写真出典:HBO
4話までのできごとを整理します。
王都で王の手ジョン・アリンが亡くなりました。国王ロバートは、親友のエダード・スタークを新たな王の手に任命するため、家族を連れて北部を訪れます。
エダード・スタークの妻キャトリンの元に手紙が届きます。差出人は妹ライサ。彼女は亡くなったジョン・アリンの妻です。手紙には、ジョン・アリンはラニスター家によって暗殺されたと記されていました。ラニスター家は王妃サーセイの実家です。エダードは、王国に起こっている事件を解決するため、王の手に就任することを承諾します。
そして、エダードの息子ブラン・スタークが塔から落下しました。彼は一命を取り止めますが、意識は戻りません。落下はブラン自身が起こした事故として扱われます。
エダードが国王一家とともに王都へ旅立つと、意識の戻らないブランの命を暗殺者が狙います。ブランは助かりますが、キャトリンは事件性を疑います。
ブランが落下した塔をキャトリンが調べると、金髪が落ちていました。ラニスター家は金髪、碧眼の一族として有名です。また、暗殺者が使った短剣は、一般の人では持つことができないような高価なものでした。
ブランの落下は事故ではなく、ラニスター家の関与を確信したキャトリンは、そのことをエダードに直接知らせるため王都へ向かいます。そしてピーター・ベイリッシュからの情報により、短剣がティリオン・ラニスターのものであることがわかりました。
ジョン・アリンの死について調査を続けるエダードは、ジョン・アリンが生前、諸名家の身体的特徴や血統などについて調べていたことを知ります。そして「ジョンが町の鍛冶屋を何度か訪れていたこと」「ジョン・アリンの従者だったヒューが、ジョンの死後、従者から騎士に昇格したこと」を突き止めました。そこでジョンが訪ねていたという鍛冶屋を訪ねると、国王ロバート王の落とし子ジェンドリーを発見します。しかし、話を聞こうとしていたヒューは馬上槍試合で殺されてしまいました。
一方、王都から北部へ戻るキャトリン・スタークと、北部から王都へ戻るティリオン・ラニスターが街道の宿で遭遇。キャトリンは息子ブランを暗殺しようとした罪でティリオンを捕らえます。
ゲーム・オブ・スローンズ シーズン1 第5話 あらすじ
タイトル:狼と獅子
初放送日:2011年5月15日
放送時間:55分
王国に、デナーリス・ターガリエンが妊娠したという知らせが入ります。ロバート王が小評議会に暗殺を命令すると、暗殺に反対するエダードは王の手を辞任します。
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ゲーム・オブ・スローンズ シーズン1 第5話 ネタバレ
王都
エダードは馬上槍試合でグレガーに殺された騎士ヒュー(シーズン1第4話)の死を不審に思い、対戦相手がどうやって決められたのかを確認します。王の盾総帥を務めるバリスタン・セルミーは、対戦相手はクジによって決められたといいます。
馬上槍試合では、グレガー・クレゲインとロラス・タイレルの決勝戦が行われます。グレガーは最強の戦士と噂されますが、ロラスの勝利に終わりました。ロラスが発情した牝馬に乗っていたため、グレガーの馬がいうことを聞かなかったのです。ロラスの作戦です。タイレル家は、策略や駆け引きに長けた一族でした。
グレガーは負けたことに激怒し、自分が乗っていた馬の首をはねるとロラスに襲いかかります。そこへグレガーの弟サンダー・クレゲインが助けに入り、二人は剣で戦い合いますが、ロバート王が争いを止めました。
その後諜報大臣のヴァリスがエダードを訪ね、ジョン・アリンは毒殺されたこと、王の身にも危険が迫っていることを警告します。
そのころ、剣の修行の一環として猫を追っていたアリアは、地下へ迷い込みました。そこで密会する二人の男の会話を聞いてしまいます。ヴァリスとイリリオなのですが、アリアにはわかりません。
ヴァリスがスターク家とラニスター家が一触即発の状態だと警告すると、イリリオは今戦争になっても困るので王の手を殺すといいます。
何について話をしているのかアリアにはわかりませんでしたが、「王の手」とは父親エダード・スタークのことです。見聞きしたことをエダードに知らせます。そこへヨーレンがやってきました。ヨーレンはティリオンとともに北部から王都へやってきましたが、ティリオンがキャトリンに捕まったことを急いで知らせに来たのです。
