バラシオン家 | ゲーム・オブ・スローンズの相関図 ロバートが若いころのドラマが見たくなる

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「ゲーム・オブ・スローンズ」にはたくさんの登場人物が登場します。人間関係がややこしいので勢力ごとに相関図を作ってみました。ただ、物語が進むにつれて彼らの関係も変わってきます。なので、基本的には物語開始時点、シーズン1または登場時点での関係をもとにしています。

ここでは、ターガリエン王朝が滅ぶきっかけとなった「ロバートの反乱」を起こしたロバートがいるバラシオン家について紹介します。しかしながら、リアナ・スタークはそもそもロバートとなんか結婚したくなかったんだろうなという疑念がないわけでもありません。

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バラシオン家

概要


バラシオン家はエイゴン征服王の分家から起こったため、諸名家の中でもっとも新しい一族です。本拠地はストームズエンドです。

15年前、ロバート・バラシオンがターガリエン家に対して反乱を起こします。結果、スターク家、タリー家、アリン家、最終的にラニスター家の協力を得てターガリエン家を滅ぼし、ターガリエン家が所有していた王都キングズ・ランディングとドラゴンストーン諸島を手に入れます。ロバートは王都キングズランディングに拠点を移し、弟スタニスにはドラゴンストーンが、レンリーにはストームズエンドが与えられました。しかし末子のレンリーにバラシオン家の本拠地が与えられたため、スタニスはロバートのことをよく思わなくなります。

ロバート王の死後、ジョフリー王子が王位を継ぎます。しかし彼の出自を原因に、王位に異論を唱えたスタニスとレンリーが反乱を起こしました。スタニスはドラゴンストーンのバラシオン家として分家を起こし、レンリーはストームズエンドのバラシオン本家の当主となります。

バラシオン家の紋章はもともとは金色地に王冠をかぶった牡鹿です。
・バラシオン家

しかしジョフリー、スタニス、レンリーが対立したため、彼らはそれぞれ異なる紋章を使うようになります。

ジョフリーは、バラシオン家の金色と黒の牡鹿に、ラニスター家の赤と金色の獅子を組み合わせた紋章。
・バラシオン-ラニスター家

スタニスは赤く燃える心臓と王冠を抱く牡鹿の紋章。
・バラシオン-スタニス家

レンリーは緑地に金色の牡鹿の紋章です。
・バラシオン-レンリー家

標語

氏神は復讐の女神

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バラシオン家の人物


写真出典:HBO

サーセイ・バラシオン

ジェイミー・ラニスターの双子の姉。「ロバートの反乱」のあと、新王ロバート・バラシオンと結婚し、七王国の王妃となります。しかしロバート王を愛することも尊敬することもなく、弟ジェイミーと近親相姦関係にあります。3人の子どもはすべてジェイミーとの子どもです。

ロバート・バラシオン

若い頃は精悍な騎士でしたが、年を経てからは狩りと女遊びと酒が好きな太った男性として描かれています。エダード・スタークとともにアリン城で育ったため、エダードとは兄弟のような仲です。しかし実の兄弟であるスタニスレンリーとの関係はうまくいっていません。15年前、婚約者のリアナ・スタークがレイガー・ターガリエンと失踪しました。そのことがきっかけとなり、「ロバート」の反乱が起きます。ロバートはターガリエン王家を打ち破り、新たな王国を築きました。ラニスター家のサーセイを王妃に迎え、3人の子どもがいます。ロバート王は自分の子どもだと信じていますが、実はサーセイとジェイミーの間にできた子どもです。王になってからは、実の父親のように尊敬していたジョン・アリンを「王の手」に任命し、王国の統治を任せると享楽の日々を送っていました。ジョン・アリンがなくなったため、次の王の手としてエダード・スタークを頼るところから物語が始まります。

スタニス・バラシオン

ロバートの弟。レンリーの兄。拠点はドラゴンストーン。ロバート王の治世の海軍大臣です。「ロバートの反乱」では、スタニス率いる艦隊によりドラゴンストーンが陥落しました。この功績をたたえ、スタニスにはドラゴンストーン諸島が与えられます。しかしバラシオン家本来の拠点であり、豊かなストームズエンドがレンリーに与えられたことはスタニスにとって不満でした。ロバート王の死後、ジョフリーの出自を知ったスタニスは自ら王を名乗り、「五王の戦い」が起こります。

セリース・バラシオン

スタニスの妻。シリーンの母。

レンリー・バラシオン

ロバートスタニスの弟。拠点はストームズエンド。ロバート王の治世の法務大臣です。「ロバートの反乱」のときはまだ幼かったせいもあり特に功績はありません。長兄ロバートが王としてキングズ・ランディングに拠点を移し、次兄スタニスにドラゴンストーン諸島が与えられたため、バラシオン家本来の拠点であるストームズエンドはレンリーが引き継ぎました。ロバート王の死後、正当な後継を主張して「五王の戦い」に参戦します。マージェリー・タイレルと結婚し、タイレル家の指示を得ますが、マージェリーの兄ロラス・タイレルと愛人関係にあります。メリサンドルの呪術によって殺されます。

ジョフリー・バラシオン

バラシオン王家の第一子。ロバート王の世継ぎ。ロバート王は自分の子どもだと信じていますが、血は引いていません。サーセイジェイミーの子どもです。この事実を知ったことが、エダード・スタークの運命を変える原因の1つとなります。暴力的でサディスティックな性格をしています。

