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前回。ロバート王が狩猟へ行っている間、政務を執り行うエダード・スタークは、リバーランドを荒らすグレガー・クレゲインを捕らえるためベリック・ドンダリオンを向かわせます。
ベイルのアイリー城では、決闘裁判に勝ったティリオンが解放されます。
エッソス大陸では、カール・ドロゴを脅迫したヴィセーリスが処刑されます。
ゲーム・オブ・スローンズ シーズン1 第7話 あらすじ
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タイトル:勝つか死ぬか
初放送日:2011年5月29日
放送時間:58分
カースルブラックには、捜索に向かったベンジェンの馬だけが戻ってきます。そしてジョン・スノウがナイツウォッチに就任しますが、レンジャーではなくスチュアードに配属されたため不満を抱きます。
王都では、狩猟中に重傷を負ったロバート王が、エダードを代理に任命する遺言を残して亡くなります。エダードはスタニスを後継者に考えていました。しかし遺言状はサーセイによって破り捨てられ、エダードは反逆罪で捕まります。
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ゲーム・オブ・スローンズ シーズン1 第7話 ネタバレ
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ラニスター家の陣
牡鹿の皮をはいでいるタイウィン・ラニスターの元に、王都にいるエダード・スタークから手紙が届きました。ラニスター家に仕えるグレガー・クレイゲインがリバーランドを荒らしているため、事情を聞くためにタイウィンを王都へ召喚するものです。
愚かな行為だと手紙を非難する息子ジェイミーに対し、タイウィンはブラン・スタークに怪我を負わせたことも同様だと責めます。一方で、タリー家の本拠地であり、キャトリン・スタークの実家であるリヴァーランへの攻撃を命じます。
ウィンターフェル
シオン・グレイジョイが召使いとなったオシャをからかっているところにメイスター・ルーウィンがやってきました。ルーウィンはシオンを追い払うと、野人たちはどうして壁の南に逃げてくるのか聞きます。オシャは、ホワイトウォーカーが数千年の眠りから覚めたからだといいます。
カースルブラック
ナイツウォッチの拠点カースルブラックでは、壁の北へ捜索へ向かったベンジェンの馬だけが戻ってきたため、甥のジョン・スノウが心配します。
その後、ジョンたち練習兵の配属が決まりました。ジョンは哨士(レンジャー)ではなく、総帥ジオー・モーモントの雑士(スチュアード)に任命されました。失望し、アリザー・ソーンに逆らったことの仕返しではないかと疑います。友人サムは、総帥から後継者として期待されているからだと助言します。
ナイツウォッチは、神々に誓いを立てることで正式に就任します。古の神を信じるジョンと友人サムは、壁から少し離れたウィアウッドへ向かいました。するとジョンのダイアウルフが何かをくわえてきます。人間の手でした。
エッソス
ヴァエス・ドスラクにいるデナーリスたちが市場を散策しているとき、ジョラー・モーモントの元にヴァリスから手紙が届きます。七王国に戻ることを許す恩赦状でした。そしてワインの商人がデナーリスに高級ワインを贈ります。ジョラーが商人を怪しむと、商人が逃げ出しました。彼は七王国に雇われた暗殺者でした。暗殺者が捕まって処刑されると、妻が狙われたことを知ったドロゴは怒り、生まれてくる息子に七王国の「鉄の玉座」を与えることを宣言します。
王都
エダードはサーセイを呼び出すと、ジョン・アリンの死の真相がわかったと伝えます。サーセイの子どもたちはロバート王の子ではなく、双子の弟のジェイミーとの子どもであることを明かしました。エダードが真実をロバートに話す前に子どもたちを連れて王都から逃げるように忠告すると、サーセイは、ターガリエン王朝が終わったとき、ロバートではなくエダードが王になるべきだったといいます。自分の判断は間違いではなかったというエダードにサーセイはいいます。
「いいえ、過ちよ。王位争奪戦では勝つか死ぬか」
