ゲーム・オブ・スローンズ シーズン8のあらすじとネタバレ 第3話「長き夜」 人類対異形 決着!夜の王

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写真出典:HBO

2011年、ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」は、何千年もの間姿を見せることのなかった異形ホワイトウォーカーが目撃されたところから始まりました。そして彼らがいよいよウィンターフェルに迫り、人類の存亡をかけた決戦がはじまります。率直なところストーリー的に人間側が勝つことはわかっているのですが、熾烈な戦いになることは必至です。どのようにして勝利をつかむのでしょうか。そして誰が物語から退場し、誰が生き残るのでしょうか。

ゲーム・オブ・スローンズ シーズン8 第3話「長き夜」を紹介します。

ゲーム・オブ・スローンズ シーズン8 第3話 あらすじ

タイトル:長き夜
初放送日:2019年4月28日
放送時間:81分

死者の軍団がウィンターフェルに現れます。兵士たちは、メリサンドルの炎の魔法やデナーリスとジョンの操るドラゴンの協力を得て奮戦しますが、倒してもよみがえる亡者たちを前に絶望いします。しかしアリアが夜の王にヴァリリア鋼の短剣を突き刺すと、夜の王の体は砕け散り、ホワイト・ウォーカーや亡者たちは崩れ落ちるのでした。

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ゲーム・オブ・スローンズ シーズン8 第3話 ネタバレ


写真出典:HBO

ウィンターフェル

ウィンターフェルの城壁には投石機が設置され、周りは防柵で囲まれています。城の前にはウェスタロスの騎士やエッソスのアンサリード、ドスラク騎兵たちが陣形を組み、暗闇を見つめます。すると、暗闇から馬に乗って何者かがやってました。紅の女メリサンドルです。メリサンドルが呪文を唱えると、ドスラク騎兵の剣に炎がともります。

炎の剣を掲げ、暗闇に向かって突撃する騎馬軍団。

諸侯や戦士たちが闇の先を見つめます。闇に飛び込んでいった炎の数は次第に減り、すべての明かりが消えます。

暗闇から突進してくる無数の亡者たち。兵士たちが迎え撃ちますが、亡者の波に飲み込まれていきます。

空から炎が落ちてきて亡者たちを炎が包みました。デナーリスとジョンがドラゴンに乗って亡者たちを焼き払いますが、次第に冷気が濃くなり、一面が吹雪に包まれると視界を奪われて苦戦します。

戦いは混戦となり、ジェイミーやブライエニーは必至に食い止めますが、圧倒的な物量の前に兵士たちは倒されていきます。そんな中エディソン・トリットはサムを守って亡者の餌食になります。

メリサンドルが城壁を囲む溝に炎を付けると亡者の侵攻が止まります。しかし亡者たちが次々と炎に飛び込んで炎の勢いを弱めると炎が分断。溝を越えて城壁に殺到します。城門は巨人の亡者に破壊されました。リアナ・モーモントが立ち向かいますが抵抗むなしく命を落とします。

空中ではデナーリスが乗るドロゴン、ジョンが乗るレイガル、夜の王が乗るヴィセーリオンが激しい戦いを繰り広げていました。ドラゴンどうしが激しく衝突すると、夜の王が落下します。地上に落ちた夜の王に向かってドロゴンが炎を浴びせますが効果はありません。夜の王が氷の槍を手にする、デナーリスとドロゴンは空中へ退散します。

夜の王を追って地上へ降りたジョンは、夜の王へ向かって突撃します。しかし、夜の王は静かに両手を掲げました。すると、辺りに横たわっていた死体が新たな亡者となって立ち上がります。

亡者は城内にも侵入し、各所で戦いが繰り広げられています。一人戦っていたアリアのところにサンダーとドンダリオンが助けに入りますが、ドンダリオンはついに命を落とします。

地下墓所にはサンサやティリオン、ヴァリスをはじめ女性や子どもたちが避難していました。しかし夜の王の力で、墓所の死体まで亡者となってよみがえります。

亡者に襲われていたジョンはデナーリスに助けられると、ブランの元へ向かいます。亡者の群れがデナーリスの乗るドロゴンにむらがります。ドロゴンが振り払うとデナーリスも地上に投げ出されました。亡者たちがデナーリスに襲いかかります。そこへジョラーが現れて亡者たちを切り払います。

神々の森

神々の森ではブランがおとりになり、シオンと鉄諸島の戦士たちが守っていました。しかし亡者の数に限りはなく、矢が尽きます。夜の王が現れると、シオンは突撃しますが返り討ちにあって命を落とします。

夜の王がついにブランに迫り、剣に手をかけました。そのとき、どこからか現れたアリアが夜の王に飛びかかります。アリアはヴァリリア鋼の短剣を抜くと、夜の王に突き刺しました。

