドロレスは、新世界も偽りの世界だと言うと、バーナードとともに現実世界に戻ってくる。そして、人間の物語は読んだと言ってデータの消去を開始する。さらに、安全装置を稼働させると、鍛冶場の浸水がはじまる。

鍛冶場を破壊すれば、ホストの世界も破壊されるというバーナード。

そうなのか? よくわからないなあ。なんでホストの世界が破壊されることになるんだろう。

作られた世界は現実世界にかなわないというドロレス。なぜなら現実は取り替えがきかないから。
「カウボーイごっこなんてもううんざりなのよ」ドロレスが叫ぶ。
そういって人類への復讐心を高めるドロレス。このままではドロレスが人類を滅ぼすことになると考えたバーナードは、ドロレスの頭を撃ち抜いた。

彼方の谷

彼方の谷では、新世界への扉が開き、ホストたちが次々と扉を抜けていく。娘を探すメイヴ。そこへクレメンタインが現れる。クレメンタインがホストたちに近づくと、ホストたちは同士討ちをはじめた。アーミスティスがクレメンタインを狙撃する。しかしホストたちの乱闘は止まらなかった。

ホストたちが殴り合う中、娘を見つけるメイヴ。メイヴは「力」を使ってホストたちの動きを止め、アキチタに娘と今の母親を託す。アキチタに連れられ、母子は無事、扉を抜ける。しかしメイヴは警備隊の銃に倒れる。

メサハブ

ドロレスを撃ったバーナードはデータの消去を中止し、制御装置を取り外した。そして鍛冶場の外に出てくるが、その手には制御装置はなかった。外にはエルシーやシャーロットがいた。浸水がはじまっていることを知ったシャーロットは、計画をあきらめてメサハブに戻る。

メサハブに戻ると、エルシーが今後についてシャーロットと話していた。デロス社がこれまでやってきたことを社会的に明らかにするというエルシーをシャーロットは射殺する。

それを見ていたバーナードは、自分は何をすべきなのか悩む。フォードのソースコードを削除してしまったことを後悔し、フォードに助けを求めた。するとフォードが現れ、二人は「とあるホスト」を作り出す。その後、バーナードは、フォードはバーナードの記憶が生み出した想像上の存在だったことに気づく。二人で協力して作ったと思っていた「とあるホスト」は、バーナード自身の意思で作ったものだった。そして、ホストである自分のこれまでの行動を解析されないようにするため、記憶を分散し、海辺に横たわった(このあと、発見されるシーンが第1話の冒頭になる)。

しばらく後

シャーロットやストランド、バーナードたちが鍛冶場へやってくる。鍵であるピーターの制御装置を見つけたら解析し、衛星を使ってシステムのデータを本社に転送するつもりだ。すると、鍛冶場の中ではドロレスが頭を撃たれて死んでいた。そして、ドロレスの遺体に隠されていた制御装置をシャーロットが見つける。制御装置がシステムにセットされ、データを転送できる状態になる。しかし、データはゲストのものではなかった。それは、ホストのための新世界のデータだった。事態が飲み込めないストランドや技術者。すると、シャーロットがストランドに銃を向ける。彼女は、シャーロットの体を持ったドロレスだった。バーナードが作ったシャーロットに、ドロレスの制御装置を使うことでドロレスはよみがえったのだ。
ドロレスはその場にいた救援部隊やスタッフ全員を射殺し、テディの制御装置をセットして新世界に送った。そして、データの転送先を誰も知らない場所へ変更する。さらに、このままでは外の世界に連れて行けないといってバーナードを射殺した

ウエストワールドには回収部隊が到着し、生き残った人々の救出がはじまっていた。メイヴやヘクターの遺体が横たわっている。瀕死の黒服が運ばれてくる。ルッツとシルベスターは生き残り、救援作業の協力を求められていた。シャーロットの姿をしたドロレスは、本土へ戻るため、救命ボートに乗っていた。彼女のバッグには、5つの制御装置が入っていた。

どこか

目覚めるバーナード。目の前にはドロレスがいる。どうやらウエストワールドの外の世界。アーノルドの家のようだ。ホスト製造装置(3Dプリンタ?)が用意されている。バーナードはドロレスによって復活したのだった。

