写真出典:HBO
第1話では、国王ロバート・バラシオンが信頼していた「王の手」(国務大臣)ジョン・アリンが謎の死を遂げます。また、王国をかつて支配していた一族の生き残りが海の向こうで活動をはじめました。治世に不安を抱く国王ロバートは親友エダード・スタークの協力を得るため彼を訪ねます。そしてエダードの息子ブランが塔から落ちるという事件が起きました。
引き続き第2話を見ていきます。
ゲーム・オブ・スローンズ シーズン1 第2話 あらすじ
タイトル:王の道
初放送日:2011年4月24日
放送時間:56分
エダード・スタークは「王の手」に就任するため娘たちとともに王都へ、ティリオン・ラニスターはジョン・スノウの一行に加わって壁に向かいます。そして人々が旅立ったウィンターフェルでは、ブランが何者かに命を狙われます。
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ゲーム・オブ・スローンズ シーズン1 第2話 ネタバレ
北部
酔ったまま馬小屋で寝ていたティリオンの元へジョフリーが起こしに来ました。国王一家が王都へ帰ることを伝えます。
ティリオンはジョフリーにスターク夫妻を見舞うように忠告します。スターク家のブランは塔から落ちた(シーズン1第1話)あと、一命を取り留めました。しかし昏睡状態が続いており、スターク夫妻は気を落としていたからです。
しかしジョフリーは反抗的でした。ティリオンがジョフリーのほほを叩いて叱ると、ジョフリーは捨て台詞を残して去ります。様子を見ていたサンダー・クレゲインは、「プリンスはきっと忘れないぞ」と忠告します。
ティリオンが部屋に入ると、王妃サーセイと王の子どもたち、騎士ジェイミーが朝食を取っています。国王の姿はありません。
話題はブランのことになり、ティリオンはブランが意識を取り戻したら何を話すかに興味を持っていました。ティリオンの言葉に不安を抱いたサーセイは、ブランを見舞うとキャトリンを慰め、過去に幼い黒髪の子どもを失った経験を語って涙を流します。
そのころ、父エダードとともに王都へ向かうための荷造りしているアリア・スタークの元へジョン・スノウがやってきました。ジョンがナイツウォッチ(冥夜の守人)になったら次はいつ会えるかわかりません。
ジョンは餞別として細身の剣をアリアにプレゼントします。アリアは喜び、姉サンサが持つ裁縫針にちなんで剣に「ニードル(針)」と名付けました。
人々がウィンターフェルを旅立ちます。サンサ、アリアの二人の娘はエダードについて王都へ、ジョンはナイツウォッチの拠点カースルブラック(黒の城)を目指します。別れ道に差し掛かると、ジョンはエダードに別れを告げました。母親を知らないジョンが母親について尋ねると、エダードは今度会ったら話そうといいます。
王都へ向かう途中、休憩するロバート王とエダードはかつて起こした反乱を回想します。話は戦いの合間に知り合った女性たちのことになり、エダードがウィラという女性との間に落とし子ジョンをもうけました。
そこへ早馬が駆けつけ、ターガリエン家の生き残りであるデナーリスがドスラク人の首長カール・ドロゴと結婚したことが伝わります。10万の騎馬軍団を従えるドロゴの兵力を王が不安視すると、エダードは船がない限り攻めてくることはないと勇気づけます。
北部:ウィンターフェル
ブランの看病を続けるキャトリンの元へメイスターのルーウィンがやってきました。
領主エダードが王都へ向かってしまったため、代わりに政務を取り仕切る人物などの人選が急務です。しかしキャトリンは盲目的にブランを看病し、ルーウィンの言葉に関心を示しません。ロブが代理を申し出ると、外で火事騒ぎが起こりました。ロブとルーウィンが現場へ向かいます。
部屋に残されたブランとキャトリン。突然男が現れ、ブランに短剣を向けました。火事騒ぎを起こし、家人がいなくなったすきに何者かがブランの命を狙ってきたのです。キャトリンが必死で食い止めようとしますが、女性の力ではかないません。するとダイアウルフが男に飛びかかり男の首を掻き切ります。スターク家の子どもたちに与えられたダイアウルフ(シーズン1第1話)の一匹で、ブランが飼い主です。名前はサマーといいます。
後日、キャトリンがブランが落下した塔を調べると、床に落ちている金色の髪の毛を発見しました。金髪はラニスター家の特徴です。ブランの転落にはラニスター家が関係しているに違いありません。さらに、ブランの命を狙った刺客が使った短剣は、刃はヴァリリア鋼、柄はドラゴンの骨でできている貴重品であることがわかります。
ウィンターフェルに残された人々は、事態をエダードに知らせることにします。しかし使い鴉を使うと途中で第三者に手紙が見られてしまうかもしれません。そこで、キャトリンが直接エダードの元へ向かい、ロドリックが護衛することになりました。
北部:壁への途中
