登場人物たちの血縁関係がややこしく、名前も似ているどころか同じだったりして混乱します。中世ヨーロッパの国王もみなルイだったりシャルルだったりリチャードだったり、似たようなものだったのでしょう。HBOドラマ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」シーズン1の第8話「潮の主」のあらすじとネタバレを紹介します。
第8話あらすじ
コアリーズ・ヴェラリオンが海賊トライアーキーとの戦いで重症を負うと、後継者問題が浮上します。本来、レーナー・ヴェラリオンとレイニラ王女の次男ルケアリーズが後継者と決まっていました。しかしコアリーズの弟ヴェイモンドは反対します。ルケアリーズはレイニラ王女とハーウィン・ストロングの子どもであり、ヴェラリオンの血を引いていないためです。
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第8話「潮の主」
レイニラ王女とデイモンが結婚し(第7話)、ドラゴンストーンに拠点を移してから6年が経っていました。ドラゴンの卵を発見し、喜ぶデイモンのもとに知らせが入ります。
コアリーズ・ヴェラリオンが海賊トライアーキーとの戦いで負傷。回復の見込みはないため、ドリフトマークでは後継者の選定が急務となりました。もともとレーナー・ヴェラリオンとレイニラ王女の次男ルケアリーズが後継者とされてきましたが、出自を疑うヴェイモンドが反対し、自ら当主に名乗り出たのです。彼らは聴聞のため王都に呼ばれたといいます。
レイニラ王女たちはルケアリーズをヴェラリオン家の後継者に推しています。聴聞会に出席するため王都へやってくると、王宮の様子は以前とは違っていました。ターガリエン家の紋章は外され、七神正教の紋章が飾られています。国政は王の手であるオットー・ハイタワーと、王妃アリセント・ハイタワーによって仕切られていました。さらに父親ヴィセーリスはすっかり弱りはて、見る影もありません。
レイニラ王女は、聴聞会に備え、レイニスに子どもたち同士の結婚を申し出ます。ジェセアリーズとベイラ、ルケアリーズとレイナを結婚させようというものです。レイニスは、レイニラ王女にもアリセント王妃にも味方しないと告げます。
広間に関係者が集まり、ドリフトマークの継承権について聴聞会がはじまりました。ヴェイモンドが正当性を主張すると、国王ヴィセーリスが弱った体を引きずって現れます。ヴィセーリスは、レイニスの意見を求めました。レイニスは、ルケアリーズの継承権を認め、さらにレイニラ王女から持ち出された婚姻案に応じます。
ヴェイモンドは認めませんでした。レイニラの子どもたちを落とし子だといって侮辱すると、ヴィセーリスは舌を切り落とすように命じます。次の瞬間、デイモンがヴェイモンドの顔を斬り跳ねました。
晩餐会が開かれます。久しぶりに集まった親族を前に、ヴィセーリスは必死に和解を訴えました。
心を打たれたレイニラ王女は、高齢の父を支えてきたアリセント王妃を称えました。アリセント王妃も子を思う母としてレイニラ王女に共感。お互いを認め合います。
晩餐は和やかに進み、親族に平穏が訪れたかのようです。しかし不調を訴える王が退出すると、子どもたちは諍いはじめます。
アリセント王妃が退出した夫を見舞うと、ヴィセーリスは、うわ言のように、征服王エイゴン・ターガリエン(ターガリエン王朝の創始者)が残した予言「氷と炎の歌」を語り出します。アリセント王妃には、ヴィセーリスが何を言っているのかよくわかりません。ただ、エイゴンが王だという言葉を遺言と受け取ります。
王宮の様子がミサリアに伝わります。
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ゲーム・オブ・スローンズ関連情報
シーズン1 あらすじ
シーズン2 あらすじ
シーズン3 あらすじ
シーズン4 あらすじ
シーズン5 あらすじ
シーズン6 あらすじ
シーズン7 あらすじ
シーズン8 あらすじ
スターク家
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その他野人・ホワイトウォーカーなど
ハウス・オブ・ザ・ドラゴン関連情報
-シーズン1 あらすじ
-第1話「ドラゴンの後継者」
-第2話「王弟」
-第3話「名を継ぐ者」
-第4話「ナロー・シーの王」
-第5話「われらは道を照らす」
-第6話「王女と王妃」
-第7話「ドリフトマーク」
-第8話「潮の主」
-第9話「翠の評議会」
-第10話「黒装の女王」
シーズン2
-シーズン2 あらすじ
-第1話「息子には息子を」
-第2話「レイニラ残酷王」
-第3話「燃える水車小屋」
-第4話「緋龍と金龍」
-第5話「摂政」
-第6話「市井の人々」
-第7話「血の収穫」
-第8話「不滅の女王」
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