その後、ロバート王が小評議会を招集します。諜報大臣のヴァリスからデナーリスの妊娠が伝わったのです。情報源はジョラー・モーモントでした。ロバート王はデナーリスの暗殺を命じます。小評議会は賛同しますが、エダードは罪のないデナーリスを殺すことに反対し、王の手を辞任します。
ロバート王が私室に戻ると、王妃サーセイがやってきました。サーセイは、ロバートにリアナ・スタークのことを聞きます。サーセイがリアナについて聞くのは結婚して以来はじめてのことでした。彼女のことを気にしていると知られるのが嫌だったので話題にしなかったといいます。しかしもうリアナに関心はありません。ロバートは、かつてリアナ・スタークを愛していましたが、今では顔も思い出せないといいます。それを聞いたサーセイは、かつて二人にはじめて子どもができたとき、ロバートを愛していたと打ち明けます。しかしはじめての子どもはすぐに失いました。
「最初の子を失ったあと、しばらくの間は、私たちにいい関係になれた瞬間はあったのかしら」
「ないな。今ので気は晴れたか、逆か」
「何も感じない」サーセイはそういうと部屋を去ります。
王の手を辞任したエダードが北部へ帰るため荷物をまとめていると、ピーター・ベイリッシュがやってきました。ジョン・アリンが最後に会った人物の元に案内するといいます。ベイリッシュの経営する娼館へエダードが案内されると、乳児を抱いた女性が待っていました。乳児はロバート王の落とし子だといいます。王の落とし子は鍛冶屋の職人ジェンドリーだけではありません。たくさんいます。ではジョン・アリンは何を調べていたのでしょうか。
エダードが娼館から出てくると衛兵たちが館を囲んでいました。そこへ馬に乗ったジェイミー・ラニスターが現れます。ティリオンがキャトリンによって捕らわれたことを問いただすと、エダードは自分が命じたといいます。それを聞いたジェイミーは、衛兵たちにエダードを捕らえるように命じました。ジョリー・カッセルが止めに入ると、ジェイミーに刺し殺されてしまいます。エダードも剣を構え、ジェイミーと一騎打ちがはじまりました。しかしなかなか勝負が付きません。衛兵の一人が後ろからエダードの足を槍で突き刺し、エダードは崩れます。ジェイミーは馬で去りました。
谷間
ティリオンを捕らえた(シーズン1第4話)キャトリンは、ウィンターフェルではなく、谷間(ヴェイル)と呼ばれる地域へ向かっていました。ヴェイルはアリン家の領地ですが、故ジョン・アリンの妻ライサはキャトリンの妹です。ライサは夫ジョン・アリンが亡くなると王都を離れ、息子と共に居城のアイリー城へ引きこもっていました。
近年のライサを知るティリオンは、彼女は病んでいることを教え、自分は無実であると主張します。そこへ蛮族が現れて一行を襲いました。ティリオンは隙を見て逃げることもできましたがキャトリンを助けます。
キャトリンたちがアイリー城に着くと、姉妹は再会します。しかし夫を失ったライサの振る舞いは狂気じみており、息子を偏愛する姿にキャトリンは驚きます。そしてライサは姉がラニスター家の人間を連れてきたことを激怒し、断崖につくられた独房スカイセルにティリオンを閉じ込めます。
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ゲーム・オブ・スローンズ関連情報
シーズン1 あらすじ
シーズン2 あらすじ
シーズン3 あらすじ
シーズン4 あらすじ
シーズン5 あらすじ
シーズン6 あらすじ
シーズン7 あらすじ
シーズン8 あらすじ
スターク家
グレイジョイ家
タリー家
アリン家
ラニスター家
タイレル家
バラシオン家
マーテル家
ターガリエン家
ボルトン家
フレイ家
ナイツウォッチ
その他野人・ホワイトウォーカーなど
ハウス・オブ・ザ・ドラゴン関連情報
-シーズン1 あらすじ
-第1話「ドラゴンの後継者」
-第2話「王弟」
-第3話「名を継ぐ者」
-第4話「ナロー・シーの王」
-第5話「われらは道を照らす」
-第6話「王女と王妃」
-第7話「ドリフトマーク」
-第8話「潮の主」
-第9話「翠の評議会」
-第10話「黒装の女王」
シーズン2
-シーズン2 あらすじ
-第1話「息子には息子を」
-第2話「レイニラ残酷王」
-第3話「燃える水車小屋」
-第4話「緋龍と金龍」
-第5話「摂政」
-第6話「市井の人々」
-第7話「血の収穫」
-第8話「不滅の女王」
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