ジョンはナイツウォッチになるため、叔父のベンジェンとともにナイツウォッチの拠点カースルブラックへ向かっています。途中、犯罪者たちが合流してきました。ナイツウォッチはかつては名誉ある職でしたが、ホワイトウォーカーはもはや伝説の存在であり、志望者はほとんどいません。今では犯罪者の入隊も許しているのです。
カースルブラックへ向かう一行には、ラニスター家のティリオンも同行していました。国王や姉サーセイ、兄ジェイミーたちは王都へ帰りましたが、好奇心の強いティリオンは壁に興味があったのです。
北部:王都への途中
宿泊地を散歩していたサンサは、不気味な男とすれ違います。彼が処刑人のイリーン・ペインであることをサンダーから教わります。
その後、辺りを散策していたジョフリーとサンサは、棒を剣に見立て、剣術の練習をしているアリアとマイカーに遭遇。ジョフリーは二人をからかい、本物の剣を抜いてマイカーの顔に傷を付けました。怒ったアリアが棒でジョフリーを叩くと、興奮したジョフリーがアリアに剣を向けます。主人の危機を察知したアリアのダイアウルフ・ナイメイリアが、ジョフリーの腕に噛み付きました。
アリアとナイメリア、マイカーは逃げ去ります。
夜、ジョリー・カッセルがエダードを呼びに来て、アリアが見つかったといいます。
エダードがジョリーに連れられてくると、王や家臣が集まる中、アリアが王の前に立たされていました。事件についてジョフリーは、アリアとマイカーが棒で狼をけしかけたといいます。サンサが証言を求められると、一瞬のことだったので何も見ていないと答えます。その場にいてすべて見ていたはずの姉がジョフリーをかばったため、アリアは怒って姉をののしりました。
ロバート王は、子どもの喧嘩として片付けようとしますが、王妃サーセイの怒りは静まりません。ダイアウルフの処分を要求します。アリアが飼っているナイメリアはどこかへ逃げてしまったので、サンサのダイアウルフ・レディが処刑されることになりました。サンサはレディは何もしていないと泣き叫びますが、事態を収拾するには仕方ありませんでした。
サーセイは処刑人にレディを処刑させようとしますが、エダードはそのことを許さず、せめて自分の手で処罰することにします。エダードがレディの元へ向かうと、血まみれになったマイカーを馬に乗せて運ぶサンダー・グレゲインとすれ違います。
レディの元へやってきたエダードは、静かに短剣を抜くとレディの息の根を止めます。
レディの悲しいうめき声が響くと、ウィンターフェルではブランの意識が戻りました。
エッソス
騎馬民族ドスラク人の集団が列を作ってどこかへ向かっています。デナーリス・ターガリエンは、下女ドリアから男を喜ばせる技術を教わり、ドスラク人の言葉を覚えようとしていました。そして、ドスラク語で王妃を意味する「カリーシ」と呼ばれるようになります。
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ゲーム・オブ・スローンズ関連情報
シーズン1 あらすじ
シーズン2 あらすじ
シーズン3 あらすじ
シーズン4 あらすじ
シーズン5 あらすじ
シーズン6 あらすじ
シーズン7 あらすじ
シーズン8 あらすじ
スターク家
グレイジョイ家
タリー家
アリン家
ラニスター家
タイレル家
バラシオン家
マーテル家
ターガリエン家
ボルトン家
フレイ家
ナイツウォッチ
その他野人・ホワイトウォーカーなど
ハウス・オブ・ザ・ドラゴン関連情報
-シーズン1 あらすじ
-第1話「ドラゴンの後継者」
-第2話「王弟」
-第3話「名を継ぐ者」
-第4話「ナロー・シーの王」
-第5話「われらは道を照らす」
-第6話「王女と王妃」
-第7話「ドリフトマーク」
-第8話「潮の主」
-第9話「翠の評議会」
-第10話「黒装の女王」
シーズン2
-シーズン2 あらすじ
-第1話「息子には息子を」
-第2話「レイニラ残酷王」
-第3話「燃える水車小屋」
-第4話「緋龍と金龍」
-第5話「摂政」
-第6話「市井の人々」
-第7話「血の収穫」
-第8話「不滅の女王」
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ヴァイキング 〜海の覇者たち
伝説的なヴァイキングの王ラグナル・ロズブロークの活躍を描いたドラマです。ゲーム・オブ・スローンズのような血なまぐさい戦闘シーンも見ものですが、史実にもとづいた中世北欧の生活や文化も興味深いです。
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ウィッチャー
ポーランドの作家アンドレイ・サプコフスキによるダークファンタジー小説を原作としたNetflixのオリジナルドラマです。Playstation4/Nintendo Switchから発売されているゲーム「ウィッチャー3」も人気があります。