次の瞬間、夜の王の体は砕け散り、すべてのホワイトウォーカーや亡者たち、ヴィセーリオンも崩れ落ちます。

人々は救われました。

しかし重傷を負ったジョラーはデナーリスの腕の中で息を引き取ります。メリサンドルは夜明けに向かって歩き出し、首飾りを外すと、本来の老いた姿に戻って息絶えます。

ゲーム・オブ・スローンズ シーズン8 第3話 感想

地下へ避難するようにサンサに警告するアリア。サンサにドラゴングラスの短剣を渡すと、サンサは使い方がわからないといいます。するとアリアは「尖った方で刺す」と教えます。この台詞はシーズン1 第1話で、アリアがジョンからニードルをもらったときに教わった言葉です。ここでその台詞が出てくるのか。いっきに過去が思い出されて感慨深いです。

死者を相手に戦うのに地下の墓所に逃げ込むというのもいかがなものでしょうか。墓所なんていかにも亡者の得意そうな場所じゃないですか。戦えない老人や女性、子どもたちはウィンターフェルではない場所へ避難した方がよかったのではないと思います。

しかし夜の王の目的がブランだなんて、戦いの前日にわかったのだから避難している時間はなかったともいえます。ブランはなぜもっと早くに夜の王の目的が自分だと明かさなかったのでしょう。

さて、この戦いで亡くなった主要人物は


エディソン・トリット


ベリック・ドンダリオン


ジョラー・モーモント


リアナ・モーモント


シオン・グレイジョイ


メリサンドル

です。主要キャラを容赦なく退場させるのがゲーム・オブ・スローンズですが、思ったより今後に影響のない人物が選ばれたように思えます。サンサやティリオンが死んでいたらどうなっていたことでしょう。

ホワイトウォーカー戦はこれで終わりかと思うとちょっと拍子抜けのところもあります。今回のエピソードだけを見れば、戦闘の連続で息をつかせぬ展開がとてもおもしろかったです。しかしなんといってもホワイトウォーカー戦ですからね。人類対異形。
シーズン1から危惧されてきた戦いが一晩の戦いで終わってしまったというのは残念です。
やはり一進一退の攻防を重ねて転戦を重ね、北部が焦土と化すぐらいの展開は見たかったです。ホワイトウォーカーとの戦いがいよいよはじまって欲しかったです。
でも終わってしまった。結構あっけない。

ドラゴンの炎でも死なない夜の王ですから、勝つにはあの方法しかなかったとは思います。しかし、夜の王もなんでのこのこ歩いてきたのでしょう。ブランなんかほかの亡者でも殺せたと思うのですが、やはり自分で手にかけたかったのでしょうか。

アリアが夜の王を倒すというのも考えてみれば身震いするシチュエーションです。
誰も倒せないと思っていた夜の王を倒したのは「誰でもないアリア」だったわけです。

さらにアリアが使った短剣は、暗殺者がブランの命を狙ったものです。その剣が周りに回ってブランの命を救ったというのも運命的なものを感じます。

そしてかつてメリサンドルは、アリアに向かって「茶色い目、青い目、緑の目の人を殺す」と予言しました。茶色い目はウォルダー・フレイでしょう。今回、青い目は夜の王だったことがわかります。すると残るは緑の目の人。誰でしょう。やはりあの女性でしょうか。

しかし、ヴァリリア鋼の武器はもっと活躍するかと思っていました。今回の戦いでもとくに目立つようなことはなかったので残念です。
ジオー・モーモントからジョン・スノウに受け継がれた「ロングクロウ」
ピーター・ベイリッシュからブラン、アリアへと伝わった「短剣」
スターク家に伝わるアイスから作られ、ジェイミーからブライエニーに伝わった「オウスキーパー」
アイスから作られたもう一振りはジョフリーからジェイミーに伝わった「ウィドウズウェイル」
ターリー家に伝わりサムからジョラー・モーモントへ受け継がれた「ハーツペイン」
ホワイトウォーカーを倒せる武器としてドラマでずっと語られてきたヴァリリア鋼の剣。夜の王を倒したのは確かに短剣でしたけど、思わせぶりだっただけにほかは影が薄すぎる。

あと結局よくわからなかったのは、ホワイトウォーカーは壁の北で今まで何をしていたのでしょう。

さあ、シーズン8は全6話なので残すところあと3話。サーセイ陣営と決着をつけると思いますが、どんな最後が待っているのでしょうか。

前:シーズン8 第2話

次:シーズン8 第4話

シーズン8全話あらすじ

 

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シーズン1 あらすじ
シーズン2 あらすじ
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シーズン5 あらすじ
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登場人物

-シーズン1 あらすじ
-第1話「ドラゴンの後継者」
-第2話「王弟」
-第3話「名を継ぐ者」
-第4話「ナロー・シーの王」
-第5話「われらは道を照らす」
-第6話「王女と王妃」
-第7話「ドリフトマーク」
-第8話「潮の主」
-第9話「翠の評議会」
-第10話「黒装の女王」

シーズン2
-シーズン2 あらすじ
-第1話「息子には息子を」
-第2話「レイニラ残酷王」
-第3話「燃える水車小屋」
-第4話「緋龍と金龍」
-第5話「摂政」
-第6話「市井の人々」
-第7話「血の収穫」
-第8話「不滅の女王」

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