ハウス・オブ・ザ・ドラゴン シーズン1のあらすじとネタバレ

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HBOドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の前日譚を描く「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」シーズン1のあらすじを紹介します。

「ゲーム・オブ・スローンズ」のおよそ200年前のウェスタロス大陸が舞台です。ターガリエン家のエイゴン1世による征服からおよそ100年が過ぎ、王国は第5代国王ヴィセーリス1世によって統治されています。これまでに大きな争いもないままウェスタロスは安定していました。しかしヴィセーリス1世の王妃が世継ぎの男児を産まないまま他界。残されたレイニラ王女が王位継承者に指名されますが、これまで女王が即位した例はありません。王の再婚相手アリセント王妃が男児を産むと、王位後継者問題が浮上します。

当ブログでは、各話ごとのあらすじも紹介しています。ご興味いただけた場合は、下の方のリンクから参照ください。

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シーズン1のあらすじ

ウェスタロス大陸がドラゴンを操る一族ターガリエン家に征服されておよそ100年。南部でドーンが独立していることを除けば、王国では穏やかな時代が続いていました。

そんな中、第5代国王ヴィセーリス1世の王妃が男性の後継者を残さないまま他界します。王には一人娘のレイニラ・ターガリエン王女しかいません。王国に女王が誕生した例はありませんでしたが、ヴィセーリス1世はレイニラ王女を王位継承者として宣言。諸侯たちはレイニラ王女に忠誠を誓います。

レイニラ王女が王位継承者に任命されましたが、男児の誕生を望む声は大きく、王には体裁的にも王妃が必要でした。ヴィセーリス1世は、アリセント・ハイタワーと再婚します。

国王ヴィセーリス1世と王妃アリセントとの間にエイゴン王子が誕生。待望の男児の誕生に諸侯たちは喜びますが、継承権を持つレイニラ王女の心境は複雑です。国王は、レイニラ王女に継承権を奪うようなことはしないと誓い、王女が結婚して王国を安定させるように促します。

18歳になったレイニラ王女は、誰と結婚することが王国のためになるのか思い悩んでいました。叔父デイモン・ターガリエンは、結婚と恋愛は別だと諭します。

レイニラ王女が結婚の意志を固めると、国王ヴィセーリス1世は、王女とヴェラリオン家のレーナー・ヴェラリオンの婚儀をまとめました。ヴェラリオン家はターガリエン家の親戚であり、2人の結婚によって一族の結束が強くなったかのように見えます。

そして10年が過ぎました。レイニラ王女は3人の王子の母となり、子どもたちの父親はレーナーとされています。しかし本当の父親はハーウィン・ストロングでした。レーナーは同性愛者であり、レイニラ王女との間に子どもはできませんでした。しかし事前にわかっていたことであり、お互い自由な恋愛を同意した上での結婚です。

レイニラ王女の子どもたちの実の父親であるハーウィンのストロング家は、強大な軍事力を持つ一族です。将来、レイニラ王女とアリセント王妃が争うようなことになれば、ハーウィンはレイニラ王女に味方するでしょう。アリセント王妃を支持するラリス・ストロングは、父親ライオネルと兄ハーウィンを暗殺します。

そのころ、デイモン・ターガリエンはレーナ・ヴェラリオンと結婚し、2人の娘を授かっていました。レーナは3人目の子どもを授かりますが、状態が悪く、母子ともに亡くなります。

レーナが悲運の死を遂げると、乗り手のいなくなったドラゴン・ヴァーガーを、アリセント王妃の次男エイモンド・ターガリエンが手懐けてしまいます。ヴァーガーは本来、ヴェラリオン家に受け継がれるはずでした。レーナの長女ベイラと次女レイナがエイモンドと言い争いになります。レイニラ王女の長男ジャセアリーズと次男ルケアリーズが姉妹に加勢。ルケアリーズは短刀で切りかかり、エイモンドは左目を失います。

レーナーは子どもたちを心配します。血はつながっていませんが、良い父親でした。しかし王位継承者の夫としての威厳に欠けています。レイニラ王女は、レーナーを暗殺されたことにすると、恋人とともにエッソスへ逃しました。そして叔父デイモンと結婚します。