ピーター・ベイリッシュの娼館では、ウィンターフェルからやってきた娼婦ロスが雇用試験を受けています。ベイリッシュ公は、かつて愛する女性のために彼女の婚約者と決闘して負けたことを回想します。名前は出しませんでしたが、ベイリッシュが愛する女性とはキャトリンのことで、決闘した相手はキャトリンの婚約者だったブランドン・スタークです。そして決闘で負けたことで、正攻法では勝てないことを学んだといいます。
エダードの元にはレンリー・バラシオンが駆け込んできました。狩猟していたロバート王が猪に襲われ瀕死の重傷を負わされたといいます。
エダードがロバートの私室に向かうと、瀕死のロバートが「ジョフリーが成人するまでエダードを王の代理に任命する」という遺言を残します。エダードは遺言を書きとめますが、「ジョフリー」の部分を「正当な後継者」に書き換え、後継者を曖昧にしました。ロバートは確認せずに署名すると、デナーリスの暗殺を中止すること、ジョフリーを立派な王に育て上げることをエダードに託します。
エダードが王の私室から出てくると、重臣たちが待っていました。エダードは、苦しむ王に毒を飲ませて楽にしてあげるように命じます。王の盾総帥バリスタン・セルミーは、泥酔する王を守れなかったと悔やみます。誰が酒を飲ませたのかヴァリスが尋ねると、ラニスター家の若い従士だと応えました。
エダードは、デナーリスの暗殺計画を中止するようヴァリスに命じますが、ヴァリスはもう遅いと返します。
その後エダードの元にレンリーがやってきて、協力を依頼してきます。サーセイとラニスター家が王権を握る前にクーデターを起こし、王になろうというのです。しかしエダードは、ロバートの弟であり、レンリーの兄であるスタニス・バラシオンを正当な後継者と考えていました。レンリーの提案を拒否します。
エダードは、スタニスに手紙を出します。また、ピーター・ベイリッシュを呼ぶと、ジョフリーの出生の秘密を教え、スタニスの正当性を説きました。しかしベイリッシュは、ジョフリーを支持します。そしてティリオンを釈放してラニスター家と和解し、ジョフリーとサンサを結婚させることが賢明だといいます。あとでジョフリーの秘密を明かし、王を変えることはできます。エダードはベイリッシュの提案を拒否すると、サーセイに対抗するため、シティウォッチを味方に付けるよう命じます。
ロバート王が亡くなり、エダードはジョフリーに呼び出されます。レンリーは王都を抜け出しました。
ジョフリーは戴冠式を行うようエダードに命じました。エダードがロバート王の遺言を持ち出すと、サーセイは破り捨てました。ジョフリーに忠誠を誓うよう命じますが、エダードはジョフリーの継承権を否定します。サーセイは王の盾にエダード逮捕を命じました。対抗したエダードがシティウォッチにサーセイとジョフリーの逮捕を命じると、シティウォッチは従いません。ベイリッシュがエダードに後ろから近づき、喉にナイフを突き付けると言い放ちます。
「私を信じるなといったはずです」
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ゲーム・オブ・スローンズ関連情報
シーズン1 あらすじ
シーズン2 あらすじ
シーズン3 あらすじ
シーズン4 あらすじ
シーズン5 あらすじ
シーズン6 あらすじ
シーズン7 あらすじ
シーズン8 あらすじ
スターク家
グレイジョイ家
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タイレル家
バラシオン家
マーテル家
ターガリエン家
ボルトン家
フレイ家
ナイツウォッチ
その他野人・ホワイトウォーカーなど
ハウス・オブ・ザ・ドラゴン関連情報
-シーズン1 あらすじ
-第1話「ドラゴンの後継者」
-第2話「王弟」
-第3話「名を継ぐ者」
-第4話「ナロー・シーの王」
-第5話「われらは道を照らす」
-第6話「王女と王妃」
-第7話「ドリフトマーク」
-第8話「潮の主」
-第9話「翠の評議会」
-第10話「黒装の女王」
シーズン2
-シーズン2 あらすじ
-第1話「息子には息子を」
-第2話「レイニラ残酷王」
-第3話「燃える水車小屋」
-第4話「緋龍と金龍」
-第5話「摂政」
-第6話「市井の人々」
-第7話「血の収穫」
-第8話「不滅の女王」
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ウィッチャー
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