ミアセラ・バラシオン

バラシオン王家の第二子。「五王の戦い」が起こると、マーテル家の支持を集めるためドーンへ送られます。いずれマーテル家のトリスタンと結婚する予定です。

トメン・バラシオン

バラシオン王家の第三子。兄ジョフリーと対照的に優しい性格を持っています。

ジェンドリー

ロバート王の落とし子(私生児)。メリサンドルが儀式の生贄にしようとしますが、ダヴォスによって脱出させられます。

シリーン・バラシオン

スタニスの娘。体が次第に石化する「灰鱗病」にかかっています。

小評議会の人物

「小評議会」は、王国を統治するため、王によって任命され、王に助言する集団のことです。

ジョン・アリン

ロバート・バラシオン治世の「王の手」。ロバート・バラシオンとエダード・スタークの里親。15年前、エイリス王がロバートとエダードの処刑を命じたため反乱を起こします。そのとき、タリー家の協力を得るため、年の離れたライサと結婚しました。

パイセル

長い間、七王国に仕えてきたグランドメイスター。高い知性を持っていますが、老齢による衰えは隠せません。

ピーター・ベイリッシュ

ロバート・バラシオン王治世の大蔵大臣。通称「リトルフィンガー」。キングズランディングにある売春宿を使って情報を操作します。もともとの領地は「アリンの谷間」にある小さく貧しいフィンガーズ岬です。里子としてタリー家に預けられていたとき、身長が低く、貧しい土地の出身であったことから、エドミュア・タリーに「リトルフィンガー」と呼ばれるようになりました。彼は次第にキャトリン・タリーに恋するようになり、キャトリンの許嫁であったブランドン・スタークに決闘を申し込みますが敗れました。また、ライサ・タリーに愛されるようになり、彼女を身ごもらせたため追放されました。ライサは堕胎させられますが、以降もずっとピーターを愛し続けていたため、夫となったジョン・アリンに頼んでピーターを王国の役職に就けさせました。

ヴァリス

ロバート・バラシオン王治世における諜報大臣。通称「スパイダー」。肥満体で禿頭の宦官。「小鳥たち」と呼ぶスパイを各地に配し、王国はてはエッソスの情報をも集めます。

バラシオン家の関係者

ジェイミー・ラニスター

サーセイ・バラシオンの双子の弟。15歳のとき、史上最年少でエイリス・ターガリエン王の「王の盾」に選ばれます。「ロバートの反乱」が起こると、父タイウィン・ラニスターがキングズランディングに侵攻してきました。エイリス王が街を焼きつくす命令を下すと、ジェイミーは市民を助けるために王を殺します。彼が王を殺した理由は人々に知られないまま、「王殺し(キングスレイヤー)」の蔑称のみが知られることになります。父や姉と違って弟ティリオンの知性を認め、敬意を払っています。姉サーセイとは近親相関関係にあり、ロバート王の子とされている3人の子どもはすべてジェイミーとサーセイの子どもです。

サンダー・クレゲイン

グレガー・クレゲインの弟でラニスター家の家臣。主人の命令であれば人殺しも平気で行うため「ハウンド」と呼ばれています。子どもの頃、兄グレガーに頭を火鉢に押し付けられて顔に火傷を負ったため、兄を憎み、火を恐れるようになりました。

ダヴォス・シーワース

スタニス・バラシオンの家臣。もともと密輸業者。「ロバートの反乱」のとき、兵糧攻めにあっていたストームズエンドに食料を運び込み、スタニスを助けました。その功績で騎士に叙任されます。ダヴォスが運び込んだ食料の多くが玉葱だったため、「玉葱の騎士」とも呼ばれます。

メリサンドル

ウェスタロスでは少数派とされる「光の王」に仕える祭司。数年前、布教のためエッソスからドラゴンストーンにやってきました。スタニスを勝利に導くため、奇怪な呪術を使います。

ロラス・タイレル

メイス・タイレルの息子。マージェリー・タイレルの兄。馬上試合の名手で、「花の騎士」と呼ばれます。男色家でレンリー・バラシオンと愛人関係にあります。

ブライエニー・タース

レンリー・バラシオンの家臣。ストームズエンドの東に浮かぶタース島の出身。バラシオン家に仕えていますが、スターク家のキャトリンサンサを護衛することになります。

ハイスパロー

ウェスタロスで広く信仰されている「七神正教」の狂信者集団「雀」の指導者です。「雀聖下」と書いて「ハイスパロー」と読みます。のち七神正教最高位のハイセプトンになります。

各勢力

アリン家
グレイジョイ家
スターク家
ターガリエン家
タイレル家
タリー家
ナイツウォッチ
バラシオン家
ボルトン家
フレイ家
マーテル家
ラニスター家

ゲーム・オブ・スローンズ関連情報

当ブログでは、「ゲーム・オブ・スローンズ」および「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」の登場人物や世界地図などの情報を紹介しています。

以下にまとめていますのでご興味いただけたらご参照ください。

関連記事 一覧

ゲーム・オブ・スローンズ

世界地図

登場人物
登場人物の最後

シーズン1 あらすじ
シーズン2 あらすじ
シーズン3 あらすじ
シーズン4 あらすじ
シーズン5 あらすじ
シーズン6 あらすじ
シーズン7 あらすじ
シーズン8 あらすじ

スターク家
グレイジョイ家
タリー家
アリン家
ラニスター家
タイレル家
バラシオン家
マーテル家
ターガリエン家
ボルトン家
フレイ家
ナイツウォッチ
その他野人・ホワイトウォーカーなど

ウェスタロスの歴史

ロバートの反乱について

ウェスタロスの宗教

ハウス・オブ・ザ・ドラゴン

登場人物

-シーズン1 あらすじ
-第1話「ドラゴンの後継者」
-第2話「王弟」
-第3話「名を継ぐ者」
-第4話「ナロー・シーの王」
-第5話「われらは道を照らす」
-第6話「王女と王妃」
-第7話「ドリフトマーク」
-第8話「潮の主」
-第9話「翠の評議会」
-第10話「黒装の女王」

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