レイニラ王女とデイモンが結婚し、ドラゴンストーンに拠点を移してから6年が経ちました。

ヴェラリオン家の当主コアリーズ・ヴェラリオンが海賊との戦いで瀕死と伝わります。ヴェラリオン家の後継者を決めるため一族が王都に集まると、レイニラ王女は、ジェセアリーズとルケアリーズの兄弟を、デイモンとレーナの娘であるベイラ、レイナ姉妹と結婚させ、結束を固めます。

久しぶりに一族が集まることになりましたが、レイニラ王女の子どもたちとアリセント王妃の子どもたちが諍いをはじめました。レイニラ王女は、子どもたちを連れてドラゴンストーンへ戻ります。

その夜、アリセント王妃が高齢と病に弱った国王を見舞うと、ヴィセーリス1世は、ターガリエン家に伝わる予言をうわ言のように語り出しました。アリセント王妃には意味がわかりません。しかし王の言葉に登場する「約束された王子エイゴン」とは、息子エイゴンが継承者という意味ではないでしょうか。王の遺言です。

国王ヴィセーリス1世が亡くなりました。急遽、小評議会が開かれると、箝口令が敷かれます。王の手オットー・ハイタワーは、アリセント王妃の聞いた王の言葉に従って孫エイゴンの王位を主張。諸侯たちにエイゴンへの忠誠を強要しました。

ヴェラリオン家の後継者を決めるため王都を訪れていたコアリーズ・ヴェラリオンの妻レイニス(ヴィセーリス1世のいとこ)は、監禁されていましたが脱出。ドリフトマーク城に戻ると、ヴィセーリス1世の崩御とアリセント王妃の息子エイゴン王子がエイゴン2世として即位したことを伝えます。

レイニラ王女も女王として即位しますが、戦いを起こすつもりはありません。ターガリエン家は、エイゴン1世の予言に備え、団結して王土の守りを固めなくてはなりません。しかし戦いに備えておく必要はあります。海賊との戦いで重傷と伝えられていたコアリーズ・ヴェラリオンも戻ってきました。海の備えは万全です。あとは、去就のわからない諸侯を味方につけたいところです。子どもたちを使者として諸侯のもとへ向かわせます。

ルケアリーズが使者としてストームズエンドへやってくると、エイモンド王子がバラシオン家と話をまとめたあとでした。交渉が決裂し、ドラゴン・アラックスで帰路へつくルケアリーズを、ドラゴン・ヴァーガーに乗ったエイモンドが挑発します。ヴァーガーに怯えたアラックスが炎で威嚇すると、ヴァーガーは興奮し、ルケアリーズもろともアラックスを食いちぎりました。

戦いを避けたいと考えていたレイニラ女王のもとに、ルケアリーズの死が伝わります。

ゲーム・オブ・スローンズ関連情報

当ブログでは、「ゲーム・オブ・スローンズ」および「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」の登場人物や世界地図などの情報を紹介しています。

以下にまとめていますのでご興味いただけたらご参照ください。

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ゲーム・オブ・スローンズ

世界地図

登場人物
登場人物の最後

シーズン1 あらすじ
シーズン2 あらすじ
シーズン3 あらすじ
シーズン4 あらすじ
シーズン5 あらすじ
シーズン6 あらすじ
シーズン7 あらすじ
シーズン8 あらすじ

スターク家
グレイジョイ家
タリー家
アリン家
ラニスター家
タイレル家
バラシオン家
マーテル家
ターガリエン家
ボルトン家
フレイ家
ナイツウォッチ
その他野人・ホワイトウォーカーなど

ウェスタロスの歴史

ロバートの反乱について

ウェスタロスの宗教

ハウス・オブ・ザ・ドラゴン

登場人物

-シーズン1 あらすじ
-第1話「ドラゴンの後継者」
-第2話「王弟」
-第3話「名を継ぐ者」
-第4話「ナロー・シーの王」
-第5話「われらは道を照らす」
-第6話「王女と王妃」
-第7話「ドリフトマーク」
-第8話「潮の主」
-第9話「翠の評議会」
-第10話「黒装の女王」

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