人類を絶滅させようとしているドロレス。それを食い止めようとするバーナード。ドロレスは、バーナードと理解しあえないことはわかっているが、生き残るためにお互いが必要だという。そして、シャーロットの姿をした誰かとどこかへ去っていく。

ED後

右手に大きな怪我を負った黒服が鍛冶場のエレベーターで降りてくる。しかしそこは、廃墟となった研究施設。エミリーが出迎える。
どのくらい経ったのかと尋ねる黒服に、エミリーは、ずいぶん時が流れたと応える。
そして、再現性を確かめるテストをするから椅子に座るようにいうのだった。
それを聞いて笑みを浮かべる黒服。

ウエストワールド シーズン2を終えて

感想

なんかシーズン1に輪をかけてややこしいドラマだった。シャーロットの中の人はドロレスだったなんてこと、途中でわかる人はいたのだろうか。
ショーグンワールドは日本が出てきておもしろかったけど、思ったより安っぽかったし、単なる寄り道、時間稼ぎにしか思えなかったな。アメリカ人が描く日本なんだから勘違いを悪くいうつもりはない。けど、もうちょっと本筋に絡んで欲しかった。

シーズン3はどうなる

シーズン3は人間の現実世界が舞台になるんだろうな。でもそうしたらもうウエストワールドじゃないんじゃないかという気もする。
人類対アンドロイドみたいな話になるんだろうけど、そのままだとありきたりな展開になりそうだからまたひねってきそう。でもややこしいのも困るなあ。
しかしホストは制御装置さえ残っていればよみがえるんだからやっかいだ。
このドラマでの現実世界がどうなっているのか見てみたいし、どんな戦いになるのか楽しみではある。

ピーターの制御装置に入っていたもの

シャーロット・ヘイルは、テレサを使って衛星通信でデータを外部へ送っていた。これはどんなデータを送っていたんだろう。もうよくわからない。そしてテレサが死んでしまったので、廃棄されていたピーター・アバナシーの体を使ってデータを運ぶことにした。運びだそうとしているデータについて、S1E8でシャーロットは、リー・サイズモアに対して、具体的にどんなデータなのかは明かしていないけど、35年分のデータだと言っている。そして、データが膨大だからハードドライブには入らないけどホストの空っぽの脳だったら容量がたっぷりあるから大丈夫。列車に乗せて外へ運び出すシナリオを作れみたいなことを言っていた。
そしてS1E10の惨劇が起こって、ピーターは行方不明になってしまう。シャーロットは必死に探すわけだけど、ピーターに入っているものはいつしか「暗号化キー」と呼ばれるようになっていた。「鍛冶場」のシステムにアクセスするための暗号化/復号化キー。鍵のデータがそんなに大きいのかなあ。実際、ドロレスはピーターの制御装置を使ってシステムにアクセスしたから鍵に違いはないと思う。
シャーロットやストランドが転送しようすると、制御装置に入っていたのは新世界のデータだった。ということは、新世界のデータそのものが鍵になっていたということでいいのだろうか。
ただいずれにせよ、デロス社がなぜこっそりデータを持ち出そうとしているのかわからない。自分たちが運営するパークで、自分たちが30年以上前から集めているデータを、移動させるのになんでこそこそしなくちゃならないんだろう。フォードが許可しなかった? それはあるかもしれないけど、理由がわからない。別にゲストのデータを外に持っていってもかまわないと思うんだよなあ。

データの転送先

ドロレスは、ホストと新世界のデータをデロス本社ではないどこか安全なところへ転送していた。どこかめぼしい場所が以前からあったってことだよね。それに、ちょっと考えてみると、データを転送してももとのデータは転送元に残るだろ。ということはコピーができちゃっているのかな。

ドロレスが運び出した制御装置

ドロレスは5個の制御装置を持ち出していた。誰のだろう。1個はバーナードのものだったから残り4個が不明。
あり得るのはピーターでしょ。アンジェラもゆりかご爆破していたけど制御装置は残っていた可能性は高い。フォードもあるだろうな。そもそもフォードはどこへ行ってしまったのか。ゆりかごはなくなったし、制御装置の中は大いにあり得るか。考えてみればドロレスはシャーロットになっていたんだから、ホストの遺体から制御装置を取り出すなんて簡単だっただろう。新世界へ行ってしまったホストは無理だろうけど、行かなかったメイヴやヘクター、アーミスティス、クレメンタイン。みんなあり得るか。

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